半神
2013-12-15 | 観
知人が出演するからと、お誘いいただき、二十数年ぶりに学生演劇を鑑賞。
上演作品が「半神」だと知り、見に行きたいと楽しみにしていた。
初演当時(夢の遊眠社)、話題になったが、その後も鑑賞敵わず、興味津々で劇場に向かった。
あらすじ等は 、1995年版 NODAMAP 「半神」を参照
鑑賞したのは、神戸大学 自由劇場 VOL.185 「半神」
原作 萩尾望都
脚本 野田秀樹
演出 横山たかし
学業の片手間に手掛けたとは、到底思えぬ仕上がり。
その完成度の高さに驚かされるとともに、作品世界に引き込まれて行った。
冒頭、原作の朗読と共に、タイトルは「半神」だが、同じ作者の「霧笛」の2作を基とした作品と紹介された。
暗転後、場面は、この舞台の練習風景に変わる。
その流れから、上手く異形の双生児の日常…芝居本体へ…。
途中、小道具(ユニコーンの角、立体メガネ)が壊れるアクシデントも、気の利いた即興でしのぎ、大笑い。
どこまでが演出かはしらないが、コミカルな所も、大いに楽しませてもらった。
劇団の練習風景と、主人公の日常の世界と、観念の世界、そして、過去と未来が錯綜する
私の脳が衰えているからか、どの世界のいつの時間を演じているのかが、少々わかりにくかった。
が、その難解さのおかげで、「人間とは」と問いかける深遠なテーマには、より一層引き込まれたし、生き残ったのは双子のどちらか?という謎も楽しめた。
楽しい時間をありがとうございました。
13.12.17記
上演作品が「半神」だと知り、見に行きたいと楽しみにしていた。
初演当時(夢の遊眠社)、話題になったが、その後も鑑賞敵わず、興味津々で劇場に向かった。
あらすじ等は 、1995年版 NODAMAP 「半神」を参照
鑑賞したのは、神戸大学 自由劇場 VOL.185 「半神」
原作 萩尾望都
脚本 野田秀樹
演出 横山たかし
学業の片手間に手掛けたとは、到底思えぬ仕上がり。
その完成度の高さに驚かされるとともに、作品世界に引き込まれて行った。
冒頭、原作の朗読と共に、タイトルは「半神」だが、同じ作者の「霧笛」の2作を基とした作品と紹介された。
暗転後、場面は、この舞台の練習風景に変わる。
その流れから、上手く異形の双生児の日常…芝居本体へ…。
途中、小道具(ユニコーンの角、立体メガネ)が壊れるアクシデントも、気の利いた即興でしのぎ、大笑い。
どこまでが演出かはしらないが、コミカルな所も、大いに楽しませてもらった。
劇団の練習風景と、主人公の日常の世界と、観念の世界、そして、過去と未来が錯綜する
私の脳が衰えているからか、どの世界のいつの時間を演じているのかが、少々わかりにくかった。
が、その難解さのおかげで、「人間とは」と問いかける深遠なテーマには、より一層引き込まれたし、生き残ったのは双子のどちらか?という謎も楽しめた。
楽しい時間をありがとうございました。
13.12.17記