「押小ダイアリー」~昭和町立押原小学校(山梨県)公式ブログ ~

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3月11日(金) CS試食会・5年総合(雨宮さん来校)・あの日からが5年経って

2016年03月11日 | 2015年度
今週も早いものであっという間に金曜日を迎えます。どの学年も学年末ということでまとめの時期に入っています。
卒業式の練習も来週が最終の週になります。明日から連休となり,疲れや緊張がピークの頃です。
しっかりと休息を取って,リフレッシュして月曜からまたまとめの週を頑張りましょう。

今日の昼食は今年度2回目のCS試食会でした。
今回は昭和町のいきいき健康課・福祉課の方や「共に生き活き輝け昭和」推進委員会の方が来校し,学校給食についての説明を受け,今日の給食を試食して頂きました。
今日は炒り豆ごはんや鮭のあけぼの焼きなどが出ました。その後は,全校の下膳の様子を見て頂き,給食委員会の仕事の様子も合わせてご覧になりました。

4校時は5年生が総合の時間にお米の学習でお世話になった雨宮さんを講師に迎えて,お米についてより詳しく教えて頂きました。
これまでを振り返り,学習をまとめている中で,より深くお聞きする機会を設けていただきました。


最後に今日は『3月11日 東日本大震災があった日』と言うことで,朝の放送でも放送員会の担当から『5年前のことを忘れないように,1日1日を大切にしよう』という放送がありました。

また,14時46分にはどのクラスでも1分間の黙とうをしました。
他にも昼の給食委員会の放送の内容は,5年前の震災直後の宮城県石巻市の小中学校の給食様子がどんな様子だったのかでした。
震災直後は6つあるセンターのうち,3つが被害を受けて給食を作ることができなくなってしまったそうです。
その1か月後には,ほとんどの学校で「パンと牛乳」だけの給食が提供され,その年の10月にやっと「主食+2品」が出せるまでになったそうです。
それから時が経って,平成24年4月9日にユニセフや国からの支援があり,「ごはん・コロッケ・ひじきの煮物・麩のみそ汁・牛乳」の給食が復活し,おかずが2つついた給食が1年ぶりに出されました。
震災当時は,避難所での生活は電気や水・食事も不足した日々が続き,届けられたパンやおにぎりだけの日が続いたそうです。毎日当たり前に食べていた食事は,震災によって命をつなぐための食事なったそうです。
今日は何かと「地震」について考えることも多かったのではないでしょうか。この機会に「食べる」ということについても合わせて考えてみてもいいのではないでしょうか。