新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

丁卯

2017年10月28日 | 四柱・その他


丁卯(仲秋の満月)…すすき野に美しく輝く満月。あたり一面は柔らかい月の光で包まれている…。
ロマンチックな光景が浮かんできます。

丁卯生まれの女性には容姿端麗の方が多いと言われています。
オシャレで美的センスもあり、家庭的な方も多いとか…
頭も良く敏感でややせつかち。
多少気まぐれなところもあるかも知れません。
日柱だけで見ればその様な傾向があるかも知れません。

丁…人口の灯火または月。十干の中では芸術性の優れた干支でもあります。
卯…柔らかい植物で、優しく弱くも見えるがしたたかな面もある。

干支の特徴をイメージで表すと面白いですね…。

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振袖(着物)について。

2017年10月24日 | 今日の出来事
ネットにこの様な記事が載っていました。

(振袖について)

恋愛話で「振った」「振られた」と言いますが、何を振っているのでしょうか?
首や手ではなく、答えは「袖」だそうです。
拒否することを「袖にする」といいますね。
日本古来の信仰に「魂振り」というものがあるそうです。
魂を振って揺り動かすと霊力が増すといいます。
神社で神主がシャンシャン振るのも、御神輿を揺り動かすのも、これが源だそうです。

振袖は未婚女性の正装です。
その袖は長ければ長いほど大きく揺れ、幸福を招く呪力が増すとのこと。

幸福とは…「良縁で幸せな結婚」もその一つです。
袖を振り、悪縁を遠ざけ良縁を招くのが一番の由来だそうです。
良縁を招き、幸せな結婚の暁には振袖の役目も終わります。
そして、結婚後は袖を短くして振りを「留めた」着物、留袖(とめそで)が礼装になったそうです。


(魂振りとは?)

神道から来ているのだと思いますが、空気を揺るがすことによって、神を呼び起こし、魂を奮い立たせるものだそうです。
神社で柏手を打ったり、鈴を鳴らすのもその一つだそうです。
日常では、出かける人を見送る時に「行ってらっしゃい」と手を振って見送る行為もその一つ。
これは、手や着物の袖を振ることで、神を招き、その加護のもとに安全に旅が出来る様にとの祈りから始まったらしいです。

万葉の時代になると、この「魂振り」の儀式は恋のまじないにも発展したらしいです。
「わが君にむけて、袖を振る」という表現が万葉歌にはしばしば見られるそうで、異性に好意の意思を示すことを「袖を振る」と言ったりするそうです。
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動く星。

2017年10月18日 | 今日の出来事
先日、東京へ行く高速道路での車中での話です。

(友人)僕は、200km~300kmの距離を運転するのはたいしたことはないよ! その様な距離は近所に行くようなもので、自分から見たら庭の様なものだよ。でも、600kmぐらいだと少し遠いかな!

(私)次の日に600kmを走る(運転)のは決意が必要だね。旅行でいくなら良いが、ビジネスとなると気が重いよ。特に渋滞している首都高を走る場合は130kmでも気分が重いよ。

(友人)僕はそうでもないよ! バイクが好きなので、首都高をバイクで走るのも何ともないよ。

(私)そうだね、君はバイクが好きだね! 昔ならばバイクは馬みたいなものだね。馬で戦場を駆けている先祖が居るのではないの?

(友人)僕の場合は、道を求めた修行僧かもしれないね。今もバイクで神社仏閣巡りや遺跡めぐり等 放浪するのが好きだから…。(その友人の命式は月上:偏印、年上正官の並びだった)。


当方では対面や電話での鑑定も行っていますが、鑑定の基本は対面で、出来ればお逢いして話すのが一番ですよ! と お客様にお伝えすると、それでは行きますと、関西方面から新幹線に乗って、群馬の田舎まで直ぐに来られる方も居ます。

それらの人の命式を見ると、月上に偏官が出ていたり、五行に官星が固まっている方が多いものです。
偏官は野生馬の様な星でもあり、じっとしているよりも走り廻っている方が性に合うのでしょう。
武人の星である偏官を持つと、戦場を馬に乗って先頭に立って駆け巡る姿が目に浮かびます。
フットワークが軽く、目的に向かって走る世界は一番です。
動き回る仕事や、転勤族を見ると命式に偏官が輝いている場合が多いものです。

五行に官星が無く、月上の中心星が正財等の命式の場合は、家の中に居るのが好きですね…。
家事をしながら、夫や子供の帰りを待つのが一番という方も多い様です。

また、月上の中心星に旺相する比肩(劫財)が出ていて、五行に比肩が固まる場合は、国を離れて海外で活躍する人も多い様です。海外に出ていなくても、心は遠い異国の地を求めている場合も多いかも知れません。比肩には分離という意味もあるので、故郷には執着しないのかも知れませんね…。

命式によって随分と変わってきます。

将棋にも突き進む駒が有りますね。
香車、桂馬、飛車・角。
偏官と印綬とが並んだ「官印両全」で、自星も確りしている命式は「龍」に近いかも知れませんね…。
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茶道と陰陽五行

2017年10月13日 | 四柱・その他
茶道と陰陽五行には、切っても切れない、密接な関係があるそうです。
お茶事は、前半(初座)と後半(後座)の二部構成となっていて、「初座の陰、後座の陽」と言われるように、陰と陽を楽しむ趣向が凝らされているそうです。
また日頃扱う道具を見ると、例えば台子には、その名の通り「五行棚(ごぎょうだな)」があります。
こうした台子や棚(木)に、火(炭)、土(灰)、金(釜)、水(湯)、五行のすべてが バランスよく取れたものが茶道というわけだそうです。
また春と夏の季節(風炉)には、灰型を作り、その真ん中には、水を意味するマークを書くそうです。
火を水で鎮めるという意味があるらしいです。
日頃のお点前(作法)の一つ一つをみても、例えば…
丸いお棚(丸卓)の時は、柄杓を下向きに置き、四角いお棚の時は、柄杓を上向きに置くらしいです。
それには、どの様な意味があるかというと…
丸が陽、下が陰。四角が陰で、上が陽を意味するので、陰と陽とを組み合わせているということらしいです。
陰陽で一つなのでしょうね…。

東洋の文化の背景には「陰陽五行」が根付いていますね…。
(ある、ネットの内容から)
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真面目な良い人。

2017年10月11日 | あのひとの命式


上図は私の知人の命式です。
彼の命式は日干:甲で、天干の並びは正官を中心とした正財と印綬の並びの命式です(財官印三宝の命)。
五行(木火土金水の丸い円)を見ると…(●=1、△=0.5)
木(比肩)●
火(食傷)●
土(財星)●●△
金(官星)●●●
水(印星)●

比肩は我を表し、命式全体を統括する星ですが、その比肩が1個しかありません。
また、比肩の反対側にある財星と官星とに、全部で星(●)が5.5個あります。
1個の比肩で5.5個の財星と官星とを相手にしなければなりません。
財星は優しさを表し、官星は責任感を表しますので、1個の自分で2.5個を抱きかかえ、3個を背負うような形になります。
また、変通星を見ると、ほとんどが、正財・正官・印綬という「正」の吉星です。
正財・正官・印綬は、とても常識的で世間体を気にし、人様に悪く見られるのを嫌います。
天干に偏財や偏官・偏印が一つでも出ていれば、もう少しガス抜きもできるのでしょうが…。
すべて「正」という、真面目な堅い星の並び。さらに比肩が1個しかないので、自己主張が出来ず、周囲に気を使い、振り回されて疲れてしまう傾向もあります。
周囲からは良い人に見られても、本人は意外と大変かも知れませんね…。
この様な命式の方は、「何の為に生きるのか?」等の、宇宙の原則(印星)を確りと学ぶと良いかも知れませんね…。
陰陽五行の本質を学び、生き方の根本が腑に落ちると、印星が比肩を生じて、自分軸が確りするかも知れませんね…。
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月上に旺相する比肩

2017年10月08日 | 今日の出来事


上図はある女性の命式です。
彼女の命式は…
日干:甲で、天干には旺相する比肩と印綬とが並んだ命式です。
四柱推命では、大運という周期的な運気の最初には必ずその命式の月柱が来ます。
ですから、上図の命式では、最初の大運(数え1歳~10歳)に比肩(建禄)、そして11歳~20歳に敗財(帝旺:羊刃)という星が廻ってきます。
比肩や敗財という星は財星という吉星を尅す変通星で、分離という意味もあります。
財星には家庭や大切なものという意味があり、強い比肩や敗財が20歳頃迄出ているということは、20歳頃迄の環境が、まるで冬の様に厳しかったということにもなります。
命式本体の他に大運まで、比肩や敗財が廻ってくると尚更ですね…。
強い分離運ですので、何らかの理由で親の愛を存分に受けることができず、独りで生きる様な環境が与えられる傾向があります。
しかし、少々の苦労では根をあげない強さも持っています。
時柱にもよりますが、個性と才能を持ち合わせた命式とも言えます。

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品の良い真面目な変通星

2017年10月03日 | 今日の出来事
変通星には比肩・敗財(劫財)、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬の10(11)個があり、大きく分けると、偏グループと正グループの二つに分けることができます。
偏グループは動くことを通して刺激を感じ、正グループはじっとしてても刺激を感じられる傾向があります。
また、偏グループは適当にガス抜きができる傾向があり、正グループはそうでもない場合が多い様です。

特に吉星と言われる「正財・正官・印綬」は真面目で品が良い人が多いものです(組み合わせや十二運によっても変わりますが…)。
四柱本体が、真面目な「正財・正官・印綬」で形成され、自我を表す「比肩」が弱い場合には、小さい頃は自我を張らずに我慢して「良い子」で過ごす人も多い様です。
内面は辛くても、親に心配をかけたくないので、自分を抑えて我慢して幼少期を過ごしていたという人も居ます。…そして、大人になって、何かのきっかけで、プツンとなる場合もあります。
「命式に吉星が出ているのに 何故」…と、いう人の場合は、この様なケースもあります。
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