オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

奈良薬師寺で奉納演奏

2012-07-31 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

薬師寺(やくしじ)は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院であり、興福寺とともに法相宗の大本山である。南都七大寺のひとつに数えられる。本尊は薬師如来、開基(創立者)は天武天皇である。1998年(平成10年)に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。現・管主は山田法胤である(2009年8月着任)。(Wikipediaより)

という、奈良薬師寺の天武天皇の命日を記念して毎年行われる法要が天武忌というお祭り。
毎年10月8日~9日に開催されるのだそうです。
その天武忌で、パレスチナオリーブのパンフルートの演奏を奉納するという話が持ち上がったのは1年前。
そしていよいよ具体的に相談ということで、薬師寺の現執事の生駒基達先生とにしき堂の大谷社長、ほほ笑みと感謝の会の橋本さん、そして橋本さんのお友だちで呉在住のHさん、パンフルート演奏の中村先生と私というメンバーで打合せを兼ねたお食事会がありました。

大谷社長と橋本さんの行きつけの磯辺料理さかいのお料理の数々。
どれも素晴らしく美味しかった。
初物の焼き松茸もいただきました。

   

  

薬師寺のお話から来年の菓子博の話まで、楽しい話に花が咲きました。
料理の写真ばかりで、全員の写真を撮るのを忘れました(汗)。

天武天皇という方は、歴代天皇の中でも日本の文化の礎を築いた方で、例えば各家々に神棚と仏壇を置くという風習を決めたのも、伊勢神宮を20年に1度建て替えるのを決めたのも天武天皇だそうです。
その天武天皇が奥さまである持統天皇のご病気の治癒を願って立てられたのが薬師寺で、薬師如来とは薬の師で文字通り癒しの如来であり、健康や医学を司る如来様。
そういうわけで健康祈願でお参りに来られる方が多いのだそうです。
健康は大事です!!

天武天皇は芸事をとても大切にしてた方でもあり、その法要では毎年1組が音楽の奉納をされるのだそうです。
万燈会という夜の法要で、私の作曲した『Peaceful Wind』ほか何曲かのパンフルートの曲を中村先生とご一緒に演奏奉納します。
なんだかスゴイことです。

「私クリスチャンなんですけど大丈夫ですか?」とお訊ねすると、薬師寺は檀家のない寺で、学問をするところだったので宗教、宗派は問いません、というお返事。
なるほどなあ。

人と人が宗教で分裂したり争ったりしてきた(させられてきた)時代も終わり、世界はいろんなところから一つになっていく時代。
日本でも明治維新で神仏分離令が出される前は神社と寺は仲良くやってきていたそうです。
支配者にとっては神社と仏閣、あるいは他宗教同士が仲良くされることは困ることであり、それが世界の宗教戦争を作ってきたと言っても言い過ぎではないと思います。

世界は一つになっていく。
私もその一役を買うのかなという感じです。

肩書きは何にしましょうか?と聞かれたので「作曲家」と答えました。
今までも作曲家でしたけど、これで公的にも作曲家です。

「すごいことは案外あっさり起きていい。」
って誰かが言われていた言葉を思い出します。

おかげさま、という心を忘れなければ、人生はどんどん願った通りになっていくんだと思います。
この気持ちを忘れずに頑張ります。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。



Reborn LIVE~Naked Voice~ feat. 梶原順

2012-07-27 | ライブ・コンサート

今日は、元 indigo blueのリナこと西部里奈さんとギタリスト梶原順さんのコラボレーションライブがあるというので行ってきました。
西部さんのニューアルバムのレコ発で、バックを順さんとこゆみこが務めるという贅沢なライブ。
今日のライブは河村さんのイチ押しでもあり楽しみにしていました。
ちょっとだけライブレポします。

会場はLIVE Juke
ライブスタートは19時。いつもより明るい時間のスタートです。

オープニングアクトのseaさんは、ギター弾き語りの可愛らしい女性。
ありのままの日常を綴った等身大の歌詞が良かったですね。
別れを告げる彼に向けての歌だとか、一人暮らしを始める時のお母さんに対しての歌だとか、こういう可愛い歌はさすがにもう作れないなあ。
とか、そんなことを感じながらライブを聞いてました。

そして続いてはこゆみこ with 梶原順さん。
今日は「Night Flight」「森と風のささやきの中で」「夏は来ぬ」「椰子の実」「雨と」「あしたば」とオリジナル曲と童謡を取り混ぜたラインナップでした。
いつもは小田原さんのギターが順さんに変わって、いつもと似てるけど違うこゆみこサウンド。
特に順さんのギターの音色が前と全然違うなあって感じがしたのは、あとでわかったんですが新しいエフェクトのせいらしいです。
ライブ終了後にKonちゃんことSmoky Kondoさんが羨ましがっておられました(笑)。

そして本日3ステージ目がいよいよ西部里奈さんの登場。
『naked voice』というソロ初アルバムからの曲を次々と聴かせて下さいました。
キャッチコピーが「もう一度、恋をしたくなる」だそうで。
ちょっと切ない恋の歌ばかりでした。
「恋かあ・・」
基本的に恋の歌好きの私ですが、最近はちょっと食傷気味。
恋愛ポテンシャル、すっかり落ちてます(爆)。
永井くんのDVDでも借りるかなあ・・・。

まあそれはともかく、ライブは素敵でした。
西部さんの大人なハスキーボイス。
ギターを弾きながらの歌が特に良かったですね。
みんなそれぞれ自分の世界観を歌にするんだなーと改めて思いました。

しばらく曲を書いてないけど、また曲を書いてみようかなって気になりました。
ここはひとつ恋愛ポテンシャルがUPする曲でも作ってみようかな。



映画『カンタ!ティモール』

2012-07-19 | おすすめ映画

ヲルガン座で映画の上映会があると知ったのはつい5日前のこと。
『カンタ!ティモール』
インドネシアの東の小さな島、東ティモールの現実を描いたドキュメンタリー映画。
監督が25歳の女性っていうところにも惹かれて。

【以下HPより転載】

東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。作者は青年を探すため島へ戻る。
そして一つの旅が始まった・・・。
「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知ってるよ・・・」
歌はこう始まっていた。直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。
青年に連れられて、作者は島の奥へと入っていく。そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。太陽に照らされた、はじけるような笑顔の人々。
その一方で、人口の3分の1の命を奪ったインドネシア軍の攻撃が濃い影を落とす。報道にのらない地下資源ビジネス、日本政府の驚くべき行動。
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。」
日本、ティモール、インドネシア。みな同じ。
母一人、父も一人。大地の子ども。
叩いちゃいけない。怒っちゃいけない。」
弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、大地への感謝を歌と踊りに表し続けた。
自然を敬い、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。
いつのまにか、ティモールの旅はそっと作者に問いかける。愛すべきふるさと、日本の島々の姿を・・・。

【転載終了】

映画は期待以上に素晴らしかった。
作者の純粋な視点から導き出されていく東ティモールの隠された現実は、私たち日本人全員が知らなくてはいけないものだと思います。

そして音楽。
この映画の中心として描かれるアレックスのギターと歌のメッセージが素晴らしい。
「この大地にはたくさんの小さな命が息づいている。小さな命は言葉を持たない。だから僕たちがこうやって歌にしていくんだよ。」
アレックスがギターを持って歌い出すと、キラキラと輝く目をした子どもたちが見る見るうちに集まってきて、一緒になって歌い出す。
音楽の持つ力。それを再認識させられます。

「この東ティモールの隠されてきた悲劇の影に、私たちの知らない世界の図式がある。私にはそれがたまたまティモールだったのです。」とは監督の広田さんが言われていたこと。
上映会終了後、主催のSさんと少しお話ししました。
一つのことをより深く知るとそこから世界の支配図が見えてくる。
私が関わっているパレスチナ問題も全く同じ。
Sさんはご自身も関東の方から避難してこられていて、福島の子どもたちを避難させる運動にも関わっておられるそうです。



来月、竹原と尾道で上映会を開催されるそう。
監督の広田奈津子さん、プロデューサーでミュージシャンの小向定さんも来られるそうです。
もう一度観に行こうと思います。
ぜひ良かったらご一緒しましょう!!


森永せいじさんを偲ぶ会

2012-07-18 | バンド関連

徳山のBoogie Houseというライブハウスのオーナーであり、ブルースシンガーでもあった森永せいじさん。
その森永さんが亡くなられたというしらせが入ったのは7月14日のこと。
ちょうどジャイブで開催のG.A.P.&Peppermint Leafのライブの真っ最中でした。
私は直接面識はありませんでしたが、Peppermint Leafのサトシ&ユウヘイの両人は、何度も一緒に演奏したことがあり、森永さんのジャイブでの結果的に最後のライブとなったライブでも演奏をしていました。

G.A.P.のSinmoさんから、その森永さんを偲ぶ会を開催するというお知らせが入ったのは昨日のこと。
Sinmoさんにちゃんとライブのお礼も伝えてなかったし、皆さんに会いたいなという気持ちもあってセッション大会に参加しました。
といっても、私なんか全くブルースマンじゃないので、もう皆さんの演奏を楽しませてもらおうって思いでした。

8時からスタートということでしたが1時間くらい遅れてジャイブに到着するともうかなり大勢の人たち。
上綱さんやSinmoさんに軽く挨拶して席に着くと、今からライブがスタートするという様子。
森永さんの好きだったという『酒と涙と男と女』を皮切りに、いろんなミュージシャンの皆さんが入れ替わり立ち代わりステージに立たれました。

   

いや~~良い夜だなあ。
ホントにつくづく良い夜だなあ。

ジョセフ、砂原くん、旅行で広島に来たというスイス人のジャーナリストのサイモンと話に花を咲かせながら、しそ焼酎、鍛高譚(たんたかたん)の水割りを片手にすっかりくつろぐ私。
すると突然Sinmoさんに「あ、これ知ってるよね?」と背中を押され、マギーさんが歌う『You've got a friend』にピアノで参加することになっちゃいました。
わーー、確かにこの曲知ってるけど冷や汗(笑)。

とりあえずなんだかキャロルキングよろしくローポジションに徹しておそるおそる参加。
すると、斜め後ろから上綱さんの右手がハイポジションの鍵盤へ(笑)。
いつの間にか上綱さんのオブリが入ってきて、二人でピアノを弾いてました。
危なっかしくて見てられなかったんでしょうね?(笑)

そんな感じで1曲なんとか弾き終えて「やー参った参った」とまた席に帰って飲みまくってると、
今度は柴作さんとキングさんが、
「いやーーー、マリちゃ~~ん」とやってきて、なんと柴作さんに手を引かれ、再びピアノの席へ。
砂原くんの「マスカレード」に再び参加することになっちゃいました。
とりあえず「私で良いの?」と砂原くんに目で訊くと、「いや上綱さんで」と言う返事。
そんなわけで、史上初、上綱さん&私の連弾でセッションに参加することになりました。

ギャラリーからは「おっ!親子連弾!!」・・親子って・・(苦笑)。

(ジョセフが撮ってくれた貴重なツーショット)

いやー楽しかった。
砂原くん、邪魔してごめんね(笑)。

ジョセフと砂原くんは、昔「瀬戸内宮廷楽団」というバンドをやっていた時、Boogie Houseで2回くらいライブをやったことがあったそうで、森永さんに出会ってるらしいので、森永さんに会ったことのない人は私くらいだったんでしょうけど。
でもいいよね。森永さんも喜んでくれてたよね。
ブルースっていうのはブルース進行という12小節のコード進行で繰り返す音楽の形態で、知らない者同士でもその場ですぐに一緒に演奏できるという特徴のある音楽。
偉大なブルースマンであった森永せいじさんも、きっと私たちが音楽でこうやって繋がっていくのを喜んで見ててくれてたことだと思います。
もしかしたら森永さんも天国でギターと歌で参加して下さってたことでしょう。


(サイモンも最後までいてくれました)

その後、新京という小料理屋さんで小腹を満たしたジョセフと砂原くんと私の3人は、いろいろ話しながら横川駅まで歩きました。
だんだんと夜が明けていく、広島の風景はあまりにも美しく・・。
もしかしたら森永さんからのギフトかな?



また、新しい歌が生まれそうです・・。



バイオリンミニ演奏会

2012-07-17 | マリライブレポ

知人のKさんから、
「今度7月にドイツのバイオリニストの方が広島に旅行で来られてミニコンサートをされることになったんだけど、そこでピアノ伴奏をしてくれることになってた方が急遽ダメになったからやってもらえませんか?」と頼まれたのは6月の終わりのこと。
「簡単な曲なら」と引き受けたんですが、7月になって送られてきた譜面を見て愕然。
結構ムズカシイ・・・
でも引き受けた以上はなんとかしなきゃね。

ただ直前に、私にとってこの夏の一大イベント神戸&広島の2daysライブがあるので、全てはそれが終わってから考えようということにしていました。
そしてライブが終わった後で二夜漬けで練習をして今日がその本番。

今日私が伴奏した曲はこちら。

1.愛の挨拶(エルガー)
2.タイスの瞑想曲(マネー)
3.5つの小品 2台バイオリン・ピアノ(ショスタコヴィッチ)
   1)プレリュード Op.97 “馬あぶ”より
   2)ガボット   Op.37 “人間喜劇”より
   3)エレジー   OP.37 “人間喜劇”より
   4)ワルツ    Op.36 “司祭と下男バルドの物語”より
   5)ポルカ    Op.39 “明るい川”より
4.チャルダッシュ(モンティ)

通しリハは一度もナシのほとんどぶっつけ本番。
この前からぶっつけ本番づいてます、私(涙)。

大きな反省、小さな反省いろいろありましたが、ドイツからのバイオリニストお二人というのが、ドルトムントとエッセンの交響楽団のそれぞれ現役と引退された団員のバイオリニストでおられるので、もう、なんというか私のミスタッチなんかもろともしない演奏ぶりで、聞いて下さったみなさんには感動の嵐でした。
途中バイオリン2台だけのアカペラ演奏もありましたが、ヨーロッパの本場のプロの音ってこんなにすごいんだ、ってしみじみ感じ入りました。

ピアノ伴奏に関しては、とりあえず、最後のチャルダッシュはなんとかなったような気がしたので、嬉しかったです。

ショスタコヴィッチ『5つの小品』


モンティ『チャルダッシュ』


「私としたことが、こんなに大変なことを気軽に頼んでしまって・・」Kさんの申し訳なさぶりに恐縮しながら、それでも二度とできない経験をさせてもらえたことにバイオリニストのお二人を初め、関係者の皆さまには大感謝です。

しかし、できるものならいつかリベンジしたいなあ。
もうちょっとこれらの曲を自分のものにしてマシな演奏で伴奏してみたい。
せっかくドイツから送って下さった譜面もあるし、いつかまたバイオリンの伴奏を頼まれたときのために、ちょっと練習しとこうかな、なんて思ってます。



G.A.P.& Peppermint Leaf 交歓ライブ2days 広島編

2012-07-14 | Peppermint Leaf ライブレポ

そして迎えた2日目。
昨日の反省を踏まえて今朝は8時出発。
(←ちなみになんだかなんだで、寝たのは全員4時で6時起床の2時間睡眠(涙))

生田神社にお参りして、サトシ&ユウヘイのお二人は神社の『茅の輪くぐり』で大祓をしての出発です。
 
何をお祓いしたのかな?

さて道中も面白い出来事は話せばいろいろあったんですが、それは省略していきなりライブのレポいきます。


今日のライブは昨日と逆でG.A.P.が先攻。

G.A.P.の皆さん、最初から快調なライブパフォーマンスを展開してくれました。
1時間のステージ、Sinmoさんのボーカル曲あったり、m.t.くんのボーカル曲あったり、飽きさせない展開でお客様を楽しませてくれてましたね。
いやはやスゴイです。

出番を待って袖の方でライブを楽しんでたら、
「ではこれで最後の曲ですが、Peppermint Leafのマリさーん!」
とSinmoさんの呼び込み。

やっぱり今日もやるんですね?ということで、キーボードの足の下をくぐってスタンバイ。
昨日もやった『Weekend Rock'n Roll』を今日もガンガンに弾きたおしました。
熱いロックンロール!!チョー楽しかった。

ただ・・一つ後悔したのは、恐るべき木製鍵盤のマイAlesis(総重量35キロ)で、昨日の勢いでグリッサンドを多用したら、あとから見たら右手親指の爪の付け根に血豆ができてました(涙)。鍵盤重すぎです。
Alesisでグリッサンドは大概にしよう・・・(反省)。

さて、G.A.P.ステージが熱く盛り上がった次は後攻のPeppermint Leafです。

本日のセットリストは以下の通り。

1.天使の翔ぶ街
2.白いワイン
3.街
4.サンサーラ
5.Last Summer Night
6.君に出会えて
7.小さなメロディ
8.Love and Love feat. Sinmo

アンコール曲
1.September(G.A.P)
2.ULALA~大地の歌

東京のバンド仲間や久しぶりの方も真ん前で聴いてくれてたので、その安心感も手伝ってより集中してパフォーマンスができたような気がします。ありがとうございました。

本編ラストのLove and LoveではこちらもSinmoさんに加わってもらい、
「昨日(の緊張ぶり)と全然違うな~~。」
と半分おちょくられながらも楽しいステージでした。

今日はアンコールに昨日はできなかったG.A.P.のSeptember、そしてPeppermint LeafではおなじみのULALAをやりました。

ULALAはSinmoさんのハーモニカにm.t.くんのカホンとサンポさんのカウベル、橘くんのギターのカッティングが加わって、過去最高にアフリカンな感じでした!!
ULALAって、実はこういう曲なんですよね。
やっぱり大人数のリズム楽器が入ってやるとサイコーです。

途中のソロコーナーはSinmoさんにお任せ!!
Sinmoさん、期待を裏切らないパフォーマンスで会場全員を立たせちゃいました(笑)。
やっぱりライブはこれでなくちゃね!!

大盛況のうちにライブは終了ーー!!
来て下さったお客さまたち、おなじみの方も初めての方ともたくさん話ができました。
鉄板焼きの「なかちゃん」での打ち上げも大盛り上がり。
私は主にギターの橘くんとラテン話に熱中しました。

ところがそんな打ち上げの最中に、突然Sinmoさんの口から悲しいお知らせが。
徳山のBoogie Houseのオーナーでもあり、ブルースシンガーとして活躍されてきた森永せいじさんがお亡くなりになられたということでした。
森永さんは食道がんで入院されておられたそうですが、Peppermint Leafのライブのまさにその最中に息を引き取られたそうです。
ライブ終了後にフラッとジャイブに来られた河野せいじさんのあの神妙な感じはそのせいだったんですね。
私は直接お会いしたことは無かったけれど、皆さんから口々に素晴らしい方だったと聞きました。
とっても残念です・・・。

それぞれのいろんな思いが交錯しながら、広島の夜は更けて・・。

そんなわけで。
Peppermint Leaf初のツアーライブは無事終了しました。
いろんな意味で忘れられない2daysになりました。
このような長いレポにお付き合い下さってどうもありがとう。

写真はiPhone写真くらいしか載せてませんが、そのうちきちんと載せます。
G.A.P.のライブをいつも撮影される素晴らしいカメラマンのKさんがたっくさんライブ写真を下さるそうなので。

音楽をこうして今までやってきて、やっぱり思うのは「一期一会」。
プロ、アマ、たくさんのミュージシャンの方との出会い、お客さんで来て下さった方との出会い、ライブハウスのオーナーさんスタッフさんとの出会い。
「これからもよろしくお願いします。また楽しみにしてます。」
と別れて、それが最後になることは、やっぱりあるわけで・・・。

それは悲しいことだけど受け入れていくしかない。
だからこそいつ何時も100%の自分でいたいと思います。
これが人生最後のパフォーマンスになったとしても悔いのないライブがしたい。
そう思います。

SinmoさんはじめG.A.P.の皆さん、そして今回出会った多くの方に心から感謝します。
このブログを楽しみに読んで下さってる方にも心から感謝。
ぜひ一度は私の生ライブを観にきて下さいね。

次のライブのお知らせは、このブログかHPにて。
チェケラ!!


G.A.P.&Peppermint Leaf 交歓ライブ2days 神戸編

2012-07-13 | Peppermint Leaf ライブレポ

Grate Artistic Planet(G.A.P.)とPeppermint Leafの交歓ライブ2daysが無事に終了しました。
ご来場下さったお客様、そしてG.A.P.のSinmoさんはじメンバーの皆さん、そしてチキンジョージの児島社長はじめスタッフの皆さん、ジャイブの上綱さんとスタッフの皆さん、ありがとうございました。
そしてPeppermint Leafのサトシくんとユウヘイさん、大変お疲れさまでした。

本当に楽しい宝物のような2日間でした。
ということで2日分のライブレポをしたいと思います。

まずは怒濤の神戸編から。
ちなみに写真は私のiPhoneの中のわずかな写真だけ載せました。
そのうち追加しますのでお楽しみに。

Peppermint Leafとしては初の2daysライブということで、3人とも気合い十分で向かった神戸!!
ところがまさかまさかの大アクシデントで二度とない体験をする羽目になるとは予想もしませんでした。

会場のチキンジョージには4時入りということだったのですが、諸事情もあったりして12時集合で高速を飛ばして行こうということになっていました。

(ブタたまちゃん(上大岡トメさん作)を連れて)

実はSinmoさんと言えば、ライブの日は必ず雨が降るという伝説の雨男。
今回も予想を裏切らない豪雨発生で広島市内から渋滞ぎみ。
厭な予感をふりきりつつ高速になんとか辿り着き、速度オーバー気味に安全運転で走ったんですが、なんと山陽道を降りて阪神高速に入ってしばらくしたところで、まさかの大渋滞!!
二車線の間を縫うように救急車が走って行ったりして、厭な予感的中!!

やっぱりもうちょっと早く出発することにしてれば・・と思ってみても後の祭り。

イライラしても仕方ないとしょうもない話をして気を紛らしつつ。
裕平さんは途中通りかかった白バイに「何があったんです~?」と広島弁で車の窓から叫べど「わかりませんねー。」という答え。
途中心配して電話を下さるSinmoさんにホントにホントに申し訳ないと謝るんですが、
30分で50メートルしか進まないというまさに究極の大渋滞!!
果たして開演に間に合うのか!?

Peppermint Leaf、初神戸ライブ、大ピーーーンチ!!

てことで・・・ここから追記です!!!

なんとか目的地周辺に到着し、チキンジョージの周りを1周半して無事にチキンの駐車場に到着したのは開場の18時のなんと10分前。とほほ。
初チキンジョージライブでなんとリハなし、サウンドチェックなし、という特大ハードルを用意されることになってしまいました。

「大丈夫!ここのPAは天才的だから!!」というSinmoさんの言葉を頭では信じても、体は緊張が取れません。
「声出ししときたいなあ・・」と思いながら「アー、アー」と情けなく楽屋の隅で発声練習。
でも、もうこうなれば腹をくくるしかありません。
5分押しの本番ステージ、先発はPeppermint Leaf!!
気合い入れてステージに向かいました。

本日のセットリストはこちら。

1.天使の翔ぶ街
2.Last Summer Night
3.白いワイン
4.街
5.サンサーラ
6.海の色に染まる午後
7.Love and Love
8.君に出会えて
9.小さなメロディ
10.心の手を繋ごう

チキンジョージのステージは気持ちよく広く、そして何より音がものすごくクリア。
もう、これはひとえにPAのガチョさんの腕によるところ。
サウドチェックもしてないのに、瞬時に最高の音を出してくれるので、まるで自分が格段に上手くなった感じすらします。
さすがSinmoさんが惚れ込んでるだけありますね。

途中『海の色に染まる午後』と『Love and Love』ではSinmoさんにゲストにはいっていただきました。
「めっちゃ緊張してるでしょー?」とおちょくられながらも(笑)楽しくセッション。
そんなわけで、初めての神戸チキンのステージは最悪のコンディションにもかかわらず、Peppemint Leafに3人にとってかなり満足度の高いステージになったのでした。

さて、休憩の後はGrate Artistic Planet(G.A.P)のステージ。

(余裕のステージを見せてくれるG.A.P.)

これは客席でゆっくり観させてもらいました。
G.A.P.はSinmo(Vo.G.Harp)、サンポ(Ba.Cho)、橘隆司(Gu.)、m.t.(Vo.Dr)というメンバー構成。

Sinmoさんのパワフルなボーカルとパフォーマンス、そして4人のバランスの良いサウンド。
4人それぞれが確かな実力があって、見てて安心感があります。
『星の降る森』という「一五一会」を使った楽曲がとっても好きです。
橘くんの弾く一五一会がとっても気持ちがいいんですよね。

そして、今日は本編ラストの『Weekend Rock'n Roll Super Star』には私がピアノでゲスト参加させていただきました。
「酔っぱらったエルトンジョンみたいなピアノ」というリクエストにお応えして大暴れさせていただきました。
G.A.P.の皆さんすみません・・・。

そしてアンコール。
衣装を着替えたSinmoさん、なんとCarpのユニフォームを着ての登場です。
Carpの応援歌に載せてもみじ饅頭を客席に投球。
最後の1コを大きく振りかぶってPA席へーーーーーー。
と思いきや天井に当たって客席に落下(←残念)。

「いやいや・・、いいでしょ?これ?」
Carpのユニフォームを見せながら会場を見渡すSinmoさん。
と、ここでまさかの発表!
「今日はまだ両親にも言ってない発表があるんです。実は、広島に住んで4年、魂まで広島に売ったかと言われてきましたが、わたくしまた神戸に帰ってくることになりましたーー!!」
えーー!?
6月末に突然の辞令が出て神戸に帰ることが決まったそうです。
聞いてないよーーー!

思えば2年前、広島のJiveのカウンター席で、
「オレ、神戸でバンドやってんですよ。いつか神戸と広島で交歓対バンしましょうよ。」
と言ってもらい、そのライブがようやくの実現したその日にこういう流れとは・・。

「ということで。」とSinmoさんがCarpのユフォームを脱ぐと、下からはもちろん阪神のユフォーム!背番号は22。田淵の背番号です。
会場はまたもや拍手喝采!!(笑)心憎い演出でしたね。
その後のアンコール演奏もめっちゃ盛り上がり、最後に我々もステージに呼んでいただきライブは無事に終了しました。

打ち上げはそのままチキンジョージで。
 
チキンの社長の児島進さんもお見えになって楽しい話にいつまでも花が咲きました。

まあここにも書ききれないほどの話題があったわけですが、そんなこんなでとりあえず神戸編終了です。

(ホテルのスタンド。iPhoneのドック付き)



笹本恒子『好奇心ガール、いま97歳』

2012-07-04 | おすすめ本

笹本恒子さん97歳。
現役の報道写真家だそうです。

好奇心ガール、いま97歳
笹本 恒子
小学館

こういう方がいらっしゃるのを知ると、自分もまだ大丈夫かもって思えます。
年齢なんて関係ないなあ、つくづく。

私は子供の頃、結婚すると女性は夢は叶えられないと思い込んでいました。
でもその後大人になって、本気でチャレンジすれば結婚しても夢を叶えられるって知りました。

今はそれからもっともっと夢が増えてる。
むしろ夢の方から自分に近づいてくれている(笑)。

人生あきめたら本当に勿体ないって思います。

そうそう。
こういう人もいました。

1分で感動☆ Blog Archive『奴隷から総理大臣になった男』

たった一度の人生。
どんな境遇になっても腐ったりせずに、淡々とそれを受け入れて努力していれば幸運の女神も微笑むんですね。

どこからでも夢は叶えられる。
未来に希望を持っていきましょうね。