ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGストライクフリーダムガンダム フルバーストモード(その13)

2007年01月08日 | SEED・DESTINY
 前々回・前回とストフリのウイングを作っていて実感したこと:同じモノを何個も作るというのはしんどいですが、同じように見えて実は違うモノを何種類も作るということの方がもっとしんどいということを味わったオッサン・かめっチです(なんか文章が変ですねぇ)。
 今回はビームライフルです。また同じように見えて実は違うモノが2つ…(汗)。


 ストフリのビームライフルには、MS本体に色を合わせたカバーが付いているのですが、ブルーの部分はシールか塗装で再現するようになっています。筆者はガンダムマーカー「SEEDブルー(セット売り)」で塗りました。キットの薄いブルーにかなり近い色です。
 カバーの上の方だけマスキングしましたが、あまり意味は無かったみたいですねぇ(笑)。
 塗る前にマーカーをよく振ったのですが、1度塗りでは下地が透けてしまったので、乾いた後に筆塗りでもう1度塗りました。

 カバーの塗料が乾くのを待っている間に、右側のライフルの銃身や機関部を組み立て&合わせ目処理しましたが、ABS樹脂で出来ているため手ごわいです。しかも、合わせ目が真ん中ではなく片方に寄っている部分があるので、ヤスリ掛けをしているうちに処理中の面が歪んでしまったりしました。

 先日、センさんからの質問で、「ライフルの左右で小さい凹モールドの位置が右ライフルは上面で左ライフルは下面にあるようなのですが…」という話がありました。返事を書こうとして、説明書の写真を見てみると、確かに右側のライフルの銃身部の上面に小さな長方形の凹モールドらしきものが写っています。
 ランナーに付いた状態のパーツを見てみると、G14(右側ライフル銃身部)の上側とG9(左側ライフル銃身部)の下側の合わせ目部分に小さな出っ張りがありました。
 どうやらその部分ははめ込みピンの受けの部分で、筆者は「受けの部分を利用してモールドを入れてるのかなぁ」と思いました。こういうモールドの入れ方をする「目的」を考えたのですが、「左右のライフルの区別が付きやすいようにするためかなぁ」としか考え付きませんでした(腰にジョイントするためのピンの位置で左右の区別は簡単に付くので、おかしいとは思いましたが…)。

 図は凹モールドの部分を上から見た状態です。分かりやすいように、片方のパーツの輪郭を赤くしてあります。

 ライフルの銃身部を実際に組み立てて、合わせ目処理のためにヤスリを掛けてみると、この凹モールドの正体が分かりました。ヤスリを掛けると簡単に消えてしまったのです。どうやら凹モールドではなく、「はめ込みの受け部分のちょうど良い位置と長さを確保するために設けた凸部が、偶然パーティングラインによって凹モールドのように見えた(分かりにくい説明で申し訳ありません:汗)」ようなのです。

 ヤスリを掛けたらこんな感じの合わせ目になりました。
 
 説明書の完成品を作ったモデラーさんも、おそらく「これはモールドなのかな?」と疑問に思いながらモールドとして仕上げたのだと思います。


 ライフル連結モード用の大型センサーは、シールで再現するようになっていますが、できればキラッと光らせたいのでラピーテープを使用しました。
 まず、剥離紙(ビデオテープのラベルシールの台紙を使用しました)にラピーテープのブルーを適当な長さに切って貼り…


 シールの周りの余白部分を型紙としてラピーテープの上に貼ります。


 型紙のシールごとラピーテープを切り(デザインナイフの刃を上から垂直に下ろして「ブチっ!」と切ります)、センサーのブロックに貼ったらこんな感じになりました。


 ライフル通常モードのセンサーはとても小さくて、さすがにラピーテープを貼るのは困難だと思ったので、「ガンダムメタブルー」を面相筆で塗りました。ハミ出しはデザインナイフの刃でこすり落としましょう(写真ではまだですが…:汗)。

 
 右側のライフルが完成しました。最初は2丁とも作る予定でしたが、ここまでの作業でかなり時間を食ってしまったので、今日はここまでです(汗)。予定よりも完成が遅くなってしまう…! やっぱり筆者は「武器パーツ」と「同じように見えて違うモノが複数」が苦手です…(笑)。