新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

反言の大運と倒食

2019年02月27日 | 今日の出来事


上図はある女性の命式です。(2018年の流年)
彼女の日柱は庚戌(魁ごう日生れ)。
天干の並びは月上の食神を中心とする正官と偏印との並びの命式。
女優やタレントにも多い命式ですね…。

(行運は)
彼女の昨年の大運は庚戌 比肩 衰(偏印)。
彼女の日柱と同じ大運(反言の大運)…日柱と反言の大運は必ず比肩となり、強い分離運が現れやすい大運となります。比肩は財星という宝を尅します。宝(健康・人・財産)が尅される暗示が生じやすくなります。

また、昨年の彼女の流年は戊戌 偏印 衰(偏印)となり、命式本体の偏印と、大運支の偏印、そして流年の偏印の専旺干支とで、大変強い偏印が土尅水と月上の中心星の食神を強く尅します(倒食ですね)。

食神は食べる神様ですので、その食神が倒食すると、食べる事が出来ない病という暗示も出てきます。
口内炎等の口腔の病気や食道等にも注意の暗示が出てきます。
偏印の年は病の元を作りやすい年とも言われています。
食神が有って倒食している場合や高齢者の人は健康チェツクが必要な時期とも言えます。
新栄堂
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心や立場が変わると見える景色が変わる(2)

2019年02月26日 | 四柱・その他
小さい頃の子供は男の子は男の子同士で遊び、女の子は女の子同士で遊びます。
そして、思春期になると異性に心を惹かれます。
(電子の世界も同じでプラスはプラス同士で帯電し、マイナスはマイナスで帯電します。そして限界になると放電します。人間も同じですね…)
思春期の星は推命では食神と傷官といえます。
食神は恋する季節の様な星ですし、傷官は反抗期の難しい時期の星とも言えます。
子供から大人になる時期に反抗期がありますが、大人になるには反抗期も必要なのかも知れません…。
特に男性的な命式の場合は反抗期も強くなります。
また、思春期の大運に傷官 沐浴等が来ている場合は、通常以上に敏感となり、事件や事故にも遭遇する場合もあります。
命式本体に強い官星があり、その官星と大運との傷官の尅が強くなった場合…
・バイク事故で怪我をするとか…?
・学校や通学途中で事件や事故に巻き込まれる場合もあります。
また、食神と傷官とは表裏の関係でもあり、食神が思春期の恋や夢の世界なら、傷官は理想と現実のギャップで苦しむ少年少女の様なところがあります。…傷官を持った人の心はガラス細工の様なところがあるのですね…。
最近は「いじめ」の問題が多い様ですが、その子たちの命式を見ると、傷官が悪く働いている場合も多い様です。

本来、青春は恋多き時期でもあり、夢に向かって希望を持てる時期でもありますが、命式本体に対して良い大運が来ている場合は、楽しい青春時代となるでしょうが、そうでない場合は、少々忍耐が必要な青春時代になると思います。

子供達が親から養われている学生時代は、子供達本人の運勢も重要ですが、それ以上に影響するのは両親の運勢です。特に小学校頃迄は母親の影響が強いと思います。
母親がどの様な捉え方をするのか…。
ポジティブな思考をするのか、ネガティブな思考をするのか?
子供の純粋な心に一番影響を与えるのは母親の捉え方です。
命式本体に敗財や偏印等があり、それを抑える官星等が弱い場合、「縁の下の力持ち」的な立場を与えられる場合も多くあります。苦労の割に評価されないので、心の中にフラストレーションが溜まります。
その様な母親は、我が娘に愚痴を洩らす場合も多い様です…
それが毎日続くと…大変ですね。
命式本体に敗財等を持たれた方は、「陰徳善行」を意識されると良いと思います。
他人の為に生きても評価されない場合は、徳を積んだ事となります。
陰徳善行は運勢を好転させる早道ですね…。
「何で私が…」と、捉えずに「これで穴埋が出来る!」と、感謝の心を持つと運気が良くなります。

さて、次回はいよいよ結婚について記入したいと思います。

クリックしてね
オンライン講座
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心や立場が変わると見える景色が変わる(1)

2019年02月23日 | 四柱・その他
推命では宝を表す星(変通星)を財星と言います。
宝物=大切なものですね…
大切なものは「愛・生命・財産」ですね…。
人には心(魂)と体とがありますが、無形の心の栄養が「愛」で、有形の体の栄養が「食物」ともいえます。
故に人は愛とお金を欲するのだと思います(食物はお金で買う事ができます)。
愛はとても大切ですね…

以前、あるゲストがこの様な事を言っていました。
俺は恋はできるが結婚は出来ない。
恋は自分中心だが、愛は相手を中心に生きることだ…。
たしかにその様なところもあると思います。

また、森羅万象、全てのものを見渡した時に、そこに愛を感ずると全てが美しくそして感謝や希望に感ずることができると思います。
その様に考えると、愛を感ずることが出来る心を持つことはとても大切な事だと思います。

「おぎゃー」と生まれた赤ちゃん…とても可愛いですね…。
父母の愛の結晶ですね…。
そして、子供は家庭という小宇宙の中で、両親(特に母親)の愛を十分に受けて育ちます。
まず、「十月十日」と言われている胎中生活(胎教)が大切ですね。
次に、「三つ子の魂百まで」と言われている3歳までの期間。
赤ちゃんにとって、この期間は家庭が小宇宙(世界)ですね…。
この期間に両親(特に母親)を通して、無条件の愛を十二分に受けると、森羅万象に内蔵される無限の愛をキャッチできる心が育つと思います。
愛を感ずる心が育つと、全てが自分の為に準備されていることに気付き、夢と希望を持つことができると思います。
幼少時の子供は、両親を通して無限の愛を感ずる感性を養うのだと思います。

故に両親との関係…「親が好き」ということは、とても大切なことです。
それは、両親を通して、目に見えない親や先祖や、宇宙に充満する愛を感ずる回路が出来るからだと思います。
親との回路が詰まっていると、自分を支える土台の、目に見えない愛というエネルギーが入り難くなるからだと思います。

推命的には…
(母親の命式では)
・偏印や傷官が悪く働く時期での妊娠は注意が必要ですね…。
 精神的に不安定になりやすい時期とも言えますので、フォローが必要かも知れません。
・また、強い比肩が出て財星を尅す時期も注意が必要です。
(子供の命式では)
・強い傷官が出ているお子さんは、とても敏感ですね…ガラスの様な心です。
 傷官が強いお子さんは、抱いたりスキンシップがとても大切。
・幼少時の大運に旺相する比肩が出ている場合も、寂しく育つ場合もあります(命式によっては)。

特に初産の場合はフォローが大切ですね…。
嫁を娘以上に可愛がることがとても重要です。

さて、3歳を過ぎたお子さん。
家庭から保育園、そして小学校へと世界は広がります。
3歳までの家庭の中で、十二分に愛される喜びを感じたお子さんは、愛の受け方を学び心も安定します。
保母さんやお友達とのコミュニケーションも上手く行くと思います。
そして、少しずつ自信を持ちながら、より広い世界の小学・中学へと進みます。
親との愛を土台にして、友人関係の喜びを感じ、先生との関係も楽しくなると思います。
もちろん、学校という社会に出れば、様々あると思います。
しかし、家に帰って、優しいお母さんの愛で充電され、頼もしいお父さんに励まされて少しずつ大人になるのだと思います。

・まず3歳までは情を受けとめて愛する。
・保育園…少しずつルールを教える。
 (お子さんは、両親が互いに愛し尊敬する姿を見て、人を愛したり大切にすることを学びます)
・小学校…国語、算数、理科、社会…等、知識を教える。
・運動をして心身共に鍛える(印綬傷官や、傷官が強い命式の子は特に必要)。

さて、その様にして成長し、思春期を迎えます。
次回は思春期から記入します。

クリックしてね

新栄堂


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当方の流派&運の巡り等…

2019年02月20日 | ★当方の四柱推命について
【当方の四柱推命の特徴】
従来の四柱推命は月支を重んずる傾向がありますが…
当方(安田流)では月上の天干星を中心として、年時を加えた「天干星の並び」を鑑定の基軸とし、
安田流五行図(丸い円)を駆使して、五行のバランスを読み解く四柱推命です。
(天干星の並び+五行のバランスを総合的に勘案し、中和する星等を算定する)
また、大運は「各年運」を採用。
神殺は天徳と羊刃を重んじ、他は参考程度。
そして、敗財と劫財とを分けて取り、蔵干の代わりに「地支による変通星」を用いる。
(地支による変通星…地支自体の陰陽五行を日干から通変化する方法)

四柱推命にも幾つかの流派があるんですね…
時々、大運や蔵干が違うと言われるのもこのためです。

さて、運の良い命式の特徴は…
自星が確りしていて、財星・官星・印星が揃った命式ですね…
男性なら社会性や責任感を表す官星が月上の天干に輝いていると嬉しいですね…。
女性なら家庭や優しさを表す財星でしょうか…。
知的な職業なら月上に印星が輝くのも良いと思います。
そして、それらの変通星が旺相すると嬉しいですね…。

次に運の巡りですが…
勉学する年頃(時期)の大運に印星が出ていると勉強も捗ると思います。
また、お金が必要な時期に、お金を生み出す星が出ていて、
社会的位置や立場を与えられる時に良い官星が出ているのも嬉しいものです。
その様な方は運の巡りの良い方だと思います。

しかし、反対にこの様な方もおられます。
20~30代の結婚に最も適した時期(大運)に、分離を現す強い比劫が出ている場合…
なかなか良い人に出会い難かったり、結婚してもあまり楽しくなかったという場合もあります。
また、女性の場合は、強い傷官が夫を表す正官を尅す大運も注意が必要かも知れません。

命式本体と、運の巡りが良ければ最高なのですが…
そうでない場合は、命式をコントロールする工夫が必要だと思います。
クリックしてね
オンライン講座
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心を受けとめて向き合う時。

2019年02月16日 | 四柱・その他
「陰陽五行」というものがあります。
陰陽の代表は女と男ですね…。
女は男の為にあり、男は女の為にあります。
言い換えれば、女は男を前提に造られ、男は女を前提に造られています。
また、夫を得る事を通し、妻に成れますし、妻を得る事を通して夫に成れます。
(本来は、相手が居るということは素晴らしいことだと思います)
そして、子女を得る事を通して父母に成れますし、孫を得る事を通して祖父母に成る事もできます。
(子女を育てる事は責任がありますし大変なことですが、その子女が結婚して孫が生れると、孫はとても可愛いと思います)。
祖父母(過去)→父母(現在)→子女(未来)が繋がって永遠となります。

また、肉体は年を取りますが、心は愛によって熟していくのですね…。
人は何れは死を迎え、その肉体を脱ぎますが、その時には、万人を愛する事が出来る愛の魂を持って来世へ行きたいものです。

また、宇宙が陰陽で出来ているということは、宇宙は愛のエネルギーで満ちているという事ですね…。
人は愛によって生きる活力を得る事ができます。(愛の反対は怨み)
それでは、愛するとは何でしょうか…?
本来、陰陽は互いの為に生きる訳ですので、愛の土台は「相手の思いを受けとめて向き合う」事から始まります。
夫は妻の思いを受けとめ責任を持つ。
妻は夫の志を受けとめて夫を支える。
この様な夫婦関係で出発したいものです。
出発の動機は大切です。

命式本体や五行に良い財星を持つ男は、妻の思いを受けとめ家庭を大切にすると思います。
そして、良い財星+良い官星がある場合は、仕事や子供にも責任を持つでしょう…。
(男命では財星は妻や家庭を表し、官星は責任感や仕事や子供を表します)

また、女性の場合は、良い食傷や財星がある場合は、子供を愛し、夫を一生懸命に支えようとします。
(女命では食傷は子供を表し、財星は家庭で、夫を表す官星を生じる星)

人生、山あり谷ありですが、命式の星の並びや五行のバランスが良い場合は何とかなると思います。
しかし、五行のバランスが悪く、家庭(財星)を壊す星が強く出ていたり、夫(正官)を尅す星が強く出ていたりする場合には注意が必要です。
特に、二人の相性が悪い場合、強い比劫や五行のバランスが極端に偏る時期には、家族の心を「情で受けとめる」事が出来なくなり、その寂しさから魔が刺す場合もあります。
ちょっとした心の不一致から魔が刺し、愛やお金や健康が流れる場合もあります。

もし、良くない兆しを感じたら、「心を受けとめて向き合うこと」を意識して下さい。
人のせいにせず、自分の責任として向き合うと悪魔は退散します。

また、愛するとは、相手を知る事でもあります。
人は、それぞれ育った環境やタイプが異なります。
相手のタイプ(運)を知る事や、相手がどの様な運勢の時期(運勢の春夏秋冬)かを知る事が大切だと思います。

そして、愛には責任が伴います…。
例えば、一人の女性を見た時に…
・親の前では娘であり。
・夫の前では妻であり。
・子供の前では母であり。
・舅姑の前では嫁でもあります。
・そして、社会ではその一員でもあります。
五行のバランスが良ければ何とかなりますが、そうでない場合は、穴が開く場合もあります。
自分の命式を知って、命式をコントロールすることも必要です。
くれぐれも、命式に振り回されることが無い様にして下さい。

中年を過ぎて、大運に印綬 養が来ている場合、母親の介護をする場合もあります。…この様な時は母親の心を受けとめる時期だと思って下さい。
また、敗財の大運が来ている時期は、先祖の穴埋めをさせていただける時と思い、ボランティア精神で臨むのが良いと言われています。
女命で倒食の大運は、子供の心を受けとめて向き合う時を与えられ、子供の問題を通して自分が母らしくなれる時だと思って下さい。
様々な問題は、自分の心を成長させる為にあるのかも知れません…。
クリックしてね
新栄堂








コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この様にも考えられる(金尅木)

2019年02月14日 | 四柱・その他


上図は或る架空の女性の命式です。
彼女の命式は…
・日柱:辛酉
・月上の正財を年上と時上の劫財が挟んで尅している。
・五行を見ると、太過する金の比劫が木の財星を強く尅している。
・太過する金の比劫を抑える火の官星が弱い。

正財は宝(愛・命・財)ですので、その宝が尅されやすい命式(金尅木)。
比劫は兄妹や義兄弟を現しますので、兄妹等で一つの財産を争う暗示があるとも言える。

特に40代が劫財の大運で、今年が大運(劫財)の最後っ屁…(50歳)
この様な命式の方は、相続問題やお金の問題が生じやすい要素がある。

この命式にとって必要な五行は、太過した金の比劫を抑える火の官星か、
または、太過した金を洩らす水の食傷の時期が良いと思う。

旺相する食神の流年を逃さないように…。

クリックしてね
オンライン講座


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敗財の時期は流されない様に…

2019年02月11日 | 四柱・その他


上図は或る架空の男性の命式です。
彼は、今年(2019年)から敗財の大運に入ります。
この様な事も考えられます…。

(彼の命式)
・日柱:甲戌
・天干の並びは正財が双つの食神との並びの命式。
・五行を見ると、土の財星が星(●)が太過し、気の流れは食神→正財と流れる。
・金の官星は弱く水の印星は不及。

・日干:甲で己の財星が二つ(妬合)…複数の妻の暗示もある。
・日柱:甲戌 養…男性の場合は愛情問題に注意の暗示もある。
・多財星…女とお金の問題に注意の暗示あり(財多くして財流れる)。
・優しい受身の性格で、人生を楽しみたいという人が多い。
・印星が無く、太過した財星が印星を尅すので、何の為に生きるか等の思想観念が弱い。

今年から10年間「敗財 冠帯」の大運に入る。
敗財の時期は…
(精神面)
・目的感や志しを失いやすい時期。
・内面には、楽して欲望を叶えたいという思いが強くなる時期。
・その結果、その我欲に魔が刺す場合もでて来る。
・欲…物欲や色欲が考えられる。
(健康面)
・生理機能が低下しやすい時期→ 注意力が散漫になりやすい。
・生活リズムも狂いやすくなる。
(人間関係)
・人間関係がチグハグに成りやすい。
・自分の気持ちを解って欲しいという気持ちが強くなる。
・意志の疎通が生じやすく、そこから寂しさが生じやすくなる。
・不完全燃焼になり、溜息が出やすくなる。
(社会性)
・不注意から、契約上のミスや相手との誤解が生ず場合もある。
(金運)
・チョットした不注意等で金銭問題(お金の貸し借りや保証人、詐欺 等)を起す場合もある。
・夫婦関係の不一致から女性問題等(男性の場合)が生じ、その為の出費が多くなる場合もある(死に金)。

大運の旺相した敗財が月上の大黒柱の正財を尅す。
正財とは大切な宝(妻、財産、健康 等)意味する。

また、流年にも正財が出ていることと、大運:敗財との関係で、自分の中のもう一人の自分(欲心)が生じて、木尅土と大切な正財(宝)を尅す時期ともいえます。(命式中に内在するものが顕在化しやすい時期)。
特に、敗財の大運は、過去(先祖を含む)の穴埋をする様な期間ともいえます。
お金で穴埋する方もいますし、健康や愛情で穴埋めをされる方も居ます。
どうせ、お金を出すならば、死に金よりも生き金の方が良いですね…。
徳積みの期間だと思って、ボランティア活動をすると良いかも知れません。
我欲を動機とせず、他の為に生きる動機から行動すると守られると思います。

この様な時期は、宇宙の原則通り「正しく生きる」と良いと思います。
過分な欲望を戒め、愛と命と財産を正しく治める生き方をする必要がある期間とも言えます。

悪魔の誘惑に負けない様にしたいものです…。
クリックしてね
新栄堂



コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋愛や結婚への格言

2019年02月09日 | 今日の出来事
或る男性が居ました。
その男性は、自分は恋をしたいが、結婚はしたくはないと言っていました。
恋は求めるもので、愛は与えるものだから…
自分は人を愛することが出来ないので…

そこで、恋愛や結婚についてネットで検索してみました。
少々ネガティブな内容もありますが、なるほどとも思いました。

<恋愛への格言>
・人が心から恋をするのはただ一度だけである。それが初恋だ。(ブリュイエール)
・そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、世界のためにそなたを失いたくない。(バイロン)
・恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。(伊藤左千夫)
・恋は多く人生の苦痛を包むオブラートなり。(国木田独歩)
・恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。(スタンダール)
・恋は結婚より楽しい。それは小説が歴史より面白いのと同様である。(カーライス)
・女の口から出る「いいえ」は否定ではない。(シドニー)
・恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりマシである。(テニソン)
・恋はうぬぼれと希望の闘争だ。(スタンダール)
・二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。(ゲーテ)

<結婚への格言>
・女には、どうしてもわからないテーマが一つある。男は仕事に注ぐだけの熱情をなぜ家庭にそそげないのか、ということだ。(デックス)
・男はみんな賭博師だ。でなきゃ結婚なんてしやしない。(フレデリック・リット)
・あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている。(バルザック)
・結婚…いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。(ハイネ)
・結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。(キルケゴール)
・結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。(アーサー・ゴッドフリー)
・君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる。(ソクラテス)
・結婚とは誰もが犯さなければならない過ちである。(ジョージ・ジュセル)
・結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。(リヒテンベルグ)
・結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから。(バーナード・ショウ)
・結婚へは歩け。離婚へは走れ。(ユダヤの格言)
・ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である。(アメリカの諺)
その他、たくさんありました。

恋愛には妄想的なところありますが、結婚は現実かも知れません。
少々ネガティブな内容も目に付きました。

ところで、最近は晩婚化を通り過ぎて、非婚化が進んでいるとも言えます。
内閣府(平成29年版)によると、35歳~39歳の年齢層において、男性は3人に1人、女性は4人に1人は結婚していないとのこと。これは1980年の同年齢層未婚率が男性で8.5%(12人に1人)、女性で5.5%(18人に1人)だったことを考えると驚くべき数字になります。(生涯未婚率は男性23%、女性14%とのこと。2015年国勢調査)

・結婚はしたほうが良いのか?悪いのか?
・結婚はゴールかスタートか?
・理想のパートナーとは?
・男女の違いとは?
・好きと愛の違いとは?
・愛とは?
この様な内容をもう一度考える時だと思います。

陰陽五行的には…
太極から陰陽が生ずる。
陰陽の代表が男と女。
男は女の為に、女は男の為に。…陰陽は互いの為にある。
宇宙は、全てペアシステム、という事は、宇宙は愛のエネルギーで満ちている。
結婚とは愛を動機に陰陽が一つになること。
そして、結婚前に両親を通して愛を学(味合う)ぶ事が大切。
親子関係の土台の上に夫婦関係があると思います。

推命的には…
男命の場合、妻は財星(特に正財)ですので、比劫が強く財星を尅す命式は注意が必要です。
女命の場合、夫は官星(特に正官)ですので、傷官が強く官星(正官)を尅す命式も注意が必要です。
この様な場合は、命式を補完する星を持った方との結婚(相性の良い)が良いとも言えます。
また、結婚の時期もとても大切です。
分離を現す比劫の時期や、女性の場合は強い傷官の廻る年は注意も必要かも知れません。
相性、時期、そして、相手の為に生きようという気持ちが必要だと思います。

夫にとって妻は宇宙の半分。妻にとって夫は宇宙の半分です。
夫婦が一つになれば、世界や宇宙も一つになるでしょうし、世界や宇宙を手に入れたのと同じになります。
夫婦が一つになれば、太極に似る事になります。
クリックしてね
オンライン講座

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倒食(とうしょく)

2019年02月05日 | 四柱・その他


上図は天干に食神と偏印とが並んだ命式です。

○食神について…
・衣食住、福禄の星で、明朗、聡明、長寿、色情という意味があります。
・女性の場合は子供を意味します。
・財を生ずる星で、愛嬌の星でもあります。
・楽しい事が好きで、美味しいものも大好き。

○偏印について…
・学問、芸能、宗教、病気、偏業、孤独、数理という意味があり、物事を斜め45度で見る傾向があります。
・義母を意味し、母以外の母の様な人、例えばお祖母ちゃんとか…
・食神を壊す星。
・趣味や精神的なものに興味を持ちやすいが少々飽きやすい。

食神も偏印も才能を意味する星で、食神はホワンとした感受性(想像性)を持ち、偏印はちょっと変わった思考やアイデア持つ星です。…これらの星を持った方は才能を持った人が多い(才能も磨かねば ですが…)。

これらの星が並んでいると、才能は有るのですが…偏印が福禄を意味する食神を壊すので、運気が長続きせず儘ならなくなる場合も多い様です(前にも進めず、後ろにもさがれず…)。

そして、天干に食神と、それを壊す偏印とが並んだ命式を倒食(とうしょく:食神を倒す)と言います。
特に命式本体に偏印を抑える財星(偏財・正財)が無い場合や、財星を尅す比劫が強く出ている場合は倒食性が強くなります。
偏印を抑え、食神を守る星が財星(偏財・正財、特に偏財)ですね…。
また、天徳星(天徳貴人・天徳合)も倒食解除の一つとも言われていますが、旺相する財星が一番だと思います。

倒食の命式で、これから妊娠・出産を迎える若い女性の場合は、財星の行運(大運・流年)が良いとも言われています。しっかりした財星で、偏印を抑えると良いでしょう…。
また、女性の場合は、偏印が廻る行運の時にお子さんの事で苦労される場合もあります。

次に、食神は文字通り、食べる神様ですので美味しいものが大好きな方が多い様です。
この食神を強く尅す偏印が、行運(大運・流年)に出る場合、福禄を意味する食神が壊されるので…
美味しく食べ物が食べにくくなる場合もあります。
例えば…
・口内炎で。食道の具合が…。小さい子なら、食物アレルギーでとか。
・精神ストレスから、食が細くなったり、摂食障害で等…
心身の健康(食神)が弱くなる場合も多いものです。

また、強い倒食では、事故や怪我に合う方もおられますし、様々な事が裏目に出る場合も多い様です。

倒食+他の変通星で…
・倒食に劫財が並ぶと劫財倒食。
・倒食に比肩が並ぶと比肩倒食。
・倒食に食傷が並ぶと仮傷官倒食。
・倒食に偏官が並ぶと偏官倒食。
・倒食がダブルで出るとダブル倒食。
少々、意味合いが変わってきます。
また、倒食に財星が並ぶと倒食は解除されます。

クリックしてね
新栄堂

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする