・・・二十年前にイギリスを9日間旅行したことがあった。
そのうち、湖水地方のB&Bの料理はおいしかったが、ロンドン近辺、その他で食べた、フィッシュ&チップスはもちろん、中華料理等も、とてもまずかった。
フィッシュ&チップスは、観光地のブライトンの駅前のパブや、街中のレストランで食べたが、とても食べられたものでなかった。
油がからっとしていなく、べっとりしている揚げ物で、中の白身魚もクチャクチャな食感で、ケチャップや辛子などの香辛料でごまかして食べるらしい。
中華料理はチャーハンを食べてみたが、細長い米が硬くて、パラパラしていて、炒り米を炒めた物を食べている感じで、これも、全部食べれなかった。
仮に、素人の私が、家庭料理を作っても、イギリスでは、十分味の良い店として、商売できそうだと感じた。
きっと、今はだいぶ、味は改善されていると思うが、それでも、聞こえてくるのは、イギリス料理はまずいと云う噂である。
そこで、今日の本題の「何故、イギリス料理はまずいか」という理由が、先日の新聞のコラムに書かれていた。
それによると、イギリスは長らく、植民地支配で成り立っていたので、自国民の料理が確立することはなかったのではと云う説である。
自国民は食べる人、作るのは、植民地支配されている国の人だから、イギリス国の料理が何時までたっても、確立しなかったのではと書かれていた。
何となく、なるほどと感じた。
では、フィッシュ&チップスは、元はどこの国の料理なのか。
少なくとも、イギリスで、長い間、食べられてきたのに、何故美味しくくならないのか。
日本人なら、大雑把な油で揚げないで、、白身の作り方に工夫したり、味付けをいろいろ変えたり、量を少なくしたり、料理の付け合せを考えたりして工夫すると思う。
つまるところ、当たり前の結果として、イギリス人の味覚が良くなく、食に対する欲がないのが理由かと思ってしまう。
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