オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

ヒロシマ・メッセンジャー

2012-12-26 | 地域・世界・地球・宇宙

英会話教室の友達であるアンソニー(英語名)からヒロシマ・メッセンジャーに応募してはどうかという話があったのは10月のこと。
ヒロシマ・メッセンジャーとは「広島市は、海外の6都市と姉妹・友好都市提携を結んでいます。 これらの6都市を広く市民に紹介し、身近に感じてもらい、. 都市同士の友好の持つ意味を深く理解してもらうための推進役がヒロシマ・メッセンジャーです!」とのこと(広島市HPより)。

アンソニーは過去3回もこのヒロシマ・メッセンジャーを引き受けた経験があり、英語の勉強にもなるしと私にこのボランティアに応募するように勧めてくれたようです。
勧められたときには、「いや、私、年内はめちゃくちゃ忙しいですから」と(本当に忙しかったので)答えたものの「来年だから」とあっさりかわされ、勧められるがままに応募して、面接を受けて、その結果、平成25年のヒロシマ・メッセンジャーの役をお受けすることになりました。

そんなわけで、今日は、ヒロシマ・メッセンジャーの依頼書交付式というのがありました。
今日の交付式は、平成25年のヒロシマ・メッセンジャー12名(欠席者含む)が、市役所の広島市長公室という場所で市長から直々にメッセンジャーの依頼書の交付を受けるという式でした。
市役所の市長公室なんて行ったことないのでちょっとドキドキでしたけどね。

私の担当都市は何を隠そうホノルル市。
それ以外の都市はよく知らないというのが本音です。

ホノルルなら何回か行ったこともあるしホノルルマラソンにも出たしね。
フラやハワイアンミュージックはまだよくわからないけど、この機会に来年はギターと一緒にウクレレもやってみるかなと思います。

6都市にはそれぞれ「姉妹・友好都市の日」というのが定められていて、ホノルルの日は11月9日です。
来年の11月9日付近で「ホノルル・デイ」のイベントを開催することになると思うので、皆さんその節にはなにとぞよろしく願いします。



広島女学院ゲーンズ幼稚園・広島女学院維持会記念会

2012-12-22 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日は広島女学院のゲーンズ幼稚園の再開園50周年と広島女学院維持会20年の記念行事で日野原重明先生を招いた講演会がありました。
その講演会の第1部として我々「ほほ笑みと感謝の会」と広島女学院大学のパンフルード同好会のメンバーとで「オリーブ・パンの笛は『希望』を語る」というタイトルで講演と演奏を届けました。

今日の会場は日野原先生のお父さまが広島女学院の院長をされていた時に建てられた「ヒノハラホール」。ゲーンズ幼稚園の年長組の父兄の方々を中心に約300名の方たちが集まってくださいました。
立野先生のパレスチナや東日本大震災の被災地でのお話や私たちの演奏に涙する方々も多く、何かしらのメッセージは届けられたのかなと思います。

 
(立野泰博牧師の映像を交えた講演)

続いては本日のメインプログラムの日野原先生のお話。
「この幼子のことばと表情から何を汲みとるか」というタイトルでした。教育の基本は家庭の習慣からということをいろんな観点からお話しされました。
 
(101歳とは思えないお元気な日野原先生)

福沢諭吉の「一家は習慣の学校であり、父母は習慣の教師なり」。
アリストテレスの「知的な才能は生まれつきとその教育によって決まるが、人柄としての徳は習慣から生まれる。すなわちアートのようにくり返される行動によって取得されるものである」などの言葉はズシンときました。
いい習慣を親も身につけ、子どもにも身につけさせたいものです。

「子どもをダメにするためには、子どもの欲しいものを何でもすぐに買ってあげることである」とも言われていました。逆説的ですが言えてます。
クリスマスシーズンに特に考えたいことですね。

というわけで、ほほ笑みと感謝の会としての2012年の講演と演奏はこれですべて終了しました。
今年はフラワーフェスティバルに始まり、奈良の薬師寺に行かせていただいたり、ロータリークラブの記念会やジュノー音楽祭に呼んでいただいたり、いろいろな場所で「パレスチナ・オリーブパンの笛」の命と平和のメッセージを届けることができました。
お招き下さった皆さまに心から感謝です。

来年も与えられた場所で命と平和と希望のメッセージを届けていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。 


 (メンバー全員で記念写真パチリ)



Sweet Angels 『天使のクリスマス』ライブ in Live Juke

2012-12-12 | マリライブレポ

今日はSweet Angels『天使のクリスマス』ライブでした。
大成功のうちに終了でした。
ご来場の皆さま、Jukeのスタッフの皆さまありがとうございました。
そして愛ちゃん、玉ちゃん、優ちゃん、お疲れさまでした。
本当に楽しかった。軽くライブレポしますね。

本日のセットリストは以下の通り。

【1st Stage】
1.彩の森
2.花
3.月のしずく
4.最後の願い事
5.君の家まで
6.天使のパン
7.Peaceful Wind(feat. 中村純先生)

沢井美空さんコーナー

【2nd Stage】
1.絆
2.星空と粉雪
3.メリークリスマス
4.アメイジング・グレイス
5.ラストクリスマス
6.クリスマスメドレー
   ホワイトクリスマス
   ひいらぎかざろう
   赤鼻のトナカイ
   サンタが町にやってくる
   ジングルベル

【アンコール】
1.賽馬
2.きよしこの夜
 
ライブは優ちゃんの二胡のソロあり、愛ちゃんの弾き語りあり、玉ちゃんのソプラノあり、私の弾き語りあり、、パンフルートの中村先生の飛び入りゲスト出演あり、そして全員での演奏ありと盛りだくさんでした。
    

抽選プレゼントや全員プレゼントも盛り上がり、出演者本人たちもとっても楽しんだライブでした。
    

平日のお昼間にも関わらずたくさんの方においでいただき本当に感謝でした。
東京からキャンペーンで来ておられた19才のシンガーソングライターの沢井美空ちゃんもとってもピュアで可愛かったですね。

Sweet Angelsのこの4人のライブはまた機会があれば来年やりたいな~と思っています。
詳細は近いうちに発表できると思います。
お楽しみにね!!! 

最後に皆さんにお配りしたクリスマスカードです。
イラストレーターのSHIEちゃんデザインでした。SHIEちゃんありがとう。


広島市特別支援学校でコンサート

2012-12-10 | マリライブレポ

今日は朝から広島市特別支援学校でコンサートをしてきました。
以前にライブに来てくださった先生からのご依頼。 
今回はパーカッションのミドさんにサポートをお願いして2人での出演でした。

朝10時からの本番ということで8時半に現地入り。
楽器をセッティングして軽くリハ。
そして本番。

セットリストは以下の通りでした。

1.私のテディベア
2.ヒミツの国
3.赤鼻のトナカイ
4.ジングルベル
5.きよしこの夜
6.アイノアメ
7.となりのトトロ
8.さんぽ

【アンコール】
9.心の手をつなごう 

ミドさんが持参してくれた手作りのシェイカーを子どもたちに配って一緒に振ってもらったり、ミドさんにサンタになってスレイベルを降りながら会場を回ってもらったり。
 
子どもたちも大変嬉しそうでした。 

一番盛り上がったのは終了後にドラムをちょっと叩いてもいいよ、ってコーナーのとき。
子どもたちが実に嬉しそうで、こっちまで嬉しくなっちゃいました。

お礼に子どもたちの手作りの写真立てとクリスマスオーナメントをいただきました。

ありがとうございました。
特別支援学校のF先生、Y先生、ならびに諸先生方、大変お世話になりました。 
また機会があれば子どもたちと一緒に音楽を楽しみたいです。 


ジュノー音楽祭2012

2012-12-07 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

広島県民文化センターで開催の『ジュノー音楽祭2012』が無事に終了しました。
今回私は「ほほ笑みと感謝の会」の一員として出演させていただきました。
雨の中たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
軽くレポしますね。

会場入りは14時45分ということで、やすくんと一緒にレンタルスクリーンとプロジェクターを調達してから会場へ。 スクリーンを組み立ててなんとかリハができる状態になるまでちょっとかかりましたが、しっかり時間があったので、パンフルートの中村先生、香原さん、ソプラノの玉ちゃん、語りの立野先生とゆっくりリハもできました。
ピアノがスタインウェイのフルコンだったことは個人的にとっても嬉しかったです。

自分の買えないようなピアノも弾けるのはピアニストの醍醐味。
スタインウェイのフルコンはお値段約2000万円。お家が買えちゃいます。

さていよいよ本番。
NHK少年少女合唱団の皆さんのピュアな歌声が会場に響き渡り、大きな拍手とともに最後の曲が終わって私たちの出番です。

スクリーンを設置し、司会の人が紹介してくださる中、ステージへ。
立野先生の語りと演奏のコラボレーションで、皆さんがあまり知ることのないパレスチナの子どもたちの現実、そして忘れかけているかもしれない東日本大震災の被災地の現実をご紹介しました。

セットリストはこちらでした。
1.アメージング・グレイス
2.星に願いを
3.アヴェ・ヴェールムコルプス
4.ピースフル・ウインド
5.天使のパン
6.ジュピター
7.北の国から
8.見上げてごらん夜の星を
9.ふるさと
10.しあわせ運べるように 

広島が希望の町だと言ってくれるパレスチナの子どもたち。
忘れないでください、祈り続けてくださいと言われる被災地の人たち。
遠く離れていても私たちにできることはきっとあります。
私たち1人1人が自分ごととして考えることが大事なことだと思いました。

悲惨な現実を見せられて、考えさせられて、頭がいっぱいいっぱいになってしまう人もいたと思います。でもぜったいにあきらめないことです。
失われてしまった命のためにも、生きている私たちが守っていく命がある。
ジュノー先生のように立派なことができなくても、きっと何かできることがある。
私たちは私たちの場所でしっかりと生きていきましょう。

  
(最後に全員で記念写真。なぜか香原さんが一緒じゃなくてすみません。)


『しあわせ運べるように
(ふるさとバージョン)』

 
この「ほほ笑みと感謝の会」のメンバーは次回、12月22日(土)に広島女学院大学での日野原重明先生の『いのちの授業』の前座として講演&演奏をさせていただくことになっています。
どうぞよろしくお願いします。 


永田萌~夢みるチカラ展

2012-12-05 | 写真・絵画

子供の時から憧れだったイラストレーターの永田萌さん。
その永田萌さんの展覧会があるというので、初日の今日に行ってきました。

朝からぐずぐずしてギャラリートークには間に合わなかったけど、せめてサイン会にはと急いで会場の県立美術館へ。
すでに1階のギャラリーで始まっていたサイン会の係の方に「何時まで大丈夫ですか?」と聞くと「時間じゃなくて人数なので、残り3人は大丈夫ですよ。」と言われ、展覧会を見るより先に急いで書籍を買って、60人中58番のカードを受け取ってサインを待ちました。

11時から始まったサイン会。私がサインをしてもらったのは13時前。
お一人お一人と丁寧にお話しされる萌さんのサインは本当に心がこもっていて、まるで一筆一筆心を込めて描かれるご本人のイラストそのものと思えました。

今日は娘の誕生日。
サインには娘の名前と日付を入れてもらおうと思っていました。
「そうんなんですか。ではハッピーバースデーってメッセージも入れましょうね!」とニコニコしながら言ってくださり、幸せな気持ちになりました。
 
サインをいただいて一緒に写真を撮ってもらい、そのほんわかした気持ちのまま展覧会を見ました。


永田萌さんは1975年にイラストレーターとしての活動をスタートして、画業37年。
150点以上にものぼる花と妖精をテーマにした作品はどれを取っても素敵です。
カラーインクから始まり、アクリル絵の具、リキッドアクリル、友禅など、いろんな画材にチャレンジされてるチャレンジ精神が萌さんの未だ変わらないキラキラした澄んだ瞳と若さの秘訣なんだろうと思います。60歳を超えてらっしゃるとは思えないです。本当にびっくりです。

『永田萌~夢みるチカラ展』は1月14日まで。
詳しくは広島県立美術館の特設HPをご覧下さい。

娘のために買った本は、私も繰り返し読みたいと思った本です。
HATAOさんの文と萌さんのイラストで構成された1989年に出版された本。

『星に咲く花』





「花咲く星」

その日

みるみるうちに
空が蒼ざめ
風か病み
雨が病み
土が崩れ
草木が倒れ
花が狂い咲いて
はらはらと
散った

その日
ぼくたちは黙って
空の苦しみを
見ているだけなのか
花の哀しみを
見ているだけなのか

その日
空を見つめなおすのでは
遅すぎる
花を見つめなおすのでは
遅すぎる
ぼくたちの心を
その日
見つめなおし
そして
空を見つめなおすのでは

風吹く星は 生きている
雨降る星は 生きている

花咲く星は 生きている