新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十干

2015年07月29日 | 今日の出来事
私の家の近くに日高遺跡公園があります。
私は、犬を連れて毎朝散歩に行きます。
公演には大きな芝生のエリアがあり、その芝生の中に直径1m程の大木が4本程立っています。
また、その公園に立って周りを見渡すと、上毛三山の赤城山と榛名山が威風堂々とそびえたっています。
美しい景色を見ながら、その景色を「十干」で例えてみました。
直径1mの大きな大木は「甲」です。夏は涼しい木陰を提供し、広い芝生の庭園に堂々と立っています。
甲は、目立つ存在ですから、人間界では為政者やリーダーを表すかもしれません。
乙は、芝生や草花等ですね…。集団で群がり生えていますし、大木に絡みつくのも好きだと思います。
また、堂々とそびえる赤城山や榛名山は「戊」ですね、大きな山は、そこにあるだけで存在感があります。
そして、公園の平らな土や畑は「己」です。柔らかくて平らで目立たない存在です。
朝早い時間ですので、樹木や芝の葉っぱが水滴で濡れていました。
目立たない存在ですが、植物を潤す水滴や霧の様なものが「癸」ともいえます。

ちなみに「丙」は輝く太陽で、「丁」はうっすらと輝く月や灯の様なもの、そして「壬」は大きな河ですね…。

陽干は男性的でスケールも大きく、陰干は女性的で優しさや細やかさがあります。
十干を自然界で例えると、その雰囲気がわかりやすいと思います。

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この様にも考えられる 3

2015年07月27日 | 今日の出来事

上図は、ある女性の命式です。
昨年の暮れ、2014年:甲午 食神 胎の流年に結婚しました。
配偶者を表す日支が午ですので、甲午 食神 胎の年に結婚しました。
しかし、気になることがあります。
中心星が偏財の命式では、偏財を尅す比肩の大運はやや注意が必要です。
また、命式本体の十二支に子と辰を持つ彼女は、大運支に申が来ますと、「申子辰」水局して水(比肩)に新たなエネルギー▲が発生します。これらは、命式中の中心星に偏財を持つ彼女には少々注意が必要な時と言えます。
特に気になるのが来年(2016年)丙申の流年です。
大運支も流年支もダブルで申が来ますと、二重で水局(申子辰▲▲)して比肩(水)に星が太過するからです…。
新婚の夫婦に比肩が太過する時期…何もなければ良いのですが…?

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この様にも考えられる 2

2015年07月25日 | 今日の出来事

上図はある女性の命式です。
この命式について、この様な考え方もできる…。

命式は、日干:丙(丙午)の敗財 建禄を中心とする食神双並びの命式。
夏生まれでやや火が強い。

1.敗財も食神も人情的な星なので愛嬌のあるポチャつとした憎めないタイプの女性。
2.気の流れは敗財→食神と流れるの、食べるには困らない運を持っている。
3.この命式では、食神を壊す偏印の行運や自星が強くなる比肩・敗財の時期は注意が必要。案の定、偏印の大運の時期は運気が荒れたらしい。
4.お金は作れる(稼げる)命式だが、中心星に敗財(財を流す星)があるので、お金が流れてしまうこともある。
5.子供を表す時柱の十二運に「胎」がある…時柱に胎があると、「子供からすねをかじられる」という暗示もある。…子供への仕送りでお金が流れることも考えられる。
6.自星(火)が4個と多いので、自我が強く我儘なところもある。
7.その他様々…。
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この様にも考えられる。

2015年07月20日 | 今日の出来事
十二支には陽干から見て、長生・帝旺・墓になる十二支がある。

長生の十二支…亥・寅・巳・申
帝旺の十二支…卯・午・酉・子
墓の十二支 …未・戌・丑・辰

樹木の葉で例えるなら、長生は瑞々しい若葉で、帝旺は深緑の葉っぱ、そして墓は紅葉しだした葉っぱの様なものです。ですから、命式本体に長生の十二支が多い人は比較的若々しい思考の持ち主が多く、逆に墓になる十二支が多い人は、神社仏閣や古典等古いものに興味を持つ人が多い様です。

変通星でも似た様な事が考えられるかも知れません。
変通星は比肩→食傷→財星→官星→印星と流れます。
比肩は小さい頃を表し、食傷は思春期という感受性の星です。食神は小学校の高学年から中学校の頃のソフトな感受性を表し、傷官は反抗期を迎えた難しい年頃の感受性の様なものです。
特に傷官は、とても敏感で純粋で理想が高い傾向がありますが、理想と現実のギャップでイライラする傾向があります。
感情の星ですので、愛情に敏感で思春期特有の難しさはあありますが、心が満たされて育てば素晴らしい才能を発揮することが出来ます。…食傷が多い人は、比較的若い思考をする人が多いかも知れません。また、食神の年に恋に流されるのも若い情の星だからとも言えると思います。

感受性(食傷)の真逆に位置する星が印星とも言えます。
傷官の感情に対して、印綬は理性を表します。
印星(印綬・偏印)は変通星の最後の星ですので、長男長女よりも末っ子に多い変通星です。
多印性の命式では、末っ子でなくても親や身内との接点が多く、身内の保護下で育った傾向の人が多い様です。目上や身内の引立てを受け、目上(年長者)との接点も多いので、考え方も何時の間にか大人びて年寄くさくなります。そして、比較的冷静で感情的になり難い傾向があります。恋愛という観点では、燃え上がることも少なく、特に多印性の女性等は考え過ぎて婚期を逃す傾向も出てきます。目上の引立ても多いことから、紹介や見合いから良い縁を得る場合も多い様です。

比肩や官星が弱い多印性の女性の一人、彼女は若い割には考え過ぎて恋愛の世界に飛び込めない傾向がありました。

・命式の天干に食傷が並び、五行の食傷に星(●)が太過(過傷官)する人…感じ過ぎてストレスを受ける。
・命式の天干に印星が並び、五行の印星に星(●)が太過(多印星)する人…考え過ぎてネガティブになりやすい。


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金局と怪我。

2015年07月15日 | 今日の出来事

上図の命式は私の親戚の命式です。
彼は、庭の手入れが好きで、暇さえあれば庭木の手入れをしています。
6年前(2009年)に、いつもの様に庭木の手入れをしていて、脚立から落ちて圧迫骨折で入院しました。
今も疲れると腰が痛くなると言っています。
彼の命式では、日干が辛(金)で、命式本体にも金が3つあります。
五行の金は、身体の部位では「骨・筋肉・肺・リンパ・三半規管・アレルギー」等の意味があります。
ちょうどこの年(2009年)は日支と行運の十二支との関係で「巳酉丑」の三局(▲)が生じ、比肩が強くなる年でもありました。…「巳酉丑」の三局には事故や怪我を呼び寄せる作用があります。
また、月上の偏財(宝)が年上の比肩と大運の比肩とに挟まれて尅され、流年には病気を表す偏印が出ていました。
彼は、この事故(怪我)から2年半は本当に大変だったと言っていました。
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出逢いの時。

2015年07月14日 | 今日の出来事
年頃の男女にとっては出会いはとても興味があることです。
良い人に出逢いたい。
そして、良い結婚をして幸福になりたい…。
今年出逢った彼(彼女)は、私にとって良い人なのか…?
彼(彼女)との関係をこのまま進めて良いのだろうか…?

現在の日本では結婚した男女の3人に1人が離婚しています。
その中で恋愛結婚による離婚率は40%、見合い結婚による離婚率は10%と言われています。
恋は盲目という言葉がありますが、恋におちると理性や常識を失ってしまう場合が多いのでしょうね…。

その出逢いがどんな出逢いなのか…?
四柱推命では命式本体と行運の全てを看て判断するのは勿論ですが、命式本体と行運の一部を看てもある程度の判断が出来ると思います。

※ 出逢いの時期や情が深くなった時期が重要です。

【男命では】
1.命式本体に偏財があり、大運、あるいは流年に食神や敗財等が出ていて、その十二運に沐浴等が付いている場合は注意が必要です。情に流されて冷静な判断が出来難い時とも言えます。親や信頼できる人の客観的な意見を聞くことも大切だと思います。
2.大運に敗財、そして流年に偏財 沐浴等が来る年も注意が必要です。…寂しさを異性に求めて流されやすい時期とも言えます。
3.その他、様々…。

【女命では】
1.行運に食神や偏官 沐浴が並ぶ場合も注意が必要です。…結婚は現実です。その男性は生活力のある男性でしょうか…? それともあなたに責任を持とうとする男性なのでしょうか…? 単なるイケメンでは、結婚してから苦労します。
2.その他、様々。

【男女共に注意】
1.強い倒食の時の出会い。
2.行運に比肩(敗財・劫財)が出ている時の出会い。
3.その他、様々…。

※ ご自分の命式にとって良い行運(大運・流年)の時は、比較的良い人に出逢える傾向があります。反対に良くない行運(上記の様に)の場合は、慎重な判断が必要です。また、結婚相手の相性も重要だと思います。

相性と言いますと、単なる男女の相性と思いがちですが、相性には様々あります。
1.恋愛感覚の男女の相性。
2.子孫運という観点からみた相性。
3.経済面から見た相性。
4.家系からみた相性(長男の嫁としての相性等)。
5.二人の運勢という観点での相性。
6.その他。

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FIFA女子ワールドカップ カナダ2015(なでしこ召集メンバー)

2015年07月13日 | 今日の出来事
なでしこジャパンが準優勝で帰国した。
沢山の感動をありがとう!
召集メンバーの生年月日があったので天干の並びを「三柱」で出してみた。
主要メンバーは「なるほど」と思う様な星の並びにも視えた…。
なでしこ召集メンバー

【GK】
1.M.F
年:比肩 帝旺
月:偏印  病
18.A.K
年:正官  胎
月:正官 帝旺
21.E.Y
年:傷官 建禄
月:劫財  絶

【DF】
2.Y.K
年:偏印  胎
月:食神 冠帯
12.M.K
年:偏印 長生
月:傷官 沐浴
3.A.I
年:正官  胎
月:印綬 冠帯
5.A.S
年:敗財 沐浴
月:比肩 帝旺
19.S.A
年:傷官 帝旺
月:偏官  養
23.K.K
年:食神 冠帯
月:偏印  胎
20.Y.K
年:食神 帝旺
月:食神 帝旺
4.S.K
年:正官 長生
月:傷官  墓

【MF】
10.H.S
年:印綬  病
月:劫財 帝旺
7.K.A
年:劫財  衰
月:偏財  墓
8.A.M
年:印綬  絶
月:比肩  墓
9.N.K
年:比肩  衰
月:比肩  絶
6.M.S
年:比肩  病
月:正財  養
14.A.T
年:比肩 冠帯
月:偏印 冠帯
13.R.U
年:偏財  衰
月:印綬 長生
22.A.N
年:偏財  衰
月:敗財 冠帯

【FW】
11.S.O
年:正官  絶
月:印綬  養
17.Y.O
年:食神 建禄
月:食神  養
15.Y.S
年:印綬  絶
月:食神  病
16.M.I
年:正財  死
月:正官 沐浴
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偏印について。

2015年07月10日 | 今日の出来事
今日は、偏印を天干に持つ人が多かった。
偏印は印綬と同じく、学問・芸能等の頭脳性の星だが、印綬と比べるとややマイナーなところがある。
印綬は学術的で表舞台で活躍しやすいが、偏印は表に現れない裏の世界に興味を持つ傾向がある。
占いも表に現れない裏の事なので、偏印を持つ人は占いが好きな人が多い。
しかし、偏印には放浪という意味もあり、やや飽きやすい傾向もある様だ…。
印綬は比較的冷静に客観的に捉える傾向があると思うが、偏印を持つ人は、やや疑い深くそれでいて、一度信じると、「コロリ」と騙される傾向もある。印綬が客観的に広く見つめるのに対し、偏印は興味を持つと没頭する傾向があると思う。私の知り合いの四柱の先生は「教祖」に多い印綬と「信者」に多い偏印とも言っていた。
また、偏印には数理という意味もあり、何かと数字に反応(興味)を示す傾向がある。
偏印を持つ人に聞いてみると、車などを運転している時に、前を走る車や対向車の車のナンバーを見て「語呂合わせ」のナンバーがあると様々想像してしまうと言っていた。…車に乗っている人よりも、車のナンバープレートの数字に意識を持つらしい。
偏印も印綬も比肩から数えて最後の星なので、一年の最後の秋の様な意味がある。
印星(印綬・偏印)は旺相を喜ぶとあるが、印星の旺相は秋の稔が多いとも捉えることが出来る。
晩年は稔あるものにしたい…。
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星の並びと五行のバランス。

2015年07月04日 | ★当方の四柱推命について
当方の流派の四柱推命では、地支よりも天干を重要視します。
特に月上の天干星を中心に、年上と時上の天干星の並びを見ます。
例えば…
年上:偏財、月上:正官、時上:印綬の並びですと、偏財→正官→印綬と気が流れ、一般に言う「財官印三宝の命」の並びとなります。
そして、天干の並びを中心に五行(木火土金水)のバランスを見て鑑定します。
天干の並びが良くて、五行のバランスの良い命式は、行運さえ良ければ比較的穏やかに発展しますし、少々悪い行運でも最悪までは落ちない傾向があります(命式にもよりますが…?)。
五行に万遍なく星(●)があるということは、何とかなる傾向があるとも言えます。
言い方を変えれば、バランスの良い命式は平凡な命式とも言えるかも知れません…。
逆に天干星という表の星と、五行とが同じで、五行に星が固まる命式もあります。
例えば…
年:甲寅 偏官 長生 偏官
月:丙寅 偏印 長生 偏官
日:戊寅     長生 偏官
時:戊午 比肩 帝旺 偏印

五行では…
土(比肩):●●
金(食傷):なし
水(財星):なし
木(官星):●●●●
火(印星):●●△△△ 
となります。
偏官→偏印→比肩と気は流れますが、食傷と財星に星がないので、そちらには気が流れ難くなります。
どこかに星(●)が固まるということは、どこかの星が不足することです。
何かに集中するということは、他が疎かになることとも言えます。
例えば、外で仕事に没頭していれば、家庭の事は疎かになります。
今迄の日本社会は、一般的なサラリーマンを育成するような教育だったかも知れません。
その様な社会では比較的バランスの良い人が活きやすかったと思われます。
星が偏る命式の場合は、その命式の特徴を活かしたら良いと思います…。
そして、自分の命式に必要な五行を持った人をパートナーにすれば良いと思います。
不足な内容にフォーカスせずに、自分の良さを活かすことが大切だと思います。

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