ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

元祖モノアイロボ、リメイクで復活♪

2008年02月09日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 筆者が小学生の頃、確か日曜日の午後8時だったと思うのですが「宇宙空母ギャラクチカ」という海外TVドラマが放映されていました(TV放映の前に、パイロット版を編集したモノが劇場公開されていました)。時期的にスターウォーズの1作目(エピソードⅣ)の後のことですが、スターウォーズばりの実写SF作品が家で観られるのはとてもうれしかったです(裏番組の「西部警察」を観られなくなるのは残念でしたが…)。
 
 物語は分かりやすいです。12の植民星で繁栄していた人類が、機械生命体「サイロン」の攻撃を受け、絶滅の危機にひんします。奇襲攻撃により人類側は戦力をほとんど失い、たった一隻だけ生き残った宇宙空母「ギャラクチカ」の司令官アダマ提督は、各植民星から宇宙船で脱出した人々に呼びかけ、13番目の居住地となる伝説の星「地球」に向かうことにします。しかし、その長い道のりの間、「サイロン」との戦いは続くのでした…。
 主役メカ(?)である宇宙空母「ギャラクチカ」や宇宙戦闘機「コロニアルバイパー」は、外装の質感などはスターウォーズに登場するメカとよく似たものでしたが、スタイリングはより洗練されたものになっていて(←個人的好みですが)、非常にカッコ良かったです。
 そして何といっても印象的なのがサイロン側のロボット兵士「サイロン・センチュリオン(サイロン兵)」です。スターウォーズでは全身白の鎧を着た「ストーム・トルーパー」が登場しましたが、サイロン兵はギラギラ光るメッキの鎧(一般兵はシルバー、司令官はゴールド)で、マントと実剣のサーベルを身に付けていてとても派手です。さらに「フォン フォン…」という電子音(?)とともに顔面の黒いスリットを左右に移動する赤いモノアイが不気味さをかもし出しています。そうです、このサイロン兵のモノアイが「機動戦士ガンダム」に登場するジオン側MSの元ネタといわれています。
 サイロン側には他に「ルシファー」という参謀ロボットがいるのですが、ピエロを恐くしたようなデザインで、強烈なインパクトがありました。こちらはモノアイスリットが人間の目のように配置されたツインアイ仕様になっています。

 う~ん、文章で書いてもどんな姿か分かりにくいですねぇ(汗)。というわけで写真を、と思ったのですが…

 筆者は数年前に発売されたコナミさんの食玩[SFムービーセレクション」のサイロン兵とギャラクチカ同型艦「アトランティア」を持っているはずなのですが、どこにしまったのか行方不明のために写真を撮って載せることはできませんでした(泣)。代わりにといってはなんですが、コナミさんのホームページで「LINE UP」を見て下さい。う~ん、今見てもカッコ良いです♪

 さて「宇宙空母ギャラクチカ」は、最近になってリメイクされました。現在、スカイパーフェクTVやCSの「スーパードラマTV」で、そのリメイク版「バトルスター・ギャラクティカ」と旧作「宇宙空母ギャラクティカ(←表記が変わりました)」が放映中です。ネタバレ防止のために詳しいことは書けませんが、リメイク版はよりサスペンス的な緊迫感のある内容になっていて、とても面白いです。あと、宇宙空間でのリアルな戦闘シーンは一見の価値アリです。
 新作のサイロン・センチュリオンはCGによるいかにもロボット的な姿(スターウォーズ・エピソードⅡ、Ⅲの「スーパーバトルドロイド」に似ています)になっていますが、モノアイは健在です。また、「序章」の物語序盤には懐かしのサイロン兵も展示品として登場します♪

 昔「ギャラクチカ」を観ていた方も、旧作を観たことが無い方も、興味があったらぜひ観てくださいね♪