オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

人生の終い方

2017-09-30 | 友人・家族

9月はいろんなことのあった1ヶ月だった。
昨年から今年にかけて亡くなった方の記念会も開かれた。
そして今日また1人の大切な人が亡くなっていたことを知る。


最近『終活』が話題になる。
走り続けている時には意識しないけれど、走り続けている時こそゴールの迎え方を考えていないとね、とも思う。
自分はどんな死に方をしたいだろう。


多分そういうことは若い時からよく考えていたと思う。
10代の頃から老後のことを考えてた変わった女子だった。


ある時、好きだった男の子に告白した時に
「お前のことは好きだけど、付き合うと別れた後に友だちでいられなくなるから、付き合えない」と言われたことがある。
その時に私はどうしていいかわからなくなってしまった。
彼にしてみれば正直な気持ちだったんだろう。
お互いに好きだった。そして変に真面目な私たちだった。


自分にも相手にも誠実だったその彼は、やっぱり仕事でも頭角を表して今や世界で活躍するすごい人になった。まあ昔からすごい人だったけどね。
本当の意味で人を大切にする人だったと思う。
その場限りの恋愛感情より長く続く友情を大事にしたいということだった、と今になればわかる。
彼の生き方を通して人としての誠実さを教えてもらえた。


いろんな人がいていろんな価値観がある。
たまに価値観が合わない人と出くわすと自分が揺らぐこともある。
でも「時が解決する」というのはきっとある。自分の人生がどうだったか死ぬ時にはわかる。失敗したなと思ったときはもう同じ失敗をしないようにすればいい。
誠実さはいずれ時を経て大きな実を結ぶ。


件の彼とは結局その後少し付き合って卒業とともに別れた。
その後も友情は続いている(はず)(笑)。
私と友だちでいてくれてありがとう。
ずっとあなたに誇れる私でありたいと今でも思う。


人生を通じて全ての出会いには意味がある。
これからも知り合えた全ての人を大切にしていきたい。
そして死ぬ時には人生すべてにありがとうと言いたい。


「私があなたと知り合えたことを 
 私があなたを愛してたことを
 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから」

 (「VOYAGER〜日付のない墓標」松任谷由実作詞・作曲)





音楽にできること

2017-09-25 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

 

橋本清次さんを偲ぶ「微笑みと感謝の会」が開かれました。
会の終盤で立野牧師をはじめとする旅芸人一座、橋本さんの働きを紹介しながら演奏をさせていただきました。
演奏しながら橋本さんの笑顔とあの笑い声を思い出して込み上げてくるものもありました。


「ほほ笑みと感謝の会」は長年「パロア製菓」の社長として菓子作り一筋の人生を送って来られた橋本さんが、晩年はボランティアに人生を捧げたいと始められた活動の1つ。
2歳の時に被爆し大変なこともあったけれど、さまざまな補償も受けた。これからは社会に恩返しをしながら生きていきたいと橋本さんはよく仰っていました。本当に律儀な方でしたね。


「社会に恩返しをしたい」
というのは人生の後半になると誰もが思うことかもしれません。
それでもそれをいざ実行に移すとなると大変なこと。
決して偉ぶることなく1つ1つ形にしていかれた橋本さんは、本当に立派な生き方を見せて下さいました。


人と人との出会いはいつも不思議なもの。
必要な時に必要な出会いは全て最初から用意されているんだなあとつくづく思います。
そういう意味で人はひとりぼっちではないし、助け合ってつながり合って生きているんですね。


時々そのつながりが信じられなくなってしまうこともあるけれど、ひとり宇宙に放り出されたような気持ちになってしまったとしても、私たちはみんな宇宙船地球号の乗組員の一員であることに変わりはなく、一人一人が大事な役目を負っているのでしょうね。


音楽にできることはそれほど多くないかもしれないけれど、音楽をやっていたからこそ出会えた橋本さんとの出会い。
本当に感謝だなと思いました。
橋本さんの活動を取り上げられたTV番組のYouTube動画です。





 


橋本清次さんのこと

2017-09-23 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

橋本清次さんとの出会いはおよそ10年前にさかのぼります。
当時ルーテル広島教会に赴任しておられた立野泰博牧師(現在は大江教会)に紹介されました。


パロア製菓という菓子店の社長さん。異業種交流会の最中にワンセグで広陵の野球中継を見ていた橋本さん(笑)。立野先生が声をかけられ、色々話すうちに「面白い牧師がいるもんだ」と意気投合して仲良くなられたそうです。
2歳の時に被爆されたそうで「懺悔をしたいことがたくさんある」と打ち明けられると、立野先生から「それならパレスチナへ行きましょう」と言われたので教会に来ました、とも言われていました。


パンフルート奏者の岩田英憲さんを応援する「岩田英憲・風簫の会」を立ち上げられたり、ほぼ同時期に教会に来られたピアニスト平岡麻衣子さんのことも応援されたりしていました。自分のこれからの人生はボランティアに捧げる、と先代から受け継がれた会社を自分の代でたたまれ、晩年は熱心にいろんな活動に力を注がれていました。


その活動の1つが「ほほ笑みと感謝の会」。
イスラエル政府によって、パレスチナ人居住区であるベツレヘムの街を取り囲むように建てられた高さ8メートルの壁。その壁の建設ために切り倒されていくオリーブの木。その木で作ったパンフルートを使ってコンサートをして、パレスチナの子どもたちの状況を広く日本の人に知ってもらったり、ベツレヘムに建築中の音楽学校にピアノを寄付して、広島から平和への思いをパレスチナに届けようという活動を立野先生と一緒に推し進められました。


一生を壁の中で生きることが決められた絶望的な人生の中で、広島の「貞子の千羽鶴」の実話に一縷の希望を託すパレスチナの子どもたち。「絶望の淵から復活した広島のように、いつかパレスチナにも必ず平和な日が訪れる」と信じるパレスチナの子どもたちに希望を送り続ける活動。2010年には実際にパレスチナの地へ入り寄付金とオリーブのパンフルートとご自身が描かれた絵手紙を手渡されました。


そんな活動の最中のこと、2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
広島の保育士連盟の集まりで「ほほ笑みと感謝の会」のまさに講演中の出来事でした。当時ルーテル教会の事務局長をされていた立野先生はすぐさま復興支援のために拠点の仙台に行かれました。そこでの支援活動の中で出会われた被災者の方々。「忘れないでいてくださいね」という言葉に突き動かされるように「絶望から希望へ」を主題にしてきた「ほほ笑みと感謝の会」の活動テーマは東日本大震災の復興支援にも広がりました。



「ほほ笑みと感謝の会」の主なメンバーは、橋本さんを会長に立野泰博牧師、パンフルート製作の香原良彦さん、パンフルート演奏の中村純先生、声楽の平田玉代さん、オルガニストの吉田仁美先生、そしてピアノの私。


そのほか新老人の会の日野原重明先生はじめ、にしき堂の大谷社長、広島女学院の黒瀬理事長、広島YMCAやロータリークラブや薬師寺の方々、広島パンフルート愛好会の皆さん、新老人の会フレディコーラスの皆さん、東千田小学校合唱団の子どもたち、ほか本当に多くのみなさんが力をお貸しくださいました。ひとえに橋本さんの人脈の広さと人柄と熱心さによるものだと言っても言い過ぎではないと思います。


だんだんとリウマチの症状が進む中で橋本さんは絵手紙を描き続けられ、その数は平和公園に世界中から届けられた樹木の数と同じ6000枚を超えたとの報告もありました。Facebookや絵手紙ブログも欠かさず続けられていた橋本さん、最近は少し投稿をお見かけしないな、とも思ったりしていました。
弱っていくご自分を見られたくなかったんでしょう、今年の2月誰にも知らせず天国へ帰られたそうです。


橋本さんの中にどんな懺悔があったのか私には知る由もありません。
でもこれだけのことをなさった橋本さんのことだから、きっと迷わずにまっすぐ天国へ帰られたことだと思います。
私も橋本さんと約束したまま放ったらかしになっていた薬師寺の写経奉納もやっと済ませました。実はもう1つ約束がありますが、それは生きてるうちに果たせるかどうか(苦笑)。
どうぞ天国で気長に待っててくださいね。


橋本さんの思い出と共に「ほほ笑みと感謝の会」につながる人たちが集う会が9月25日に開かれます。
もし今からでもご参加になりたい方がおられたら、どうぞ立野先生まで。




微笑と感謝の会〜橋本清次さんを偲び、パンフルートの音色を聞く〜
日時:2017年9月25日(月)12:00〜
会場:広島文化交流会館/十字星
会費:5000円(ビュッフェ・飲み物)
連絡先:tel/090-3374-3370 e-mail/tateno@jelc.or.jp(立野)



星野道夫の旅@今井美術館

2017-09-15 | 写真・絵画

森の写真家の飯田さんから「絶対行って!!」って勧められた『星野道夫の旅』という写真展に行ってきました。写真家星野さんの没後20年を記念する写真巡回展の最終展示。
場所は島根県の今井美術館。急に思い立って行ってきました。


動物写真家として有名な星野道夫さんについてそれほど詳しくなかったんですが、ガイアシンフォニーという映画でその存在を知り、ちょっとだけ本も買って読んでいました。でもちゃんと写真展をみたのは初めて。
大きく引き伸ばされたアラスカを始めとする自然と動物の写真は圧倒的な迫力でした。


生前の星野さんがどんな気持ちで自然や動物たちに向き合っていたのか。
作品から言葉を超えたたくさんのエネルギーが伝わってきました。


「音の聴こえる写真」


たまにそういう写真に出会うことがあります。
波の音、風の音、街の音、音楽の音、、。


ただ星野道夫さんの自然写真からは音が聴こえるというより、むしろ無音という音が聴こえるような気がしました。
それは宇宙を感じる写真だからなのかもしれません。
空気のない宇宙空間は音もない空間だといいます。
宇宙という悠久の時間の中にあって、自分の人生という時間がいかに短くて小さなものなのか、、。
星野さんの写真を見ながらそんなことを思いました。


一滴の雨粒が川を流れ大海原に注いでいく。
自分の命はまるでその一滴の雨粒のよう。
そのような言葉が添えられた写真もありました。


そうだよね。
そんな雨粒ほどの私の悩みなんて本当にどうでもいいこと。
泣いたり笑ったり、人生は色々あるけれど、今日も生かされていることを感謝してまた元気に笑って生きていこう。
何か心が洗われるようなそんな気持ちにもなりました。


素晴らしい写真展でした。9/24までの開催。
ピンときた方がいたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。


今井美術館
https://www.imai-art.jp
〒699-4226 島根県江津市桜江町川戸472−1
Tel 0855-92-1839



セプテンバーコンサート in 広島 2017@LIVE Cafe Jive

2017-09-12 | 広島セプコン(2007〜2019)

セプテンバーコンサート in 広島2017が始まりました。
9月9日(土)、宮島杉之浦公民館会場で花見堂さんの主催で初日が無事に終了し本日は2日目。
11年目の広島セプコンで11回目になるLIVE Cafe Jive会場、今年もピースフルな気持ちで開催できたことに感謝でした。
ちょっとだけライブレポしますね。


今年のセプコンJiveの出演は5組。
あんでぃ、ゲバント山根&恋女房、ジェームス佐藤、Peppermint Leaf、上綱克彦という面々。
今年も司会は並木ちゃんこと並木陽子さん。
 
前髪を切ってちょっと可愛らしくなった並木ちゃん、安定の司会で場が和みます。


さてまずはトップバッターのあんでぃさん。
   
あんでぃさんは19歳で高校を卒業したばかりのシンガーソングライター。
現在アルバイトをしながら本格的な音楽活動を目指して躍進中です。実は高校2年生のときにギターを始めて、初ライブが岩国フジグランでのセプコンだったらしいです。現在は福島の子どもたちを年に1回広島に呼ぶというボランティアにも力を入れておられるそう。オリジナルとカバー曲、透明感のあるソフトボイスが素敵でした。



2組目はゲバント山根&恋女房のお二人。
  

 
まちおこしといえばこの人、というゲバント山根さん。333回を数える千田わっしょい祭りの主催者でもあり、いろんなイベントを率いるリーダー的存在です。いろんなイベントの紹介もしながらのステージでした。奥様の恋女房こと美貴子さんとのユニットでは5年目の活動。セプコンの出演は初めてでしたがいつもどおりの熱いステージを届けてくださいました。


3組目はジェームス佐藤さん。
  
広島のジェームステイラーこと佐藤さんは、ギター弾き語りで優しい歌声で古き良きフォークソングを歌ってくださいました。佐藤さんの歌を聴くといつもホッとします。昨年に続いての出演。ありがたいです。


そして4組目は私たちPeppermint Leaf Duo。
  
   
ドラムのサトシくんが不在のため、今年もヒロシくんと私のデュオ出演でした。
本日お届けした曲は以下の通り。

1.あなたに会うまで
2.蘇州夜曲
3.真冬の蓮華草
4.LOVE and LOVE
5.君に出会えて

蘇州夜曲はPeppermint Leafとしては初披露。そしてLOVE and LOVEはいつもとスタイルを変えてボサノバ・バージョンで。毎回チャレンジを欠かさない私のリクエストにヒロシくんがとっても頑張ってくれました。今回のテーマは「出会い」と「花」。平和がコンセプトのセプコンで「平和」がテーマのオリジナル曲もあるんですが、今回はこの選曲にしてみました。歌に込めたメッセージが聴いて下さった人の心に届いてくれたらいいな。


そしてラストを飾ってくださったのは今回も上綱克彦さん。
  
ずっとこのセプコンを大事にしてくださってることに改めて感謝です。今年もじっくり上綱さんの歌を聴きながら、いろんなことを思い出しました。11年前、上綱さんの生歌をこのセプコンで初めて聴いたんですよね。ラストの「青い瞳のステラ」を聴きながら、あらためて通り過ぎていった11年間のいろんなことが胸をよぎりました。



平和とは自由であること。そこに強制がないこと。
「平和について、こう思う」という思いを戦わせることなく、人と人が集まりそれぞれの形で支え合いながら平和を思う。そこに集った一人一人が心の内で「やっぱり平和がいいよね」って感じながら明日からの日常に戻る、これがセプコンの良さかな〜と思います。


昨年、広島セプコンが10年の区切りを迎えた時、来年はどうしようかと迷っていた私に「来年もやりましょう」と言ってくださった上綱さん。正直、今年のセプコンはどうしようかと思いながら開催を決めた経緯もありました。あらためてセプコンの意味を問い直し、このイベントを続けていく意志を問われる瞬間がありました。
だけど「やりたい」と言ってくださる方がいる限りこのセプコンは続いていくんじゃないかなと思います。


セプコンを通じて誰かの心に平和の種が撒かれ、平和の花が次々と咲いていく。セプコンの意味は「自分も自分の場所で何かしよう」と思わせてくれること。私は最初に広島でセプコンの種をまくお手伝いをしましたが、もうその花は次の種を撒き始めている気がします。これからもセプコンが皆さんのできることを考えるきっかけになってくれたらいいなと思っています。


ご来場くださった皆さん、ご出演の皆さんありがとうございました。
そして改めて並木ちゃん、JiveのPAの原田くん、店長のモンドさん、スタッフの皆さんありがとうございました。
 
広島セプコンはまだまだ続きます。今後のコンサートは以下の通り。
ご都合が合えばどこかのセプコンに足を運んでみてくださいね。


9月18日(月祝)18:00〜 オクトパス(主催:オクトパス)
  出演:ガイコッツ、COUNTERBLOW、deneb(アコースティック)、Savvas、
     ミュータントヘッズ、WITH、太鼓うち 達矢

9月23日(土)18:00〜 呉・花Club (主催:花Club&萬谷哲也)
  出演:いぐいま with中原師匠、太田マコト、ひとりまんたに、ひまわり、
     ヤマナカーニャ、HARU&ROZY (順不同)

9月30日(土)13:30〜 湯来交流センター(主催:吉田優子)
  出演:三浦瑠璃、吉田優子、福田ひとみ、野村彰宏、杉山ルミ子 

9月30日(土)19:00〜 銀山ベース(主催:中村かおり)
  出演:銀山ベ―ス音部(仮)、のんな、ちくたく楽団、Shige、心笑-CoComi-、Backseatdrivers

 
 

セプテンバーコンサート in 広島2017

2017-09-08 | 広島セプコン(2007〜2019)


9月です!!!
ということで、お知らせしたいのはやっぱりセプテンバーコンサート。
セプテンバーコンサート in 広島、今年もやりますよ!!!


主催者も出演者も各自ご自分のお仕事や演奏活動でお忙しい中、ボランティアでセプコンを開催してくださるありがたい皆さんです。セプコンjpの総合パンフレットがなくなって合同の告知がしにくくなってますが、ご都合が合えばできるだけ聞きにきていただけたらなあと思っています。


広島セプコン2017のサテライト会場と出演者は以下のとおり。
全会場、入場無料(ミュージックチャージ無料)でご協力いただいています(ただしドリンク代&飲食代などは必要です)
詳細はFacebookイベントページなどご覧ください。


9月9日(土)13:00〜 宮島杉之浦市民センター(主催:花見堂英延)
  出演:花見堂英延、花見堂陽子、Fleeting Phantom、バッキンガム

9月12日(火)19:30〜 LIVE Cafe Jive(主催:LIVE Cafe Jive)
  出演:あんでぃ、ジェームス佐藤、ゲバント山根&恋女房、Peppermint Leaf(Duo)、上綱克彦

9月18日(月祝)時間未定 オクトパス(主催:オクトパス)
  出演:ガイコッツ、COUNTERBLOW、deneb(アコースティック)、Savvas、
     ミュータントヘッズ、WITH、太鼓うち 達矢

9月23日(土)18:00〜 呉・花Club (主催:花Club&萬谷哲也)
  出演:いぐいま with中原師匠、太田マコト、ひとりまんたに、ひまわり、
     ヤマナカーニャ、HARU&ROZY (順不同)

9月30日(土)13:30〜 湯来交流センター(主催:吉田優子)
  出演:三浦瑠璃、吉田優子、福田ひとみ、野村彰宏、杉山ルミ子 

9月30日(土)19:00〜 銀山ベース(主催:中村かおり)
  出演:銀山ベ―ス音部(仮)、のんな、ちくたく楽団、Shige、心笑-CoComi-、Backseatdrivers 


2002年9月。
9・11の翌年にニューヨークで始まったセプテンバーコンサート。
テロへの報復という暴力に暴力で対抗するやり方ではなく、平和な心をみんなで共有しよう、という主旨で始まった草の根コンサート。
9月の地球を音楽で包もうというコンセプトで世界中で続いています。
日本では2005年に東京でセプコンがスタートし、広島では2007年にLIVE Cafe Jiveで第1回目の広島セプコンが開かれました。


セプコンジャパン立ち上げ時のセプコン本部は10年をもって2004年に解散されましたが、今年も各地でコンサートの輪は続いています。広島でも11年目の開催です。
主催者と出演者の方々がさまざまな思いを持って開催してくださるコンサート。
平和への思いやその表現の仕方は一人一人違っています。ただこのセプコンという特別なコンサートが作り出す独特の雰囲気は、いつも何かしら温かい、普通のコンサートにはない時間が流れているように思います。
この日この時間だけは日々の喧噪や毎日の大変なあれやこれやを忘れて、音楽に身を委ねてしばしゆったりとしてもらえたら、と思います。


私はPeppermint Leaf(Duo)で、9月12日(火)19時半〜のLIVE Cafe Jiveに出演します。
入場は無料です。(ドリンク代が要ります)
よろしかったらライブを聴きに来てくださいね。