ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/100デスティニーガンダムはMGストフリの相方になれるか?(その2)

2007年01月11日 | SEED・DESTINY
 昭和のギャグ漫画の金字塔「天才バカボン」の主役は、バカボンパパなのかバカボンなのか、どっちなんでしょう? どう考えてみてもバカボンパパが主役っぽくて、バカボンはパパの影に隠れているような感じですが、作品タイトルは「天才バカボン」…(汗)。謎ですねぇ。Wikipediaで調べてみると、バカボンパパの方が最初に来ています。やっぱりバカボンパパの方が主役なんでしょうかねぇ?

 「ガンダムSEEDデスティニー」の主役メカはストライクフリーダムガンダムなのかデスティニーガンダムなのか、本編を観ていない(最初の方の話でビデオ録画に失敗して以来、観ていないんです…)筆者にとっては謎です。ストフリの方が1/60キットが出たりMG化されたりと、ガンプラ的には主役の扱いなのに、番組タイトルは「ガンダムSEEDデスティニー」…(汗)。謎ですねぇ。今度「スペシャルエディション完結編」観て勉強しないとなぁ…。

 さて、1/100運命ですが、単体で見ると非常にカッコ良いです。写真は小顔化した上に、仮組みでパーツとパーツとの間にすき間があるので、キット本来の姿ではないのですが…。

 かつての名作キット、旧「1/100シャイニングガンダム」をパワフルにしたようなプロポーションで、「このままで充分なのでは?」と思うような出来です。

 ところが、MGストフリと並べてみると(本編を観ていない筆者にとって、ストフリと並べたくなるMSは「運命」なんです。この2体が対決している絵ばっかりが頭に浮かびますんで…)、恐れていた事態が生じました。

 ストフリ、デカい!&運命小さい! オーバースケールにしてまでモデル体型を目指したようなMGストフリと並べると、運命が太短く見えます。この写真だと頭1つ分ぐらい身長差があるように見えます。
 少なくとも1センチは、運命の背を伸ばさなければ違和感があるような…。

 とにかく伸ばします。今回使用したキットは幸いにも「初回限定版」のパーツが入ったキットです。

 この初回限定パーツは、無印1/100ストフリとの対決シーン再現のためのスタンドと、決めポーズ用の腰パーツがセットされています。この腰パーツは、アクションシーン用の股関節と通常版と同様のポジションの股関節を差し替え出来るようになっています。今回はこの差し替え機構を活かして、股関節の位置を下にずらすことにしました。ノーマルの腰パーツをノコギリで切断したら同様の加工が出来ますが、時間短縮のため、限定版パーツを使うことにしました。
 初回限定版をお持ちでない方はゴメンなさい…。 m(--)m


 全塗装をしない方針ですので、パーツを切り刻んでパテで修正したり、プラ板を使って延長するということは出来ません。そこでパーツの位置関係を変えることによってMGストフリと遜色ない体格にしていくことにしました。
 仮組み状態から、関節部の取り付け具合を調節して各部を伸ばした場合のバランスを検討していきます。
 上の写真では、首と腰の部分の取り付けを約1.5ミリずつ浮かせるようにして、合計3ミリ伸ばしています。首がやや長いような気がしますが、このぐらいの長さだと「モデル体型」な雰囲気が出ると思います。あと、筆者の好みも入っています(「ガンダムWエンドレスワルツ版のガンダム5体が好きなもんで…)。

 上の写真の左側、右腕はボディーへの本来の取り付け位置から3ミリほど離しています。これによって肩アーマーを除いた肩幅をMGストフリの肩幅に近づけます。肩アーマーの取り付け方法を変えないといけませんけどね…。
 脇の部分がスカスカになりますが、スッキリしたプロポーションになると思います。
 話はそれますが、この「腕位置ずらし」はカトキ氏がデザインしたガンダムに行うと非常に効果的な改修ですよ! 特にMGウイングガンダム(ver.Ka&ゼロカスタム)なら、肩アーマーが腕と独立しているので、腕の取り付け位置を外にずらすだけでOKです。カトキ氏がデザインしたガンダムの多くは腕がボディーから離れた位置に付いていますので…。


 下半身は、先ほどの初回限定版腰パーツを活かして股関節を下に2ミリ強移動し、ヒザ関節は上下とも約1ミリほど本来のポジションから浮かせました。
 足首は延長した場合の位置を想定して、足首関節のボールジョイントをはめ込まずに、ただ乗せているだけにしてあります。

 これで合計約1センチ、身長を伸ばすことになります。MGストフリに比べて明らかに胸のボリュームが不足していたり、胴が短かったり、背中の付属品が貧弱だったりしますが、これらは今後の改修で少しでも改善していきたいと思っています。さて、どこまで出来るやら…(汗)。


 補足:首とウエスト部分を延長工作した後に撮った写真がこれです。身長だけは充分伸びましたねぇ…。

 さて、昨晩の記事にもありますが、エプロンさんの所で、バンダイホビー部さんの2月の新製品情報がアップされています。個人的に気になるモノについてのコメントを少々…。

 R3・エルガイムマークⅡ:前作レイズナーは、ビークラフトによるアレンジバリバリでしたが、今回のマークⅡは永野氏の設定に近い雰囲気にまとめられていますねぇ。バインダーのソーラーパネルはクリアーパーツのようですが、無色透明だったら当ブログ的にはツライなぁ…。
 あと、腰のエネルギープラグ取り付け部の形状はちょっとイメージと違うような…。今から当時の設定資料集を出してきて予習しないと(汗)。
 「ヘビーメタルコーティングバージョン」は「エクストラフィニッシュ」みたいな感じでしょうか?

 MG Hi-νガンダム:商品仕様はMGストフリと似たような感じになりそうですねぇ。機体サイズが大きいので、メッキ使用部が少なくてもストフリフルバーストと同額です。案外お買い得感はこっちの方が上かも…。フィンファンネルのビーム表現が気になる~!

 HG シビリアンアストレイDSSDカスタム:顔のバイザーはちゃんとクリアーパーツで再現されるみたいです。ランナーに謎のスイッチが付いていて、例の派生機が出ると良いですねぇ。ところでこの機体を見て「エリアル」を思い出したのは筆者だけ?

 ――2月もなかなか強力なラインナップですねぇ。ちょっと前なら年明けてしばらくの間って「ひと休み」の期間だったのに…(笑)。