ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/100デスティニーガンダムはMGストフリの相方になれるか?(その10)

2007年01月21日 | SEED・DESTINY
 最近は石油以外の原料からでもプラスチックが作られるようになっているそうです。トウモロコシからプラスチックが作られるという話を新聞で読んだ時には「もし、トウモロコシから作られたプラスチックでできたプラモが出たとして、伸ばしランナーを作ったら香ばしいニオイがするんかなぁ…(あ、ヨダレが…)」とか想像してしまいました。塗料や接着剤よりも醤油やバターの方が合いそうな…(笑)。
 石油って、筆者が子供の頃には「あと20~30年で枯渇する」とか言われていましたが、採掘技術などの進歩によって、まだ数十年は持つという予測がなされているらしいです。それでも、無限に出てくるものではありませんので、石油以外のプラスチックが早く普及すれば良いなぁと思っています。
 あと、不要になったランナーって、なんとかしてリサイクル(原料として)できないものでしょうかねぇ…。

 さて、制作に入ります。

 そろそろ本体の方は完成に近付いてきたので、光の翼を再現するために、パーツの外形を紙に写し取っています。
 ウイングを組み立ててしまってからでは紙に写し取るのが難しいですので、ウイングの片面だけを仮組みして紙の上に広げています。「スペシャルエディション完結編」で動いていたデスティニーの光の翼はもっと派手に広がっていたので、もう少し開いた状態(120度ぐらい?)の図も用意しなければいけませんねぇ。

 
 肩アーマーは、上腕の位置を変更したのに伴って、上腕に直接接続されている構造から、ボディー側の肩関節軸に取り付ける方式に変更しました。
 肩アーマーを肩関節軸に取り付けるための基部は、プラ板を何枚か重ねて穴を開けたモノでも良いのですが、作業時間短縮とMGと同等のディテールを盛り込むことを狙って、MGストフリ(メッキ版)の余りパーツを利用しました。
 肩アーマーへの取り付けは、可動する方式にしてみました。ストフリのパーツの可動軸にちょうど合うサイズのコトブキヤ「丸モールド」を、軸受けとして肩アーマーの裏側に接着します。この時、丸モールドの高さが少し足りないので、肩アーマー裏側に0.3ミリプラ板の小片を先に貼っておくとピッタリ収まります。
 写真の赤い矢印で示したモノが丸モールドです。接着する時は、肩アーマー基部パーツの両方の軸に丸モールドをはめ込み、片面の肩アーマーにパーツを置いて位置決めして、もう片方の肩アーマーで挟み込んでから丸モールドと0.3ミリプラ板とのすき間に接着剤を流し込みました。プラを溶かすタイプの接着剤なら、流し込んだ後に接着位置の微調整ができるので便利です。
 左右の肩アーマーを平行して作業すると、位置を左右でそろえやすいでしょう。


 丸モールドを接着後、肩アーマーを分解するとこんな感じです。肩アーマーの合わせ目が少し開いてしまうようであれば、肩アーマー基部パーツの軸を少しだけ削ってやればOKです。可動の固さもちょうど良い感じ♪
 赤い矢印で示した部分は、もともとはスナップフィットのピン受けがあったのですが、ジャマになるので削り落としました。ここで新兵器登場!

 ハセガワ トライツールの「模型用ノミ(幅3㎜片刃・平)」です。HGUCの重MSクラスの価格(約1500円)で、道具にお金を掛けない筆者としては頑張りました(笑)。彫刻刀の平刀なら安かったのですが、大き過ぎて肩アーマーには刃が入らなそうだったので…。
 切れ味は鋭く、幅もちょうど良く、これからも活躍してくれそうです。買って良かったぁ! 砥石も付属していますので、デザインナイフの刃などを加工するのにも(スジ彫り用など)便利そうです。


 肩アーマーだけをボディーに取り付けた状態です。肩アーマー基部パーツの穴にボディー側の肩関節軸を差し込みます。肩関節軸の太くなっている部分を利用するのですが、キットのままの太さではスポスポ抜けます。軸の太い部分だけに瞬間接着剤を盛って乾かし、軸の太さを調節しました。
 肩アーマーの下端よりも基部パーツの方が下に突き出ていますが、気にしない、気にしない…(汗)。


 さらにアップで…。実は肩アーマーの取り付け位置は、キットのままの位置とあまり変わりません。腕だけをボディーから離すような感じです。
 基部パーツがゴールド成型色のままですが、前腕の手首ポリキャップ隠しと同時にグレーで塗る予定です。


 腕を取り付けた状態。上腕の肩アーマー取り付け基部は丸い部分を残してありますが、「これは凸モールドなんだ」と自分に言い聞かせています(笑)。
 肩アーマー基部を可動にしたため、写真の状態よりも肩アーマーの角度を上げることができますが、やりすぎると下品になりそうなので、この辺で止めています。

 
 最近、記事の文章や写真や図で制作工程を解説するのに、やや限界を感じています。うまくお伝えすることができないのがもどかしいです。自分で作業して自分で文章を書いているのに、出来上がった記事を読むと「なんか違う…?」という感じです。
 後で「アレを記事に書くのを忘れた!」と気付いたり、「ヤスリやナイフの使い方は、写真とか文章では表現しきれない!」とか思っています。
 今後は記事を補完する「何か」を考えていこうと思案中です。う~ん、どうしよう…。