オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

クレプスキュール

2015-08-31 | おすすめCD

久しぶりにゆっくりしたかったので古いCDを引っ張り出して聴いてます。
すごく好きなアーティスト。
ANTENA(アンテナ)



その昔、どんなバンドかも知らずに買ったCD。超ヘビロテ。
私の友だちには誰一人アンテナを知ってる人がいなかったのに、OL時代に仲の良かった女友達のイケメンの彼氏がアンテナのファンだってきいてめっちゃ驚いたのを覚えてる。
あのイケメンくんは今ごろどうしてるんだろう?

HOPING FOR LOVE
LES DISQUES DU CREPUSCULE
LES DISQUES DU CREPUSCULE



アンテナは「黄昏時」を意味する「クレプスキュール」という名前のベルギーの小さなレーベルの所属だったらしい。
日本での契約代理店として新星堂が立ち上げたレーベルがオーマガトキ
最近『クレプスキュール物語』という復刻版のCDがでたらしい。
へえ。
今度買ってみよう。

クレプスキュール物語2014
オーマガトキ
オーマガトキ


とどのつまり、私の好きな音楽はこの辺にあるらしい。
ブラジル音楽の影響を受けたフレンチポップ路線。
ちょっとアンニュイな乾いた南フランス風のサウンド。
つまりJPOP風じゃないわけよね。
これからジャパニーズ・フレンチポップと言ってみようか?(笑)。


こういうタイプの曲が好きな人にオススメの、クレプスキュール系サウンドの『Retrospective』 をどうぞよろしくお願いします。






三輪真理 1st Solo Album
『Retrospective』発売記念スペシャルライブ!!

日時:2015年9月18日(金)19:00 open 19:30 start
場所:日本福音ルーテル広島教会
  (広島市中区鶴見町2-12 ルーテル平和大通りビル3F tel 082-241-3695)

出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
料金:前売り3000円 /当日3500円 
   学生2000円



日時:2015年9月19日(土)13:00 open 13:30 start
場所:Live Juke(広島市中区中町8-18 クリスタルプラザ 19F tel 082-249-1930)
出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
ゲスト:小田原政広(Gt)、内田広平(Sax)、すみまいこ(Pf&Key)
料金:前売り3500円 /当日4000円 
   学生2000円

   (別途ドリンク代をお願いします)


チケットのご予約はお早めに、
Peppermint Music(peppermintmusic522@gmail.com)まで。 

アルバム関連サイトはこちら。
Peppermint Music HP  



広島セプコン、今年もやります!!!

2015-08-30 | 広島セプコン(2007〜2019)

今年で9年目の開催となるセプテンバーコンサート in 広島です。
もともとは9・11のアメリカ同時多発テロの翌年の2002年にニューヨークで始まった平和イベント。
鎮魂という意味を超え、復讐の連鎖を断ち切り平和を作り出すことに意識を向けようと始まった市民コンサート。2005年に日本でセプテンバーコンサートが始まり、そして2007年に広島でスタートしました。
広島でのコンサートは今年で9回目になります。


これまで出演くださった方は数知れず。
今年も全6会場で開催。約40組の皆さんが出演してくださいます。
基本的に入場無料で(会場によっては入り口でドリンク代をいただく場合もあります)、自由に音楽を楽しめるコンサートになっていますので、どなたでもお出かけくださればいいなと思います。


開催日程と開催会場は以下の通りです。

9月10日(木) 19時〜  日本福音ルーテル広島教会礼拝堂
9月11日(金) 19時半〜 LIVE Cafe Jive ←Peppermint Leafとしてこちらに出演します。
9月16日(水) 19時半〜 Tako BAR
9月19日(土) 18時半〜 Ry’s BAR 花 Club
9月21日(月祝) 16時半〜 LIVE HOUSE & BAR OCTOPUS
9月23日(水祝) 13時〜  宮浜野音


今日は『STOP戦争法案』のデモが国会議事堂前で開かれたそうですね。
35万人もの人が集まって日本が戦争をしやすくなるという戦争法の廃案を求めてデモを行ったそうです。


関連記事はこちら
NHKをはじめ日本のマスコミには報道規制が敷かれているのかあまり報道されませんね。
仕方ないのでこうやってネットで拡散しなくちゃ。


広島でも街頭でのスタンディングと呼ばれるデモが行われました。
「広島発 戦争はイケン」のHPも立ち上がってます。本当に私たち1人1人が考えないといけないなと思います。


戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも、終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、
創るために、私たちはまず、
思い上がった権力にくさびを打ち込まなくてはならない。

(自由と平和のための京大有志の会)



八代高校広島県同窓会2015

2015-08-29 | 友人・家族

今日は年に1回の八代高校広島県同窓会でした。
1年に1回の懐かしい母校の先輩たちと顔をあわせる会も今年で3回目。
幹事のMさんから、広島に寄港、出航することになった大型客船のクルーズの紹介などもあり、何年か先の広島県同窓会はクルーズでやれるといいね〜なんて話も飛び出したりする楽しい会でした。


私も昨年に続き今回も余興のお時間をいただき、母校の皆さんの前で演奏をさせていただきました。
一応本日のセットリスト。

1.夜明けの星
2.卒業写真(松任谷由実)
3.故郷
4.真冬の蓮華草

【encore】
Close to you(カーペンターズ)


『Retrospective』のリリースの発表とライブのご案内もさせていただき、CDもたくさん買ってもらいました。
半ば強引に買ったもらった気もしますが・・・すみません(汗)。
同窓生の皆さんってやっぱり優しいです。ほんとありがとうございます。


今まで参加者の中で最年少だったんですが、今年は私よりずっと若い後輩の参加もあってちょっと嬉しかったです。
後輩のKくんはなんとこんな仕事をしてる人です。





今話題のドローンを使って撮った写真を元にこの軍艦島の立体映像を作ったそうです。
すご〜〜〜い。
関連記事はこちら


八代高校出身のすごい先輩といえばこの方も。




現在は92歳でまだまだ現役だそうです。
すご〜〜〜〜〜い。


私も負けてはいられない。
とりあえずこちらのライブを全力で頑張ります。
ぜひぜひ応援に来てください。八高関係の方いらっしゃったら特によろしくお願いします。




三輪真理 1st Solo Album
『Retrospective』発売記念スペシャルライブ!!

日時:2015年9月18日(金)19:00 open 19:30 start
場所:日本福音ルーテル広島教会
  (広島市中区鶴見町2-12 ルーテル平和大通りビル3F tel 082-241-3695)

出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
料金:前売り3000円 /当日3500円 
   学生2000円



日時:2015年9月19日(土)13:00 open 13:30 start
場所:Live Juke(広島市中区中町8-18 クリスタルプラザ 19F tel 082-249-1930)
出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
ゲスト:小田原政広(Gt)、内田広平(Sax)、すみまいこ(Pf&Key)
料金:前売り3500円 /当日4000円 
   学生2000円

   (別途ドリンク代をお願いします)


チケットのご予約はお早めに、
Peppermint Music(peppermintmusic522@gmail.com)まで。 

アルバム関連サイトはこちら。
Peppermint Music HP 
 
 

ライブの楽しみ方(その3〜番外編(ライブあるある))

2015-08-28 | 音楽

ジャンル別、会場別、とレクチャーしてきたライブの楽しみ方ですが、ちょっとした暗黙のマナーのようなものを知っておくとさらにマニアックにライブが楽しめます。そんなライブあるあるネタを書いてみますね。


1.開場前
開場前に行って入り口の外に並ぶというのもアリですが、あんまり早くから行っても疲れるのでよっぽどのことがなければ早くても開場15分前か開場時間くらいにライブ会場に行くのがいいでしょう。


2.会場に着いたら
前もって予約をしていたら受付で名前を行って案内される席に行きましょう。自由席ならお目当ての演奏者が見えやすい場所に案内してもらうといいと思います。スタッフの人に聞けばそういう席に案内してもらえます。写真撮影や録音、録画はOKな場合とNGな場合がありますので前もって出演者やスタッフに確認しましょう。 一緒のテーブルや近くの人と軽く挨拶したりしてお友だちになってしまうとライブがさらに楽しくなります。


3.飲食
ドリンク券が配られるライブ、席に通されてからオーダーするライブ、お店によっていろいろですが、飲食禁止のライブ以外は飲食は自由に楽しみましょう。できるだけリラックスして音楽をまるごと体験してしまった方がオトクです。スタンディングのライブの場合はドリンクを置くテーブルがあったりなかったりさまざまですが、会場が混み合ってきたら早めに飲み物の入ったコップは飲み終えてダストボックスに捨ててしまうのが安全です。トイレなども開演前に済ませておくのがいいですね。


4.ライブ中
とにかく思い切り楽しみましょう。真剣に聞いてくれてるなあ、盛り上がってるなあ、と思うと演奏者も嬉しくてハッスルしてしまうもの。演奏者も人間ですから、いいライブが体験できるのもそうでないのも会場の雰囲気次第。真剣に音に聴き入るのももちろん、声援や拍手を送ったり一緒になって踊ったり、自分も楽しんでることを積極的にアピールしましょう。ライブは演奏者とお客さんのエネルギー交換みたいなものですから、遠慮していたらソンですよ。


5.物販
出演者のCDやツアーグッズ(Tシャツや小物)が買えるコーナー。アーティストは楽器の他にCDやグッズを持ってきていますが実はこれも大事な収入源。ライブ会場で買ってもらえると荷物も減るしとっても嬉しいものです。サインも入れてもらえることも多いのでこの際サインもゲットしましょう。もちろん前もって買っておいたCDに本人のサインをしてもらえる場合もあるのでカバンに入れておくといいかも。


6.ライブ終了後
目一杯ライブを楽しんだら「楽しかったーー!!ありがとう!!」って出演者に感想を伝えることをお忘れなく。それだけで1時間〜2時間全力でパフォーマンスした演奏者も疲れが吹き飛ぶものです。そんなライブの帰り道は、仕事仲間と居酒屋でグチをぶちまけるよりきっと何倍も元気になれてるはず。嬉しい余韻を我が家に持ち帰って明日の活力にしてください。


7.花束や差し入れ
出演者への花束や差し入れやお土産は嬉しいものです。ただし演奏者は意外に楽器や機材や荷物が多いのでツアーの場合などは持って帰れないこともあることをわかっておきましょう。もしかしたら実はCDを1枚でも多く買ってもらえたりお友だちを1人でも多く誘ってもらえる方が嬉しいことも多いです。


8.ツーショット写真撮影
演奏終了後のツーショット写真撮影はOKな場合とNGな場合があります。ライブ終了後は会場の撤収や物販などで出演者もバタバタしている場合が多いので邪魔にならないようなタイミングでお願いしましょう。ライブ終了後の出演者はヘトヘトになってることが多いので、ぶっきらぼうな対応をされても本人に悪気はないのであまり気にしないように。


9.アンケート
ライブではアンケートが配られることがあります。「好きな曲はありましたか?」「どうやってこのライブを知りましたか?」「今日のライブはいかがでしたか?」などなど。面倒くさいと思ってもぜひアンケートには答えてあげてください。ライブ終了後にアンケートを読んで喜んだり反省したり、次のライブの案を練ったり。アンケートは意外に出演者に読まれているものです。
次のライブ案内をメールで受け取りたい場合など、メールアドレスを書いておくのもお忘れなく。


10.ライブに持っておくと便利なグッズ
油性ペン・油性マジック(CDやグッズにサインをもらう時に)、 扇子(暑い時に)、羽織もの(冷房が寒い時に)、のど飴(咳き込みそうになった時に)、筆記用具(気になった曲名やバンドメンバー名をメモ)。


11.知っておくと便利なライブ用語
対バンライブ:何組かのアーティストが出演するライブ。
ワンマンライブ:そのアーティストのみのライブ。
セットリスト:曲順、プログラム。
セッションライブ:あらかじめ決まったプログラムとメンバーでリハーサルを重ねたものではなく、その日1回限りのメンバーでのライブ。独特の緊張感が楽しめる。


ということで、『ライブの楽しみ方』(その1)〜(その3)とお届けしてきました。
思いついたらまた何か追記するかもしれませんが、これからライブに行ってみようかなという方に何か参考になればと思っています。


お気に入りのアーティストが見つかったらぜひサポーターになってあげるつもりで応援してください。客席に常連のお客さんがいてくれるのを見つけるとアーティストも心強いものです。ネットサーフィンのように1人のアーティストのライブをきっかけに対バンやバックメンバーのライブに行ってみるのもいいかもしれないですね。


音楽は演奏する人と聴く人の両方がいて成り立つものです。
お客さんが演奏家を育てているといっても過言ではありません。ステージに立ち始めたばかりの若手演奏家が回を重ねるごとに成長して変化していくのを見るのも楽しいものです。
そしてもちろん自分も参加してみたくなったらぜひ歌でも楽器でもいいから何か始めてみるといいですね。何歳からでも始められてスポーツのように怪我をする心配もない。音楽はどんな人でも楽しめるものです。


自分が少しでも音楽をやるようになってライブに行くと演奏者の素晴らしさがさらにわかりますね。
スケートを一度でもやったことのある人ならフィギュアスケートがどれだけすごいことかわかりますよね。そうやってライブがさらに楽しいものになるわけです。


たまに海外旅行の旅先でライブに行くと、日本人以外の国では音楽がとっても身近なものだと感じます。音楽を聴くことも演奏することも日常生活の中に溶け込んでいる。音楽は人種や民族の違いや言葉の壁を越えてすぐに人々との一体感を感じることのできるツール。堅苦しく考えず、食事やスポーツを楽しむようにもっともっと気軽にライブを楽しんでもらえたらと思います。




ライブの楽しみ方(その2〜会場編)

2015-08-27 | 音楽

同じライブと言っても、どんな会場でライブがあるのかでまたまた楽しみ方は違います。
この辺もちょっとチェックしておくといいですよね。
今日は「ライブの楽しみ方(その2〜会場編)」です。


1.ライブハウス
いわゆる「ライブハウス」とは言っても200〜300人規模の大きいライブハウスから20〜50人の小さいライブハウスまで様々。アーティストによって着席の場合とスタンディングの場合があるので、会場のキャパシティ(収容人数)を聞いておくと大体それがどんな会場かは想像がつきます。大きい会場もそれなりにいいですが、20〜50人のライブハウスは演奏者の表情や息遣いまで身近に感じられるのでちょっとプレミア感があってオススメです。


2.ライブバー&ライブカフェ
10人〜60人くらいのキャパのものが多い。お酒や料理をつまみながらライブを聴くタイプのライブハウスです。演奏者がとっても近いので細かなプレイまでじっくり見ることができます。小編成のジャズなどはこういう小さい会場で見るのもオススメ。


2.ホール
広島ならアステールプラザや上野学園ホール(元郵便貯金ホール)、さくらぴあなど1000〜2000人規模のホール。演奏者の細かな表情までは見られませんが全国的に有名なアーティストの生のライブを楽しめるメリットがあります。音響や照明も専門のスタッフにそれなりにお金をかけてあるので、それも楽しめます。


4.アリーナ
広島ならグリーンアリーナやサンプラザなど5000人規模の会場。演奏者の表情はほぼ大型スクリーンで見ることになりますが、広い会場の一体感を楽しむならアリーナライブ。スポーツ観戦にちょっと近いですね。


5.野外ライブ・フェス
1日で何組ものアーティストが出演するいわゆる野外フェス(フェスティバル)は、言ってみればレジャーみたいなもの。レジャーシート、帽子、日焼け止め、飲み物、食べ物など持参して思い思いに楽しむタイプのライブです。1万人〜2万人規模のものなどは入場と退場に時間がかかることや周辺の渋滞は覚悟しておいたほうがいいですね。


一口にライブといってもこんな風に大小さまざまです。ちょっと元気のない時や疲れた時に、さすがに野外フェスはムリだけど小さなライブカフェなら思い切って出かけていけば、ライブが終わる頃には気分がリフレッシュできて元気になっています。音楽で体と心のマッサージみたいなものかな。整体やカウンセリングに行くよりも元気になれたりします。
当日券も用意されているライブもあるので、FacebookやライブハウスのHPなどで気になるライブを見つけたら思い切って出かけてみるといいかもしれないですね。


さて明日は、番外編「ライブあるある」です。




ライブの楽しみ方(その1〜ジャンル編)

2015-08-26 | 音楽

最近は音楽関係ではない方もこのBlogを読んでくださってるみたいで、嬉しい限りです。
もともとバンドのHPの一部として始めた日記なので音楽関係の記事に偏っているのは否めないんですが、アクセス解析などしてみると、美容や健康の記事が意外に読まれているんですよね。
あとグルメレポートとかね(笑) 
みんなそれほど音楽には興味がないのかなあ・・・とふとさみしくなってしまいました。


まあ、知らないから興味が沸かないかもね、ってことで今日から3回シリーズで『ライブの楽しみ方』という内容でライブに行ったことのない人のためにライブの「いろは」を私なりにレクチャーしてみたいと思います。
今日はその1「ジャンル編」です。


学生の頃、友達がバンドを始めたというので「ライブに来て!!」と言われて行ってみたら、爆音で立ちっぱなしで何時間も終わらなくてヘトヘトに疲れたという経験をお持ちの方は多いと思います。それはライブのことをあまりにも知らずに行ってしまって事故にあったようなものです。これから説明することを参考に、ライブを自分のペースで楽しめるようになっていただけたらと思います。


まずザックリした説明ですが音楽には一応ジャンルがあります(CDショップのためのものですが)。
クラシック、ポップス、フォーク、ジャズ、フュージョン、ロック、ヘビーメタル、ファンク&ダンスミュージック、パンクロック、プログレロック、オルタナティヴロック、ヒップホップ、レゲエ、ラテン、タンゴ・・・数え上げればきりがありませんが、ライブ初心者として知っておきたいことは「座れるか座れないか」「爆音かそうでないか」「出演者は何組か」「所用時間は何時間か」くらいですかね。



1.クラシック
まず座って聴くことが多い。服装は自由だが下駄とか音のする靴はNG。演奏中は席を立たない。演奏中の飲食も基本的にNGだが、静かな会場で咳き込んだりするのを防ぐためにのど飴を常備しておくのがオススメ。ライブはコンサートと呼ばれることが多い。所要時間は大体1時間〜1時間半。プログラム(演奏曲目)は前もってパンフレットでまたは受付で配られることが多い。曲を知っているとさらに楽しめるのでYou TubeやCDで予習しておくとよい。ピアノ、室内楽、管楽器、オーケストラ、声楽、、、などなど。


2.ポップス
着席か立ち見かは出演者に聞いておくこと。立ち見の場合はスニーカーがオススメ。服装は自由。店によっては飲食できる(持ち込みOKかどうかは会場によるので要確認)。演奏中もトイレに立ったりもOK。所要時間はワンマンなら1時間半〜2時間半。対バン形式(バンドが何組か出る)なら1組あたり30分くらいが標準。プログラムはほとんど配られない。曲名は当日のおたのしみ。ボーカルものとインスト(楽器のみ)のものがあるので出演者でチェック。


3.フォーク
基本的にポップスに準じる。ギター弾き語りやピアノ弾き語りの静かな音楽が多い。座って聴くことが多い。歌詞に注目して聴くと入り込める。曲間のMC(語り)で曲解説したりMCに力を入れている人が多いのでMCにも耳を傾けること。
 

5.ロック
基本的にポップスに準ずる。椅子があっても立つ場合が多いのでスニーカーがオススメ。基本的に爆音。初心者はスピーカーの前(両サイド)は危険なのでなるべく真ん中か後ろの方に陣取ること。耳の弱い人は耳栓を持っていくといい。会場が盛り上がって手拍子や拳を振り上げる時は一緒になって手拍子をしたり拳を振り上げると楽しい。


4.ジャズ
基本的にポップスに準ずる。インストもの(楽器のみ)と歌もの(ボーカルあり)のパターンがある。ポップスと違うのはほとんど全曲アドリブソロがあるところ。最初にテーマが演奏された後、各楽器がアドリブで「ソロ回し」と呼ばれるコーナーを演奏することが多い。基本的にはテーマの長さ(コード進行が同じ)で自由に演奏している。1曲がかなり長い。かっこいいソロが演奏された後には拍手が起こるので一緒に拍手を送ると演奏者も盛り上がる。


6.フュージョン
基本的にジャズに準ずる。もともとはジャズから派生して、ジャズとロックやラテン音楽などが融合した音楽。インストゥルメンタル(楽器のみ)が多く、サックス、ギター、フルート、バイオリンなどがフロントでメロディーを演奏することが多い。これもソロ回しがあるのでフロントマンだけでなくバックのバンドメンバーのソロ演奏も楽しめる。


7.ソウル・ファンク&ダンスミュージック
基本的にロックに準ずる。基本的に踊るための音楽なので踊れる格好をしてくといい。ダンスは自由なのでどんなダンスでもOKだがフロントボーカルの動きや周りの人の踊りに合わせて体の動きを合わせる方が一体感があって楽しい。


8.ヘビーメタル、パンクロック、プログレロック
基本的にロックに準ずる。ほぼ椅子はない。ほぼ爆音。会場が興奮してくるとヘッドバンギングモッシュなど起こるので女子の皆さんは注意が必要。


9.オルタナティヴ・ロック
基本的にロックに準ずる。8ほど爆音ではない。他の音楽、特にジャズの要素も含むのでちょっとオシャレなロックというところ。


10.ヒップホップ
基本的にロックに準ずる。MCと呼ばれるマイクを持って歌うかRAPをするメンバーが1人〜3人いる。DJがいる場合も多い。MCはリズムに合わせてRAPをするのでそれに合わせて踊ると楽しい。


11.レゲエ、ボサノバ&ラテン
基本的にロックに準ずる。南米の陽気な音楽がベースになっているので、陽気に楽しむことが基本。力を抜いてゆらゆら揺れてると楽しい。


12.タンゴ
基本的にポップスに準ずる。ダンサーがいる場合はダンスも楽しめる。演奏中も飲食を楽しめる場合が多い。1曲1曲が2分〜4分ととても短いので飽きっぽい人にもオススメ。


13.その他
特殊な楽器のディジュリドゥやクリスタルボウル、シタール、タブラ、ジャンベ、など1〜12のカテゴリーに入らないジャンルのライブもあります。そういう場合は主催者の人にどんな感じの音楽なのか聞いておくといいでしょう。


ということでライブがちょっとは身近なものになってきたでしょうか?
以上のことを踏まえて、もともと好きなアーティストだけじゃなくて知らないアーティストのライブもぜひ行ってみてくださいね。意外にハマるかもしれませんよ。


ということで次回は会場編です。


 


月の夜

2015-08-25 | 友人・家族

台風15号で新幹線も高速もストップ。
ということで今日は福岡に仕事で行くはずが自宅待機。仕方ないのでここぞとばかりに自宅作業に勤しみました。ここ数日間ブログもUPできなかったので、まとめてUPできました(笑)。


ご好評をいただいている『Retrospective』ですが、11曲入りなので聴く人によって好きな曲がちょっとずつ違うようですね。11個の短編集が収まった小説のような感じで楽しんでもらえたらなあと思っています。


こちらはジャケット画とブックレットに絵を描いてくれたオーストラリア在住の画家の緒方慎二さん。


南半球のオーストラリアでは季節は冬なので「真冬の蓮華草」や「夜明けの星」が季節的にピッタリみたいで、気に入って聴いていただいてます。


その緒方くんと私が高校の時以来初めて連絡が取れたのは2年前でこのBlogがきっかけ。
私が音楽をもしやっていなかったら、このBlogを書いてなかったら、緒方くんがオーストラリアで幼い頃からの夢を叶えて画家になってることも知らずに今日の日を迎えていたと思います。音楽をやってBlogを書いててよかったってつくづく思います。


緒方くんが私の曲としてネットで始めて聴いてくれた『月の夜」という曲は、My Spaceにもう何年も前にUPしていた曲。ライブでは今もたまに演奏しますが12年も前に作った曲でCDも手元にありません。
てことでYou Tubeに動画を作ってUPしてみました。
なかなか素敵な雰囲気に出来上がったのでよかったら聴いてくださいね。





この曲もいつか再レコーディングできたらなと思っています。
まずは当面のライブを頑張ります。


9/18、19のレコ発ライブ、ご予約受付中です。
どうぞみなさまお誘い合わせでライブにいらして下さいね。




三輪真理 1st Solo Album
『Retrospective』発売記念スペシャルライブ!!

日時:2015年9月18日(金)19:00 open 19:30 start
場所:日本福音ルーテル広島教会
  (広島市中区鶴見町2-12 ルーテル平和大通りビル3F tel 082-241-3695)

出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
料金:前売り3000円 /当日3500円 
   学生2000円



日時:2015年9月19日(土)13:00 open 13:30 start
場所:Live Juke(広島市中区中町8-18 クリスタルプラザ 19F tel 082-249-1930)
出演:三輪真理(Vo)
           白鶴山
             白井アキト(Pf&Key)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)
ゲスト:小田原政広(Gt)、内田広平(Sax)、すみまいこ(Pf&Key)
料金:前売り3500円 /当日4000円 
   学生2000円

   (別途ドリンク代をお願いします)


チケットのご予約はお早めに、
Peppermint Music(peppermintmusic522@gmail.com)まで。 

アルバム関連サイトはこちら。
Peppermint Music HP 
 

 

西加奈子『窓の魚』(ネタバレあり)

2015-08-24 | おすすめ本

Speak Lowの帰りに本屋さんに寄ったついでに買った、西加奈子の『窓の魚』を一気に読みました。
久しぶりに味わい深い小説を読んだなあという感想。
ちょっとだけ感想を書いてみます。ネタバレありです。


「温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠しあっていた。決して交わることなく、お互いを求めあう4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残されるーー恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。」(カバー文章より)


小説は順番にその4人のそれぞれの視点の章で書かれます。
クールなナツは「私」、ぶっきらぼうなトウヤマは「俺」、甘えったれのハルナは「あたし」、繊細なアキオは「僕」と自分のことを呼ぶ。こういう書き方をすることで登場人物のキャラクターを表現できるのって日本語独特ですね。
作者の西加奈子はイランのテヘラン生まれだそうですが、だからこそ日本語のこのような表現を使ってみたかったのかもと思いました。登場人物の名前が四季の名前になっているのもなるほどなって感じです。


ナツとアキオ、ハルナとトウヤマはそれぞれ恋人同士。2組のカップルのふつうの温泉旅行。お湯につかったりご飯を食べたりタバコを吸ったり、ビールを飲んだり、はしゃいだり・・・。たわいないシーンが続くだけなんですが、同じシーンがこの4人の別々の視点から描かれることで物語は深みを増していきます。へえ、この時この人はこう感じてたんだ・・って。
1つのシーンをいろんな登場人物の視点から描く小説のスタイルは別に新しくはないけれど、何気ないシーンを共有する4人の深い深い心の底、過去の出来事やお互いに隠している秘密まで描くことで、それぞれの心象風景の違いに興味を惹かれるとともに、読んでいるこちらの想像力もかきたててくれます。


文体や表現も作者独特。「バスを降りた途端、細い風が、耳の付け根を怖がるように撫でていった。」という冒頭の表現からなんだか強く惹きつけられる個性を感じました。なんというか日本語の使い方が自由なんですよね。


さて、物語ではたわいないそんな旅行の翌朝、錦鯉のいる温泉の池に1人の美しい裸の女の死体が浮かびます。
事件は最初のナツの章のすぐ後に「ここでお知らせです」とでもいうかのように、別の旅行者の視点で突然挟まれ、ハッとさせられます。読み進めていくとそれぞれの章のあとに続いて仲居、宿の女将という4人以外の証言の形で挟まれていました。


この死体は4人のうちの誰なのか、自殺なのか他殺なのか・・・いろんな想像をしながら読んでいくわけですが、結局その死体は誰か、4人の関係はその後どうなったのか最後まで一切語られないまま呆気なく物語は終わってしまいます。
結論の出ない恋愛相談を聞かされたままその後連絡が取れなくなった友人の話のように「あれはどうなったんだっけ」という読後感に引っ張られる小説でした(笑)。
想像力をかきたててくれるオイシイ刺激を求めている人にはオススメです。

窓の魚 (新潮文庫)
西 加奈子
新潮社


描くことで想像させること、そして描かないことで想像させること。
私も歌作りで大事にしてることです。 
興味のある方は作曲術というカテゴリーの中で『ホンキの作曲術』としてシリーズで書いているのでおヒマな時にでも読んでみてくださいね。




君と僕&coco←musika Live in Speak Low

2015-08-23 | ライブ・コンサート

今日は私の大好きなユニット「君と僕」と「coco←musika」のライブに行きました。
君と僕は梶原順(Gt)&小田原政広(Gt)のアコギデュオ。そしてcoco←musikaはゲレン大島(三線)&梶原順(Gt)の三線とギターのデュオです。
とても温かい素敵なライブでした。
ちょっとだけライブレポをします。


会場はおひさしぶりのSpeak Low。 
まず、1st Stageは「君と僕」のステージ。
順さんと小田原さんの「君と僕」の結成の経緯は先日の日記にも書きましたが、日本に有名なギターデュオは数あれど、東京と地方在住のメンバーによるデュオで10年も続いているというギターデュオは唯一無二ではないでしょうかね?(笑)
この二人の雰囲気はほんとに独特。優しく繊細でユーモアもあってホロリと泣ける音。全国のギターファンにぜひ知ってもらいたいデュオです。


さて、曲は順さんの「Memories」でスタート。そして「Smiling」。久しぶりの「Drizzle」はなんだかジーンときました。
続いてはパーカッションの山下あすかさんをサポートに迎えて小田原さん作曲の「烏骨鶏」。バッキングが「コケーコッコッコッコッ・・」そしてメロディが「ウコッケイ」と言ってるように聞こえる小田原さんのキュートな曲。これ好きだなあ。
そしてなんとTOTOのカバーで「Africa」。あのゴージャスな曲をギター2本だけで表現できる「君と僕」はやっぱりさすがです。
そして小田原さんの名曲「帰り道」。何故か小学校のころの下校の風景を思い出す曲。
ラストの曲は元気に「Pollen shower」お二人のソロの掛け合いがめっちゃカッコ良かったです!!


休憩を挟んで2nd Setはcoco←musika(ココムジカ)。
ゲレンさんと順さんによるココムジカは2011年に結成でアルバムも3枚出されていますが広島でのライブは初めて。
ライブをとっても楽しみにしていました。
今日は小田原さんがギターサポート、山下あすかさんがパーカッションでサポートに入られての演奏でした。


ココムジカはメロディ楽器が三線ということで、この三線の限られた音域と音数でどれだけの曲が作れるかわからない中でスタートしたそうですが、やっていくうちに意外と曲ができるものだということで、なんとついにオリジナルの3rd Albumを制作中だそうです。今日は今までのアルバムから「Quiet Times」「片振い サニーサイド」「サバニに乗って」「珊瑚のサンバ」(←「産後の産婆」ではないよ(笑))「カチャーシーを踊る猫」、新曲から「Swinging Koza」など聞かせてくださいました。


ゲレンさんの三線の音はとっても優しくて心地いい音色。あとで聞いたらバチではなくてほとんどご自身の爪で弾かれているそう。だからこんなに優しい音なのね〜って思いました。ビートルズやラテン音楽もお好きなゲレンさんの作られる曲は個人的にもツボで大好きな雰囲気なんですよね。MCもとっても楽しくてまた見たいな〜と思わせてもらえたライブでした。
 

君と僕もcoco←musikaも現在アルバム制作中ということで、リリースが心から待ち遠しいです。
どちらのデュオも全国にファンが増えていくのを心から願って応援しています。
素敵なライブをありがとうございました。
君と僕もcoco←musikaもまた広島でライブをしてくださいね。

coco←musika
coco←musika records
coco←musika records

 

coco←musika II ココムジカ・ツー
coco←musika records
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Love and Love

2015-08-19 | 『Retrospective』関連

アルバム『Retrospective』に収録の「Love and Love」の試聴動画ができました。
私の曲の中でも、もともと人気の曲だったんですが、白鶴山のアレンジと演奏でいっそうポップに変身しました。
コーラスも入っていい感じです。


恋は切ない。
愛し合うほど苦しい。
幸せが悲しい。


この歌を作った頃の私はどんだけ恋愛不信だったんでしょうか?(笑)
いや、むしろ、恋愛に本気で向き合ってたのかも。
相手を好きになればなるほど不安になったり苦しくなったり。


恋愛はHappyだけじゃない。
まあそれが恋愛の醍醐味だったりなかったり。



歌の主人公に自分の恋を重ねてちょっと胸が切なくなる人もいるかもね。
恋愛中の女子の皆さんにオススメです。
または恋愛したい女子の皆さんに。
恋愛相談ならいつでも聞くのでお気軽にメールしてね(←ラジオのDJ風)。


ちなみに、アルバム買った人はご存知と思いますがなんとラ◯プが入ってます。
もともとの曲を知ってた人はきっと「びっくり!!」ですよね(笑)。
この部分は特別出演の◯◯◯さんにお願いしました。詳しくはライブで(笑)


というわけで『Retrospective』は絶賛発売中です。
郵送でのご購入申し込みもお気軽に。
ライブももちろんお待ちしています。 

 

☆『Retrospective』アルバムデータ☆

 

三輪真理 1st Solo Album『Retrospective 』
 2015年7月31日リリース!!(11曲入り3,000円(税込))
  歌:三輪真理 (vocal, chorus)  
  演奏:白鶴山 白井アキト (piano, keyboards)、鶴谷智生 (drums)、山本連 (bass)
  制作/販売元  Peppermint Music (ペパーミントミュージック)
  http://peppermintmusic.sakura.ne.jp/wp/

《収録曲》
01. Last Summer Night
02. Mermaid Story
03. 月の優しいこんな夜
04. シンプソン
05. スベテハココニアル(永劫回帰)
06. サンサーラ(輪廻)
07. アイノアメ
08. Love and Love
09. 星空と粉雪 
10. 真冬の蓮華草  
11. 夜明けの星

ご購入、お問い合わせは、Peppermint Music(peppermintmusic522@gmail.com)まで。
件名に「Retrospective CD購入希望」と書いてご連絡ください。
こちらから折り返しご連絡を差し上げます。