新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

週末婚になりやすい星。

2024年07月27日 | 四柱・その他
価値観が多様化する現代では、結婚や夫婦の形も多様になってきました。
結婚はしたいけれど、自分らしい生き方も尊重したいと「週末婚」を選択する夫婦も増えているようです。

週末婚とは、戸籍上の夫婦でも週末やお互いの休みの日だけを夫婦で過ごし、普段は別々の生活を行うスタイルのことだそうです…。
かつては、結婚すると夫婦は一つ屋根の下で暮らすのが普通でしたが、
最近は、結婚してもそれぞれの生活スタイルを変えたくないと思うカップルや、
結婚後もこれまで通りのキャリアを継続したい女性が増えたことなどから、こうしたスタイルを選択する夫婦が増えて来ている様です。

ネットを検索すると…
週末婚には、こんなメリット・デメリットがあるそうです。
(メリット)
・いつまでも新鮮な気持ちでいられる…
・自分の時間が確保できる。
・キャリアを諦めなくていい…
(デメリット)
・コミュニケーションがとり難い。
・経済面が不透明になる。
・浮気などを疑ってしまう…等々

現代は行き過ぎた個人主義が蔓延していますからね…
良いような悪いような…
結果として、一生独身を通す方も多くなってきました。

さて、四柱推命の変通星では、自我や分離・独立を表す星を「比肩」と言っています。
そして、その比肩は家庭を表す財星を強く剋す星でもあります。

比肩という星には自主性・独立性、主体性がり、周囲に干渉されずにマイペースで事をなしたいという性情がありますので、
この星が命式中(特に月上)に強く輝いていると、環境による拘束を嫌い自由を求める様になります。
比肩の良い面が出れば良いのですが、凶面が現れると、協調性がなくなり家庭内の不和が生じやすくなります。

故に強い比肩の命式を持つ方は、自分の時間や自分のスペース等…自分の時間を上手く取れる様な職業や環境が必要とも言えます。
もちろん、カップル同士の相性もとても重要です。
お互いに比肩が強い命式の方は、スープの冷めない距離が必要なのかも知れませんね…

行運では、強い比肩の大運の次期は、単身赴任で離れて生活するのも良いかも知れませんね‥‥。

夫婦が互いの性格(命式)を理解して生活すると良いと思います。

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共鳴

2024年07月14日 | 四柱・その他
無形なる天の十干と有形なる地の十二支…
天干と地支…天地とも干支とも言えますね…。
人間に置き換えると心と身体みたいなものとも言えますね…
心と身体ですので、拡大解釈すると霊と肉とも言えるかも知れません…。

そして、心と身体は互いに影響し合っています。
また、心(魂)のベースは霊界、体(肉体)のベースは地上(現実世界)とも言えます。
そして、現代はこの心と体とが一つに重なり、強く影響し合う時代に入っていると思います。

その良い例が、仮想現実の世界ですね…。
バーチャル・リアリティ―とも言われています。
簡単に言えば、現代は無形・有形二つの世界が共鳴しあう時代に入っているのだと思います。
そこで、共鳴という意味をネットで検索すると下記の様な内容が出てきました。

「共鳴とは、振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。
たとえば、振動数の等しいふたつの音叉の一方を鳴らすと、他方も激しく鳴りはじめる、という現象。
なお固有振動数の単位はヘルツである。
物理的な系が外部からの刺激で固有振動を始めること。」と書いてありました。

無形世界と有形世界の共鳴作用…引き寄せとも言いますね…
四柱推命では、そのエネルギーをキャッチするアンテナの様な星(変通星)が傷官とも言えます。
傷官は思春期の様なデリケートな星で、ガラス細工の様な繊細さを持った星とも言われています。
もちろん、その傷官に付く十二運や日干によっても違いが出てきますが…
特に形のないものが火ですので、丁(火)日干で繊細な十二運の傷官を持たれた方は無形世界からの影響を敏感にキャッチしやすと思います。

人は愛によって生まれ、愛によって生きています。
その愛の土台は、親からの無償の愛とも言われています。
そして、3歳頃までがとても重要な期間と言われています。
三つ子の魂百までということですね…
小さい頃の親子関係…とても重要だと思います。

そして、良くない行運の場合は、感謝できない環境を与えられる場合が多いものです。
その時に、感謝できればピンチがチャンスとなりますが…
なかなか感謝できないのが普通の人だと思います。

傷官と心理学について…

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帝旺・沐浴

2024年07月07日 | 四柱・その他


四柱推命の12運の中に帝旺と沐浴というものがあります。

帝旺は、トップに昇りつめますが、その後は下り坂に向かう様な時期とも言われています。
そして、その意味の中には「強すぎて凶」という意味合いもある様です。
凶というよりも注意と言いましょうか…勢いがあり過ぎるとも言えるかも知れませんね…。

沐浴は、人の一生で喩えるなら思春期の様な星(エネルギー)とも言えます。
子供から大人に変わる時期とも言えるでしょう…
変通星で言えば食傷に似ていると思います。
恋をしたり、破れたり、そして、親や社会に反抗する場合もあるのですね…
変化の次期ですので、不安定で荒れやすい12運と考えることもできます…。

故に、命式中に沐浴と帝旺があると、少し注意して見る場合もあります。
特に荒れる12運の沐浴が二つあると人生が荒れやすいとも言われています。

また、12運は必ず変通星とセットで見ます。
例えば…
比肩に沐浴が付くと自我が荒れる…やや我儘的な要素があるとも見ることができます。
そして、感情を表す傷官の12運が沐浴の場合は…感情的(神経質)要素が強くなります。
食神に沐浴が付くと、恋愛(色気)に注意…
偏財に沐浴が付いている場合、男性の場合は妻以外の女性に注意とも見ることができますね…
その他、官星に付く沐浴、印星に付く沐浴…
様々ですね…

沐浴が付くと、上の変通星の悪さが出やすいかも知れませんね…。

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無情の剋で強く剋す(バッシング)。

2024年07月02日 | 四柱・その他


上図は日干:癸の女性です。
だいぶ前になりますが、2009年の彼女の行運は…
大運:乙丑 食神 冠帯 偏官。
流年:己丑 偏官 冠帯 偏官 でした。

彼女の日干は:癸(陰干)ですので、
丑が冠帯 羊刃となります。
この年は、冠帯 羊刃 双並びの年で、大運・流年合わせて3つの土の偏官が無情の剋で、癸の日干を強く剋していました。
尅には有情の尅と無情の剋とがありますが、無情の剋は七殺となって、強く日干を剋します。

この様な年は、いわれのない濡れ衣を着せられ、社会からバッシングを受けることもあります。

例えば…
・暴漢に襲われるとか…。
・国家権力による人権侵害とか…
・その他 様々…
自分が強く、圧迫を受ける場合もあるのですね…

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