ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (1/4)

2010-01-04 11:49:55 | Weblog

■ニューヨークでiPhoneが販売停止に、利用者による通信量の増大を受けて

日本でも着々と普及しつつある感のあるAppleの携帯電話「iPhone」ですが、アメリカ最大の人口を抱えるニューヨークで販売停止に陥っていることが明らかになりました。

 ウィトラコメント: ついにこういう話が出ましたか。これでAT&Tがどういう対策をとるか、対抗するVerizonがどうするか、興味深いところです。このやり方で今後の業界の動きに大きな影響があると思います。

■アップル、中国で一部のiPhoneアプリを規制、ダライ・ラマやウイグル人活動家関連

マックワールド(Macworld)などの雑誌を出版しているIDG(International Data Group)グループの通信社、IDGニュースサービス(IDG News Service)は、米アップル(Apple)が、携帯電話iPhoneのユーザーが中国でチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世に関連したアプリケーションをダウンロードするのを規制していると報じた。

 

■ドコモがフェムトセルを本格展開

NTTドコモは2009年11月,家庭内に設置するフェムトセル(小型基地局)を使った接続サービス「マイエリア」を開始した。家庭内など局所的な不感区域を埋め,さらなる顧客満足度の向上を狙う。一方,ソフトバンクモバイルは端末の無線LAN対応を推進し,帯域不足を補う方針を示した。

 

■総務相、情報通信省創設を 地方局への出資規制を緩和

原口一博総務相は28日、日本経済新聞のインタビューで、情報通信の基盤整備から活用策の検討までを一元的に担う「情報通信文化省」の創設を目指す考えを明らかにした。経営が悪化する地方のテレビ・ラジオ局を支援するため出資比率規制を緩和する意向も表明。来夏の参院選に向けて、インターネットを利用できる選挙運動の解禁にも前向きな姿勢を示した。

ウィトラコメント: 私は情報通信を総務省から切り出すことには賛成ですが、新しい省を作ることには反対です。経済産業省と一体化すべきだと思います。 

■シャープ、中国向け携帯の機種倍増 「高機能」を積極投入

シャープは中国で販売する携帯電話の機種数を2010年中に20機種前後に倍増する。09年から中国で本格スタートした第3世代(3G)携帯サービスに対応した製品や、太陽電池や高性能カメラを搭載した製品を投入する。日本では携帯電話シェア首位のシャープだが、中国では1%弱にとどまっている。成長市場での商品構成を大幅に拡充し、「500万台、シェア3%」という目標の早期達成を目指す。

 

■【業界展望2010】NTT焼け太り? 再編論議で民主が“えこひいき”

2010年の通信業界は、巨人NTT再編論議の行方に注目が集まる。小泉政権が10年に再開を検討するとしたNTT再編論議は、民主党への政権交代でいったん棚上げされた。しかし、今月に開催された総務省の有識者会合で、ソフトバンクなどライバル各社が一斉に組織見直しを再開するよう強く迫るなど、今後、熾烈な駆け引きが展開されそうだ。

 

■通信業界今年のポイント-ICTで景気浮上けん引

世界経済を揺るがした“リーマン・ショック”から1年以上が経過したが、産業界は不況の長いトンネルから抜け出せずにいる。相対的に景気に左右されにくいといわれる通信業界だが、システム構築(SI)案件の激減や法人向け通信回線の値下げ要求、個人消費の落ち込みなどがボディーブローのように効いている。景気の二番底を懸念する声も挙がる中、一方では「早ければ2010年半ばにも景気は底を打ち、反転する」と分析する有識者やエコノミスト、経営者も。実際、教育や医療、農業、行政サービスなど、情報通信技術(ICT)の活用で生産性や効率を高められる分野はまだまだある。総務省もICTの利活用を促進する施策を積極展開する構え。景気回復局面でICTは浮上のけん引役となれるのか。総合通信大手2社のトップに展望と課題を聞くとともに、今年の通信業界のポイントをまとめた。

 ウィトラコメント: ICTを使いこなすことに注力すれば、直接的には景気浮上につながらなくても、企業の効率が上がって足腰が強まると思います。しかし、変に「日本独自技術」にこだわるとうまくいかないと思います。

■【コラム】携帯電話でマイクロソフトの反撃なるか

アップルの「iPhone」、モトローラの「Droid」搭載モデルなどスマートフォンへのアプリケーションが相次いで発表されていることは、ユーザーのモバイル活用法が大きく変化しつつあることを予感させる。インターネット検索大手のグーグルはこの機を的確にとらえ、同社独自のモバイル用基本ソフト(OS)である「アンドロイド」の開発以外に、携帯電話向けインターネット広告会社「AdMob」を買収する予定だ。さらに独自に開発した携帯電話端末の販売を開始する計画もある。

 

■“ガラパゴス”から脱却? 海外で脚光を浴び始めた日本製ケータイ

日本製の携帯電話が海外でヒットの兆しを見せ始めている。経済成長とともにケータイが急速に普及している中国を中心に、人気上昇中だ。2000年代初め、日本メーカーは続々と海外参入を図ったが、国内で人気の源泉だった高機能が仇となり、撤退を余儀なくされた苦い過去がある。過去を乗り越え、海外開拓を目指した新たな挑戦が始まっている。

 ウィトラコメント: 本当でしょうかね。シャープのケータイのことを言っているようですが怪しいものだと思います。

■日本市場へ攻め入る海外メーカーたち――そのとき、国産ケータイは (1/2)

2009年は、個人的にはiPhoneデビューしたことが大きなトピックだった。携帯市場に目を向けると、海外メーカーが日本で勢力を拡大する転機を迎えたと感じている。一方、国産ケータイは大きな話題は乏しかったものの、着実に進化、そして深化を果たした。

 

■iPhoneビジネス最前線 第1回--2009年のiPhone市場はどこまで成長したか?

iPhone for everybodyキャンペーン、iPhone 3GS発売と、iPhoneの継続した「波」が続いた2009年のモバイル市場。2010年はAndroid端末も多数参入すると見られるスマートフォン市場、先行するiPhoneとアプリビジネスの現状を、YaCC(4001field)氏とともに浮き彫りにしていく。

 

■“iPhone旋風”の中で、頭角を現した実力派たち (1/2)

2009年が「iPhoneの年」だったことに異論を挟む余地はない。しかし、その一方で、着実に実力を付け、頭角を現してきた実力派がいた。Appleにも負けない物づくりができると感じたメーカーとは。

ウィトラコメント: この視点、iPhoneをほしいと思わないような層にあわせるらくらくホン的な発想は重要だと思います。