オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

映画『ダンシング・チャップリン』(ネタバレあり)

2011-07-26 | おすすめ映画

周防正行監督の最新映画『ダンシング・チャップリン』を観ました。
とっても素晴らしい映画でした。
少し感想を書いてみます(ネタバレありです)。

『Shall we ダンス?』で知られる周防監督。
彼が今回選んだ題材はバレエ。

「フランスの巨匠振付家ローラン・プティのチャップリンを題材にした 『ダンシング・チャップリン(原題:「Charlot Danse avec Nous(チャップリンと踊ろう)」)』。
チャップリンの数々の名作がバレエとして表現された作品である。

『ダンシング・チャップリン』は 1991年の初演からチャップリンを踊り続けるダンサー、ルイジ・ボニーノのために振り付けられた作品であり、 世界で唯一この作品のチャップリンを踊ることができるバレエダンサーである。
しかしルイジも還暦を迎え、肉体的に限界を迎えつつある。 このままでは幻の作品になってしまう! と危機感を感じた監督の強い思いからこの企画がスタートした。

本作『ダンシング・チャップリン』は映画化にむけて監督がイタリア、スイス、日本を巡り、草刈民代をはじめとする世界中から集まった ダンサーたちの舞台裏60日間の記録である「アプローチ」を第一幕に、プティの『ダンシング・チャップリン』の全20演目を13演目に絞り、 監督が映画のために再構成・演出・撮影された「バレエ」を第二幕とし、最高に美しい体験をする事が出来るエンターテインメントに仕上がった。」(HP作品解説より)と紹介されています。

映画公開の後、2011年7月10日にこの振付家のローラン・プティ氏が急逝されたことを思えば、この作品があって本当に良かったと思えます。
この作品がある意味の彼の遺作ですね。

こちらが予告編です。


第一幕では、プティ氏に映画の話を持って行く周防監督の、ちょっとびくびくした感じだとか、映画のクランクインまでのダンサーたちの稽古の様子がドキュメンタリーとして綴られ、第二幕はその舞台そのものが作品としてまとめられていました。
ただただ素晴らしかった・・。
まさかこういう構成だとは思ってなかったので、映画を観終わったあとで不思議な感覚が残りました。

振付家のローラン・プティ氏は、映画監督で俳優でもあったチャップリンをバレエで表現しようと思いつき、それをルイジのバレエとして完成させ、そして周防監督はそのバレエを映画に残そうと思いつき、この映画として作品化した。
なんか劇中劇のような・・なんて言葉で表現していいのかわかりませんが、とにかく人の芸術に対する尊敬の輪が循環してなんだかすごいものができたという感じです。

とにかくルイジ・ボニーノ氏、草刈民代さん、ほかバレエダンサーの皆さん、振付家ローラン・プティ氏、周防監督、そしてチャールズ・チャップリン、一体誰に一番に拍手を送っていいかわからないくらい、ホントにこの方々全員に敬意を表したい映画でした。
芸術ってつくづく奥が深いですね~~。

ほぼ日にも『かっこいい、草刈さんと周防さん』という特集が組まれています。
この記事も興味深いです。
ぜひ読んでみてくださいね。




野菜の裏側

2011-07-22 | おすすめ本

本日、愛用のパワーブックのハードディスクを交換しました。
(正確には、交換してもらいました、というべきですけどね(笑))
100ギガから230ギガへ!!
随分前から残り5ギガになってヒヤヒヤしながら使ってたので、残りが140ギガになってようやくひと安心って感じです。

それにしても・・いらないファイルが多すぎますー。
それこそハードディスクの中もそろそろ断捨離しなくちゃ。
そのあたり、あまり得意ではない私ですけどね。

なんでも多ければ良いというもんじゃありません。
持ち物も栄養もね(笑)。

自然栽培のナチュラル・ハーモニーという会社の代表の河名秀郎さんが書かれた『野菜の裏側~本当に安全でおいしい野菜の選び方』という本を読みました。

野菜の裏側 —本当に安全でおいしい野菜の選び方
河名 秀郎
東洋経済新報社


今の野菜は肥料のやり過ぎで栄養過多(硝酸性窒素)になっているそうです。
それで虫がつきやすく農薬を何十回も散布しているのだそうです。促成栽培のトマトなんて62回も(種類が違うとそれぞれ1回と数える)散布してるという・・。
まるで栄養より農薬を食べてるようなもんです。

今、放射能汚染等でみんなが食べ物に注意している時。
「食べたものが私になる」
というアッコちゃん(矢野顕子)の歌じゃないけど、食べ物をもう一度根本から見直すときが来てるんじゃないかと思いますね。

興味ある方は、ぜひ読んでみてね!!



『オリジナルを楽しもう! Vol.2』in Live Cafe Apple Jam

2011-07-08 | Peppermint Leaf ライブレポ

今日はアップルジャムでライブでした!!
ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
対バンの皆さま、アップルジャムのかんちゃん始めスタッフの皆さんお世話になりました。
そしてユウヘイさん、お疲れさま。
ではちょっとだけライブレポしてみますね。

まず一番手はザ・クライフスキーさん。
ギター弾き語りの方でした。

頭にタオル、そしてブルースハープ。味のある歌を聴かせて下さいました。

そして二番手が我々Peppermint Leaf
今回はユウヘイさんとのデュオでお届けしました。

セットリストは以下の通り。

1.なつかしい夏休み
2.故郷
3.Last Summer Night(新曲)
4.天使の翔ぶ街
5.春雷

今回、私たちは、震災後初めての夏を迎える被災地の皆さんのことを思いながら、ライブをさせてもらいました。
早く「日常の平和な何気ない暮らし」が戻りますように。
どんな状態であっても、強く生き続けようと言う気持ちを保ち続けられますように。
被災地の様子を心に浮かべながら歌ってると、胸が詰まりそうになりましたが・・。
1曲1曲心を込めて演奏しました。

今日はユウヘイさんとデュオということで、デュオならではのアレンジも試しました。
特に『故郷』のベースラインは今回のキモ。個人的にかなり気に入っています。
毎回違うライブならではのアレンジが聴いてもらえるのもライブの魅力。
これからも、この辺に特に力を入れていこうと思っています。

三番手はCO-AJAさん。
ボーカル、HAJIMEさんのオリジナルバンド。

今日はちょっとカッコイイ新曲(未発表曲)もありました。
ハジメさんに言わせたら「これはまだまだカッコ良すぎるので、ちょっと汚れた感じにしたい」そうです(笑)。
いわゆるダサカッコイイがCO-AJAの魅力なのかな?
セツナさと笑いの中間あたりを目指してる感じがしますよね。違うかな?

そしてトリはSassan Music Espress(サッサン・ミュージック・エクスプレス)さん。
ボーカルSassanのオリジナルバンド。

まず消防隊みたいなオレンジの衣装がスゴイ。そしてステージのピカピカ。
ギターに仕込まれた電光掲示板ならぬデジタルフォトフレーム。
久しぶりに面白いものみたぞ~~!!って感じで写真バンバン撮っちゃいました(笑)。
曲もカッコ良かったですねー。
元々はSassanが打ち込みを中心にやっていた曲をバンドアレンジにしたらしいですが。
打ち込み音源との同期演奏もあったけど、やっぱり私は個人的には生バンドアレンジが好きです。

というわけで今回の『オリジナルを楽しもう』も楽しかったです。
噂の美人3姉妹のボーンさんが出れなくて、ライブが観れなかったのはちょっと残念でしたが、またどこかでお会いする機会もあるかな。

オリジナルバンドの魅力は独自の世界観。
「また観たい」「また聴きたい」の理由はいろいろあるけれど、自分の世界観を信じて発信し続けることが大切。
Peppermint Leafは、どんな場所でも必ず根を張って育ち、雑草以上に生命力が強いと言われるペパーミントのように(笑)、どんどんメッセージを発信し続けていこうと思います。
これからも頑張ります!!

次のライブは8月7日(日)。
ではライブでお会いしましょう~~~!!!


龍(ドラゴン)

2011-07-04 | おすすめ本

浅川嘉富さんの最新著書を一気に2冊読みました。
1冊目が『シリウス・プレアデス・ムーの流れ 龍蛇族直系の日本人よ!その超潜在パワーのすべてを解き放て』。

シリウス・プレアデス・ムーの流れ 龍蛇族直系の日本人よ! その超潜在パワーのすべてを解き放て (超☆わくわく)
浅川 嘉富
ヒカルランド

そして2冊目が『源流レムリアの流れ 世界に散った龍蛇族よ!この血族の下その超潜在力を結集せよ』。

源流レムリアの流れ 世界に散った龍蛇族よ! この血統の下その超潜在力を結集せよ (超☆わくわく)
浅川 嘉富
ヒカルランド

超面白かった!!!
これはオススメです。
日本人(天皇家)のルーツ、人類のルーツ、地球のルーツなどに迫る本。
アトランティス、ムー、レムリア、プレアデス、オリオンなど興味ある人にぜひ読んでみて欲しい本です。
この本には今世界中で起きていることの意味と気付きのヒントがあります。

天皇家と龍が関係あるという話とか、ニュージーランドのワイハタ族が龍を守っている存在だとか・・きっと龍好きの人にはたまらない内容です。
龍は守護天使と呼ばれることもあるらしく、天使好きの私にも無視できない内容。
なんかドキドキしちゃう本です。

空をみて龍雲(龍の形をした雲)を見つけたら、自分を取り巻く日常からふと離れて、魂のこと、永遠のこと、遠く離れた故郷の星のこと・・などに思いを馳せてみるのもいいんじゃないでしょうか?
心がふわーっと広がっていくのを感じられると思うよ。


愛と感謝

2011-07-01 | おすすめ本

今日から7月ですね。
先日英会話のクラスで、ショートスピーチコンテストがありました。
みんなそれぞれいろんな話題を準備していて、なかなかやるな~~って感心したんですけどね。
私は、水と波動の話をしました。

やっぱりこんな時代だからこそ、いい言葉と祈りの力を思い出そうと思って。
まだ知らない方はこのあたりの本を読んでみてくださいね。

水からの伝言Vol.4 水はことばの鏡
江本 勝
OFFICE MASARU EMOTO

これは水にいろんな言葉を見せてその氷結結晶写真を撮ったものですけど、まあ、これが科学的かどうかとかいうことは置いておいて、この写真はやっぱりキレイですよね。



『愛と感謝』の文字を見せた水の氷結結晶写真です。

今の時代、何を信じていいかわからないし、マスコミにも政治家にも嫌気がさしてる人も多いでしょう。
そこへ持ってきて、放射能や地震は怖いしアメリカのドルが暴落すると言う噂もある。
第3次世界大戦が今にも起こるんじゃないかという人もいる。
絶望感や無力感、不安や恐怖を感じてる人も多いかもしれないですね。

でもだからこそ、こういう写真が大切かなと思うんです。
「愛と感謝」と「祈り」の波動。
やっぱり祈りの力は世界を変えると思います。

「あの人はいい人、この人は悪い人」というレッテルを貼りもこの際やめて、心の中で許せないと思ってきた人のことも思い切って許してみましょう。
人は時と場合に寄って、正反対のことを言ったりすることもあるもの。
自分だってあやふやです。

今大切なのは許し合う心や、希望の心、人と仲良く助け合うという当たり前の思いやり。
そういうことなのかもしれないと思います。