オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

テラウチマサト写真集『F(エフ)見上げればいつも』

2015-03-27 | 写真・絵画

 

写真雑誌『PHaT PHOTO(ファットフォト)』の編集長で写真家のテラウチマサト先生が写真集を出された。
富士山を撮った写真。
富士山の写真集なんてそれこそうんざりするほどあって、誰が撮っても富士山は富士山だと思うところ。漢字で書いても左右対称でまるで「富士山」ってあの形そのもの。


ところがテラウチ先生の富士山写真はひと味もふた味も違った。
左右対称ばかりではない富士の写真。
1枚目の写真なんて平山郁夫の日本画のよう。
これが写真とは・・。ため息が出る。


テラウチ先生のPHaT PHOTO主催の写真教室には足掛け3年通った。
ずっとやってみたかった写真を一流の人の手ほどきで学んでみたかった。
あとからわかったことだけど日本で億を稼ぐ写真家は片手の指でおさまるくらいしかいなくて、テラウチ先生はそのお一人だった。


先生の言葉から得られたものは計り知れない。
「感性を磨くということ」「見る人を子供扱いしない写真」「tipped」「赤い牛の法則」「音の聴こえる写真」・・etc.


教室の打ち上げで一緒に飲んだりするとその席でいろんな話をして下さった。
写真家って思ったより饒舌なんだって感じたのを覚えている。


一流の人はおしなべて饒舌だと思う。
自分の全く考えを話さずに他人と一緒に仕事はできない。


1枚1枚の写真からしんと静まり返った自然の中にカメラを据えて富士山に対峙するテラウチ先生の姿を感じる。
どこまでも圧倒的な富士山に挑むレンズ。
先生がよく言われていた「決して被写体に「撮らされない」こと」。
富士山を相手にそれがどれほどのことかわかる。


心が高くなる。
私も音楽に対してまっすぐ誠実でいようと思う。
1つ1つの作品に真摯に向き合い最高の芸術として届けよう。
気持ちを新たにしてもらえた。


写真集なんてどれも同じ。そう思ってる人にぜひ手に取って見て欲しいです。
テラウチマサト先生の写真集『F(エフ)見上げればいつも』はこちらから購入できます。

 

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J&K〜TUTU ULAULA〜acoustic〜

2015-03-22 | ライブ・コンサート

梶原順さんと安達久美さんのギターデュオJ&Kのライブに行ってきました。
前回の広島は8月だったので7ヶ月ぶり。
今回ももちろんとっても素敵なライブでした。
ではいつものように軽くライブレポさせていただきますね。


今日はAPEXの江田徹さん率いる「江田徹Project」の皆さんがオープニングアクトとして友情出演。メンバーは江田徹(Gt)、森光明(Pf)、森光奏太(Ba)、山下あすか(Per)の4人。APEXのオリジナルやカバー曲を楽しく聞かせて下さいました。


本日はパーカッションの山下あすかちゃんが20才のお誕生日だったそうで、そういう意味でも盛り上がりました。あすかちゃんが20才なら奏太くんは17才。「恐るべし、広島の若手」って感じです。でもこういう若い人たちがどんどん台頭してきてくれるのは正直嬉しいことですね。これからの広島がすごく楽しみです。


そして休憩を挟んでいよいよJ&K登場。
開口一番「こんばんは。今日は山下あすかバースデイライブにようこそお越し下さいました。」と順さん。あはは(笑)。
広島ならではの和やかな雰囲気の中『Passage』『Just Old Friends』『Morning Groly』『Long Trail Running』などなどJ&Kのアルバム『TIDE』の中の曲を中心に聴かせて下さいました。
途中、江田さんを交えてトリオ演奏もあり、最後には出演者全員のセッションも。
昨年末のJK 4days(順さん祭り)を思い出させる盛り上がりっぷりでした。


そんな中で私の今日のNo.1ヒットは、ジェフ・ベックの『哀しみの恋人たち』。
なんと順さんと久美さんのアコギデュオだけでの演奏で、超レアだけどとっても良かった。「音が伸びないっ!」って順さん(←当たり前ですが(笑))。気持ちで伸ばす白玉音符はとってもスバラシかったです(笑)。


この曲はスティービー・ワンダーの曲。美しい曲です。
原題は「'Cause We've Ended As Lovers 」。「恋人としての私たちはもう終わったのだから」ってところでしょうか?原題の方がより退廃的な曲の雰囲気にしっくりくる気がします。
アドリブ後半の4小節毎に出てくるメジャーセブンスのコードがなんとも不思議な雰囲気を醸し出します。
素敵な演奏で聴けて良かったです。


そしてアンコールは順さんの曲で『Quiet Times』。
順さんの想いの詰まった名曲です。いろんなことを思い出してまた涙が出ました。


順さんはきっと忘れておられるかもしれませんが、実はこの曲を初めて順さんが演奏されたのは、おそらくPeppermint Leafにゲストで出て下さった広島ライブの時だったんじゃないかと思います(2010年7月23日の日記)。ライブの2週間前に交通事故で亡くなられた広島の友人の日山さんを偲んで書かれたこの曲の譜面と音源がメールで送られてきたのはライブの前日。本番で急きょ私のピアノとのデュオでお届けしました。
あの時は小田原さんのお父様もライブ前日に亡くなられて・・いろいろあった2daysでした。


そんなこともあり、あんなこともあり。
ミュージシャンって嬉しい時も悲しい時も音楽を演奏しているよなあって思います。
いつかのライブで演奏した曲、その時そこに誰がいてこんな感情だったとか、その音楽を思い出せば全て蘇ります。
そうやって音楽に彩られた私の人生もいつか終わりを迎えるわけだけど、この人生を彩ってくれた音楽だけは私が死んでもきっと残る。なんとも素敵なことだよねって思います。
音楽やっててホントに良かった。


ライブ終了後は図らずも打ち上げに呼んでもらい、順さん仲間のKonちゃんことSmoky Kondoさんや小田原さんやバッキーさんたちとめっちゃ盛り上がりました。抱腹絶倒。ここでは書けない話が満載で笑いすぎて死にそうでした。そうして酔っぱらいの私たちは次回も話題をリサイクルして同じ話で大笑いするんでしょうね(笑)。楽しかったです。また次回もよろしくです。


さて今日はこちらのアルバムを買ってサインをもらいました。
順さんのギターとゲレン大島さんの三線のデュオ、coco←musika(ココムジカ)のフレンチクラシックアルバム(←J&Kのアルバムではなくて申し訳ないんですけど・・(汗))。
これはなんでもっと早く買わなかったんだろうっていうくらい素敵なアルバムでした。
皆さんにも超オススメです。coco←musikaのHPからぜひお買い求めください。 
 

 

La Musique Classique française



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白鶴山 2015 1st Tour @Live Juke

2015-03-18 | マリライブレポ

本日は『白鶴山 2015 1st Tour @Live Juke』にゲスト出演させていただきました。
おかげさまで大盛況のうちに終了しました。
ご来場いただいた沢山の皆さまありがとうございました。


白鶴山の皆さん大変お世話になりました。
そして同じくゲストの「ポ」(←バンド名)のSaxのうっちーこと内田広平さん、ほか急きょゲスト出演して下さったAPEXのギターの江田徹さん、ベースの森光奏太くん、そしてポのピアニストのすみまいこさん、ジャズピアニストのJuan(ホアン)さんお疲れさまでした。
いやーーー楽しかった!!!軽くライブレポします。


白鶴山は白井アキト(Pf)、鶴谷智生(Dr)、山本連(Ba)というメンバーのピアノトリオ。
ジャズ、フュージョン、ポップス・・いろんな要素を併せ持った、ノンジャンルで枠に収まりきらない斬新で刺激的なトリオバンドです。


ライブは3部構成でなんと3時間10分!!
今回もいつもながら期待を裏切らない盛りだくさんな内容でした。 
セットリストは以下の通りでした。


【1st set】白鶴山、白鶴山ポのコーナー
1.一献
2.はしご酒(Sax 内田広平)
3.113
4.Song for chang
5.夏の一滴
6.追憶の日々

【2nd Set】白鶴山ポ、白鶴山真理、白鶴山真理ポのコーナー
1.滝(内田)
1.Last Summer Night(マリ)
2.月の優しいこんな夜(マリ)
3.シンプソン(マリ)
4.Mermaid Story(マリ、内田)
5.Love and Love(マリ)
6.アイノアメ(マリ)

【3rd Set】セッションコーナー
1.Juan Otizジャズセッション(←曲名何でしたっけ?)(Juan Otiz(Pf))
2.Peaceful World(大吟醸)(内田、江田徹(Gt)、すみまいこ(Kb))
3.Red Zone(森光奏太(Ba)、江田)
4.Amaranth(常世の華)(マリ、内田)


ライブ写真はこちら。
   

  

私は2nd SetとラストのAmaranthに参加しました。
2ndの「白鶴山真理」のコーナーでは、白鶴山とコラボで制作中のアルバムの曲の中からいち早く6曲をご披露。
Peppermint Leafやその他のライブで演奏してきた曲が新しい装いで生まれ変わり、聞いていただいた方にはさぞかし新鮮だったんじゃないかなと思います。
アレンジでは白鶴山らしいシカケが満載で歌う私としては結構ドキドキ。


『シンプソン』では、途中で「バイク」がエンストしかけたりもしましたが、それもご愛嬌(笑)。曲の最後では連くんのベースのボリュームつまみを私が回してフェードアウトすることになってたんですが、最初反対に回して大きくしちゃいまして、あせって小さくしたら今度は一気に小さくし過ぎてしまいました・・。連くんスミマセン(笑)。


ラストの『アイノアメ』では、会場の皆さんが一緒に手拍子で盛り上がって下さったんですが、間奏でいきなり8分の7拍子になったので、皆さんが「あれ?あれ?」ってなって、申し訳ないやらニヤニヤしちゃうやら。まあとにかく楽しいコーナーでした。
サックスのうっちーにも『Mermaid Story』に参加していただき「白鶴山真理ポ」の演奏も聴いてもらいました。


今日は鍵盤を弾きながら2曲、あとはハンドマイクでのボーカルでした。
私のハンドマイク姿ってレアな感じだったでしょうけど、ハンドマイクで歌うのも結構好きです。
アキトくんのピアノはとにかくサイコーで、私の手が3本あるくらい凄いです。
アキトくんがいればホントは私のピアノなんてぜんぜん要らないですよね。


ラストの『Amaranth』は会場のみなさんに立ち上がってもらってみんなで踊ってもらいながらの演奏。
鶴谷さんのまるで花火大会のフィナーレのような連打のドラムソロに会場も湧きに湧きました。
今日も3時間10分があっと言う間の最高に楽しいライブでした。


終わってからの打ち上げもチョー盛り上がり。
いやーつくづく楽しい夜でした。
白鶴山の皆さんはこれから九州を回るツアーで、きっと連日各地で白鶴山旋風を巻き起こしていくんでしょうね。


私はコラボアルバムの歌入れをこれから頑張ります。
できたものから徐々にミックスされて何らかの形でちょっとずつ皆さんにご紹介できると思いますのでどうぞお楽しみに。

 

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星・月・海

2015-03-11 | 音楽

今日は3.11。
あの日から4年目です。


ああ、そうか・・と思いながら自宅でライブやレコーディングの準備をしていました。
パソコンにあった音の断片や五線譜のメモを見ていたらふと衝動的に曲が作りたくなって、一気に3曲できました。


『星をカバンに詰め込んで』
『月の舞踏会』
『宝石のような海』


意図せず、星と月と海。
どの曲にも「悲しい思い出はもう忘れていい」というメッセージがありました。


3.11で命を落とした人の中にはミュージシャンもたくさんいたんでしょうね。
そんな誰かのことを思ったら泣きそうになりました。
誰かが私に歌を託したのかな?
忘れていいよと言われても忘れられるはずもないけれど。


天災や事故で身近な誰かを失うと、私たちは生き残っていることに罪悪感を感じたり申し訳なく感じてしまうもの。でもほんとうは彼らの分まで明るく幸せに生きようって思いを変えた方がいいんだよね。
今、生かされてることに感謝して。


『星をカバンに詰め込んで』

星をカバンに詰め込んで出かけよう
夢の旅はこれから始まる

虹をカバンに詰め込んで出かけよう
君の旅はここから始まる

うす暗い部屋を出て 朝日を浴びよう
昨日までの自分は 全部置いていこう

星をカバンに詰め込んで出かけよう
ほかにはなにもなくたって大丈夫


大切なことだけを 忘れずいよう
悲しい思い出なら 忘れてもいい

星をカバンに詰め込んで出かけよう
笑顔になれる出会いが待ってる


星をカバンに詰め込んで出かけよう
夢の旅はこれから始まる

虹をカバンに詰め込んで出かけよう
君の旅はここから始まる


(『星をカバンに詰め込んで』三輪真理作詞・作曲)

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