オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

梶原順GROUPライブ in LIVE Juke

2012-03-23 | ライブ・コンサート

風邪も治って・・(まだカンペキではないけど)ゴソゴソしています。
今日は梶原順GROUPのライブに行ってきました。
ベテラン順さまの若手育成ツアー。
初めて梶原順トリオで順さんが育てた(と言っても過言ではない)二人、小笠原拓海くんと川内啓史くんは今や山下達郎さんのバックと林田健司さんのバックをそれぞれ務めるお方になられました。パチパチ!!
お二人の、ほぼプロとしてのデビュー戦に立ち会えた私たちはとっても幸せなキモチでしたが、またまた若手、今度はなんと昭和63年とか平成生まれの3人を連れてのツアーです。

メンバーは梶原順(Gt)、白井アキト(Key)、山本連(Ba)、伊吹文裕(Dr)。
果汁が飛び散るもぎたてのフルーツのような音楽を聴かせていただきました。
ごちそうさまでした!!

ちょっとだけライブレポしますね。
セットリストはうろ覚えでめちゃあやしいので、ご覧になった皆さん、ご遠慮なくご指摘お願いします。てか教えて。

今日はFirst Setはアコギ、Second Setはエレキということで順さんのオンパレードです。
まずは順さんと白井くんの二人で静かにスタート。
「Quiet Times」「Smiling」「Oblibion」と3曲を二人だけで聴かせていただきました。
同じピアノだからどうしても細かい所まで見ちゃいますけど、白井くんのピアノきれいです。フレーズもよく勉強してるなあって思います。耳がいいんでしょうね、順さんのフレーズを細かい所までよく聴いててスゴイなあって思いました。

そして山本くん、伊吹くんが入って「Polen Shower」「A Game」と2曲。
みんなすごく上手い。演奏って言うより競技を見てる感じです。
まず伊吹くんのドラムがパンッッッ!!って感じなのがすっごく気持ちいい。
リットーミュージックの最強プレーヤーズコンテストのドラム部門のグランプリ取得者だそうですけど。なんか今まで見たことないタイプのドラマーです。誰にも似てない。強いて言うなら、私の中では屋敷豪太・・?
なんか音が細くてスルドイ感じ。でもちゃんと主張してる。サウンドが全体的に弾んで嬉しくなっちゃうドラムです。
そして山本くんのベースは岡田治郎さんぽい感じ。セクシーだし音も太いし指の動かし方に見とれてしまいます。

そして順さんが歌う「Nobody Knows The Trouble I've Seen」。順さんの歌は声が温かいです。
歌は上手い下手じゃなくハートだなあってつくづく思います。
そして順さんの曲で「Some Carm Place」「EVER」。
演ったことのある曲だと思わず身構えてしまうのはナゼ?(笑)

Second Setは順さんはエレキ!!
まずは3人で「Just the Way We Are」があった後、スペシャルゲストでギターの柴作伊佐雄さん登場!まずは順さんの歌で「What a wonderful world」(だっけ?)。そしてラリー・カールトンの「ルーム335」でした。
これから広島で順さん&柴作さんという組み合わせも観れるみたい。
男前な音が聴けそうで楽しみです。

柴作さんが抜けて再び白井くんが入って「Eight Mo' Times」「Woodies nap」。
こんなに元気な「Woodies nap」初めて聴きました(笑)。Woodieもこれではお昼寝できないでしょ~ね~?(笑)
そして若手リズム隊のために順さんが書き下ろされた「You Got The News」これめっちゃカッコ良かったです。若者バンザイって感じ!!(笑)
そしてラストは大村憲司さんの「Tokyo rose」。アンコールはコレを聴かないと帰れません「Jive」。

観て良かったなあ~~ってつくづく思ったライブでした。
病み上がり&行事続き&引っ越しの手伝いで身も心もへとへとな私でしたが、やっぱり音楽で元気をもらいました。
順さんは前の日は朝まで飲んでたそうですけど・・よくそれであんな演奏できますねえ。やっぱりスゴイです。
梶原順GROUPの皆さん、柴作さんありがとうございました。
(セットリストは全く自信ないので、曲名違ってたらだれか教えて下さいね。)

こんなステキなライブを見逃して後悔しているそこのあなた!
梶原順GROUPライブはまだまだツアー中です。

25日(日)は岡山MO:GLAだそうです。
間に合うよ!!行ってみてね!!

最後におまけ。

サインもらっちゃいました♡


Peppermint Leafワンマンライブ in LIVE Cafe Jive

2012-03-18 | Peppermint Leaf ライブレポ

4ヶ月ぶりのPeppermint Leafのワンマンライブ無事に終了しました。
お忙しい中足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。

そして今回、急きょ特別ゲストということでライブにご出演下さったSinmoさん、心から感謝します。
上綱さんはじめJiveスタッフの皆さんお世話になりました。
サトシくん、ユウヘイさんお疲れさまでした。
そんなわけでちょっとだけライブレポしますね。

本日のセットリストはこちらです。

【1st set】
1.ヒミツの国
2.白いワイン
3.パノラマ
4.風の回廊
5.故郷(with Sinmo)
6.海の色に染まる午後(with Sinmo)
7.桜色の季節(with Sinmo)

【2st set】
1.夕焼け(ピアノインスト)
2.サイレントシネマ
3.君を忘れていく
4.哀しい夢
5.サンサーラ
6.君に出会えて(with Sinmo)
7.天使の翔ぶ街(with Sinmo)

【encore】
1.春雷
2.Love and Love(with Sinmo)

今回ゲストのSinmoさんにはJive初お目見えの「一五一会」とハーモニカとコーラスで参加していただきました。
特に『故郷』に一五一会が入って、沖縄風の『故郷』になりました。今日の『故郷』はそれこそ一期一会な感じだったので、聴いていただけた方はラッキーでしたね。
他の曲もハーモニカが入ったことで、一気に曲の世界が広がった感じでした。





Sinmoさんどうもありがとうございました。

ゆうちゃん、たまちゃん、ゆうこさんにお花をいただきました。
記念にパチリ。


メンバーでも。


ちょっとカッコつけて。


ライブ終了後はSinmoさんの行きつけのカープ鳥で軽く打ち上げ。
お店のマスターとガッツリ親友みたいになられてるSinmoさんにすっかり感心しちゃいました。
中学生の頃からもう30年以上もステージ経験を積んできたSinmoさんのライブパフォーマンスに対する考え方や音楽へのバンドへの熱い思い。
人とのつながりや出会いを大切にしてきたSinmoさんだからこそ今日があるんだなあと思います。

誰も知らない広島という地で、まるで昔からそこにいた人かのように広島になじみ、広島の音楽シーンにちょっとした旋風を巻き起こしているSinmoさんと一緒に、Peppermint Leafもますます音楽の新しい風を起こしていきたいと思っています。

7月13日(神戸)、14日(広島)のG.A.P.とPeppermint Leafの2マン×2daysライブではG.A.P.もPeppermint Leaf もガンガンにやらせていただきますので、どうぞお楽しみに!!
ありがとうございました。



茂木健一郎『ひらめき脳』

2012-03-07 | おすすめ本

最近、断捨離ついでに昔の本を引っ張り出して読んでるんだけど、またまたいい本発見。
茂木健一郎の『ひらめき脳』。

ひらめき脳 (新潮新書)
茂木 健一郎
新潮

この本自体は2006年に書かれた本でちょっと古いんだけど、脳科学者の茂木さんが一般人向けに丁寧に書いて下さってるのでわかりやすい。
茂木さんのTwitterもフォローしているので最近はそっちで茂木さんの考えに出会うことが多いのだけど、こうやって1冊の本として茂木さんの考えられてることを読むと、なるほどなと思わされることも多い。

この本はそのまんま「ひらめき」の正体について書かれている。
「ひらめき」があるとき、脳内ではドーパミンという快感ホルモンが放出されるため、人間にとっていわゆる「気持ちいい」状態になる。この「ひらめき」の快感は一過性のものではなくかなり持続するので、またその快感を味わいたくて「ひらめき」の快感を知ってる人はそれにハマる。数学者や哲学者、科学者がわからない難問に何時間も挑むのも、答えが見つかった時の快感を知ってるから、だそう。

音楽家で言うと「作曲」する時の快感に似てるのかな。
曲ができそうでできない時のあの苦しみ、そしてあの「降りてきた」ときの快感。
人は誰でもある種の「ひらめき」の快感を待ってるのかもね。

最近では「セレンディピティ」(意味ある偶然)という言葉も今や一般的になってきてるけど、その「セレンディピティ」に気付いて人生に生かす人もいれば、それに気付けなくて幸せを逃してしまう人もいる。
できれば「ひらめき」を生かして人生を鮮やかに彩ってみたいものです。

私の好きなSさんという聡明な女性が言われた忘れられない言葉がある。
「『棚からぼたもち』と言いますが、ぼたもちの落下地点まで移動するのは自分の努力です。」
なるほど~~~。

かのニュートンもアインシュタインも、小柴さんも白川さんも、その時を待って日々努力を重ねていたからぼたもちが落ちてきた時にちゃんと受け取ることができたんですね。
私も言い訳せずに着々と努力を重ねて、大きなぼたもちも小さなぼたもちもちゃんと受け取りたいと思います。

茂木さんのツイートの中でも私が気に入ってる連続ツイート。
3月7日分からご紹介しますね。
面白いです。

  • kenichiromogi
    しゅりんくっ! ぷれいりーどっぐくん、おはよう!
  • kenichiromogi
    わかた。@chieiida 茂木先生!気分転換に関するツイートして下さい。私はま前のめりに突っ走ってしまいがちで、どう気分転換をするかを考えていました。そこで学生時代にやっていた油絵をまずは再開してみようと思います。下手だけど、子育てや仕事や自己啓発から離れる時間にしたいです。
  • kenichiromogi
    「連続ツイート」第526回をお届けします。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています! 本日は、リクエストにお応えいたします。
  • kenichiromogi
    そち(1)人間というものは不思議なもので、ある傾向が存在すると、それを「線型」に延長しがちになる。たとえば、ちょっと不調なことが続くと、これからの人生は、この不調なことが延長されて下り坂なのではないかと思ってしまう。
  • kenichiromogi
    そち(2)今の日本を覆っている停滞感も同じで、停滞という傾向が線型に未来永劫続いていくんじゃないかと考えてしまう。そんなはずがないので、いつかは反転したり、陽化したりするに決まっている。句読点は必ず打たれる。問題は、自らいかに句読点を打つかである。
  • kenichiromogi
    そち(3)毎週のようにNHKに通っていた頃、20分とか30分の休み時間があることがよくあった。そんな時、私は大抵局内をぶらぶら歩いていた。第一食堂とか、第五食堂とか、丸コアとか、本屋さんとか、10階に行って下りて来たりだとか。
  • kenichiromogi
    そち(4)ある時、「そうだ!」と思いついて、30分の休みがあったときに、NHKの正面玄関から出て、NHKホールの横を抜けて、代々木公園にずんずん入っていった。片道15分歩くことができる。そしたら、私は森の中に立っていて、小鳥のさえずりを聴いていた。
  • kenichiromogi
    そち(5)昔から気分転換の名手のつもりだったが、こんな風に気付かないこともあるんだなあと思った。未 来について線型近似してしまう癖と同様、人には慣性の法則というものがあって、ついつい過去の延長線上で今日、「今、ここ」を過ごしてしまう。だから人生 が単調になっていく。
  • kenichiromogi
    そち(6)それまでの自分の人生とは、直角に違った方向に歩いていく。時にはそんなことをしてみるのが良 い。そうしたら、どんなに異なる風景が広がっていることか。英語ばかりやっている人は、30分スワヒリ語をやってみるとか。人生の句読点は自分で打たなく てはならないんだよ。
  • kenichiromogi
    そち(7)これはいつも言っていることだけど、前頭葉の背外側前頭前皮質とか、眼窩前頭皮質をつかった気分転換は、瞬時の勝負。「変えよう」と思ったら、ぱっと直角に切り替えて、いきなりトップスピードに入ろう。できない、というのは思い込み。句読点一つ で、いきなり世界を変えられる。
  • kenichiromogi
    そち(8)前頭葉の文脈切り替えの回路が、いわばむりやりに一秒で句読点をつくる。環境の変化や、身体性の推移は、あとからゆっくりとついてくる。まずは自ら文脈を変え、直角に違った方向に歩き始めること。子どもが、新しいおもちゃをみると今までのを放りだして遊び始めるでしょ。あれと同じ。
  • kenichiromogi
    そち(9)文脈切り替えをすばやくやることの一つのメリットは、人生の多様性が増すこと。一日のうちに、 何個句読点を打つことができるか。文章と同じで、人生も句読点の打ち方でいきいきとしてくる。とりあえず、今日、それまでの人生と直角に違った方向に歩いてみませんか? 30分だけでいい。
  • kenichiromogi
    以上、連続ツイート第526回「それまでの人生とは、直角に違った方向に歩いていく」でした。