オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

夢を叶える

2013-11-25 | 友人・家族

オーストラリアに住むという人から「CDを購入したいのですが」というメールが来たのは2日前の朝。
iPhoneでメールチェックをして「え?なんですと?」という感じで、起きてゆっくりFacebookとメールを見ると、実は小学校~高校まで一緒の学校だった同級生からのメールでした。

久しぶりの同窓会のお知らせをもらった彼が、インターネットで「八代高校同窓会」って検索したらたまたま私のこのブログがヒットして、そしてFacebookのおかげで私だとわかってメールをくれたのだそうです。

懐かしい。

彼の名前は緒方慎二さん。
小学校の頃から抜群に絵が上手くて、学校の写生大会で何度も賞をもらっていた彼は、その後美術の大学へ進んでなんとオーストラリアで水彩画家として活躍されていたのでした。
彼のブログはこちら
昔の彼の絵を思い出させる精密なタッチの絵が並んでいます。

友人の活躍を知るのって本当に嬉しいものですね。
彼も私が子供の頃から好きだった音楽をやってることを知ってすごく喜んでくれました。
私のことを「同志」という感覚だと言ってくれる彼に、恥じない生き方をしたいと心から思います。
緒方くんありがとう!!私がんばるね!!

そう。私には今、夢を共にする仲間がいます。
音楽で、仕事で、叶えたい生き方や人生を実現するために、努力をしている仲間がいます。
この仲間と、またそれぞれの夢を実現していこう、ってまたそう思いました。

ここをお読みの皆さんもきっと夢をお持ちですよね。
あなたの近くには必ず夢を実現させるのを待ってる人がいると思います。
その人のためにも、ぜひ夢を諦めないでくださいね。

「1個のリンゴの中にある種は数えられるけれど、1粒の種のなかにあるリンゴの数は数えられない。」
という言葉があります。

あなたが叶えた夢の先に、誰かが受け継いでいく夢があります。
人類はそうやって次々に夢を形にしていくんだと思います。

ともに頑張りましょうね!!



東日本大震災支援ルーテルとなりびと報告会

2013-11-24 | 講演会

今日は日本福音ルーテル広島教会で、東日本大震災支援「ルーテルとなりびと」の現地報告会がありました。現地で現在中心になって働いて下さってる野口牧師先生による、ルーテル教会で行ってきた被災地支援のこれまでの報告でした。
今回は仮設住宅の集会所でボランティアの人と被災者の人とが一緒に作られた「つるしびな」の展示もありました。

震災後の被災地の様子については立野牧師先生からもいろいろと聴いてきましたが、また今日の報告でこれまでの3年間の被災地での様子を知ることができました。


報告の中で大川小学校の生徒のお母さんたちの手記をもとにつくられた「ひまわりのおか」という絵本の朗読がありました。108名の生徒のうち生徒74名と先生10名の命が失われた大川小学校。地震で避難した雪の降るグランドから、小高い丘に逃げる途中に津波に飲まれてしまった子供たちと先生たち。その丘にひまわりの種を植えたお母さんたちの思い。絵本の中に登場する実在した子供たちの名前と在りし日の様子、若いお母さんたちの子供たちへの愛に溢れた言葉を聞いてると、涙が溢れて仕方ありませんでした。

ひまわりの おか (いのちのえほん)
松成 真理子
岩崎書店

震災で亡くなった方は今現在で15883人。そして未だに行方不明の方は6434人。
それだけ多くの方が亡くなったということは、かけがえのない家族や友人を亡くした方がそれだけ多くいらっしゃるということ。

被災地は少しずつ復興が進み、福島原発事故後の放射能の汚染区域を除いては、街は一見普通の暮らしを取り戻していってるように見えますが、そこに住む人々の思い出や悲しみとこれからどう向き合っていくのかが、次の課題でもあると思います。

私たちにできることはとにかく被災地を忘れないこと。
改めて思います。
 
私はまだ被災地を訪れることはできていませんが、繰り返し聞いて、語って、祈って、、まずは私の場所でできることを頑張ろうってまた気持ちを新たにしました。

たった1つの命。
たった1回きりの人生。

どんな人にも精一杯輝かせて生きてほしいって思います。
そのためにできることを私も頑張ってやっていこうって思っています。 
 


『HONOLULU DAY』無事終了!!

2013-11-09 | 地域・世界・地球・宇宙

おかげさまを持ちまして、本日、広島市姉妹・友好都市記念「ホノルルの日」のイベント『HONOLULU DAY』が無事に終了しました。ご来場いただいた沢山の皆さま、そしてご出演いただいたハワイアンバンドとフラの皆さま、そして関係者の皆さまありがとうございました。そして実行委員会の皆さんには大変お世話になりました。

いやーー、ほんとに実は「無事」というわけではなく、ハプニングの続出ではありましたが、あくまでそれも「想定内」。それも含めて成功だったんじゃないでしょうか。ほんとに良かったです。

ちょっとだけ写真レポしますね。
まずはオープニングを飾るフラ・カヒコ。

セレモニーのコーナー。
  

メッセンジャー企画のコーナー。
ホノルルのウェイン・ミヤオさんとSkypeで繋がった時には会場がどよめきました。
残念ながらSkypeのやり取りの途中でネットがダウンしてしまうハプニングはありましたが、すぐにバックアップ用の原稿に切り替えてなんとか切り抜けました。ちょっとハラハラさせちゃう部分もありましたが、それもこれもライブならではですよね。
 

このあとホノルルと広島の昔と今ということで、両市の深いつながりについてもレクチャーさせてもらいました。
ホノルル在住の井上昌子さんに登場いただくコーナーもありました。

リボンレイの製作体験コーナー。
   

ドリンクコーナー等も充実。 
    

1stステージは「ブルーサウンズ」のみなさん。
  

セカンドステージのセッティング時間を利用してフラレクチャー。
「ハワイには言葉がなかったので全て身体の動きで表現したんですよ。」とカマイレ先生の説明。
 

2ndステージ。「マハロ・スラッキー」(バンド)と「ハラウオ・カマイレ」(フラ)の皆さん。
   

井上さん、再度登場。

このあと会場全体で『ハワイ・アロハ』を合唱し、イベントは幕を閉じました。

イベントが終了してホッとする遠井さんと私です。

先日授業をさせていただいた牛田小学校の先生も来て下さいました。

今回の『HONOLULU DAY』ではUsteam放送やSkypeといったインターネットを用いた双方向通信を取り入れて、ホノルルと広島が「今」まさにつながっていることを実感していただくと言う狙いがありました。
このアイディア実現のために、広島平和文化センターの皆さんはじめ実行委員会の多くの方にたくさんの協力をいただきました。

そして何より、ホノルルのウェイン・ミヤオさんと井上昌子さんには特別な協力をいただきました。
本当に感謝の気持ちに堪えません・・。 

ということで、私の2013年度のヒロシマ・メッセンジャーの仕事はすべて終了しました。
いろいろ苦労もありましたが、とっても貴重な経験をさせていただきました。
改めて広島平和文化センター国際交流・協力課の皆さんはじめお世話になった多くの方に、深く感謝申し上げます。
そして、同じくメッセンジャーの遠井さん、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

なお当日のUstream放送を録画しております。
どうぞご自由にご覧下さい。

http://www.ustream.tv/recorded/40604986


 


もうすぐHONOLULU DAY!!

2013-11-04 | 地域・世界・地球・宇宙

11月9日(土)に開催される『HONOLULU DAY』。
2013年ヒロシマ・メッセンジャーとしての私のメインイベント。
その催しが刻一刻と近づいてきて日増しに緊張感も高まります。

今回の目玉の1つであるメッセンジャー企画「ホノルル・なう!」のコーナー。
これは同じくメッセンジャーの遠井さんと私との「前例にないことをやろう」というアイディアで立ち上がった企画。
ハワイアンやフラだけではない、今のホノルルのホットな話題、音楽、文化・・など皆さんが知ってるホノルルと違うものをぜひ紹介したいと思ったことがきっかけ。

「なう!」なんだからいっそSkypeやUstreamといった最新の双方向通信を利用して、同時刻にホノルルでこのイベントを見てもらおうという大胆なことまでやってみることになりました。

思いつきは素晴らしかったんですけど、いざこれを実行するとなると、ここからの道のりが山あり谷あり(笑)。新しいことをやるってホント大変です。

当初すぐに出演をお願いしたミュージシャンのAさんは、スケジュールの都合が合わず残念ながら出演NG。そして現地アーティストとして活躍するBさんもネット環境が整わずSkype出演NG。現地在住のCさんにコンタクトを取るも返事はナシ。まずは途方に暮れたところからスタートでした。

のっけから八方塞がり(笑)。
だけど、そんな弱気なことは言ってられない。

何か方法はないかなと思ってた矢先、今年4月からホノルル在住の八代高校の先輩でもあるIさんからFacebookに友達リクエストが!!早速コンタクトをとってメールのやり取りをしながら協力を仰いだところ、いいですよと快いお返事!!
うわーーー(涙)、さすが!!持つべきものは同郷の先輩です!!

「ホノルルやワイキキの写真を下さい」「昔のホノルルの資料を下さい」「広島との関わりの深いものを教えて下さい」「ホノルルでびっくりしたものを教えて下さい」などなど、、、私の無理なお願いにどんどん答えていただいて、もうほんとにすごいです。

Iさんとは昨年の9月に「八代高校広島県同窓会」で初めて出会い、その後新年会でもう一度出会っただけだったんですけど、こんなに良くしてもらってなんとお礼を言っていいのやら。

最終的に「HONOLULU DAY」で現地在住の方としてSkypeでご登場いただけることになりました。

これもひとえにご縁だなあ・・・ってつくづく思います。

先日亡くなられたリサ先生の英会話教室。そこに通ってる中級クラスのアンソニー(英語名)が薦めてくれなかったら絶対に応募してない「ヒロシマメッセンジャー」。まさか選ばれると思ってなかったのに採用され、それがご縁でIさんとFacebookやSkypeでやり取りする仲になりました。

そのIさんのご主人というのが広島市立大学の教授で、今年9月28日に禎子の折り鶴がアリゾナ記念館に展示されたというニュースに関して中国新聞に記事を書かれたというトピックスまで飛び出し、全くできすぎたシナリオにビックリです。

まだまだここには書けないセレンディピティーな裏話もたっぷりなんですけどね。

「セレンディピティー」=「意味ある偶然」

何もかもが申し合わせたようにそこにパズルを埋めて行く感じ。
この驚きと言ったらほんとに神(大いなる宇宙)に感謝しかありませんね。

本気になれば宇宙も動く。

私にとってたった1回のミッションですけど、しっかりと役割をこなして無事にこのイベントを終えたいと思います。
あとは当日のネット環境がいいことを祈るしかないですけどね(笑)。

この「HONOLULU DAY」に合わせて11月1日から各種協賛が始まっています。
ANAホテル、プリンスホテル、オリエンタルホテルなどではハワイのカクテル「ブルーハワイ」の半額や無料サービスがあるみたいです。
ぜひこの機会もお見逃しなく!!



そして何はさておいても11月9日(土)の14時~16時はエールエール地下広場で開かれる『HONOLULU DAY』にぜひお越し下さい。ハワイアンバンドやフラのステージとともにハワイのコーヒーやジュースが飲めたり、リボンレイの製作体験ができたりします。

入場無料、申込不要。
どうぞ皆さんでお誘い合わせの上お越しください。

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大貫妙子さん

2013-11-03 | 音楽

Facebookの記事に、大貫妙子さんがNHK-FMのサウンドクリエイターズ・ファイルという番組で1ヶ月DJを務めると言う記事が出てたので早速チェック。
今日は久々に時間があったので番組を聴くことが出来ました。
番組は今年でデビュー40周年を迎えるター坊のオススメのミュージシャンや楽曲紹介等。

いやーー第1回目、かなり面白かったです。
第1回目はター坊が影響を受けて来た曲やミュージシャンの紹介等。
ター坊のファン歴は長いですが、シュガーベイブ時代の曲やター坊が聴いてきたという曲にめっちゃ詳しいわけではないんですよね(それではファンとは言えないのかもしれないけど)。

シュガーベイブは山下達郎とター坊を中心に結成され、3年しか活動しなかったバンド。
それなのに伝説に残るほどのバンドと言われるのはやっぱり達郎さんとター坊のその後の活躍がすごいからですよね。

達郎さんもター坊もキャリアが長くなればなるほど活動の幅が広がってその天才ぶりがどんどん広がっていくところとか、まあほんとにどうやったらそういう風になれるのか知りたいです。

ジョニ・ミッチェルやバリー・マン、などちゃんと知らなかったけど素晴らしいミュージシャンや楽曲を紹介してもらえて大大満足でした。

ター坊やっぱりいいわ~~。
12月にはすごいミュージシャンがの参加のトリビュートアルバムも出るらしいです。
超オススメなのでここで宣伝しちゃう!!

大貫妙子トリビュートアルバム - Tribute to Taeko Onuki- (2枚組ALBUM)
commmons
commmons

 

私の暮らしかた
大貫 妙子
新潮社


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安宅和人著『イシューからはじめよ』

2013-11-02 | おすすめ本

きっかけは「ほぼ日手帳」の「今日のことば」
ページの下にあったこの言葉に反応したことがきっかけ。

「日本人って、たしかに素養が高くて優秀だとは思うんですが、
なんというか・・・・「奴隷労働組」になる人がすっごく多くて。
結局、そういう人は「目先の仕事」を「最高のクオリティに仕上げる」ことばかりに
集中していて「本当にやるべきこと」に注力しない。
だから、結果につながらないんですね。
ーー安宅和人さんが『「イシューからはじめよ」のまわりで考える。』のなかで

早速、当該記事を読んでみました。

なるほど~~~~~。深く深く深く納得!!!!
コレだったんだ!!

私がなんとなくもやもや心の中で思ってきたことにズバリ答えをいただけた気がして大興奮!!
コレ大事です!!!!

ということで早速図書館で借りて来てもらいこの本を読破!!

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人
英治出版


こちらにも内容をかなりくわしくまとめてあります。
仕事や人生を見つめ直したい人に特におすすめです。



リサ先生のこと

2013-11-01 | 友人・家族

 

私の英会話の先生でもあり、大切な友人でもあるエリザベス石田リサ先生が、昨日天に召されました。昨日は通夜、そして今日は告別式でした。

リサ先生との出会いは8年前にさかのぼります。
当時、私は英語にちょっぴり苦手意識がありました。
英語の歌も歌いたいし外国の人たちと気軽に話もしたい。だから英語をきちんと身につけたいとは思うものの、なかなかその一歩が踏み出せない。そんな頃でした。

そんなある日、お友達のナオちゃんが最近行き始めたという英会話教室の話で、フィリピン人の英語の先生の話をしてくれました。その話を聞いてるとどっかで聞いたことのある話。なんと実はその先生とは、バンド仲間で現 La Sieste du Chat のジョセフのお母さんだったのでした。そう言えばジョセフからお母さんはボランティアでいろんなところで英語を教えてると聞かされてたんですよね。

それなら一度行ってみようか、とナオちゃんに連れられて教室に行ったのが8年前の10月。
それから8年間。毎週水曜日のお昼、しょっちゅう遅刻しながら欠席しながらもぼちぼち続けて来られたのは、ひとえにリサ先生の優しさと気楽さのおかげ。「Hello English」のリサの英会話教室。その居心地の良さから私はずっと初心者クラスでしたが、気心の知れたクラスメイトと何のストレスもなく英会話ができる、私にとっては唯一ホッとできる英語環境でした。

カラオケやパーティー好きのリサ先生。お花見パーティーやクリスマス会、3ヶ月に1度の誕生会もカラオケもいつもわいわい楽しかったですね。Peppermint Leafなどのライブにもクラスメイトの皆さんとよく来てくれました。いつも誰かがコンサートや催しをするというと率先して応援にきてくれる先生でした。

そんなリサ先生が身体の不調で病院に行かれたのは今年の5月のこと。
詳しい理由は告げられず6月から教室をお休みすると言うことでしたが、ジョセフから甲状腺のガンが見つかったと聞きました。6月初めの手術は成功し順調に行けば9月には教室に復帰できるだろうとのことでした。一度お宅に伺ったときも先生は首元の手術痕を気にされながらも笑顔で療養されていました。

その後通院しながら抗ガン治療を続けておられましたが、10月に入って病状が芳しくなくなり、11月の再検査を待たずに10月28日に再入院されることになりました。29日にお見舞いに伺って手を握って「元気になって下さいね、また来ます」と話して帰ったのが先生との最後のお別れになりました。

ジョセフから先生が亡くなったことを電話で聞かされたときは、まさかという気持ちでいっぱいでしたが、病院で先生の安らかなお顔を見たら、本当に天国に行ってしまわれたんだって思いました。
享年60歳。早すぎる死でした。

たった8年でしたけど、リサ先生に教えてもらったことはいっぱいあります。
英語だけではなく、ユーモア、明るさ、家族への愛情、温かさ・・・。
リサ先生だったから英語を好きになれたし、街で外国の人に会ったら話しかけてみようかな、という気持ちにもなれました。

これからはリサ先生に教えてもらった英語を生かして、世界中のいろんな所へ出かけて行って沢山の人と友だちになろうと思います。どうか天国で見守っていて下さいね。

『End Of The World』
リサ先生がいつもカラオケで歌ってくれた歌です。


リサ先生らしい可愛らしい歌で、大好きでした・・。

リサ先生、本当にありがとう。
さようなら。