乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

どんぐりから出ているのは・・・

2018年11月03日 | 植物(木)

どんぐりが落ちるタイミングは、ほんと理にかなっていると思います。

どんぐりが落ちてから葉を落とすので、あたかも、自分の子供にふとんをかけているように見えます。これで、どんぐりがかなり乾燥から守られると思います。

どんぐりが落ちて、秋のうちに出てくるのは「芽」ではなく「根」。これによってころころところがりやすい体を固定し、地面からしっかり水分等を吸収します。芽は来年出てきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバギボウシの実

2018年11月03日 | 植物(草)

シカによって食べられてしまい、長い間、見ることのできなかった風景です。オオバギボウシの実がちゃんとみのって、割れて、中からたねがのぞいている様子です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エイザンスミレの実

2018年11月03日 | 植物(草)

下に写っているのはエイザンスミレの夏葉。ということは、これはエイザンスミレの閉鎖花にできた実が割れて、中のたねがのぞいているところです。

閉鎖花というのはややこしいのですが、春先に見られるスミレの花と違って、花が開かず、中で受精してたねを作ってしまう花です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする