オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

『SINMO祭り』in 神戸チキンジョージ

2017-07-30 | マリライブレポ

7月も最後の日曜日、神戸のチキンジョージで開催のSINMOさんこと新本孝幸さん主催のライブに出演してきました。
SINMOさんにはPeppermint Leafのニューアルバムのレコーディングにも参加していただいて、久しぶりにご一緒できました。ちょっとだけライブレポします。


ピアノはあるから丸腰で来ていいよ、ということでしたが今回は夫と車で神戸へ。
広島は朝からいい天気。でもSINMOさんのライブだから絶対降るよ、と言ってたらやっぱり神戸入りした途端、雨。
幸い天気雨ですぐに止み、チキンジョージに着く頃には上がってました。


Peppermint LeafとGAPの2マンライブで来て以来5年ぶりのチキンジョージ。相変わらずいいハコです。
SINMOさんもそれ以来主催ライブはやってなかったらしく、そんな記念すべきライブに出演させていただいて感謝でした。
今回はバンドではなくてソロでの出演。
選曲には迷いましたが、CDに収録の曲とカバーを1曲歌わせてもらいました。
セットリストは以下の通り。


1.媚薬
2.Mermaid Story
3.青春の輝き(カーペンターズ)
4.君に出会えて
5.海の色に染まる午後 w/ SINMO
6.天使の翔ぶ街 w/ SINMO


チキンのPAのガチョさんの音作りが相変わらず素晴らしく、とっても素敵な音環境の中で演奏させてもらいました。ありがたかったです。ライブ写真です。


  
  
  
  

リハの楽屋から打ち上げまで楽しくてあっという間の1日。
何かとっても充実していて心地よい疲れに満たされたライブでした。
出演者、関係者の皆さんのお人柄とか音楽性とか全体的なものなんでしょうね。


久しぶりに会えたGAPのギタリスト橘くんとドラムのm.t.さん、そしてSINMOさんから「今日の唯一の賭け」と言われていた17歳の高校生ベーシスト真丈くん。トップバッターのゴスペルグループ、ミカエルチャイルドさん、広島の誇るブルースギタリストキング増本さん、東京からの「チーム怪獣」のお二人。SINMOさんと知り合ってなかったらきっとご一緒する機会もなかったかもしれない方々とステージを共にすることができて本当に幸せでした。


SINMOさんは1ヶ月前まさかの追突事故に遭い、その後遺症で首と腰の骨がずれた中でのライブ主催と出演。まさに満身創痍でしたが一番楽しそうなのもSINMOさんでした。根っからのバンドマンなんだとつくづく(笑)。


SINMOさんとは出会って10年くらい。初めて会った時からエネルギーいっぱいのすごい人だなと思いましたが、当時から全然変わらず、外資系大手のサラリーマンとの兼業ミュージシャンながら、専業の人に負けないくらい音楽に向かう姿勢がはるかに一流だといつも感じます。周りにいつも目をかけて「若手を育てよう」「音楽を楽しむ仲間を増やそう」と常に一番に動かれる。つくづく尊敬できる人。だからこそ第一線のプロの方からも愛され一目置かれる存在なんでしょうね。


神戸は4年前の夏、甥っ子の潤平が19歳で突然天国へ旅立った街。
それからなかなか行く機会がなかった場所でした。
生きてたら23歳になっていた潤平ともしかしたら一緒にステージに立ったかもしれない神戸のチキンジョージで、歌いながら潤平を思い出しました。


Peppermint Leaf の2nd Albumのタイトル曲「星をカバンに詰め込んで」という曲は、大事な人を亡くしたり悲しい記憶に捉われている人に向けて「悲しい思い出は忘れてもいいよ」というメッセージを込めた歌ですが、いろんな思い出や過去を捨てるのが最も苦手なのは自分自身かもしれないなとたまに思います。


叶わなかった夢、届かなかった思い、やり残していること、、、
人生を少し長く生きてれば誰でもそういう後悔を持ってしまうものですが、生きてるうちは何歳からでも何度でもやり直せるとそう思います。
だからやっぱり今日も前を向いていこう。これからもそんなメッセージを発信し続けようと思います。


最後にSINMOさん、本当にありがとうございました。
身体にはくれぐれも気をつけてお互い長生きしましょうね。



『星をカバンに詰め込んで』ライナーノーツ

2017-07-29 | アルバム『星をカバンに詰め込んで』関連

Peppermint Leaf の2nd Album『星をカバンに詰め込んで』。
入稿までの行程も無事に終了し、納品を待つ日々です。
今日はアルバムにまつわるエピソードを紹介してみたいと思います。


Peppermint Leaf の2nd Albumの制作はかれこれ2年前くらいから準備に取り掛かりました。
なかなか重い腰を上げない私のお尻を叩いてくれたサトシくん。エンジニアの原田くんのスケジュールを押さえて早速ドラムレコーディングの日を決めてくれました。合わせて私も収録曲リストを上げて、プリプロ、ドラムレコと順調な滑り出し。
ところが途中で色々難関があって最終的に全てのレコーディングが終了したのは今年の5月。2年越しのアルバム制作になりました。2年仕込み長期熟成アルバムです(笑)


収録曲は11曲。なかなか濃厚なラインナップになっています。
それぞれの曲のエピソードなど書いてみますね。


1.小さなメロディ
アルバムのスタートにふさわしいパンチの効いた8ビートの曲。可愛らしいタイトルからは想像できない元気な曲です。もともとはもう少し静かな曲でしたがバンドアレンジで8ビートに変更しました。私の曲でこういう8ビートは少ないですよね。イメージはコールドプレイ。オープニング音声は森の写真家飯田恒弘さんによる生録音です。このアルバムのためにご提供いただきました。Peppermint Leafの音楽がどんどん広がっていく、という願いを込めた1曲です。


2.媚薬 
ピアノのバッキングから始まるボサノバの浮遊感漂う曲。こういう曲が大好きなんですよね。歌詞も浮遊感いっぱいの歌詞です。次々と展開していくコードに身を預けてしばしの浮遊感を味わってください。


3.ヒミツの国
とあるミュージシャンの方々とご一緒したインドカレーの店でBGMに流れていた音楽と映像とスパイシーな香りから思いついた曲。ピアノの音でシタールの響きを出そうと思ってこのような奇妙なコード進行になりました。自分で書いた間奏のリフがなかなか覚えられなくて苦労しました。


4.六月の雨
この曲を書いたのはもうかれこれ17〜8年前。最初に組んだユニットで発表しそれからいろんな形で演奏してきました。30歳で亡くなった友人の死をきっかけに書いた曲。ピアノは我が家のペトロフで録音。ちょっとレトロな雰囲気の音作りにしてもらいました。


5.月の優しいこんな夜
ギターで入ってくれているギタリストの小田原さんのギターユニット「君と僕」と初めてご一緒させていただいた時に、大人の三角関係をテーマに曲を書いて、と言われて書いた曲。「君と僕」との演奏には間に合わなかったんですが、Peppermint Leafでアレンジしてカッコイイ1曲になりました。三輪真理のソロアルバムでも白鶴山バージョンで収録しています。聴き比べてもらうと面白いかも。


6.おかえり
故郷や地元への思いというのは歳を取るごとに変わっていくような気がします。故郷を離れて都会に出た人は、親離れをするときのような故郷への嫌悪感や複雑な気持ちがあると思いますが、そんなこととは関係なく故郷というのは温かく優しい。そんな故郷への思いを歌にしました。


7.海の色に染まる午後
イメージは宮崎アニメの『崖の上のポニョ』。海というのは優しいだけじゃなくて激しい部分もあるけれど、あの映画の海は町を包み込んでも優しいイメージでただ水の底に町があるという幻想の世界でした。日常ではいろんな思いを持って生きている私たちですが、心だけは穏やかに生きていけたらと思います。シンモさんのハーモニカが効いてます。


8.月の舞踏会
8分の6拍子のアップテンポな曲を書こうと思って書いた曲です。コード進行はアストル・ピアソラに影響されています(笑)。タンゴバンドでピアノサポートをやらせてもらってピアソラ風の複雑なコード進行にもさらに親しみが湧きました。ピアソラはジャズにも影響を受けているらしいですが、私はそのピアソラにまた影響を受けています。こういう曲はなかなか面白いのでこれからも書いていこうと思います。


9.サンサーラ(輪廻)
今世でこの人と出会ったのはどういう意味なんだろう。出会っているということは何か理由があるんでしょうね。人と人の出会いと別れがテーマの曲。この曲はライブでは何度もやってきました。メンバー2人の男性地声コーラスと小田原さんのかっこいいギターが入って、男前な1曲になってます。炸裂するギターソロも聴きどころの1つです。これも白鶴山アレンジと聴き比べてみてもらえるといいですね。


10.君に出会えて
バンド仲間の結婚式をきっかけに書いた曲。二人の出会いのエピソードを参考にしながら歌詞を書きました。「君に出会えてありがとう」というフレーズはちょっと文法的には変ですけど、出会えた運命そのものに感謝したいという気持ちを言い表すのにはいいかな、と思っています。「君に出会えてありがとう、同じ時代に生まれてきた」というところが好きです。


11.星をカバンに詰め込んで
人生っていいことばかりじゃなくて、 悲しいことや苦しいこともたくさんあります。震災や不慮の事故で身近な人を失ったり、立ち直れないくらいの悲しみに襲われることも。それでも人生は続いていく。人生でどんなことがあってもあなたには幸せに生きていってほしい。悲しくて忘れたい過去ならもう忘れてもいいよ、幸せになろう。ハッピーに生きようね、というPeppemint Leafからあなたへの応援歌です。


こんな感じの11曲です。
自信を持ってご期待に添えるアルバムだと思いますよ。どうぞお楽しみに。
アルバム試聴ムービーは現在作成中です。


《アルバムデータ》



Peppermin Leaf 2nd Album『星をカバンに詰め込んで』
 2017年9月1日リリース!!(11曲入り2,500円(税込))
  歌・演奏:Peppermint Leaf  
  三輪真理 (vocal, piano, keyboards)、岩藤洋 (chorus, bass)、石井聡至 (chorus, drums)
    ゲスト演奏:小田原政広(guitar)、新本孝幸(harmonica)

  制作/販売元  Peppermint Music (ペパーミントミュージック)

《収録曲》
01. 小さなメロディ
02. 媚薬
03. ヒミツの国
04. 六月の雨
05. 月の優しいこんな夜
06. おかえり
07. 海の色に染まる午後
08. 月の舞踏会
09. サンサーラ(輪廻) 
10. 君に出会えて 
11. 星をカバンに詰めこんで


ご予約はこちらにメールでも承ります。

件名に、『「星をカバンに詰め込んで」予約 』とお書きの上、
お名前、ご住所、希望枚数を明記の上、下記まで。
peppermintmusic522@gmail.com


クレジットカードやauかんたん決済でのご購入は、こちらから。(8月中旬より順次発送)
https://peppermintmusic.stores.jp/


その他、お問い合わせは、Peppermint Music(peppermintmusic522@gmail.com)まで。

 
 


Peppermint Leaf 2nd Album いよいよリリースです!!

2017-07-27 | バンド関連

 

長らくお待たせいたしたました。
Peppermint Leafの2nd Albumがいよいよリリースの運びとなりました。
アルバムタイトルは『星をカバンに詰め込んで』。
11曲入りの2500円(税込)で9/1発売です。
嬉しいことも悲しいことも、いっぱい経験した大人の皆さんへPeppermint Leafが贈る珠玉のポップスアルバム。


収録曲は以下の通り。

1.小さなメロディ
2.媚薬
3.ヒミツの国
4.六月の雨
5.月の優しいこんな夜
6.おかえり
7.海の色に染まる午後
8.月の舞踏会
9.サンサーラ(輪廻)
10. 君に出会えて
11. 星をカバンに詰め込んで


どうでしょう?このラインアップ。
ファンの皆さんならおわかりの通り、結構内容が「濃い」です(笑)。
一部から「ベストアルバムじゃないの?」なんて声も聞こえてくるほど1曲1曲ファンの多い曲ばかり。
私たちも自信を持ってお届けできるアルバムになりました。いや〜〜頑張ってよかった。


ライナーノーツなどはそのうちにこのブログにでも書いていこうと思います。
楽曲の誕生秘話やレコーディング秘話など、もうエピソード満載で楽しめること請け合いです。
そしてお待ちかねのレコ発ライブは8/13(日)。
LIVE Cafe Jiveで開催します。もちろんCDも先行販売です。メンバー全員のサインもします。
ぜひライブでゲットしてくださいね。



Peppermint Leaf 2nd Album
『星をカバンに詰め込んで』発売記念ライブ
日時:2017年8月13日(日)17:30 open 18:00 start
出演:Peppermint Leaf
    三輪真理(Vo&Key)  
    岩藤洋(Ba&Cho)
    石井聡至(Dr&Cho)
ゲスト:小田原政広(Gt)
場所:LIVE Cafe Jive
 (広島市中区薬研堀2-13 tel 082-246-2949)
料金:2000円(前売り)/2500円(当日)ともにドリンク別


アルバムのご予約ページは近日中に公開です。
チェケラ!!!

 


日野原重明先生のこと

2017-07-18 | 音楽

今日は朝から日野原重明先生が亡くなられたという悲しいニュース。
新老人の会の会長として、聖路加国際病院の名誉院長として長年活躍してこられた。
105歳だったそう。


先生に初めてお会いしたのは2010年だったので先生が98歳の時だったと思う。
亡き橋本清次さんが会長の「ほほ笑みと感謝の会」で、新老人の会の第10回全国ジャンボリーに出演させていただいた(2010年9月3日の日記)。
その後広島フォーラムではパレスチナオリーブのパンフルートの話もご紹介いただき、パレスチナの音楽学校にピアノを寄付するために立野泰博牧師のもと制作されたチャリティCDの販売も応援してくださった(2010年11月4日の日記)。


先生は人生を通じて平和の実現のための活動をずっとしてこられていた。
そして90歳を過ぎても現役医師として病院で働かれ、講演や著書ではいつも前向きなメッセージで多くの人を勇気づけてこられた。本当に尊敬できる。


私は、時々自問自答する。
何のために音楽をやっているのか?


もちろん「好きだから」に違いないのだけれど、ただ「好き」なだけだったらこんなにいろんな思いを抱えて音楽をしないだろうなと思う。
私にとってのライフワーク。
音楽を通じて誰かの「生きる気持ち」を応援したい。
そう思ってやってきた。


時には身近な家族だったり、深く傷ついた友人だったり、大切な人を失って悲しんでいる人、病気を患った人や心に悩みを抱えた人、、、。


「大切なことだけを忘れずいよう
 悲しい思い出なら忘れてもいい」

(Peppermint Leaf「星をカバンに詰め込んで」)


大切なこと。
それは「愛されている」ということ。
生きてるということは生かされているということ。
神から宇宙からそして地球から、愛されているから生きているのだということ。


『コネクション・プラクティス』では「ハート・フィーリング」と言ってハートを感謝の気持ちで満たすというプロセスがある。「感謝の気持ち」を思い出すために用いる私のツールは何年か前に泳いだ沖縄の慶良間の海。サンゴ礁と熱帯魚の海に浮かんで水の中の音を聞いた時、私は地球から愛されているという感謝の気持ちでいっぱいになった。


悲しかったことも辛かったこともがっかりしたこともいっぱいあった。
これから苦しいことに遭遇するかもしれない。
でも大丈夫。
愛されているから。


私が発した音楽を聴いて、誰かがそう思ってくれたら嬉しい。
私の作った曲を歌って、その人がそう感じてくれたら嬉しい。
そういうメッセージをずっと送り続けたい。


「今あなたに伝えたい このメッセージ
 広がりだす空の果てまで 私の愛」

(Peppermint Leaf「小さなメロディ」)


「自分からやりたいことだから。」というタイトルで、日野原先生と糸井重里さんの対談がほぼ日のサイトに紹介されていた。お時間がある方は読んでみてください。


日野原先生から教えていただいたことをこれから私も多くの人に恩送りしていきたい。
オススメの著書です。

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)
村上 康成
講談社

 

明日をつくる十歳のきみへ: ─一〇三歳のわたしから
日野原 重明
冨山房インターナショナル

 

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから
日野原 重明
冨山房インターナショナル

 

生きてるだけで100点満点  99歳のぼくから君たちへ
日野原重明
ダイヤモンド社

 

音楽力
日野原 重明,湯川 れい子
海竜社

 

生きかた上手
日野原 重明
ユーリーグ

 

 


「あなたがいたから」

2017-07-16 | 友人・家族

今日7月16日は私の母の誕生日です。
母は文月に生まれたので文子という名前です。


名前の通り本好きの母。
4年前に父が亡くなったので今は実家で一人暮らし。
私は高校を卒業して大学で広島に来てからそのまま広島で就職して結婚したので、思えば母と暮らした時間はそんなに長くないですね。
一番長かったのは出産で里帰りした時かな。


なかなか口に出しては言えないけれど、やっぱりいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
いつかは天国へ旅立っていくんでしょうけど、できるだけ元気で長生きしてほしいなと思ってます。


「あなたがいたから」という歌。
妹の上司でもありカラオケ友達でもあるTさんから退職記念に歌を作って欲しいと言われて作った歌。
今日はそのCDの完成披露パーティーだそうです。
残念ながら私は伺えなかったのですが、母は聞きに行ってるみたいです。
妹もコーラスで出演するようです。


これは結婚して熟年を迎えたカップルの女性から男性に向けての歌です。
Tさんが、退職後にお得意の歌で老人福祉施設などを慰問されたいとおっしゃってたので、施設にいる人の中にはもしかしたらパートナーがすでに亡くなってる人もおられるかもしれないと思い、そういう人もイメージして歌詞にしました。
作詞作曲は私がして、アレンジ&ミックスその他レコーディングはセントルイーズスタジオの数井さんにお願いしました。
このカッコいいベースは中野力さんだそうです。





「あなたがいたから」 

こんなことを言うと あなたはきっと笑う
私の好きな苦笑い 伏し目がちに
嘘をつくことは 昔からうまくない
隠してもバレるって あなたは笑った

恋の駆け引きも 恋の切なさも
生まれて初めて 眠れない夜 
それもいつか思い出に

あなたがいたから 世界は虹色に輝いた
あなたがいたから 私は生きてきた


記念日のたびに あなたは花を買って
私の驚く顔を見て いつも笑った
当たり前のように 隣にいてくれた
気がつけば長い時 共に過ごした

恋が終わっても 愛が育つこと
あなたと一緒に 見つけた喜び
それはみんな宝物

あなたがいたから 世界は虹色に輝いた
あなたがいたから 私は生きてきた

あなたがいたから 世界は虹色に輝いた
あなたがいたから 私は生きてきた
あなたと生きてゆく 


(「あなたがいたから」作詞作曲/三輪真理)
 

母が亡き父を思いながら聞いてくれたらいいなと思います。
お母さん、お誕生日おめでとう。

 


コネクション・プラクティス

2017-07-12 | 地域・世界・地球・宇宙

「平和を作り出す人は幸いである。」
平和のために働きたいというのは人生のテーマの1つ。
そのヒントになるアイディアに出会いました。
それが『コネクション・プラクティス』


10年前に平和省プロジェクトで知り合ったきくちゆみさんとそのご主人の森田玄さん。
お二人がこの『コネクション・プラクティス』の入門編のレクチャーをしに広島に来られるというニュースを知ったのはつい1ヶ月ほど前。内容について全然知らなかったんですが、何か新しいことがわかるかもしれないというウキウキした気持ちで講演会に出かけました。


『コネクション・プラクティス』とは?(以下HPから転載)

【転載開始】

孤独、対立、格差、暴力、自殺、殺人、テロ、戦争…
今、社会には個人レベルから国際的なものまで様々な断絶があふれ、つながりが失われたたことによる弊害が日々報道されています。

企業、学校、地域、家族、自分の内面などを見渡してみた時にも、スムーズな意思疎通ができず、つながりの喪失を感じるような場面は、多々あるのではないでしょうか。

コネクション・プラクティスは、そんな現代社会に生きる私たち一人一人が、いつでも、どこでも、簡単につながりを取り戻し、互いの個性や人間関係を活かしながら、必要なものを共に満たす道を創造するための「つながりのスキル(技法)」です。

このスキルを使うと、安らぎや希望の基盤となる「共感力」と「洞察力」が高まり、

 心が乱れても、1~2分で穏やかになる
 自分や相手への思いやりの気持ちが湧き上がる
 新しい視点が得られる
 個人の力がムダなく継続して高まる
 レジリエンス(回復力、しなやかさ)が養われる

…といったことが起こり、これらの相乗効果によって、

 ストレスの即解消
 ネガティブな感情からの解放
 洞察の導き
 感情のバランス維持
 対立の創造的解決

…が可能になります。

これほどまでに様々な場面に“断絶”による弊害が広がってしまったのは、本来、生きていく上でもっとも大切な技能とも言えるこのような「つながりのスキル」が、親世代からも学校からも教えられてこなかったことにも要因があるかもしれません。

その意味でも、今こそコネクション・プラクティスが一人でも多くの人に伝わり、このスキルを活用する人々を通じて、社会に温かなつながりが取り戻されてゆくよう願っています。

【転載終了】


コネクション・プラクティスはつながりを取り戻すためのスキル。
人と人とのつながり、自然と人とのつながり、地球と人とのつながり、、、
そして一番大事な私自身とのつながり。


思うに私は自分のことをちっともわかってなかったって改めて感じました。
もっともっと自分のハート(心臓)を大切にしよう。


ハートの大切さの話を聞きながら何故かジブリの『ハウルの動く城』を思い出していました。
ハウルは流れ星の魔法の力でハート(心臓)を取り出してしまった時から、魔力を手に入れます。でもその一方で他人の感情に共感する心を失ってしまいます。ハートが無くなったハウルは外見の美しさだけが生き甲斐。しかし人とのつながりを取り戻し本当に大切なものに気づいたハウルは魔力を放棄することを決めます。


私たちもそろそろ、他人を意のままにコントロールする「お金」や「外見」や「力」よりもっと大切なものがハートにあるって気がつかないとね。


かのアインシュタインも自分が死んでから20年は公開しないことを約束させて娘に手紙を書いていました。
この手紙が公開されたことはある意味奇跡。


紹介しますね。以下こちらのページより転載。


【転載開始】 

「私が相対性理論を提案したとき、ごく少数の者しか私を理解しなかったが、私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。

必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを社会が受け容れられるほど進歩するまで、お前にこの手紙を守ってもらいたい。

現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、ある極めて強力な力がある。それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。この宇宙的な力は愛だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。
愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。
愛は引力だ。
なぜならある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。
愛は力だ。
なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。
愛は展開し、開示する。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。

この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。
これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。
「E = mc2」の代わりに、私たちは次のことを承認する。
世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。

私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで自分たちを養うのは急を要する。

もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、もし私たちがこの世界とそこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、愛こそが唯一のその答えだ。

恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。

私たちがこの宇宙的エネルギーを与えかつ受け取ることを学ぶとき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛には何もかもすべてを超越する能力があることを確信しているだろう。なぜなら愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。

私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。
恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達したことを、お前に告げる必要があるのだ」。

お前の父親
アルベルト・アインシュタイン

【転載終了】


いよいよ愛の時代の到来か!?
ワクワクします。
コネクション・プラクティスについてもっとお知りになりたい方はラスール・ジャパンまで。
この本もおすすめです。

完全につながるーコネクション・プラクティス
きくち ゆみ,森田 玄
八月書館