ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/100デスティニーガンダムはMGストフリの相方になれるか?(その15)

2007年01月26日 | SEED・DESTINY
 子どもの頃から偏平足のオッサン・かめっチです。偏平足だと足が疲れやすいという話をよく聞きますが、筆者の場合はけっこう長時間でも大丈夫です。いくら歩いても土踏まずが発達しないんですけどねぇ…(汗)。
 偏平足だと利点もあります。それは「接地面積が広い」ことです。そうそう、砂地や湿地帯を歩く時に有利…って、そんなわけないやろ!(ノリツッコミ)。

 さて、制作の初期段階から接続方法で悩みまくりの足首アーマーです。

 足首関節を延長したのを隠すためとスネを長く見せるために、足首アーマーの位置を下にズラすことにしたのですが、接続方法がなかなか思いつきませんでした。やっとのことで思いついたのが次の2つでした。

 1.スネの下端にモビルパイプかプラ板で足首アーマーの受けを作る。

 2.足首関節の、足の甲辺りにある2本のシリンダーのモールドの間に可動式のアームを設けて、そこに接着する。

 しかし、この2つの案は足首アーマーが前後方向にしか可動せず、足首の横方向への動きには付いてこれません。しかも、思ったよりも作業が難しそうです。

 どうしようかと悩んでいたら、ひらめきました。天からのお告げを受けたような感じでした(←おおげさな…)。
 結局使わなかったMGストフリの余りパーツの親指をボールジョイントとして接続に使うんです。
 「やったぁ~! これでなんとかなるなぁ…」と思い、親指からボールジョイント付きの指の節を切り取ると…
 ――ぴんっ!
 「あれっ?」
 左手の爪でつまんでいたパーツを飛ばしてしまいました(汗)。
 
 いくら探しても見つかりません。まるでパーツが異次元空間にでも迷い込んで行ったみたいな感じでした。
 仕方がないので、人差し指のボールジョイントを使うことにしました。親指のモノと比べてボールの径が小さく、強度的な不安がありましたが、可動部を小さくまとめることが出来るために結果的には良かったかもしれません。

 小さいパーツなので、同じ長さ・同じ角度に切り取るのは難しいですが、わりとアバウトでもバレにくいと思います。
 このパーツを足の甲に貼りますが、場所については足首アーマー側にボール受けを取り付けてから決めることにしました。


 ボールジョイントでの取り付けに変更したため、足首アーマーにもともと付いている取り付け軸は切り落としました。
 ボールの受けにはコトブキヤ「モビルパイプ」を使用します。モビルパイプは動力パイプのディテールアップ以外にも、短いプラパイプとしての使い道があり、非常に便利です。長さが半分ぐらいのモノもあれば、さらに使い道が広がるんですが、どうでしょうコトブキヤさん?
 パイプの先端にはテーパーが付いています。動力パイプをリアルに再現するためのテーパーなのですが、「軸受け」として接着して使う時には接着面が狭いですので、テーパーの部分を削って接着面を広くします(下図参照)。

 図の右側、水色の部分はパイプを貼りつける相手のパーツです。


 受けを付けた足首アーマーとボールジョイントを組み合わせて、足の甲に取り付ける位置を決めました。もともと台形のスジ彫りがあった部分に瞬間接着剤で貼り付けました。
 ただ貼っただけでは強度がありませんので、根元の部分をプラ板の小片で囲って補強しています。
 プラ板の小片は、フレームっぽく見えるようにカドを落としたりしています。接着剤が乾いたら、耐水ペーパーでならしてから「SEEDグレー」で塗りました。

 完成した足首アーマーの可動部は、足首の横方向への可動に充分追従するようになりました。足首の可動範囲を妨げることもありません。ただ、足の甲に取り付けたために、つま先を伸ばした時に足首関節付近がガラ空きになってしまうんですが…(汗)。



 スネ側面の足首近くには、足首アーマー取り付け用の穴が開いています。取り付け方法を変更したために、穴だけが残りました。この穴は足首アーマーで隠れることがなくなり、非常に目立つのでコトブキヤのマルイチモールドで埋めました。サイズがピッタリのモノがありますよ!


 ヒザ下にあるくぼみの部分(赤丸で囲った台形の部分)は、合わせ目を消す作業の途中で消えてしまったので、先日購入したハセガワ・トライツールの模型用ノミや、精密マイナスドライバーなどで彫り込み、復活させました。この部分は合わせ目消しが難しいですねぇ…。


 ヒザやフクラハギ上部の色分け用パーツを取り付けて、ヒザから下の脚が完成しました(スミ入れや細かい塗り分けはまだですが)。

 1/100デスティニーガンダムも完成まであともう一息! ホンマ、こんな大ネタになるとは思いませんでしたねぇ…。