乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

スミレを食べるいもむし

2011年05月21日 | 昆虫
たくさんのスミレが見つかるのももちろんうれしいですが,ぼくが大きな関心を寄せているのは「生き物たちがどのようにつながりあいながら生きているか」という点です。

今日はスミレの花を食べていたいもむしを見つけました。こいつです。家に帰って調べてみると,どうもウラギンヒョウモンという夏の乙女高原でたくさん見ることのできる豹柄のチョウの幼虫らしいです。ヒョウモンチョウの仲間には幼虫がスミレ類を食べるやつがたくさんいます。
乙女高原がスミレの宝庫であることから,乙女高原のスミレたちがヒョウモンチョウを養い,そのヒョウモンチョウたちが夏のたくさんのお花たちの花粉を運ぶお手伝いをしている・・・という「つながり方」をしているかもしれませんね。
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