1年くらい前に妹が読んでて、図書館に予約してた本が600人待ちくらいでやっと回って来まして、やっと読めました。
三浦しをんの『舟を編む』。
舟を編む | |
三浦 しをん | |
光文社 |
いい本でした。結構好きかも。
主人公が登場するくだりが特に面白いのでここでは詳しく書かないようにしますね。
ぜひ本屋さんで手に取ってお読み下さい。
以下本文の中から気に入った箇所を抜粋。
「辞書は言葉の海を渡る舟だ」
「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で正確に思いを誰かに届けるために。もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう。」
「たくさんの言葉を、可能なかぎり正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることだ。歪みが少なければ少ないほど、そこに心を映して相手に差しだしたとき、気持ちや考えが深くはっきり伝わる。一緒に鏡を覗きこんで、笑ったり泣いたり怒ったりできる。」
小学校の頃から詩を書くのが好きだった私にとって、日本語の辞書を読むのは日課みたいものだったので、作者の言いたいことが痛いほどわかる。
歌詞を書き始めた頃は、辞書の中から好きな言葉や魅力的な言葉を見つけ出してはノートに書き出すのも大好きで、いつかその言葉を歌詞に使おうとワクワクしたもの。
今でも結構好きな辞書の1冊、角川書店の『類語国語辞典』。
結構これ面白いよ。
類語国語辞典 | |
大野 晋,浜西 正人 | |
角川書店 |
2011年に出版されてたこの本は映画化されてるということで、近々観に行こうと思っています。
良かったらご一緒しましょう!!
毎回VTR録画して見てる私でした
先週ドラマの中で瑛太がCOSTCOのカバン持ってたから妙に親近感わいて、
(それがしをんさんの演出ではないとは思うけど)
この人の本を読んでみたいな―
って思ってたとこにマリさんの日記のタイトル見てビックリ!
私の動機はちょっと変ですが、舟を編む、読んでみますねー!
三浦しをんを知ってる人がいてくれて嬉しいです。
「まほろば駅前番外地」は観たことないですけど(笑)。
この本はすぐ読めるけど繰り返し読みたいと思わせる本です。
私もドラマ見てみま~~す。
国語辞典に⦅量化⦆が見つからないのが残念だ。
√6〇÷▢如来蔵