オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

神田昌典『ストーリー思考』

2015-01-30 | おすすめ本

発明家のドクター中松は毎日食べたものを記録してたそうですが、発明と食べ物ってやっぱり関係あるんでしょうか?今日は朝からかなり調子良く新しい曲のアイディアが降りてきました。


昨日の明け方に新曲のモチーフが降りてきたので、寒かったけど飛び起きて五線譜に書きとめた曲も仕上がりそうです。自分で言うのもなんですが、結構いい曲かも。
2曲モチーフができたので、4月のライブに向けてこのまま3~4曲完成させようと思います。 


なんでこんなに調子いいのかしらね~~?(笑)
昨日何食べたっけ?なんて考えてます。


私たち人間の脳ってほとんどの部分を使ってないそうですが、実は使ってない部分の方が大事かもって思います。全脳思考で有名な神田昌典さんの新著『ストーリ思考』で紹介されているフューチャーマッピングの実践動画があったのでやってみました。
おおおお!!!!
これは使えそう。百聞は一見に如かず。是非やってみて欲しいです。

ストーリー思考---「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める
神田 昌典
ダイヤモンド社


実を言うと、私もこの本自体はまだ読んでないんですけどね(笑)。


ホ・オポノポノといい、フューチャーマッピングといい、知らない自分に出会う瞬間ってものすごく興奮するね。
人生の目的は「自分を知る旅」かも知れないですね。
新しく出会う自分、新しく生まれる音楽、ワクワクが止まらないですね。


私の大好きな人の大好きな言葉を最後に書きます。
「今日もまた夢に近づく!!」



一流を目指す

2015-01-26 | 音楽

昨日のタンゴライブに来て演奏を大変良かったと褒めて下さったお客さまは、実は無類の音楽好きの方で、好きが高じて自分で音楽ホールを建ててしまったり、ピアノをウィーンまで買い付けに行ったりされてた方。ライブ終了後に貴重なお話をたくさん聞かせていただいてホントにためになりました。


一流の演奏家はとにかくずっと練習している。
一流の演奏家はリハーサルであれやこれや言わない。
一流の演奏家は本番の集中力が一瞬でパチンと入る。


私にはこの3つだけでもホントに実践しようと思った貴重な言葉でした。
「とにかくずっと練習している」というのは同じことを先日ドラマーの鶴谷さんからも聞いたばかり。
ベースの川崎哲平さんも同じことを言われていて、練習ってホントに大事だと思わされます。


一流になればなるほど、自分が自分に求めるものも高くなります。自分にとってのベストとベターの違いは天と地ほど。本番の楽器やハコの状態に合わせて微調整ができる演奏家であるためには、せめて自分のコンディションくらいは一定に保っておきたいと思うものなんだろうと思います。


まだまだ一流にはほど遠いかもしれないけれど、一流を目指せば一流に近づくものです。
もっともっと精進します。




 


ロスチフラードス『アルゼンチンタンゴライブ』in 音Cafe Luck

2015-01-25 | マリライブレポ

今日はタンゴトリオ、ロス・チフラードスの『アルゼンチンタンゴライブ』でした。
ロス・チフラードスは私が昨年からピアノでお世話になってるタンゴトリオ。バイオリンの岡田淑子さん、バンドネオンの恵島広幸さん、そしてピアニストは今は3人いてそのうちの1人が私です。


今日の会場はこのたび初めてお世話になった音Cafe Luckさん。
日曜の午後のひとときをタンゴでお楽しみいただきました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
軽くライブレポしますね。


本日お届けした曲は以下のとおり。

【1st Set】
1.ラ・プニャラーダ
2.ロカ・デ・アモール
3.レクェルド
ほか

【2nd Set】
1.失われた小鳥
2.アディオス・パンパミア
3.勝利
ほか

【encore】 
リベルタンゴ
ラ・クンパルシータ 


ロス・チフラードスのライブは初めてという方も多かったんですけど、皆さんがとっても楽しんで下さってる様子がこちらにもビンビン伝わってくる感じでした。
私も昨年のスーリヴェール以来久しぶりの本格ライブで、かなり気合いを入れて臨みました。
演奏終了後、音楽好きなお客様に「すごく良かった。久しぶりに涙が出た。」と言っていただけて、こちらも嬉しくてウルウルきそうでした。


タンゴピアノはピアソラをはじめ難曲が多く、私にとってはかなりチャレンジングなんですが、昨年アルゼンチンのタンゴピアニストのノエリアさんのレッスンを直接受けたこともあって、だんだんと本場のタンゴピアノに近づいてるかな・・と思います。
タンゴの曲は1曲1曲は短いんですが展開が早くて、アップテンポになったりスローになったり長調になったり短調になったり。お客さんを飽きさせない、演奏者にとっては気の休まる暇のない音楽です。


もちろんそれだけやりがいはあるんですね。
1曲1曲がものすごい集中力なので、本番が終わったらものすごく出し切っててすっかりふらふら。今日のライブできっと2キロくらい痩せたんじゃないかな(笑)。
痩せたい人はぜひタンゴがオススメです。 


音Cafe Luckさんはボーカリストのakiちゃんに紹介されて知ったライブカフェ。
とってもいい音でライブを届けてもらいました。
マスターのコウタさん、ママの令子さん、お世話になりました。
また少し間をおいてLuckさんでライブをさせてもらいたいと思っています。
またどうぞ宜しくお願いします。




アイノアメ

2015-01-24 | バンド関連

Champというバンドのボーカルのシンさんこと今田伸一さんは、8年前に亡くなったバンド仲間。
知り合って2年目のこと。


たまたま誘われて行った対バンライブがCampファミリーライブというライブで、そこで出演されていたシンさん始めChampファミリーの皆さんと知り合って、メアドを交換したことでライブに行き会う仲に。そうこうするうちに対バンライブをするようになり、そしてシンさんの作った曲に私が歌詞をつけて一緒に曲を作って、2007年には特別メンバーで「コラボオールスターズ」という特別なバンドを作って音源を作ろうという話になってました。


そのコラボオールスターズのレコーディングの最中の5月22日の私の誕生日に、突然シンさんは帰らぬ人となりました。
「その日」は何の前触れもなくやってきました。
それからのことは夢の中のことのようでまるで現実味がなく。
でもシンさんはその日からいなくなり、毎朝のように届いていた「トピックス」という件名のメールは届かなくなりました。


半年後の11月、残されたコラボオールスターズのメンバーや多くのバンド仲間たちの協力で音源は完成し、Campのトリビュートライブを開催。
ドラマチックで濃厚だったその半年。私の大きな転機となった1年でした。
セプコンをスタートしたのも同じ2007年の9月。シンさんがいたら真っ先に力になってくれたはず。


アイノアメという曲。
シンさんがすっごく気に入ってくれてた曲です。
アイノアメは冷たい雨じゃなくて沖縄に降るような温かい雨をイメージして作りました。


誰かを愛して流した涙は乾いて雲になって雨になって誰かの町に降る。
私自身の大切な心の1曲。


『Beautiful Songs』ライブでも演奏します。
シンさんが聴きたがってる気がして。
良かったら皆さんも聴きにきて下さいね。


Beautiful Songs feat. Tomo'o Tsuruya
日時:2015年2月19日(木)

   19:30 open 20:00 start
出演:三輪真理(Vo&Pf)
   小田原政広(Gt)
   西本圭介(Ba)
   鶴谷智生(Dr)@スペシャルゲスト
場所:Live Juke
     (広島市中区中町8-18 
           クリスタルプラザ19FTel 082-249-1930)
料金:前売/一般3500円、学生2000円(ドリンク別)
   当日/500円UP
ご予約・お問い合わせ:Live Juke(http://www.live-19-juke.com/ 


8年前のブログ記事を読み返していたらその頃の日記が出てきて懐かしかったので、非公開にしてたものをこちらに復活させました。シンさんのコメントとともに読んで下さいね。





アストル・ピアソラ

2015-01-08 | 音楽

アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921年3月11日 - 1992年7月4日)はアルゼンチンの作曲家、バンドネオン奏者。タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を産み出した。(Wikipediaより)


アストル・ピアソラという作曲家を初めて認識したのはチェロ奏者のヨーヨーマの演奏で有名になった「リベルタンゴ」。とにかくカッコいい曲という印象。
それからライブなどで演奏を聞くうちにそのコード展開や不協和音の連発にムクムクと興味がわくように・・。


2年前にひょんなことからピアニストとして加入することになったアルゼンチンタンゴバンド、ロス・チフラードス。
幸か不幸かピアソラの曲を演奏することになりました。これがけっこうどれも難しいんですよ。
ショパンのようにすごく速いアルペジオやスケールが出てきたり、リストのようにこれでもかっていうほど指を広げることはないけど、コード展開がね。
右手がE♭で左手がAメジャーって・・。これはどうコードを表記するんでしょうかね。だれか教えて下さい(笑)。


それでも人間ってなんでもやってれば慣れるもんで、この一種独特の麻薬のようなめくるめくコード進行にもなんだか慣れてきましたわ私。次にどんなコードが来るかチラッと読めてきたり。
ピアソラともちょっとだけ仲良く慣れた気分です(笑)。


そんなピアソラの曲に果敢にチャレンジする私も出演する、ロス・チフラードスのライブは以下の通り。
岡田淑子さんのバイオリン、恵島広幸さんのバンドネオンとともにタンゴをお届けします。
宜しくお願いします。


ロス・チフラードス「アルゼンチンタンゴライブ」

日時:2015年1月25日(日)
   開場 14:30~ 開演 15:00~
場所:音Cafe Luck(音カフェ・ラック)  
(広島市中区鶴見町3-19 イタクラ ビルディング 1F)
演奏者:バイオリン 岡田淑子 ピアノ三輪真理 バンドネオン 恵島広幸
料金:2000円 (1オーダーお願いします。)



横川シネマ・リニューアル記念イベント

日時:2015年2月14日(土) 
  午後(詳しい時間は未定です)
場所:横川シネマ リニュ-アル記念
演奏者:バイオリン 岡田淑子 ピアノ三輪真理 バンドネオン 恵島広幸
ゲストダンサー:ロドリーゴ&ナツコ

 

この時期にピッタリのピアソラの曲『ブエノスアイレスの冬』。
フィギュアスケートの高橋大輔選手の曲としても有名ですね。

 

 

 


苫米地英人『「イヤな気持ち」を消す技術』

2015-01-06 | おすすめ本

私は昨年から「SITHホ・オポノポノ」がマイブームなんだけど、妹は最近苫米地英人の本を何冊か読んだそうで、実家ではそんな話で盛り上がった。
私も苫米地さんの本はけっこう好き。読むとなるほどと思えることがいっぱいある。
そんな中で妹が教えてくれた『「イヤな気持ち」を消す技術』。


「イヤな気持ち」を消す技術
苫米地 英人
フォレスト出版



抽象度を上げて記憶のトラウマを消すとか、時間は未来から現在に流れているのだから現在の自分を「未完成」だと思うのをやめる、とか。
妹から聞いた限りではなかなか面白そうです。


自分の苦しみを作ってるのは自分自身だというのは昨日も書いたけど、ホントにそう思う。
自分の不満やストレスや苦しさを誰かになんとかしてもらおうと思うのは大間違い。
とかくSNSなどで他人の幸せそうな様子を目にすると、自分が不幸に思ってしまう人もいるけど、誰かに光が当たるということは自分が陰になるってわけじゃないってことに気づくべきだよね。ホントは。


「誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立ってる」なんていう不幸の図式の洗脳からはもう脱却した方がいい。
世界中の人が幸せでいられる方法は絶対にある。
というよりあなたが心の底から幸せでいることに罪悪感を感じる必要は全くない。
というかそっちが真理(ほんとう)なんだから。


なかなか信じられない人は今日から1週間TVを見ないことをお勧めします。
ネットも見ない。SNSも見ない。
1週間は自分が好きで綺麗だなと思う音楽だけ聞いて過ごす。
きっと心の底から「幸せ」という感情が湧いてくるはず。


これなんか結構オススメです。
私のヘビーローテーションシリーズの中のベーシスト鈴木良雄率いるBass Talkの音楽です。
ホッとするよ。

 


同窓会

2015-01-03 | 友人・家族

今日は中学の同窓会に出席しました。
同じ学年の懐かしい顔ぶれ約60名が集まっての大宴会。
2次会、3次会まで続く大盛況の会でした。
会を主催してくれたTくんやNさんはじめ幹事の皆さんには本当に感謝です。


中学の卒業以来初めて会う人もいましたが、HPやこのブログで私の活動をすでに知ってくれてる人も多くいて、ちょっぴり気恥ずかしさもともなう再会でした。


「ぬしゃ、いっちょん変わらんね?」
と言ってくれる友人たち。
友人たちの目に今の私はどう映ってるのかわからないけど、本質的なところは多分10代の頃とそんなに変わってないんだろうなと思います。
ブログ読んでくれてる同級生のみんな改めてありがとう。
これからも頑張ります。


例えば紅白に出るとか、メジャーデビューをして雑誌の表紙を飾るとか、友人たちにわかりやすい音楽シーンでの成功のニュースは今のところ提供できてないけど、私は私なりのやり方で自分の音楽家としての道を切り拓いていってるのでどうぞこれからも見守って下さいね。


同級生のみんな大好き!!
そしてこれからもどうぞ元気でお互いに頑張ろうね。


 悲しいことがあると開く皮の表紙
 卒業写真のあの人は優しい目をしてる

 町で見かけたとき何も言えなかった
 卒業写真の面影がそのままだったから

 人ごみに流されて変わってゆく私を
 あなたはときどき遠くでしかって

(『卒業写真』松任谷由実)