おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

面子が変わらないから同じだろう。

2005-07-28 23:08:53 | 我思う、故に書くなりよ。
日本道路公団の話。

お役所であるところの公団と、建設会社が徒党を組んでボロ儲けしまくってたのがバレたワケで、このお役所を民営化するにあたって細かいところを突いている最中でボロボロ…。まぁ、談合と言う「ナシの付いた話」でみなさん一緒に、仲良く儲けましょう…ってコトだったんだが、元々、これらの儲けられるお金は「税金」であったり「道路通行料」だったりしたワケで、仲良く儲けられて宜しいハズが無い…。

で、まぁ突かれる方は、逮捕されたりなんだりで、ちょろちょろと話を始めているみたいだけれど、全部話してしまうとそれこそ大変な事になってしまうので…

「覚えてない…」
「知らない…」

って事に終始するのは政治家の贈収賄事件とかと同じ。そのうち、誰かが首吊るのも同じじゃないだろうかと思うのだが、例え、公団が民営化されたとしても、やってる連中は大して変わらないのだから、ほとぼりが冷めたら同じ事になるんだと思う。

大手建設会社のほとんどが関わっているので、これらを全て永久に指名停止にするとか、こうした「談合」に関わりやすい出の者は公団から追放するとか、そうした事でもあれば話は別だけれど、そうはならない。

「膿を出し切れ…」

と、首相あたりが言ったところで、大して変わらない。談合して何が悪い? ってのが本音だし、何人かが犠牲になって、塀の向こうに勤めに行くだけ…って感じであるから、リフォーム詐欺と大して変わらないワケ。そもそも死刑になる様な「罪」でもないしね。

また、誰が困るのか? いまいちハッキリとしてこないから、世間の目も厳しいのはテレビで騒いでいる間だけのコト。テレビやマスコミが騒がなくなれば、あっさりと忘れるコトの出来る事件でもある。

「国民一人当たり幾らちょろまかされました…」

ってハッキリしたものが判れば、みんな怒るんだと思うのだけれど、判りもしないのにギャーギャー騒いでも、騒いでいる方がおかしく見られるんである。

それが、とても不自然ではあっても「自然」な社会だという所が「ミソ」なのであって、これはまだまだ続く。バレちゃっても、何人かが捕まって、何人かが命を絶てば済んでしまうコトなのだからね。何も言わないうちに死んじゃったほうが、後々の人は楽でいい世界なのだと思う。どうして楽でいいか?

だって、みんなで仲良くボロ儲け出来るんだから、関わらない方がおかしいじゃないの。発注先もが絡んでいるんだから、談合を拒否しても仕事なんか永遠に回ってこないワケだから。それで美味くやって来たのに…ってのが本音でもあるだろうね。

酷くダーティーな世界で、そういう「不正」を正す役所があるわけだから、逮捕者も出ているのであって、何とかなるだろう…と考えるのもひとつだとは思うが、あまり期待しない方が良いと思う。捕まえて、今までに与えて来た「損害」に照らし合わせてキッチリと弁済するまで労働してもらうなんてコトも無いし、重くても5~6年刑務所で過ごすだけで彼らの罪は消えてなくなってしまうんだから。

そうした意味でも、経済事件についても、罪と償いが全く一致しない現状が変わらなければ、大騒ぎしても意味はないし、罪を犯した方が「得」と言う勘定が成り立つんである。なんせ、扱う額がデカイんだから、おこぼれも「デカイ」からね…。

本当は社会を裏切って私腹を肥やしているんだから、重罪でよいハズなんだけれど、重罪の意味合いが全く世情と合っていないんだな。死刑とまでは行かないまでも、社会を裏切る行為なんだから「25~40年」くらいは刑務所で働いてもらわないと割りに合わないと思うのだけれどねぇ…。

ま、そーでもしないと、この手の犯罪は消えて無くならないから、心配しても意味無いか…。







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