オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

JabBee『そばに君がいれば』発売西日本ツアーライブ in OTIS!

2012-11-27 | マリライブレポ

今日はJabBee『そばに君がいれば』発売記念西日本ツアー in OTIS!のライブでした。JabBeeさんの初広島ライブということでたくさんの方に声をかけさせていただきました。忙しい時期にも関わらずおかげさまで多くの方に来ていただきました。ほんとに感謝です。

そもそもこのライブがなぜ実現したかというと、JabBeeのメンバーのお一人のえりあさんからの1本のメール。初めてメールが来たときはいたずらメールかと思ったんですけど、何度かやりとりしてたら元カリフラワーズというバンドでサックスを吹いていたあのえりあさんだとわかって、いろいろ今回の事と次第を聞いたわけでした。
最初はライブにちょこっと出演するだけのお話だったんですが、最終的にはライブを企画することになっちゃいましたけどね(汗)。

「乗りかかった船にはちゃんと乗る」「出しかけた助け舟は引っ込めない」というのがポリシーなので(笑)、Peppermint Leafのメンバーは2人ともその日は都合が悪かったんですがライブを引き受けることにしました。幸い小田原さんとミドさんがサポートを引き受けてくださったこともあり、今日のライブが実現できる運びとなりました。
そしてもう一人の出演者の愛ちゃんとは10月初めに出会ったばかり。実はシンガーソングライターの愛ちゃんのステージ復帰を願う思いもあり今日のライブにお誘いしました。

ま、いろんなラッキーや偶然が重なった今日のライブ、ふたを開けてみたらほんとに素敵なライブになりましたね。

では軽くライブレポします。

今日はJabBeeさんと私たちの2マンライブ。
私の今日のメンバーは一応「マリwith Friends」ということで今日のために組んだ即席バンド。メンバーはピアノボーカルの私に、小田原政広さん(ギター)、御堂河内誠さん(パーカッション)、そして秋本愛さん(ピアノボーカル&コーラス)。
そんな私たちが今日の前半。

セットリストは以下の通りでした。
1.夜明けの星
2.白いワイン
3.シンプソン(新曲)
4.真冬のレンゲソウ
5.hard to make a stand(秋本愛)
6.ヒーローのうた
7.アイノアメ
8.心の手を繋ごう

Peppermint Leafの曲もアレンジを今日のために変えて臨んだスペシャルバージョン。
今日だけの特別のサウンドでお届けしました。ドキドキだったのは3曲目の新曲『シンプソン』。
小田原さんとミドさんに新曲の初アレンジを頼むのはこれで2曲目。すばらしくいい感じでしたー。どうもありがとうございました。
愛ちゃんがボーカルを取った愛ちゃんのオリジナル曲『hard to make a stand』もカッコ良かったね。
『心の手を繋ごう』を、セプコンに続き「なんちゃってレゲエアレンジ」にしてみたのは、一応次のJabBeeさんの雰囲気に合わせてということで。
OTIS!のマスターのジャンベでミドさんがいい感じのリズムを作ってくれました。
どの曲もこのメンバーならではの音になって、えりあさんからも「ちゃんとバンドの音になってた」って言ってもらえて嬉しかったです(笑)。

そして後半はJabBeeのステージ。
JabBeeは、JabBeeさん(ギターボーカル)、ゆうすけさん(ベース)、ガッツさん(ドラム)、えりあさん(サックス&コーラス)、大山さん(トランペット)という構成。
JabBeeさんのソフトハスキーな声とバンドサウンドがあったかくてとってもいい感じ。
レゲエやゆるい8ビートに自然に体が気持ちよく揺れて、楽しい気分にさせてくれる曲ばかりでした。
アンコールまでノリノリでほんとに楽しいステージでした。

JabBeeの皆さんと打ち上げで行った「琉津」で沖縄料理やたまごかけご飯をみんなで順々にかきこみながら、脇腹が痛くなるくらい笑って、なんかほんとにいい夜だったと心から思いました。

思い出してみれば、私がえりあさんの元のバンド「カリフラワーズ」と出会うことになったのもこのOTIS!がきっかけ。2003年当時Orange Blueというバンドを組んだばかりの頃、OTIS!でOrange Blueのメンバーのてっちゃんとまりりンがやってたルカサーバンドのライブがあり、そこに来てた岡山の美樹ちゃんと意気投合し、その美樹ちゃんの強い薦めで岡山のカリフラワーズのライブを見に行ったことから。
そこから約2年後の2005年の夏に、広島でのカリフラワーズの初ライブをわからないながらにお世話することになり、その時に初めてライブをさせてもらったLIVE Cafe Jiveが、その後Orange Blueのライブの拠点になりました。
そしてそこから7年の歳月を経て今日の日があります。(Orange Blueの年表見てね)

とにかく、その時にはわけもわからず一生懸命やったことが自分の今を支える出来事になったということが、10年くらい経ってみてわかることがあるわけです。
そうやって思うと過去の自分に感謝だなーってつくづく思います。ひとつひとつの出来事をその時の力で誠心誠意やっていけば全部巡り巡って未来の自分に還ってくるんですね。ほんとに人生って期待を裏切らないです。

そんなわけで、JabBeeの皆さん、そして小田原さん、ミドさん、愛ちゃん、OTIS!のマスターの佐伯さんご夫妻、ほんとにありがとうございました。
そしてライブにお越しいただいた皆さんに心から感謝です。
次のライブも誠心誠意、頑張ります!!

次のライブはコレ!自称「Angel Quartet」でお届けします(笑)。



ぜひ皆さまお誘い合わせの上、ライブにお越しくださいね。


私の歴史

2012-11-19 | バンド関連

私が本格的にバンド活動を始めたのは今から約12年前。
大学を卒業して結婚もして仕事も一段落して、人生は順風満帆。
ただ、1つだけやり残していたことがあるとしたら、それが音楽。
音楽を本気でやらずに死ぬのは、やっぱりいやだなーと思っていたある日、大学の同級生から1本の電話があった。「マリちゃん、バンドやらん?」

高校の文化祭でステージに出たことくらいはあったけど、今まで一度もやったことのない世界に飛び込むのは正直勇気が要った。今さら、って気もした。
プロデビューなんて目指すには遅すぎるとも思った。
でもどうしてもやりたかったのよね、音楽が。

最初のオリジナルユニットSincerely Yours、そしてOrange Blue、そしてPeppermint Leaf
この12年間やってきた自分のオリジナルバンドで、その時々に感じることがあり、わかることがあり。

出会いがあり別れがあった。
人生のどうしようもない出来事で一緒にやるメンバーも変わっていった。
私自身も徐々に変わっていったと思う。

ただ、ずっと伝えたいと思ってきたこと、それは今までもこれからもきっと変わらない。
それは愛や平和や命の大切さ。どんな人もかけがえのない「たったひとり」であって、全ての命は愛すべきものだ、ということ。音楽って素晴らしいよ、生きてるっていいもんだよ、っていうこと。
クサイって言われようと何て言われようと、それが私の伝えたいこと。

そんな私が、JabBeeさんのニューアルバム「そばに君がいれば」の発売記念西日本ツアーに花を添える、コラボライブが来週に迫った。このライブのきっかけも、JabBeeメンバーのお一人であるえりあさんがカリフラワーズというバンドのメンバーだった時代にお友だちになったことがきっかけ。当時私はOrange Blueというバンドだった。

1つのきっかけが次のきっかけを生む。
それはまるで何回も振るサイコロの目を当てるような確率。
そして、その奇跡のような出来事は、きっと次の奇跡を生む。
そうして始めた時には予想もしなかったあの頃の未来に、今は立っている。

こうして歩んでる私の今を「君」に見届けて欲しいと思う。
JabBeeさんも私たちもきっとそんな気持ちでライブを届けます。

ぜひ一人でも多くの方にライブに来て欲しいと思っています。
どうぞよろしく!!

JabBee「そばに君がいれば」発売記念西日本ツアー
日時:11月27日(火)18:30 open 19:30 start
出演:JabBee(東京)
  /マリwith Friend(三輪真理、小田原政広、御堂河内誠、秋本愛)
場所:OTIS!(広島市中区加古町1-20 tel 082-249-3885)
料金:前売り2000円(+ワンドリンク)




白い森ティータイムライブ

2012-11-17 | マリライブレポ

今日はミュージックサロン「白い森」で毎月開催のティータイムライブに二胡の優ちゃんこと吉田優子さんと出演させていただきました。今日は朝からあいにくの雨模様だったんですが、わざわざ遠くまで足を運んできて下さった皆さまには本当に感謝です。ありがとうございました。

  

セットリスト載せます。
【第1部】
1.彩の森(三輪真理作曲)
2.夜来香
3.花
4.フェニックス~ベートーベン「悲愴」より
【第2部】
5.杉山先生ソロ
6.ひまわり
7.さいま
8.川の流れのように
9.絆
10.ふるさと
【アンコール】
アメージンググレイス


(優ちゃんと2ショット)

(ルミ子先生と2ショット)

温かいお客さまと温かいルミ子先生のおかげで、アットホームでステキなライブになりました。
ありがとうございました。

そんなわけで優ちゃんとの怒濤のライブ週間はひとまず終了です(笑)。
私の次のライブは27日(火)のOtis!です。
そして優ちゃんは、次は11月24日(土)に広島YMCA国際ホールでの季海波二胡演奏団の二胡コンサートに出演されます。


当日は演奏に合わせて舞もあるそうで楽しみですね。
ではライブでお会いしましょう!!


怒濤のライブ週間に突入中です。

2012-11-16 | マリライブレポ

お久しぶりです。4日ぶりの日記です。
仕込み、本番、仕込み、本番、仕込み、本番・・の連続でブログを更新する時間がありませんでした。ちょっとだけ時間が取れたので、記録として載せておきます(笑)。

13日は優ちゃんのお手伝いで宮内串戸公民館の女性会の年1回のイベントに参加させて頂きました。二胡の調べと和菓子を作り抹茶をいただくというイベントでした。
こちらは自分で作った手作り和菓子「里の秋」。

すごいですか?といっても、実際自分でやるのはちょうどいい大きさに丸めてあった白あんの中に黒あんを入れてまるめながら包み込んで、もみじ型にくり抜いてある羊羹を飾っただけですけどね。

そして翌14日は森遊写人こと飯田恒弘さんの写真展で開催記念ミニライブ。飯田さんが森を歩きながら撮影されたブナの木をはじめとする自然の写真25点が展示されたギャラリーの中での演奏。
  
飯田さんのHP内の臥龍~森の物語のために作曲した「彩の森」はじめ6曲を二胡とピアノで演奏しました。
写真帳の中でもご紹介していただきました。
 
こういう写真って1枚あるだけでも森林浴できる感じになるんですね。深呼吸したくなる写真たちです。

私が飯田さんの写真と出会ったのも横川の「キッチンふらいぱん」に飾ってあった飯田さんの1枚の写真でした。
写真展は18日の18時まで。やっぱり大きな写真はステキです。

そして昨日15日はとある方の主催のプライベートなパーティーでの演奏。

優ちゃん、ウクレレ奏者の寺本隆さんと3人で演奏させていただきました。
夜景がステキな高台の会場でおいしいお食事と音楽を楽しむ大人のパーティー。とっても優雅でした。

そして今日はパンフルートの中村純先生と声楽の玉ちゃんこと平田玉代さんと3人でジュノー音楽祭のためのリハーサル。
 
中村先生のパンフルートの優しい音色と玉ちゃんの声がハモってまるで天国から響いてくる音みたいです。
12月7日(金)のジュノー音楽祭を楽しみにしてくださいね。

そんなこんなで、毎日楽しく充実しています。
そうそう。
Facebookでもシェアしたんですけど、タレントのベッキーが「忙しい」じゃなくて「充実している」、「疲れた」じゃなくて「頑張った」って言うようにしてるって言葉があったんで、私もそうすることにしました。
不思議とそうするとまたエネルギーが湧いてきます。プラスの言葉ってまるで自動発電装置みたいですよね。
まだまだ頑張りま~~す!!



ノラ・ジョーンズ ジャパンツアー2012 in 広島文化交流会館

2012-11-12 | ライブ・コンサート

今日は楽しみにしてたノラ・ジョーンズのコンサートに行きました。会場は広島文化交流会館。
この大きなホールでノラ・ジョーンズ?って思われるでしょうけど、ノラ・ジョーンズのコンサートは大ホールで聞いてもまるでライブバーで聞いてるのとまったく同じサウンドなのでたっぷり浸れるんですよね。

今回は7年振りの来日ライブ。ところがちょっとチケット申し込みに出遅れたためチケットが取れず、実はライブはあきらめてたんですよね。ところがある日お友だちのHちゃんが「マリさん、ノラ・ジョーンズのライブ行きませんか?チケットがあるんですけど」ってなんとチケットを譲ってもらえることになりました。
Hちゃんは7年前に行けなくてずっとこの日を心待ちにしていたそうです。それでチケットをすぐにゲットしたんだけどもっといい席のチケットを譲ってもらえることになったとか。
おかげで私もノラに会えることになりました。
ありがとう。ホントに幸せの分ち合いっていいですね~~。

では、少しだけライブレポします。
曲名に詳しくないのでステージの様子だけ。

ステージは上手にアンティークなアップライトピアノと中央部を少し空けて下手にエレピ。
後ろ中央にドラム、下手にオルガンとエレピブース、そして上手にベースアンプというセット。

ノラは今日はふんわり白っぽいシフォンの膝丈ワンピースの衣装で登場。
前髪を下ろして残りの髪を後ろでちょこんとゴムで結んだ髪。なんだか私の髪型と似てます?(笑)
まずはピアノに座って1曲。あとはそのままピアノで歌ったり下手のエレピを弾きながら立って歌ったり、はたまた中央でギターを弾きながら歌ったり。
自由自在なパフォーマンスを見せてくれました。
ギターを弾きながら歌う時、右足をちょっと上げるのが可愛かったー。

ボーカルマイクはかなりくっきりとノラのスモーキーな声を拾い、アンティークピアノのやエレピのノイジーで古びた音がホントにいい感じです。まるでテキサスの田舎のライブバーで地元ミュージシャンの音楽を聴いてるよう。
曲間に「Thank you~!」と一言だけ挟みながらどんどん曲を演奏するスタイルは前回と同じ。
激しい曲、しっとりとした曲、歌の世界にどっぷりと引き込まれました。

7年前とはっきり違うのは、ノラは「自分はこういう風にやりたい!」というスタイルをしっかりと確立してるように見えたこと。演奏にも歌にも自信がみなぎっていたしバンドの皆さんも演奏を心から楽しんでる感じが伝わってきました。

アンコールではバンド全員がステージ前面中央に集合。
ノラはギターをアコギに持ち替えて、ウッドベース、スネア、エレアコ、アコーディオンの生音と歌を、中央に立てたマイク1本で拾いながらのパフォーマンス。ライブの生音感がより一層伝わってきて、まるでさびれたライブバーで一杯やりながらライブを見てるかのようでした。
どんな会場であっても自分の好きなスタイルとコンセプトを貫く。
これでいいんだって改めて思わされましたね。

ステージには頭上から折り鶴をモチーフにしたセットがモビールのように何本も吊り下げられていて、それが照明に当たっていろんな色に変化するのもステキでした。ジャパンツアーだから折り鶴なんでしょうかね。
でも広島で折り鶴ってあまりにもぴったりな感じでした。

ライブ終了後は愛媛から来られたお友達のKさんと一緒にお食事。
どこにしようかって相談してすぐ目の前のOtis!にしました。
スパイシーなメキシカン料理を楽しみながら、いろんな話に花が咲きました。
  
美味しかったーー。
11月27日(火)のライブに来て下さる方、是非オススメですよ。

なんだかホントに地球は波動が上がってるのかも、と思います。
ポジティブとネガティブがはっきりわかりやすくなってきていますね。
光が強くなると影も濃くなり黒白のコントラストがハッキリするのと同じです。
ポジティブな人はよりポジティブにネガティブな人はよりネガティブに引っ張られて行くようです。わお~。

心配事のほとんどは当たらないと言います。
だからどんな人もできる限り、ワクワクしたポジティブな気分でいて下さいね。


music&magicshow in わらうかど庭

2012-11-11 | マリライブレポ

今日は佐伯区八幡のカフェ&ダイニング「わらうかど庭」さんのイベントに出演させていただきました。
music & magicshowということで、私が第1部、そしてMAGICIAN KATSUNORIさんが第2部。
それぞれのライブにお食事とドリンクとデザートがついているというとってもお得なイベント。

今日は家族連れの方々が多くてアットホームな雰囲気でした。
まずは私の本日のセットリストはこちら。

1.夜明けの星
2.私のテディベア
3.白いワイン
4.もう一度、君の歌を
5.心の手を繋ごう

お食事を楽しんでいただきながらこちらもしっかりと聞いて下さってるのが伝わってきて嬉しかったです。
「ほほ笑みと感謝の会」のパレスチナの子供にピアノを送るという支援活動についてもライブの中でお話しさせていただきました。CDも買っていただき感謝です。

私の演奏の終了後は岩国のMAGICIAN KATSUNORIさんのマジックショー!!
音楽に合わせて軽快なMCと共に次々にマジックを披露して下さいました。
お客さんをステージに呼び込んでのマジックなど、ホントにあっと驚くマジックの連発。
とーーっても楽しかったです!!

KATSUNORIさんは7歳の時からマジックを始めてマジシャン歴は30年以上。
プロ歴も10年以上だそうです。
今はマジシャンの仕事の傍ら岩国でLIVE MOVEというライブバーを経営され、バーでもテーブルマジックを披露されているそうです。一度行ってみたいです。

ライブ前や終了後に楽屋でいろんな話で盛り上がりました。
KATSUNORIさん、実は7月に亡くなられた岩国のブルースマン森永セイジさんと古くからのお友だちで、セイジさんのお話しが出たのも印象的でした。いろんなエピソードを聞かせてもらい、お会いしたことのないセイジさんをまた身近に感じるひとときでした。

仕事でも趣味でも1つのことを長くやってるとわかることはいっぱいありますね。
繰り返し繰り返し・・基本の力を磨いていくこと。
経験を積み、場数を踏み、とにかく努力を積み重ねること。

一流の人の一流のプレイやショーの表面を真似ることはできるけれど、それだけでわかった気になってはいけないんだなあとつくづく思います。
「僕はとにかくマジックが好きなんですよ。やることもやってる人も。」
そう語るKATSUNORIさんはとっても魅力のある人だと思います。
これからもどんどん活躍して欲しいですね!!

終わってからスタッフさんが出して下さった心づくしのお料理。
 
とっても美味しかったです。

お食事をいただきながらの折出店長さんとスタッフさんのおしゃべりもとっても楽しかった。
さすが名前の通り、笑いの絶えない『わらうかど庭』です。
ありがとうございました。

チャンスがあればまた近いうちに演奏させていただけるかもです。
その時には皆さんまた是非どうぞ!!

 


磨く努力

2012-11-07 | ピアノ奏法

我が家でピアノを教え続けていたSちゃんが、来週で20歳を迎える。
小学校に行く前にレッスンを始めたのでかれこれ14年教えてることになる。
すごいなーーーーー。
感無量であります・・・。

彼女は家に来たときはピアノが弾けないのはもちろん、お母さん譲りの音痴(お母さんが言われた)。
「ドーー♪、ハイッ!」って歌わせたら、とんでもない音で「どーーーー」って歌う子だった(笑)。
あの日のことは今でも覚えている。

それから私の仕事の合間を縫いながら我が家に週に1回から2週間に1回のレッスン。
夏休みはレッスンもお休みしたり、まあ本当に適当にレッスンを続けてきた。
ただ私が心がけてきたことは「楽しく続ける。キレイな音を出す。無理はしない。」ということ。
練習してこなくても叱らずに「じゃあ、復習しようか。」ってな感じ。

だってピアノは弾けたら楽しいし何より子どもがピアノを弾いているのを聞くのはとっても嬉しい。私は結局ピアノが大好きなんだなあ。

多くの人が、小さい時に習ったピアノの先生が厳しすぎて嫌いになったというのを聞くとちょっと寂しい気がする。何でも相性によるものだからその先生と合わなかったら別の先生にすればいい。厳しい先生が好きな人もいるだろうし。

私のレッスンは、ほとんどが脱力の練習とキレイな響きを出せるレッスン。
力を抜いて弾かないと長時間弾いていたら筋肉やスジを痛めてしまうからね。
練習しすぎで腱鞘炎になったりしたら元も子もない。

Sちゃんは4月からの就職も決まって今後ピアノをどうしていくかは聞いてないけど、年明けにはご家族を呼んで発表会をしようねってその時に披露するショパンの曲をレッスンしながら、続けることの大切さをしみじみと思う。

どんなに才能があっても磨く努力を怠ればダイヤモンドも輝かない。
逆にそれがたとえダイヤのような才能じゃなくても磨き続ければ石ころでもピカピカに輝く。
ダイヤモンドでも石ころでもいい。
飽きずにコツコツと磨いた人は必ず報われる。

磨き切る前にあきらめてしまう人に会うたびにいつもとても残念に思う。
せめて自分は石ころでも一生磨き続けようと思う。


平和の架け橋

2012-11-06 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

来る12月7日(金)に開催の『ジュノー音楽祭2012』に出演させてもらうことになりました。原爆投下後の広島へ15トンもの医療品を届け、自らも救済活動にあたったスイス人医師マルセル・ジュノー博士の功績を記念しての音楽会です。

ジュノー音楽祭は今年で開催9回目。
モースト=MOCTとはロシア語で「かけ橋」を意味する言葉だそうですが、NPO法人モーストの会は医療支援活動を通し、広島から世界平和のかけ橋になることを願って活動しておられるそうです。マルセル・ジュノー博士の人種、国境、宗教を超えた「人類愛」を尊び、その遺志を受け継ぎ活動しておられます。

今日は音楽祭のための顔合わせと打合せが行われました。
集まったのはモーストの会の理事長の津谷静子先生と理事の津谷隆史先生、理事の田熊さん、NHK広島児童合唱団代表の岡田さん、プロデュースの近藤さん、司会者の掛本さん、そして私たちほほ笑みと感謝の会から代表の橋本さん、中村先生、平田さん、私という面々。
用意して下さった美味しいおむすびとサンドイッチをいただきながら和やかに話は進みました。

モーストの会もほほ笑みと感謝の会も平和の架け橋になりたいと願う心は同じ。
モーストの会もかつてはパレスチナに医療品の支援をされていたそうで、何か深いご縁を感じました。

2010年に制作されたアニメ『ジュノー』は第9回ヨーロッパアニメーションフェスティバル・バルカニマ2012で特別賞を受賞されたそうです。素晴らしいですね。


(賞状を手にされる津谷先生)
(ほほ笑みと感謝の会のみんなで記念撮影)

こうしてそれぞれに世界の平和のために活動していた草の根的な運動が少しずつつながって、大きなうねりになっていくのは本当に素晴らしいことだなあと思います。ご一緒させていただいて本当に感謝です。
皆さんお一人でも多くの方が『ジュノー音楽祭2012』に足を運んでいただければと思います。

『ジュノー音楽祭2012』
日時:2012年12月7日(金)19時開演(18時半開場)
場所:広島県民文化センター
出演:NHK広島児童合唱団
   オリーブパンフルートほほ笑みと感謝の会
    (中村純、香原良彦、平田玉代、立野泰博、三輪真理)

入場料:一般前売り2500円(当日2900円)
    大学生・高校生1500円
    中学生・小学生1000円

主催:NPO法人 モースト
ホームページ:http://www.moct.jp/(NPO法人モースト)
       http://www.junod.jp/(LLPアニメ・ジュノー制作委員会)
プレイガイド:エディオン広島本店・ヤマハ広島店


植物公園ライブ&みなさん鍵盤は!!(追記あり)

2012-11-04 | マリライブレポ

今日は広島市植物公園の開園記念日イベントの野外ライブに出演してきました。
denebプロデュースということで声をかけていただきました。
今日は晴天に恵まれキレイな青空の下、気持ちよくライブをさせていただきました。
今日の出演者は、deneb(アコースティック)、わっふる、三輪真理(with ミドさん&akiちゃん)、右田悦雄(手回しオルゴール)、石田賢治、松永奈央、山本惟司&三上央(SNDNA)ということでした。
イベント全般に渡り、denebの橘くんとバブさんが走り回って音響やその他を整えて下さっていました。
本当に感謝です。
こういう陰の力があってこそ私たちはライブができるんだってことをついつい忘れがちになるけれど、こうした手作りのイベントに携わるとこうして何の心配もなくライブができることってつくづくありがたいものだと思います。

さて私のコーナーはdenebのミドさんとakiちゃんに応援いただいて5曲やらせていただきました。
1.天使の翔ぶ街
2.白いワイン
3.Close to you(akiちゃんボーカル)
4.もう一度、君の歌を
5.心の手をつなごう

カメラを渡すのを忘れていたので写真がなくてごめんなさい。
誰か撮ってたら写真下さいね。代わりにdenebの写真を載せます(笑)。


といってたら、お友だちのバイオリニストの京ちゃんが写真をくれました。
というわけで写真追加。

(京ちゃんありがとう)

そして夜はライヴ楽座で開催の「みなさん、鍵盤は!」というライブに出演させていただきました。
今夜の出演者はうずらさん、三輪真理、小谷隆春さんという3組。
3人とも弾き語りミュージシャンですが、それぞれ違ったタイプで楽しんでもらえたのではと思います。

トップバッターのうずらさんが今夜の主催。

主催ということで「ホスト」なんですが、女性だから「ホステスミュージシャン」って書いてあって、私はてっきりホステスのお仕事をされながら音楽活動をされてる方とばっかり思っていました(爆)。
ごめんなさい。
うずらさんは竹原在住の方で、竹原から毎回このライブの開催のために広島に来られるそうです。お母さんがずっと応援して下さってるそうで、今日も一緒に来られていました。お母さんのために作られた歌も歌われてました。日常生活をほんわか歌にされていていいなと思いました。

そして2番目が私でした。


今夜の私のセットリストは以下の通り。
1.夜明けの星(石田賢治作詞)
2.白いワイン
3.私のテディベア
4.ヒーローのうた(秋本愛作詞・作曲)
5.サイレントシネマ
6.真冬の蓮華草
7.天使の翔ぶ街

今日はお友だちの愛ちゃんが私のために書き下ろして下さった『ヒーローのうた』を初披露しました。とってもいい歌なのでこれからいろんなところで歌わせてもらいたいなと思っています。『サイレントシネマ』は久しぶりにやりましたね。
「久々に聴けて嬉しかった」との声もいただき私も嬉しかったです。これからもいろんな場所で大切に歌っていきたいです。

そして今夜のトリは小谷隆春さん(通称小谷パパ)。

元「サーカス」などのバックでプロキーボーディストとして長く活躍されていたそうでさすがの鍵盤さばきです。とにかく余裕があります。歌も声が優しくて「とにかく僕は曲を作るのが好きでして・・・」と未発表曲も含めると300曲以上のオリジナル曲があるそうでうらやましかったです。
ボコーダーを使ったりエレピの音も工夫されたりして楽しいライブでした。赤いnordが光ってました。
「小物の小谷」って言っていろんな小物が登場するのも楽しかった。
ヘンリーバンドの藤井さんと田中さんのユニット「The すいか」の田中さんみたい(笑)。あれは私には真似できないけど、とっても面白いと思いました。いつかやるかな?(←やらないと思います)。

そんな感じの「鍵盤は!」は楽しいライブでした。集合写真!!


今日は初めて私のライブを見て下さった方も多く、ライブ終了後はたくさんの方に声をかけていただき嬉しかったです。「前に◯◯に出られた時に見ました」と言って下さる方も最近増えてきて、過去の全てのライブが今のために大事だったんだなあと改めて思います。

「続ける」ということは何にも増して「力」だと思います。
最後に小谷パパがとってもステキなことを教えて下さったのでシェアします。

最近小谷パパはお客さんが少ないライブで「燃える」そうです。
それはテレビで見た「爆笑問題」に登場された野田秀樹さんの言葉がきっかけだったそうです。
野田さんのお芝居を見てこの世界に入ったという爆笑問題の太田が野田さんの露出の少なさに「もっとどんどん(芝居だけじゃなく)メディアに出て下さい」と言われた時に、お客さんは数じゃない、お客さんが1人しかいなければその1人を全力で虜にしようと100%のパワーを注げばいい。私の芝居を見てこの世界に入ったあなた(太田)のように1人でもその人の人生を自分が変えれたらそれが最高じゃないか?ということを言われたそうで、小谷パパはあらためて「そうか!!」と思われたそうです。23歳からプロキーボーディストとして大舞台を数多く経験してきて改めて思われたことなんでしょうね。
「だって一発当てたいじゃん!!」って少年のような目でキラキラ話される60代。
とってもカッコイイです!!

爆笑問題の「ニッポンの教養」の過去ページにそのシーンと思われるところが出ていたので転載しますね。

【以下転載】

太田:やっぱり舞台に立ちたいっていう人は、注目されて、何かを多くの人に伝えたいっていう人だ と思うんですね。そうすると、たかだか3百人の劇場で、何日公演やるのか分からないけれど、果たして…っておれは思っちゃうんですよ。それで一体どれぐら いのものが伝わるんだろうって。それこそツイッターは何万人という人に一斉に言いたいことが言えちゃう。変な世界じゃないですか。
野田:ただそれよく考えるんだけど、ぼく今日すごくちょっと幸せに感じるのは、太田さん僕が25年前ぐらいにやった芝居を見てくれていて、そして今熱く語ってくれたじゃない。それはつまり、その頃やっていたことは、非常にいつも疑問を持ちながら、この観客の中に一体何人ちゃんと受け止めて、今後の生き方とか…。
田中:…影響をどれだけ与えているか。
野田:そういうことがあったんだなって。そうすると、実は少ない方が深く入るってことがある。必ずしも大勢に届けるだけじゃないかもしれない。

【転載終了】

というわけで本日お世話になった皆様、ライブにご来場の皆様ありがとうございました。
また次も頑張ります。

なんとなく、昔作ったこの歌を思い出したので載せます。
またいつかライブで披露できたら・・と思います。


『インディゴの夜空』(三輪真理作詞・作曲)

月がかかるよインディゴの夜空に
思い出たちにそろそろさよならを言おう
忘れかけてた幼い頃の夢
もう一度追い掛けるなら今しかないと 心が叫ぶ

ああふしくれだったこの手でもつかめるだろう
あきらめない気持ちさえ持ち続けていれば
何か出来る何か出来る こんな僕でも 
こんな僕でも まだ終わっちゃいない

遠い昔に夢見てた未来と 
随分と変わっちまった気がするけれど
鏡の中の自分を見てみても
疲れた顔しているなと思いはしても 負けはしないさ

この夜空の向こうに昔の友達の顔が浮かぶ
元気だぜ 僕もここで頑張っているよ

ああ自分なんて大したこと出来はしないと
小さく見積もり続けた人生だったけれど
何かやれるきっとやれる こんな僕でも
ひと花くらいまだ咲かせてみせる

ああこの手でもつかめるだろう
あきらめない気持ちさえ持ち続けていれば
何か出来る何か出来る こんな僕でも
こんな僕でも まだ終わっちゃいない

ああこの夜空のきっとどこかに
志を同じくする仲間たちがいる
何か出来る何か出来る こんな僕でも
夢に見たこと叶えてみせる

(OrangeBlueアルバム『Orange』2005年収録)