オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』デイブ・アスプリー著

2016-03-30 | おすすめ本

絶賛ダイエット中。
どんなダイエットをしようかなと思ってた時にたまたま勧めてもらったこの本。
パラパラ読んでみたら面白そうなので早速自分でもKindleで買って読んでみました。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
栗原 百代
ダイヤモンド社


グラスフェッドバター(牧草を餌として食べさせた牛のミルクで作られたバター)とMTCオイルを入れた朝のコーヒーを使って、ファスティングをしながらダイエットしていく方法。
作者はアメリカのIT業界で成功した20代で億万長者。ところが体重は140キロで健康状態はサイアク。そこから50キロ以上の減量に成功した独自のプランを体系化して「完全無欠ダイエット」として発表。今やハリウッドの俳優や女優を始めスポーツ選手までこの完全無欠ダイエットの理論を活かしたダイエットを実践中らしい。


基本的にアメリカ式の食事なので日本人にはどうかなとも思ったけど、もともとコーヒーは好きだしプチ断食は結構好きなので早速やってみました。朝から海水からとった塩を入れた白湯と4:1バランスオイル(MTCオイルの代わり)を入れた朝のオーガニックコーヒー。お昼までお腹が空かない気がします。お腹が空く時はプロテインドリンク。
一緒にダイエットしようと友達にも勧めてトライしています。


どんなダイエット法や健康法が自分に向くのかはやってみないとわからない。
でも添加物や化学薬品、食物についたカビ(コーヒー豆やナッツは特に注意)、大量の砂糖、大量の小麦など、食べない方がいいものは確かにある。自分の健康や脳の状態を食べたものからモニタリングしていくという作者の考え方には一理あるなーと感じました。後半は食材1つ1つを取り上げてその利点と欠点を事細かに記してあって、作者の研究熱心さに脱帽しました。
さすがは多くの人に影響を与えている成功者だけありますね。


私は日本人なので、日本食の豆腐、味噌、醤油、はもちろん取り入れて。
納豆や海苔も。作者は「冷やご飯」を夜の炭水化物に勧めてたけど、それはそれでわかる気がします。実は炊きたてのご飯より冷えたご飯の方が繊維が増えていて糖分の吸収が緩やかでインシュリンの急上昇を抑えられるという研究結果があるらしいです。
お弁当やおむすびって冷めたほうがダイエットにいいのね。ラッキー!!


運動も20分以内の運動をなんと「週に1回!!」でいいということでそれも嬉しい。あとは愛用のスリミング剤をベタ塗りしてすっきり背中も手に入れようと思います。


夏までに天使の羽と呼ばれるこのような美しい肩甲骨を手に入れるのだ!!
頑張るぞ!!

 


The Music ひろしま「タンゴ・トリオ/ロス・チフラードス」 in 中村屋

2016-03-26 | マリライブレポ

土橋にある喫茶「中村屋」でロス・チフラードスのタンゴライブでした。
この中村屋は1946年からやってるお店。 
オールドジャズをこよなく愛するマスターのこだわりのお店です。
ドアを開けて中に入ると吹き抜けの高い天井と大きなシャンデリア。
まるで外国のカフェに来たようです。


ここでは毎月1回いろんなミュージシャンを招いてライブを開催されており、ロス・チフラードスは1年前に出演させてもらい、今回は1年ぶりのライブ。


今日のメンバーは岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)。
プログラムは以下の通り。



今日のライブはマスターが曲紹介をしてくれるので岡田さんの曲紹介とはまたちょっと違った感じ。
中村屋の常連さんが中心で、日本や広島のタンゴ界の昔を知るマスターのお話は楽しかったんじゃないかと思います。
私はあまり知らないお話が多くて心の中で「へえ」を連発してましたけど。


年季の入ったグランドピアノ。
低音がよく響くので今日はちょっと抑え気味に弾きました。
バイオリンもバンドネオンも生音でしたが、それでもしっかり響いてたみたいです。
 

ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
日本では若い人にはまだまだ馴染みのないタンゴですが、アルゼンチンでは若い演奏家もどんどん登場しているそうです。
実は病みつきになる人も多いタンゴの世界。
ぜひ一度体験してみてくださいね。


タンゴバンド、ロス・チフラードスのライブは4月以降も毎月2、3回続きます。
次は4月2日(土)にカレーの一楽章で予定されています。
ピアノは鳥岡さんです。私は4月はお休み。
詳細はバンドネオンの恵島広幸さんのFacebookやフライアーをご覧ください。


 


『君と僕』

2016-03-25 | おすすめCD

10年前からずっとファンだった、アコースティックギターデュオ「君と僕」のデビューアルバムがついについについに、リリース!!!
このデュオの結成の瞬間を目撃した私としては、この日をどんなに待ちわびていたことか。。


森山良子のツアーバンドのバンマスなど全国的に活躍中のギタリスト梶原順さんと、クラビオーラ奏者折重由美子さん率いる「こゆみこ」でもおなじみ、広島を中心に活躍中のギタリスト小田原政広さんの「君と僕」。大手レーベルと契約して音源制作・・ではないので「知る人ぞ知る」というデュオですが、ほんっっっっっっとにイイからね。太鼓判!!!!


こちらが試聴動画です。




オシャレすぎるジャケット画と極上の音。
やっぱり、すごくすごくすごくいいです。
もう届いた瞬間から毎日ヘビーローテーションなのです。


褒めすぎてすみません。
収録のどの曲も本当にいい。
小田原さん作曲の「烏骨鶏」(ウコッケイ)、本当にかっこいいわーーーー。
TOTOの「Africa」のアレンジもオシャレすぎる。


ギターの美しさ、切なさ、愉快さ、、
いろんな宝物が詰まってる『君と僕』のデビューアルバム。
リリースライブが超楽しみなんですが、それまではこのアルバムをニヤニヤしながら聴くことにします。


ここをお読みの皆さんも是非1枚でも2枚でもお買い求めください。
君と僕のアルバム購入はcoco←musikaレコードから。

http://cocomusika.theshop.jp/items/2810120





ふたばラウンジコンサート「アルゼンチンタンゴに魅せられて」

2016-03-20 | マリライブレポ

今日はタンゴバンド、ロス・チフラードスのライブでした。
二葉公民館に呼んでいただきました。
本日のメンバーは岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)でお届けしました。
日曜日の午後ということもあって160名以上もの方がお越しくださいました。
ご来場ありがとうございました。 


本日のプログラムは以下の通り。

1.大きな人形
2.レ・ファ・シ
3.エル・チョクロ
4.ノクトゥルナ
5.涙と笑い
6.蒼空
7.水色のワルツ
8.真珠採りのタンゴ
9.五木の子守歌
10.リベルタンゴ


3分間の人生劇場と呼ばれるタンゴの調べ。
1曲の中に長調と短調の部分があり、テンポも雰囲気もクルクル変化します。
アドレナリンも大量放出されて元気が出るということでご年配の方にも大人気です。


ロス・チフラードスはこの土曜日にも堺町の老舗の喫茶店、中村屋でライブを予定しています。
季節の変わり目でちょっと元気が欲しい方、タンゴライブにぜひどうぞ。


アルゼンチンタンゴ・コンサート
日時:2016年3月26日(土)19:00 open 19:30start
場所:中村屋
   (広島市中区堺町1-5-1 tel 082-231-5039)
出演:ロス・チフラードス
   岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)
チケット:2500円(ワンドリンク付)





吉田美奈子×森俊之 Duo 2016 @Live Juke

2016-03-19 | ライブ・コンサート

今日は吉田美奈子&森俊之のDuo Liveに出かけました。
ちょっと前から楽しみにしていたライブ。
ボーカルのakiちゃんと誘い合わせて参戦しました。
軽くライブレポしますね。



Live Jukeのスタインウェイ、いつもとセッティングが違ってピアノが上手側。
期待に胸を躍らせながら待ってると森さん登場。そして続いて歌姫吉田美奈子さん。
森さんの繊細なピアノのイントロに続いて美奈子さんの感情表現豊かな歌がスタート。
1曲ずつ独特の語り口調でのんびりとしたMCを交えてのステージです。


吉田美奈子さんの生ライブを聴くのは2回目。1回目はもう何年も前で、しかも1曲だけだったので本格的にライブを聴くのはこれが初めて。森さんのピアノに、時には寄り添うように時には自由に翔び回るように自由自在な美奈子さんのボーカル。囁くようにあるいはお腹から絞り出すように、何種類もの声色を使い分ける独特の歌い方。聴く人を歌の世界に引き込んで行く声。これがつまり「吉田美奈子節」って言うんですかね。。。


そして美奈子さんのオリジナル曲、特に歌詞の素晴らしさ。
シンプルな表現なんだけど日本語をとても大事に作られていて、それを一語一語大切に歌う美奈子さん。
初めて聞く曲でも、どっぷり歌の世界の住人になってしまったようにあっという間にその情景に引き込まれてしまう。
口の開け方、声の出し方、日本語の言葉のつなぎ方、どれも声楽的には「正しく」ないのかもしれないけれど、吉田美奈子さんの曲にとっては「これが正しい」歌い方。


以前「マリさんの曲はマリさんの歌い方が正しい」と誰かに言われたことを思い出しました。
そうか、これでいいんだ。


森さんは大貫妙子さんのライブでもお馴染み。ピアノというよりどちらかというとバンドの中でのキーボードやオルガンというイメージが強かったんだけど、こんな繊細なピアノを弾く人だなんて意外な感じでした。
でも美奈子さんが「森さんがいちばん森さんらしいピアノを弾く曲」として紹介された曲は、「うん、これこれ!!」って感じで私の知ってる森さんのピアノでした(笑)。


印象的だったのは40年間思い続けてやっと歌うことができたというあるカバー曲。
その曲を歌うことになった経緯。そして作家の方にその旨を伝えたというエピソード。
美奈子さんが歌というものをどれだけ大事に、そして作家にどれだけ敬意を払って歌っておられるのかがわかるエピソードでした。


「これは私の考えですが・・」と前置きされて、日本の歌い手の人はプロでもアマチュアでも、あまりにも簡単に(その歌について何も下調べもせずに)カバー曲を歌いすぎる。そして歌うのは勝手だけどそれをYou TubeとかにどんどんUPしすぎる。それを聴いて作家はガッカリしたりその歌を嫌いになったりする、という話をされた時にはドキッとしました。
音楽はもちろん自由に楽しむものではあるけれど、音楽をやる人はその楽曲に対して敬意があるかどうかってとっても大事だなって思います。
私も自分の歌でもカバー曲でも、1曲1曲の楽曲に敬意を払って大事に演奏していこうって改めて思いました。


いいライブを見ると元気になりますね。
また明日から私は私の正しい歌と演奏をどこまでも極めていけるように頑張ります。



木梨憲武展×20years INSPIRATION〜瞬間の好奇心

2016-03-04 | 写真・絵画

木梨憲武といえばとんねるず。
沖縄最終日の朝、飛行機の出発までの時間でどこか、ということでMさんに誘っていただいて沖縄県立博物館・美術館で開催中の木梨憲武展×20yearsを見に行きました。
INSPIRATION〜瞬間の好奇心というタイトルが付けられた展覧会。
木梨憲武さんのこの20年間の作品をまとめた展覧会でした。


ノリさんって絵が描けるんだーー。
まず知らなかったことにびっくり。


馬券の裏に描かれた思い思いのペン画から大きなキャンパスに描かれた本格的なアクリル画。
お笑いのノリさんらしいちょっと笑いを誘う作品から、ほんわか気持ちが優しくなる作品。
中でも何百人もの人が描かれた「friends」というペン画のその精密さには唖然。


「手」をテーマに描かれた絵や、「木」や「花」をテーマに描かれた絵。
作品タイトルも「お手月」とか「わかっ手るっ手」とか、めちゃ楽しい。
鳥が描かれた「timing」っていうピンクの絵や、展覧会の最初のコーナーに展示される「感謝」というカラフルな木の作品など、心が温かくなる絵もありました。
とっても真面目な作品があるかと思えば「仮面ノリダー」の仮面もあったり(笑)。





人間の才能って計り知れない。
だから「自分は◯◯です」って限定しないほうがいいね。
人生は長いんだから興味のあることはどんどんやったほうがいい。


画家だったり、写真家だったり、音楽家だったり、科学者だったり、シェフだったり、コンピューター技師だったり、陶芸家だったり、ダンサーだったり。
ギタリスト、サーファー、登山家それともトレジャーハンターはたまた冒険家・・・?
一度きりの人生。自分を限定するのはやめよう。


10年後のあなた、20年後のあなたは何と呼ばれたい?
20歳で人生が完結するわけじゃない。
生きてる限りが人生です。