オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

私とピアノとドビュッシー

2023-03-13 | 

たまには私について書いてみようかなと思います。
小学1年生から高校3年まで11年間続けたピアノ。
恩師には音大に進学することを強く勧めらましたが、家庭の事情で音大進学は叶わず一般大学へ進みました。
そこで音楽の道は一旦諦めることになります。
しかし大人になってからもどうしても音楽を諦めきれずに、結婚&出産してから音楽を再開。
バンド活動という形でそこから音楽活動を始めて、そろそろ20年以上になります。


遠回りはしたけれど、バンド演奏、作詞作曲、楽曲制作、ピアノ演奏、各種音楽プロデュースなどなど、、音楽にまつわる様々な仕事に関わることができて、今の自分の人生には満足しています。


クラシックピアノに関しては、ご多聞に漏れず、バイエルから始まってツェルニー、ブルグミュラー、バッハのインベンション、モーツアルト、ベートーベンなどのソナタ、そしてショパンの前奏曲やワルツやバラード、ドビュッシーまで、音大進学に必要な楽曲はひと通りこなしました。


YAMAHAの音楽教室で作曲や即興演奏やアナリーゼも学んだので、そのまま音大に進んでたらピアノコンチェルトやオーケストラの作曲もやってみたかったことでもあります。
ピアノに関してはリスト、ラヴェル、ラフマニノフも弾きたかったけれどそこはまだ手付かず。
カプースチンの楽譜を買ってちょっとずつ音をさらったりしてますが、なかなか人に聴かせるレベルには届きません。

さて今回演奏のために、かねてから仕上げてみたかったドビュッシーの3曲を、かなり集中して準備しました。
この歳になってこのような機会を頂けたことはとても感謝です。
おかげでちょっと楽曲理解も深まり、もっとドビュッシーを弾いてみたくなりました。
ピアノって面白いものですね。


自分でクラシックピアノのリサイタルを開くにはと実力不足ですが、将来的にはそれもいつかやってみたいことの1つです。


今回は、せっかく演奏するのでドビュッシーのことをちゃんと勉強しようと、図書館で本を借りたりネットで調べたりして、ドビュッシーの生涯を調べてみました。


ドビュッシーはパリの郊外で生まれ、幼い頃から音楽的な才能を発揮し10歳でパリの高等音楽院に入学しています。既存の音楽の理論や型にはまるのを嫌い、新しいことをどんどんやってみたい人だったようで当時は批判も多かったようです。
55年間の短い生涯の中で残したピアノ曲は40曲。歌曲を合わせて200曲近い曲を作曲しているそうですが、もしも、もっと長生きしていたらもっともっと素晴らしい曲を残した人だったんだろうと思われます。


いずれにしても、
死後何年にもわたって、その曲が多くの演奏家によって演奏され、編曲され、たくさんの人を魅了していることは確かです。私もドビュッシーのような美しいピアノ曲をいつか作曲してみたいです。
もっともっと精進します。



 


「3・11チャリティーコンサート」@牛田教会

2023-03-11 | マリライブレポ

ルーテル教会の立野先生にお声かけいただき、
牛田教会で開催された「3・11チャリティーコンサート」に出演させていただきました。
3・11チャリティーということで選曲は色々迷ったんですが、
今回はピアノ独奏ということで、自分の好きなクラシックの曲を演奏させていただくことにしました。
準備した曲は、ドビュッシーのピアノ曲。


「アラベスク」1番、2番
「月の光」(「ベルガマスク組曲」より)
の3曲。


耳馴染みもよくBGMなどでもよく使用される曲なので知っている人も多い曲ですが、生演奏を聴くのは初めてという方も多くて、ちょっぴり緊張する演奏でした。

   

  

私の演奏の後は、牛田教会のくすのき合唱団の「ああ十字架に血をながせし」(J・ゴス作詞・作曲)の合唱がありました。
聴きながら色々なことを思いました。
東日本大震災で被災された方、津波や火災で亡くなった人の中にはたくさんの音楽家や音楽愛好家の方もおられたはず。もしかしたら、その方たちではなく私だったかもしれない命。その方々が天国へ召されて自分が地上にいるということは、地上でまだまだ自分の役目があるのだなと思います。


一瞬一瞬を感謝して、自分の精一杯を生き尽くそう!!
改めてそう思いました。


弾かせてもらったピアノは1960年製のYAMAHAの「レイモンドモデル」というそう。

牛田教会に寄付され昨年オーバーホールされたものだそうです。
そのような珍しいピアノを弾くことができて感謝です。


今回のチャリティー募金は、ACTを通じてトルコ・シリア地震の被災地に送られるそうです。
被災地の方々に支援の手が届きますように。
ご来場の皆さま、関係者の皆さまありがとうございました。


さあなライブ『Special Treasure』大成功!!

2023-03-04 | マリライブレポ

ミュージカル女優さあなさんの『Special Treasure』が大成功のうちに終了しました。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
そしてスタッフの皆さま、共演してくださった皆さま、
そしてさあなさん!!お疲れさまでした!!


ステージは大きく3部構成。
ノンストップのショーで、さあなさんやお弟子さん、そしてキッズの生徒さんたちも出演する可愛らしいコーナーもあって、盛りだくさんの楽しいステージでした。


写真(の一部)はこちら。

   

  



私の出演したコーナーは、さあな作詞・三輪真理作曲で
「朝の光」「月明かりの下で」「Rainbow Light」
をピアノ伴奏とコーラスで。
そのほか即興演奏(インプロビゼーション)やカバー曲のインストを数曲演奏しました。


そして、同じく、さあな作詞・三輪真理作曲で、
今回は東京のひらりんこと平井陽輔さんとシンガーソングライターの十輝くんに音源制作でお世話になった、
「宇宙フェスティバル」と「Special Treasure」。
こちらは楽曲制作をお手伝いさせていただきました。


今日の本番のゲネプロを迎えるまで全体像もほとんどわからないままのショーだったんですが、
出演者、スタッフ、音響さん、照明さん、関係者がみんなで一致団結して届けることができた素晴らしいショーでした。


一人一人が「特別な宝物」という意味を込めた「Special Treasure」。
大人も子どももみんな真剣にステージに向き合って、自発的に自分の役目を全うしているシーンがとても美しく輝いていたと思います。
人生ってほんとにそういうもの。一人残らずみんなが輝く大事な宝物。
さあなさんの言うように、地球の人々がほんとの愛と平和を実現したら、初めて宇宙の家族から「一人前」と認められて、地球で壮大な「宇宙フェスティバル」が開かれる時が来るかもしれませんね。


素敵なショーに関わらせてもらって、さあなさん、そして関係者の皆さんありがとうございました。
また皆さんとご一緒できる時を心から楽しみにしています。


さあなミュージカル「Special Treasure」

2023-03-01 | ライブ・コンサート

OSK日本歌劇団と劇団四季出身のミュージカル女優、さあなさん。
そのさあなさんが主催する「Special Treasure」というステージにご一緒します。
さあなさんとは昨年9月に「Saana & Mari Amazing Live」という公演を一緒に開催しましたが、
今度はさあなさんの生徒さんたちも大勢出演しての大ホールでのステージです。


いよいよその本番が3月4日!!
もう目の前に迫って、さあなさんも私もドキドキです。


タイトルは『Special Treasure』
「私たちはみんな一人一人が特別な宝物だよ」というメッセージを込めた、
さあなさんの、想いがいっぱい詰まったミュージカルショー。
一人でも多くの人に観にきてもらいたいです。


今回も新しくさあなさんの作詞された歌詞に曲を付けさせてもらいました。
ミュージカルって歌だけじゃなくてダンスが付くことで完成するので、ダンスの抑揚やステージの様子も想像しながら作りました。
メッセージ性の強い歌詞で今回のテーマにもなる曲で壮大なスケールの曲になるようにイメージしました。
本番のステージを観てもらえるのを楽しみに頑張ります。


  忘れないで
  あなたこそが
  この宇宙のSpecial Treasure


令和4年度 広島市南区民文化センター
文化芸術支援事業
『Special Treasure』
日時:2023年3月4日(土)14時開演(13時半開場)
出演:Saana(さあな)
   三輪真理(Piano)
   今田朋子(PIano)
   キジママナカ(ダンス)
   MinA(ダンス)
   Wing The Moon(ダンス)
   キッズダンサーの皆さん
場所:広島市南区民文化センターホール
料金:大人3,000円、中学生以下1,500円、3歳以下無料


【主な出演者紹介】

Saana -さあな-
4歳からバレエを始め、15歳でミュージカルの世界へ。
OSK日本歌劇団にて17歳でプロデビュー。
劇団四季「ライオンキング(約800回出演)」や「マンマミーア!」、カナダ「Peter Pan」、フランスで定期的に開催される欧州最大規模の日本文化の総合博覧会「JAPAN EXPO」など多数出演。
“愛と笑顔を広げる”をモットーに精力的に活動。ボランティアを始め、ミュージカルの制作や歌やダンスや演技などを使って表現の楽しさを教えている。

キジママナカ
踊りのスタイルは、型に捉われない、身体が生み出す自由なムーブメント。
3歳よりクラシックバレエを始め、後にジャズダンスやコンテンポラリーダンス、社交ダンスなどを始める。高校卒業後ニューヨークやイスラエルに留学。パフォーマンスをしながら、ダンスやエコロジー、障害を持つ人とのコンタクトインプロビゼーションなどを学ぶ。
帰国後、なにわ芸術祭にてダンサー部門で新人賞、大阪府知事賞などを受賞。
全国障害者芸術・文化祭なら大会「鳥の宗教」振付・ダンス指導。奈良県内にて障害の有無に捉われないバリアフリーダンス、コンテンポラリーダンス、キッズダンスのクラスを開講。
「同じ空の下で空のような広い心で芸術を通して幸せな空間を共有したい」というテーマを持つShamaim Artを結成。
Shamaim Artでイベントを主催。地域のイベントなどにも出演。


MinA
4年のアイドル活動を経て世界のアーティストになる!と卒業を決め、新しくスタートを切ったところ。
5歳からさあなに表現やミュージカルなどを習っていた。


Wing The  Moon
広島在住のダンス大好き姉妹、美羽・美月の姉妹ユニット。
色んなイベントやステージで活躍中!コンテストでも様々な賞を受賞し、最近はワークショップの講師や振付もこなすスーパー姉妹。


今田朋子(ピアノ)
広島市在住 3歳よりピアノをはじめる。 ステーキハウス三田屋にて ピアノ演奏のバイトを経て、 2007年から『オカリナユニットLirico』のピアノ・作曲担当として、 オリジナルをはじめ、クラシック・童謡唱歌・ジャズなど、ジャンルにとらわれない演奏を取り組む。 2008年、あおぎり平和コンサートに出演。 被爆ピアノで自身のオリジナル曲を演奏する。 2018年、ボーカル&ピアノユニットソライロ花音を結成。 同年6月、福岡の建築コンサルタント会社プロトハウスのプロジェクトに、『愛しきかな我が家』が採用される。 2018年7月6日、ソライロ花音結成初ライブの数時間後に、西日本豪雨で家が被災。 その時、たくさんの方々から優しさあたたかさをいただき、 復興イベントに携わらせていただいたことから、 自分にできることをやりたい、恩送りがしたいと、いのちの音を紡ぐ演奏活動を本格的にはじめる。 現在は、広島市内を中心に、 イメージング即興ピアノ演奏活動、ピアノ教室、音楽セラピー、作曲・編曲、伴奏を行い、現在に至る。


三輪真理(ピアノ)
熊本生まれ、広島在住のシンガー&ソングライター。
教会音楽と童謡で育つ幼少期。4才から高校卒業までクラシックピアノと作曲を学ぶ。中学時代から作詞を始め自ら歌を作り始める。大学卒業後、友人とバンドを結成しライブ活動をスタート。現在広島市内を中心にピアニストおよびキーボーディスト、教会オルガニスト、ボーカリスト、シンガーソングライター、作詞家、作曲家として幅広く活動中。自身が代表を務めるバンド Peppermint Leaf の作詞作曲、ボーカル&ピアノ担当。ソロとバンドで5枚のアルバムをリリース。


さあなさんにお聞きしたところによると、全曲さあなさんの早着替えがあり、いろんな楽しい演出が考えられてるそうです。本当に楽しみなステージです。
ぜひお子様連れで、ご家族お友だちとお誘い合わせでお越しください。