ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

切り紙工作で「光の翼」を再現!(その2)

2007年01月29日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 いよいよ新ライダー「電王」が始まりました(放送日がズレる地域にお住まいの方、ゴメンなさい:汗)。
 「これはちょっと…」と思ったライダーのデザインでしたが、動いてみるとカッコ良く思えてきました。まるで∀ガンダムです。どんなお話になるか楽しみですわぁ(とか言いながら、録画に失敗すると観なくなってしまうんですけどねぇ…)。

 さて、光の翼の続きです。

 前回制作した光の翼の中心部の、ほぼ原寸大(17インチモニターの場合)の写真です。型紙よりもこちらの完成品の方が精度が高いので、こちらにしました。
 良かったら印刷して型紙として使ってみてくださいね~! このサイズで印刷できれば良いのですが…。


 光の翼の外周部分は、透明感が欲しかったので色セロハンを使いました。写真は文房具店で見つけたサンタモニカ社製「クリスタルラップ(ピンク)」です(写真は全体の中のごく一部です。定価200円) 100×75センチと、たっぷり入ってこの値段! これさえあればV2ガンダムの光の翼も…(笑)。
 お店に置いてなければ取り寄せになると思いますが、他社製品でも同じようなモノがある可能性が高いと思いますので、気になる方はぜひ調べてみてください。


 包装を開けた際に端を切ってしまったので、ついでにオーロラ折り紙の上において色や質感を確認しました。ほぼ思ったとおりの色で、意外とコシがあり、強度的にも大丈夫そうです。
 オーロラ折り紙の上に被せた場合、オーロラの輝きはやや弱くなりますが、透明感が加わることで質感は高くなると思います。


 ウイングのパーツと光の翼中心部を組み合わせたモノをコピー用紙の上に置き、外周部の型紙を作っていきます。
 この時、ウイングへの固定方法や、ウイングとの接点についてよく考えながら線を引いていきます。写真の外側のギザギザは、この時点では適当です。修正を繰り返しながらウイングとの接合部分を煮詰めていきました。
 ウイングへの固定方法は、大ウイング内部のノズルをいったん外して、ウイングとノズルの間に光の翼を挟み込み、ノズルをはめ込んで固定する方式にしました。


 型紙を修正する時は、紙を貼り足して形を出していきます。


 ウイングへの固定部分やウイングとの接合面が出来たら、今度は外周部分の形状を作っていきます。
 ビデオでデスティニーの活躍シーンを観て、光の翼が印象深いシーンを静止画像にしてイメージを頭に刷り込んでいきました。大きく広がった光の翼は、アゲハ蝶の羽根のような感じがしたので、その雰囲気で行くことにしました。
 こういう作業って、絵心を要求されるので非常に難しいっす(汗)。後の作業が楽になるように、フリーハンドで最初に引いたヨレヨレの線を、定規を使って直線に修正しました。
 写真中央よりやや右上、舟のような形の部分は、大ウイングのノズルの部分です。

 
 接合部分の図と外周部の図を組み合わせて型紙の完成です。ちょっと前のガンプラの開発では「機構試作」と「外観試作」の2つを組み合わせるようにして設計されていたそうですが、この方式は理にかなっていると実感しました。
 写真ではアングルがまずかったため、上下同じような感じの翼ですが、実際にはもうちょいアゲハ蝶の羽根っぽくなっています。

 さて、これを色セロハンにうまく置き換えることが出来るでしょうか…。続きは次回!