新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

丁卯(60干支)

2013年11月19日 | 日干・納音・生日観法
丁卯(病-偏印)扶干干支(木生火)…地支が天干を生じる。生じられた天干星が強く働くことが多い。
① 丁…「陰火」
【語源】丁はもともと丁壮(壮年の男子の意)と同意で草木の姿が充実した状態を表している。
灯火や人工の火に例えられる。
自然界では灯火。甲木の燃料があり、庚金で適当に切り、火を絶やすことのないように。
【人物】綿密な注意力があって、神経質な人といえます。人を導き、人に順じ、理性にも富んでいますが移り気のところもあります。
② 卯…「陰木」
【語源】旧暦2月。卯は茂(ぼう:しげる意)または冒(ぼう:おおう意)で、草木が発生して地面を蔽う様になった状態を表している。
【意義】「卯は茂るなり万物茂るなり」2月は万物冒して出づ。開く。卯は象形文字で開門の形。新芽が二つに分かれて、地上に出ている形ともいう。旧暦2月(卯月)の易の卦は「雷天大壮」☳☰、つまり上卦が☳雷で下卦が☰天。つまり、天上に雷が轟く、要するに壮(さか)んな「陽」の気の進出を象徴する卦である。卦名の「大壮」も正にその様な強壮の陽気に由来する。旧2月
【人物】福徳備わり、性質誠に温厚で愛嬌もあり交際も巧みです。しかも容易には怒らないので、人との協調面はいうことがなく、それゆえの引立ても期待できます。しかし、軽率に走ると交際上図ともいえる自分の口から災いの種をまいて後悔することもあります。一面には気まぐれで移り気なため、一つのことに集中できないこともあります。
 <長所>柔軟さ・社交性・明朗・計画性。<短所>エゴイスト・放任。
③ 十二運:病…「病」とは十二運(地支星)の一つで、衰運を表しています。人の一生から見た場合には「衰えとともに、病を得る」時期を表し、基本的な意味として「病気、敏感、芸能」等があります。
 小さい頃は、病弱な場合もあり、また、両親との縁も薄い場合もある。しかし、小学校に上がる頃から健康体となります。男性は迫力を欠く風貌ですが、内面は進取性があり、気性の激しさや短気な面を内在する。また、反面繊細で神経質な面があり、急かされたりアクセク働かされることは嫌い。芸能的な面に才能を発揮する人も多く、医療関係やボランティア、福祉関係に進む方も多い。
④ 納音:爐中火(火)…「上の中」男女共に性質柔和にして言行ともに穏やかで、顔かたちとも美しく、そのために異性から恋い慕われるものです。そのために色情から身を誤る人があります。また、嫉妬や妬みの心が有って、人の信を裏切って失敗する人も居ます。運気は草木が延び育つ様に順調で、その順調な行運による怠け心から老いて不幸を招く人もいます。若い頃から日々の勤めに励むように心掛けて下さい。性格は思慮深く、決弾力も早く物腰も柔らかく人付き合いも良いので、目上の引立てによって大いに出世して財冨を得る人も居ます。
【納音十二運】自敗…敗れの意味があり、敗財星の感覚で判断。表面は従順そう。初めは熱心だが後に怠慢になりやすく軽はずみで失敗する傾向もある。風流な面があるが、熱しやすく冷めやすい。酒色に迷い家庭問題が生じやすい波乱運。
⑤ 地支中の蔵干…甲35%(印綬)、乙65%(偏印)
① 神殺 なし



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