新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

土の大過

2010年02月19日 | 五行
私の友人で登山に行って、山の斜面から滑り落ち、腰を強く打って背骨を圧迫骨折した友人がいました。
彼にはこの年は注意してね!と言いましたが、案の定 怪我をして約7週間の入院となりました。もう少し山の頂上付近でしたら、命を失っていたかも知れません。
彼の命式を記入致します。(行運は平成21年です)

年  己丑 正財 冠帯 正財
月  辛未 正官   墓 正財
日  甲辰     衰 偏財
時  不明

大運 乙丑 敗財 冠帯 正財
流年 己丑 正財 冠帯 正財

生時不明で、三柱での判断となりますが、四柱本体と行運の五行を見ますと、
木:●○(2個)
火:なし
土:●●●●△○○○△(約8個)
金:●(1個)
水:なし

圧倒的に土に星が大過しています(8個)。
山は土でできていますので、もともと土(山)に縁があった方ですが、この年は土の大過ですから、山での事故や遭難や崖崩れには注意の時期です。
そして、大運の変通星が敗財 冠帯で、流年が正財 冠帯 でしたので、大運が流年を尅し、正財という宝もの(健康・生命)を破る年でもありました。
冠帯には石の冠(棺桶)という意味もありますので、命が助かって良かったと思います。
友人も、年回りが悪いので、注意はしていた様でした。
この方の場合には土が財星ですので、お金や女性という暗示もありましたが、五行では土は山や、土砂崩れという意味もありますので、山での事故となったのでしょう。

新栄堂

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金の大過…骨折・切り傷

2010年02月18日 | 五行
私の友人に金の大過の友人が居る。
生時不明だが彼の命式には特徴がある。

年・月・日と十干は全て辛となり、日支は酉で、月支は丑である。
四柱本体だけで五行を記入してみると金の大過がよくわかる。

木 ●
火 なし
土 ●
金 ●●●●△
水 なし

圧倒的に金が多い。
しかも、辛が3つで、地支には酉と丑がある。
金はそれだけで傷官の様な意味もあり、辛も変通星では傷官の様な意味となる。
傷官にはナイフや刃の様な意味があり、地支の酉と丑も三局すると金が強くなる。
そういえば、友人は事故や怪我が多い、最近は転んで骨折も多い。
そして、友人の実家の職業を聞いたら、刃物を作る鍛冶屋の様な仕事だった。
五行に金(しかも辛の金)が多く、地支に三局する酉と丑がある命式、しかも年月日と同じ十干が並ぶ場合には、先祖代々、同じ様な仕事をしている場合もある。
五行は、私たちの生活に生活に多くの影響を与えているのを感じる。

新栄堂


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