新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運(地支星)について…帝旺

2008年10月31日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(7)帝旺
 「帝旺」は最強の旺相運です。
比肩と似た星で、独立独歩で強引でマイペースな生き方をしやすく、突き進んで失敗するという意味もある。
権威意識が強すぎるために実業家や商人よりも学者や技術者等の方が良い。
「勝気・頭領運・浪費・強すぎて凶、養子」等の暗示がある。またトラブルを起しやすい星でもある。
女性は位負けして、家庭の主婦には専念できずに動き回る傾向もある。

①生日に「帝旺」がある場合
行動力があるが人情的な脆さもある。また、強気で人に屈することが出来ず、自己の主張を他人に押し付ける処もある。
特に帝旺(羊刃)の丙午・壬子は夫婦縁を悪くする場合もある。
四柱に帝旺が二個以上並んだり沐浴と一緒に出ると荒れやすい。
また、たとえ長男でも生家を継がずに他に一家を成すか養子に行く場合もある。

②生月に「帝旺」がある場合
四柱如何によりますが、野心家(一発屋)が多く大きなことを考え、成功・不成功は別にして事を起こそうとします。
月支は母の座なので、お母さんが強かったり、逆に短命の場合もある。
月支帝旺は男性の場合には、時々マザコンになりやすい人も居ます。

③生年に「帝旺」がある場合
先祖の位が高かったという意味や厳格だったという意味もある。
しかし、天干星(年上)が凶星の場合、逆に祖父母の代で大きなトラブルや一家離散などの、金銭トラブルや良からぬことがあったと見ることも出来ます。

④生時に「帝旺」がある場合
一般的には子孫は発展すると見るが天干や五行で大きく本化する。…食神・印綬・偏官に付く生時の帝旺はさほど問題は無いが、男性の場合で生時の正官が帝旺していると、子孫運に難が出ます。また、時柱に比肩・傷官に帝旺が付くと、事故運等に注意の暗示となります。
子孫運断絶の恐れもあります。

⑤「帝旺」がついた変通星
帝旺は、癖のある星なので、天干星によっても象意が大きく変わる。特に「帝旺羊刃」には注意が必要です。
これは性格も激しく、運命の波乱も多くなります。しかし、偏官に付く場合はその限りではありません。
帝旺が付いてもさほど問題がないとされるのが、偏官帝旺・印綬帝旺・食神帝旺です。
食神帝旺は、男性の場合には艶福家ともなるので、欲望が暴走しないような注意も必要。
また、印綬帝旺で女性の場合、夫の権威を言葉で奪う場合もあります。
比肩・敗財・劫財の帝旺は、博打的性格があるので、大きく儲ける場合もあるが、破産・倒産や横死の恐れもある。
傷官帝旺は、身に刃物が入りやすく、特に年上と時上にあるとその傾向が大きくなります。
財星帝旺の場合…一時的に大金が入っても、結局 帝旺は 比肩星と同様に財を尅する星ですので、財の損失を招くこととなります。
「財に帝旺は付いてはならない」。
男性で偏財帝旺は女性問題に注意が必要です。
命式本体にある偏官帝旺は却って大人しい人が多い。しかし、行運に出る偏官帝旺には波乱の要素がある。
正官帝旺は、女性は夫運に問題があり、前述のように男性は生時の正官帝旺は子孫運に問題が出ます。「吉星の正官が汚されることになる」。
男女とも、正官帝旺は声が大きい人が多い。
印星の帝旺は、学問芸能の才があって、援助者にも恵まれることが多い星です。
特に吉星の印綬帝旺は、社会的に地位名誉の高い人物や大物からの支援が得られます。
偏印帝旺は物事が長続きしない傾向があり、才能はあっても、ものにならないこともある。…飽きやすいので、一つの事に継続集中するとよい。
新栄堂
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十二運(地支星)について…建禄

2008年10月30日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(6)建禄
 「建禄」は最強の旺相運。
最高に昇りつめる手前の運で、成財・独立・頭領運等がある。瞬間的な強さは次の帝旺の方が強いが、粘り強さや腰の低さは建禄の方がある。
人生の全般に苦労すれば後半は良くなる。100%頑張る星で独立運は強い。

①生日に「建禄」がある場合
独立意識の強い星でたとえ、次男三男でも長男の位を持ち兄を越えて発展する。
一度、実家を出た方が発展するとも言われている。
努力家で存在感もあるが腰も低くて温厚そうに見える。また、自分にも人にも厳しいところがある。
女性の場合は器が大きくてヤリ手で、社会で頑張る人が多い。

②生月に「建禄」がある場合
四柱が良ければ中年期から発展する。
月支の建禄は、根っこのある命式と言われている。
月上に正財 建禄の女性は、時々ファザコンの人も居る。

③生年に「建禄」がある場合
天干に良い星が来る場合は、祖父母や先祖が活躍したことを暗示している。
また、自分自身も晩年に発展する運を持つ。¥

④生時に「建禄」がある場合
実子は発展する。その子はたとえ別居していても両親の面倒を見る。

⑤「建禄」がついた変通星
良い天干星に付いた場合は度量があり社会で活躍する運を持つ。
食神 建禄…健康長寿で晩年まで安定。
財星 建禄…夫婦縁も良く財運もある。
官星 建禄…社会的にも発展する。
印星 建禄…目上の引立てあり、安定した人生。
新栄堂
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十二運(地支星)について…冠帯

2008年10月29日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(5)冠帯
 「冠帯」は旺相運です。
冠をつける(偉くなる)。社会的にも地位があがる。命式さえ良ければ積極的な人生が渡れ、最低まで落ちない。
精神的にも強くて品もある。また、慈悲心も深く智徳・宗教性もある。四柱命式が悪いと詐欺等の暗示もある。

①生日に「冠帯」がある場合
智あり徳あり、発展向上が約束されている。社会的な地位を望む人の場合は、少々の困難では弱音を吐かない強さを持つ。また、傍目には威張っている様に見られるので謙虚に進めることも大切。女性はヤリ手な人が多い。日干が冠帯同士の結婚は離婚率が上がる傾向がある。

②生月に「冠帯」がある場合
中年に発達しやすい運で兄弟思いの人が多い。女性で官星太過の場合は夫婦問題も発生しやすい。

③生年に「冠帯」がある場合
50歳以降に運気の安定と幸があるが、夫婦の不安定さは消えない。また、いつまでも若々しい人が多い。

④生時に「冠帯」がある場合
時上の天干星に財官印があれば、子供が発展しその孝養で、安定した晩年を過ごせる。

⑤「冠帯」が付いた変通星
冠帯は前向きで積極的な星だが、時として行き過ぎになる場合もある。
どの天干星についてもその星が強く積極的に作用する。
特に吉星に付く場合には、名誉を得ることが出来ます。

比肩冠帯…独特なオーラがあり、自分自らで開発する生き方をする。また、自分なりの信念が強く、時として独善的になることもある。
敗財・劫財冠帯…積極的な意欲を持つが、 命式によっては詐欺的要素が出る場合もある。倫理観や正しい志を持つことが大切。
食神冠帯…恰幅が良く器の大きい方が多い星です。一生災いも無く安泰。女性は優秀な子供に恵まれる。
傷官冠帯…積極性と直観力が強い。女性は夫をいじめる場合もある。
財星の冠帯は財運がある。しかし、財星を尅する星が一緒にある場合は、詐欺には注意が必要。
官星の冠帯は、人の上に立ってリーダーとなれる。
印星の冠帯は、学問芸能の才があり、非常に説得力と演技力のある星です。
印綬冠帯は才能のある女優の星、偏印冠帯は技術者・宗教・占術などで発展する。しかし、 命式や本人の心がけが悪いと詐欺的暗示が出る。
新栄堂
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十二運(地支星)について…沐浴

2008年10月28日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(4)沐浴
 「沐浴」は旺相運ですが、基本的には「荒れる運」です。
人生の大きな波の意味で、裸になってもう一度人生をやり直す星で、「物事が定まらない、色情・酒色、肉親の生死別、曖昧」等の意味があります。
古典では「沐浴」のことを「敗・敗神・敗地」等と呼び、波乱運として嫌われる十二運。
それは、元来旺相運でありながら、物事が敗れるという凶意があるからです。
ハイティーンの様な星で、社会に出て荒波を受けて苦労するような意味がある。
四柱命式に沐浴が二つ並ぶ場合は、特に安定性を欠きやすいので注意が必要です。
十二運中、帝旺と共に一番荒れやすい星。故に凶意の強い天干星の下に付くことを嫌う。

①生日に「沐浴」がある場合
 迷い・変動・曖昧の星で、生まれた処から離れ、夫婦縁にも注意が必要だし、社会的な苦労も多い。
男性は仕事でも苦労するし、色難もある。女性の場合は性格も強く、異性問題も起しやすい。
特に甲子と辛亥の沐浴は男女とも離婚・再婚が多くなる傾向がある。
そして、親子関係にも波乱の暗示がある。
どんなに良い生まれで教養があっても、沐浴があると孤立しやすくなる。 

②生月に「沐浴」がある場合
 中年期に身に変化が起こりやすく、離婚だけでなく死別の場合もある。
大運・流年に 比肩星、傷官、偏官に巡ると、仕事の変化、夫婦のトラブル、親子の意見対立などの苦労がある。
母との関係が不安定で、何らかの理由から母子関係に問題をはらむ場合もあります。

③生年に「沐浴」がある場合
 男女共に最初の縁が変わりやすい。また、両親との対立も起こりやすい。この場合、五十代・六十代の大運を調べる必要があります。四柱によっては病弱の恐れあり。天干星が凶星の場合、余計に荒れてしまいます。

④生時に「沐浴」がある場合
 老後、苦労したり孤独になりやすく、また健康を害しやすくなります。
男子より女子の方が頼りになるという暗示があります。
老後の家庭運が荒れやすくなるので、若い頃から家庭を大切にする様に心掛ける。
 
⑤「沐浴」が付いた変通星
 沐浴が付くと、天干星の悪い面が出やすくなります。
前向きなので、良い面も多少は出るが、途中からその星が脱線して暴走する恐れがある。
五行安定の場合は、凶象は少なくなります。
比肩星の沐浴は我儘で金銭のトラブルと肉親関係の波乱がある。
特に劫財・敗財の沐浴は金銭欲に振り回されないように注意が必要です。
傷官沐浴は神経質になり過ぎる。
食神沐浴は男性は色情に注意、女性も思わぬ色難に巻き込まれやすい。
官星沐浴は、人生の変転が激しく、地位・名誉・職業の変遷が多くなります。
正官でも沐浴が付くと偏官のような荒れた社会運になります。
印星沐浴は、思考が定まらずに物事の方向が決まり難い。
また、母親との関係にも注意が必要です。
偏印沐浴の場合には、ネガティブ思考となり精神的に不安定となります。新栄堂
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十二運(地支星)について…長生

2008年10月27日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(3)長生
 「長生」は吉運・旺相運です。
12運中で最も安定・平和で中庸を得る守りの星。争い事が嫌いで積極性には欠け、女性にあれば最高。
四柱が良ければ性格は素直で温順にして生まれながらの長者の風格で親の恩恵に浴し、男女共に夫婦円満な発展向上の吉運。常識的・人間的で離婚率も低く兄弟仲も良い。また、長生があれば学童として文章を良くする。

①生日に「長生」がある場合
 性格は素直で長者の風格があるが、動き回って落ち着きに欠けるところもある(印星が無い場合)。
四柱が悪くても、日干にあれば最悪までは落ちない。
一旦運が落ちてもリターンマッチが可能。
弱い12支星に囲まれると、長生は動けなくなる→冠帯があれば良く働く。


②生月に「長生」がある場合
 若い時期、多少苦労があっても、中年以降は幸福に過ごせる。
兄弟姉妹の関係も良く、結びつきも強い。

③生年に「長生」がある場合。
 50歳以降は生活も安定し、祖父および祖母の人柄も良く、良家の出身の場合もある。
晩年には社会的にも名が出る強運の持ち主。

④生時に「長生」がある場合
 老後安泰で子供も発展し、孝養を受けられます。
本人も比較的長生きし、優雅な生活で人望にも恵まれる。

⑤「長生」が付いた変通星
長生はどの天干星についても、その天干星の長所を伸ばして、凶意を緩和する作用をしてくれます。
食神 長生は生涯、衣食住に恵まれる。また、安定平和で女性の場合には子供が発展します。
傷官 長生は、頭脳明晰で賢いがやや神経質。芸能・芸術や特殊技能が伸びる。
偏財 長生はお金が入る。男性は妻に優しく内助の功も受けられる。
官星・印星に付く長生も大変良い。
新栄堂
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十二運(地支星)について…養

2008年10月26日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(2)養
 「養」は中庸運です。
基本的な意味として「養子・人の面倒を見る、色情」等があります。

①生日に「養」がある場合
 温和で人から愛され、人間関係も円満。また、幼少時には実母以外の人に養われる傾向もある。
四柱が強いと、義侠心に富み自分の城を築いたり親分的な一面も出て来る。
父母と同居する意味があるが、男性の場合は嫁を貰うと嫁の実家近くに持って行かれる場合もある。
女性の場合は、良い子を産んで平和に暮らしやすい。

②生月に「養」がある場合
 男の場合は、嫁さんを貰ったつもりでも、自分が養子に行った様な形になりやすい。
男の場合は、食神に付く様は色情問題を起す場合もある。
中年期に頃子供の事で心配事が生じる場合もある。

③生年に「養)がある場合
 養子の背景がある。

④生時に「養」がある場合
 自分の子供が養子に行ったり養子を貰ったりする(良い養子に恵まれる)。
歳をとってから、子供が面倒を看てくれる。

⑤「養」が付いた変通星
比肩に付く養…兄弟を養う。養子に行きやすい。
食神に付く養…養子を貰うには一番良い。
財星に付く養…養子には良い。男性の場合は偏財に付く養は色情面には注意。
養子を貰うには…大運・流年に「胎・養」が出る時期で、且つ天干星が悪くない時期を選びます。
養は、どの天干星に付いても問題が少ない。
扶養の義務がある多財星の命式に、更に養が付くとその象意が強くなります。
新栄堂
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十二運(地支星)について…「胎」

2008年10月25日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(1)胎
 「胎」は中庸運です。
お母さんのお腹に赤ちゃんとして宿っている様な状態で、物が形づけられるが力がない状態で、外に出て活動できないので、運気的な発展はゆっりと遅い。若くして世に出ることは少なく、中年以降に世に出る場合が多い。
養と同じ様に養子縁組の意味もある。「夜明け・未熟・変動・養子」等の意味があり、若い頃は力が弱く、積極性には乏しい。また、環境にも支配されやすく、一貫性にも欠けやすい。
帝旺と並ぶと荒れる場合がある。

①生日に「胎」がある場合
 小さい頃はあまり丈夫では無く中年以降に元気になる人も多い。
甘えん坊で親の脛をかじる傾向がある。印綬正財等の弱い星があると迫力がなくなる。
また、養子運があり、幼い頃に養子の話があったり、男性は婿養子、女性は婿養子を迎える傾向もある。
婿養子でなくても、妻方の実家との縁が深くなる場合も多い。
他柱に「胎・養」が重ねて出るとその傾向が強くなる。

②生月に「胎」がある場合
 中年期に仕事の大きな変動があり、その後安定する。
女性の場合は、若いうちに苦労するが、中年以降は夫婦も円満で安定しやすい。
養子縁組や肉親の面倒を看る傾向もある(特に多財星の場合)。

③生年に「胎」がある場合
 50歳より親戚の面倒を看る場合もある。脛をかじられる。

④生時に「胎」がある場合
 子供から脛をかじられる場合がある。

⑤「胎」が付いた変通星
比肩に付く胎…本人が養子に行きやすい。比肩・劫財(敗財)に付く胎は比肩の悪さが出難い。
食神に付く胎…養子をもらうには一番良い。基本的には食神は旺相を喜ぶ。
財星に付く胎…少しずつヘソクリを貯めている人が多い。男の場合は命式如何では髪結いの亭主?
官星に付く胎…社会的に活躍するには少し弱い。官星は旺相を喜ぶ。
印星に付く胎…少し甘えが出やすいので、他に比肩星や官星が出ると良い。

新栄堂 

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十二運の趨勢概観

2008年10月24日 |  四柱推命(十二運…地支星)
十二運の旺相・休囚死
 
十二運の長生から帝旺までは、分りやすく言えば陽的(プラス)な運気で外向性の要素が強いエネルギーです。
故に、命式にこれらの十二運が多い人は、前向きで、社会的にも活躍しょうとする気質を持っています。
また、衰から絶までは、陰的(マイナス)な運気で内向性の要素が強いエネルギーです。
ですから、命式中にこれらの十二運が多い人は、内面的で繊細な感受性を持ち、学問・芸術・宗教などに向く傾向があります。
陰的なエネルギーは内向き、陽的なエネルギーは外向きなエネルギーで、マイナスのエネルギーは「凶」という意味ではありません。エネルギーの方向性や質が異なるということです。
前者は、太陽に向かって咲くひまわりの花。後者は谷間に咲く百合の花の様な印象があります。
休囚した星が多いからと言ってがっかりしないで下さい…生まれ持った特性が違うだけです。

例えばおもてに現れた天干星に財星・官星などの現実的(外的)な星が多く有り、その十二運にも長生以上の旺相した十二運付く場合には、外的な現実世界、実業界などで活躍する人が多いものです。
しかし、その反面では、内面性に乏しいという一面もでてきます。
そして、おもての天干星に印星や傷官などの内的精神的な星が多く有り、その十二運にも衰以下の休囚した十二運が多く付く場合には、豊かな内面的感受性を持ち、学問や芸術などで特殊な才能で秀でる場合が多いものです。
特に、日支・月支に死・墓・絶がある人は内的な宗教的な悟りの世界を尋ね求める特性を有しています。
しかし、このような命式で個性の星である 比肩星や官星が弱い場合は、どうしても優柔不断で行動力に欠けるため、その才能を社会で現し切れずに終える場合もあります。…積極的に一歩前に出ましょう。
四柱推命の命式を看る時には…
①年月時の表に出た天干星の意味と並び。
②その下に付く十二運の強さ。
③五行のバランス。
の三つを精査することによって、千変万化に織りなす人物の個性と運気を読み解くことが出来るといえます。
そしてそれを知ることが出来れば、個性に合った生き方、長所(吉面)を引出し、短所(凶面)を克服する方法が分かるのです(知名と立命)。
新栄堂
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十二運の強弱

2008年10月23日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(2)十二運の強さ
「十二運」はその強弱にによって、大きく4つのグループに大別することが出来ます。
① 旺相運…長生・冠帯・建禄・帝旺
② 荒れる運…沐浴(旺相運の一つだが、荒れるので)
③ 中庸運…胎・養
④ 衰運(弱運)…衰・病
⑤ 休囚運…死・墓・絶

 例えば、「傷官が休囚している」と言えば、「傷官死」「傷官墓」「傷官絶」の三つを総称しています。
また、「印綬が旺相している」と言った場合には、「印綬長生」「印綬冠帯」「印綬建禄」「印綬帝旺」などを総称して言っているのです。

 次に各十二運の基本的な意味をキーワード別に列挙しておきます。
そして、その後十二運を個別に説明したいと思います。

●十二運(地支星)の基本的な意味
①「胎」…甘え、すねをかじる・かじられる、養子運、依存性。
②「養」…人の面倒を見る、自分の城を作る、養子運、色情(男性)。
③「長生」…吉運、聡明、継承、長寿、温和発展、長者の風、素直で真っ直ぐ。
④「沐浴」…荒れる、不安定、好色、肉親の生死別、学芸。
⑤「冠帯」…智あり徳あり、地位名誉、人気、宗教性・倫理観、我が強い、上昇開運、石の冠を被る。
⑥「建禄」…強運、成財、独立、頭領運、才量あり、成熟、進取的、実行力。
⑦「帝旺」…最強、勝気、浪費、頭領運、強過ぎて凶、養子、極端、暴走、頂上、地位。
⑧「衰」…衰運、老人、消極的、控えめ、老成、猜疑心が強い、内向的、淡白、学者・技術者。
⑨「病」…衰運、神経質、潔癖、病気、敏感、芸能、医者、看護士、ボランティア、医薬。
⑩「死」…休囚運、淡白、一徹、せっかち、死喪。
⑪「墓」…休囚運、理財、蓄積、陰気な一面、墓守、宗教性、歴史、過去、葬祭。
⑫「絶」…休囚運、極盛転落、軽率、お人よし、短気、突然、消え去る、断絶、変動、突発的な出来事。
続く…新栄堂
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エネルギーの星・十二運(地支星)を読む

2008年10月22日 |  四柱推命(十二運…地支星)
●十二運の概要
四柱推命には星のエネルギーの強弱や、その質を表す星があります。
これが「十二運」(別名地支星)です。
この十二運は単独でも意味を持つのですが、天干星との組み合わせによって、吉凶や強弱を異にします。
この星は干と支との関係の盛衰などを表す星で、11個の天干星の下に付いて、その天干星に個性の輝きを与えます。
命式を読み解く場合には、天干星に十二運を加味することにより、より深い見方が出来ると同時に、 命式に様々な色合いが生じてきます。
それでは、十二運の運勢の強弱・盛衰を人の成長過程にたとえて説明します。

(1)人間の人生になぞらえた十二運

①「胎」
生命が母の胎内に宿った様な状態。
すべてはこれから始まるという運気。
変通星の吉凶がそのまま出る傾向がある。

②「養」
オギヤーと生まれて、両親に養われる時期です。
ヨチヨチ歩きが始まりますが、時には転びもします。
親の庇護の中で育ち、ここまでが幼年期に相当します。

③「長生」
すくすくと成長し、背丈も伸びてくる時期、学校では友達も出来ます。
純粋で真っ直ぐに伸びることを意味し、少しずつ思春期にさしかかります。

④「沐浴」
思春期の多感な時期で、子供から大人になる変化の時です。
成長に伴なって反抗的にもなるでしょうし、現実と理想のギャップの中で不安定になる場合もあります。
そして、社会に出て苦労しながら荒波を通過する時期でもあります。
個性が出来上がる過渡期でもあり、年齢的にも異性に興味を持ちやすい発情の時期でもあります。

⑤「冠帯」
若いエネルギーに満ち溢れ、目標に向かって突き進む時期です。
青年期の中で一番はつらつとした時期で、そこには後退という文字はありません。
そして、苦労の末に評価を受けて、地位名誉を得て冠をかぶる時期ともいえます。

⑥「建禄」
人間的にも成長し、運と実力の双方が備わった状態です。
社会人としても独立し、成熟して財産を成します。
壮年期に相当。冠帯で地位名誉を得た後に財産を形成し、財運が一番強い時期といえます。

⑦「帝旺」
トップに昇りつめ頂点に達します。しかし、旺盛の極致は同時に孤独を表します。
内面には忍び寄る衰えを恐れる気持ちも生じ、地位を守ることに執着して猜疑心が増す等、何らかの陰りも生じやすい。建禄同様女性には強すぎる運気でもある。

⑧「衰」
ピークに達した運気に陰り見せはじめた状態で、活動力も落ちて行きます。
トップの者が次世代に道を譲り、相談役に退いた様なもです。
その為、考え方はやや悲観的になり、取り越し苦労の傾向も出てきます。
しかし、女性が専業主婦をするには良い運気です。

⑨「病」
衰えと共に、体力も低下して病を得やすい年齢になります。
静かな環境での穏やかな生活を好み、あれこれ考えるわりに行動が伴わない傾向も出てきます。
時には病院や介護・福祉施設のお世話になることもあるでしょう。

⑩「死」
活力が減少して衰弱し病が進行した状態を死ともいいます。
地上の人生を整理して、来世への準備の時期とも言えるでしょう。
外的な物質世界から内的な魂の故郷へ帰還する時期とも言えます。

⑪「墓」
死んでお墓に入る状態を意味します。
来世に生まれ変わるために、墓の中で準備する期間とも言えます。
墓(土)は入れ物で、様々な宝も埋まっています。それを上手く掘り出せば財運もアップします。

⑫「絶」
死んで絶えた後に、魂(種)だけが残って、次への転生先を見つけている時期でもあります。
運よく、転生先が見つかれば新しい門出となるでしょう。
そして、再び「胎」に戻ることになります。

以上の説明は十二運を人の一生に譬えたものです。
故に、命式に死が出たからといって、実際の死を表すものではありません。
強い十二運も悪い天干星に付けば悪さが倍増することにもなりますし、弱い十二運でも付く天干星によっては却って良い場合もあります。…傷官等の十二運は死墓絶の方が傷官の悪さが出難いものです。
新栄堂
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変通星の意味「偏印」

2008年10月21日 |  四柱推命(変通星の意味)
偏印(女性の星・凶の星)精神性の星
 偏印は女性の星であり、凶の星です(食神という福禄の星を壊してしまう)。
 この星の意味は、印綬の意味に福禄を壊すという凶の意味が加わったものです。つまり、印綬の意味に病気という意味合いがプラスされたと考えて下さい。
 印綬によって表される知識とは、小学・中学・高校・大学等で学ぶ、いわゆる学問ですが、偏印によって表される知は人生の目的や価値、神や霊の世界などに関係するより精神的なものです。
ですから、偏印の意味の中には、出家・僧侶・心霊・神霊なども含まれます。
別の言い方をすれば、印綬の象意には物質的、現実的な性格が強く、偏印の象意には精神的、宗教的な性格が強いとも言えます。
 偏印は頭脳の星であり、学問の星で、内的精神世界に関心を持ち、思想面にも強い関心を示します。
そして形而上学的な世界の探求にも関心を示す星です。
故に、偏印星の持ち主には宗教的な人が多いといえます。
またもう一方では偏印には数理性という意味があり、数学に拘る人が多く、理系(数字)やコンピュターの分野に向いている人も多い様です。
 偏印には以上のような吉の面もありますが、これに対して凶の意味としては、まず福禄という食神をを壊すという意味もあります。
変通星の中で、福禄の意味を持つのは食神です。そして、この食神という福禄を壊す作用があるのです。
 食神が意味する福禄には…
1.個人の精神的、肉体的な健康。
2.家庭や、金銭的な財産や社会的な地位。
3.女命の場合は子供を意味します。
故に、食神が壊れるとは…
1.個人の心が壊れること、すなわち、鬱病になったり、精神的なスランプに陥ることを意味します。
そして、体を壊すとは、病気、特に慢性の病気になることを意味します。
例えば、冷え症とかリューマチとか神経痛のように、長い時間かかって体が蝕まれていくような病気にかかりやすくなります。
2.また、家庭が壊れるとは結婚しても家庭生活が上手くいかず、ままならぬ状態にありながらも離婚には至らず、苦悩を背負ったままの生活が続いていくことを意味します。
そして、金銭的な財産が壊されると、財産があってもそれにまつわる様々なトラブルに巻き込まれやすくなったり、社会性が壊されると、仕事や会社の経営が上手くいかず倒産したりする。
3.また、食神には子供という意味もありますので、この場合には食神を壊すと子供が授かり難い。
たとえ授かっても子供に問題が生じたり、子供の事で苦労する場合もあります。
また、印綬はコツコツと忍耐強い星ですが、偏印にはやや飽きやすい傾向があり、天邪鬼的な捉え方をする人も多い様です。
 新栄堂

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変通星の意味「印綬」

2008年10月20日 |  四柱推命(変通星の意味)
印綬(女性の星・吉の星)頭脳の星
この星はとても良い星ですが、女性的な星ですので、男性よりも女性の方が吉面が多くなります。
男性では、吉面70%、凶面30%。
女性では、吉面90%、凶面10%。
印綬は、学問や頭脳の星で、コツコツと忍耐強く継続して研究するような分野に向いています。
また、文芸・文学や内面的な世界や思想探求の世界、そして古典や芸術の世界にも秀で、学者やノーベル賞受賞者にも多い星です。
古典芸術という意味では、習字や琴、日本舞踊や茶道・華道、また古典文学等にも縁があり、その道でも活躍されている方が多くいらっしゃいます。

印綬の持つ象意には…
思考・古典・礼節・目上の援助引きたて・学問・頭脳・母親・身内等があります。
この星を持つ人は、古典や学問に興味を持ち、物事の本質を知りたいという気持ちが強くなり、内的な世界や思想性に興味を持ちます。ですから、プライベートでもビジネスでも、何の為にする(生きる)のかという本質的な思想性や価値観が定まると力が発揮し易い傾向があります。
また、印綬は比肩(我)を生じる星ですので、この星を持つ人は、目上の引立てや身内からの援助等を受けられる運を持っています。
特に印綬の下に付く十二運が長生・冠帯・建禄・帝旺と、旺相している場合には、必ず確りとした援助者が居るもので、歴史に名を残した学者や芸術家にはその様なパトロンが多かった様です。
天干に出る印綬は確りした印綬が一つあるのが望ましく、天干に印綬が並び過ぎたり、五行に印綬が太過し過ぎると、考え過ぎたり取り越し苦労をし過ぎる傾向が出てきます。
星の並びでは官星と並ぶのが良く、男性の場合には社会で才能を発揮できる並びともいえます。
新栄堂
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変通星の意味「偏官」

2008年10月19日 |  四柱推命(変通星の意味)
偏官(男性の星・凶の星)正義感・義理人情の職人気質の星
 偏官は男性の星であり凶の星です。
男性では吉面が40%、凶面が60%ぐらいで、女性では吉面15%、凶面85%ぐらいの割合になる場合もあります。…勿論、命式の構成にもよりますが、偏官を抑える食神や印綬等が並ぶと、凶面が抑えられます。
私は、偏官のことを野生の暴れ馬の様に例えています(正官は調教したサラブレット)。野生馬ですから、馬力はあります。そしてこの野生馬をおとなしくするのにはニンジン(食神)が必要という訳です。
天干星の中では、偏官は傷官と同じくとても複雑な働きをします。
吉面では、正官と同じく、社会性・職業性・地位・名誉・出世を表し指導性にも恵まれます。
ただし、偏官の場合は、正官に比べると変動性が強く、一定しないという意味が加わってきます。
仕事としては、ホワイトカラーよりも、ブルーカラー的な分野に興味を示しますので、そこから職人気質という世界も生まれてきます。
偏官の偏にはかたよるとか動くという動的な面があり、これが感情に表れると、感情の変化が激しくなり、この星の持ち主は激情したり、激怒しやすいタイプとなります。
そして、その感情は正義感から生ずるものが多い様です。
正官の場合は、保身が強いので自分の城を守ろうとしますが、偏官の場合は自分のことよりも社会全体の義を優先し、不義があったり、筋が通らぬものを見つけると果敢に立ち上がります。
故に、偏官星の持ち主は正義感の強い親分肌で、弱気を助け強気を挫くところがあり、義を貫くために損得勘定を捨てるところもあります。明治維新の頃の「日本を守る」と脱藩までした人達に似ています。
また、偏官には好奇心という意味もあり、この好奇心が探究心となって、活動の原動力になっている人も多いものです。当会の会長も、命式に確りした偏官があり、好奇心と探究心とで、推命の道を探究されたのかも知れません。
また、偏官を持つ人は、いったん確信を得ると、その道を突き進む人が多く、常に目的や目標に向かって邁進しょうとする傾向が強い様です。…有事に頼れる星だと思います。
しかし、女性が偏官を持つと凶の意味が少々強くなります。
1.偏官は社会性(職業性)の強い星なので、家庭よりも社会で活躍したくなり、家庭から遠ざかる場合もあります。
2.夫を凌ぐ社会性から、夫の代わりに仕事をしたり、離婚して仕事をせざるを得なくなる状況を自ら招く場合もあります…特に月上が偏官の女性。
また、男性の場合にも、強い正義感から「長いものに巻かれる」のが嫌で、職場の上司に反発し仕事を転々とする場合もあります。
正官との比較では、霞が関(官僚)の正官、永田町(政治家)の偏官に例えることも出来るかも知れません。
冒険家で、日本女性初の北極点到達を成した和泉○子さん、彼女も命式の年・月に偏官が双並びしていました。
新栄堂

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変通星の意味「正官」

2008年10月18日 |  四柱推命(変通星の意味)
正官(男性の星・吉の星)気品のあるサラブレット。
正官は男性の星であり吉の星です。
男性が持つと80%以上吉になる。
女性が持つと、55%ぐらいは吉の意味があり、凶の意味は45%ぐらいです。
しかし、正官が強すぎると、家庭よりも仕事に活きやすくなる。
この星は男性には必要な星で、地位・名誉・出世・社会性・職業性・指導性に恵まれるという吉の意味を持っています。
調教されたサラブレットの意味があり、品性と気品を兼ね揃え、ホワイトカラー的な生き方をします。
また、この星を持つ人は社会的に高い家柄の人が多い様傾向がありますし、その分プライドが高い人が多い様です。
それでは、女性が正官を持つとどの様な傾向になるでしょうか…?
妻が夫よりも社会的に高い地位を持つことにより、家庭を守る主婦の責任を十分に果たし切れず、その結果として離婚に至る場合もありました。
男性の場合も、五行に財星が不足する場合には、社会や仕事に向かい過ぎて、その分家庭が疎かになり、妻や子供に対する時間を取れなくなる場合も生じます。
また、この星は保守的でプライドが高いので、そのプライドが傷つけられると葛藤が生じると共に孤独な気持ちを味わう様になります。そして、高い保守性から一度手にした地位や立場を守りたいという気持ちが強くなります。その為に既存の体制に固執しやすく変革や改革が必要な時にもそれが出来ない傾向がでてきます。
本来は吉面の強い正官ですが、保身を優先してしまう面も時々見受けられます。…トカゲの尻尾切はその例の一つです。
男性の場合は印星と共にあると良いと言われ、女性の場合は財星と共にあると良いかも知れません。
新栄堂
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変通星の意味「偏財」

2008年10月12日 |  四柱推命(変通星の意味)
偏財(女性の星・吉の星)流動の財・営業
この星を男性が持つと吉面が70%、凶面は30%ぐらいになります。
また、女性が持つと85%ぐらいは吉の意味になります。
偏財の象意には、流動の財・営業・商売・優しさ・ロマンチスト・女・妾・父親という意味があります。
流動の財という意味から、営業や商売等、人と交わりながらお金を動かすことに喜びを感じ、商才運の強さを表しています。
故に偏財を持つ人は事業や商売に興味を持ちやすい傾向があり、特に食傷という財を生みだす星と並ぶと、金運が良くなる傾向があります。
また、男性の場合、偏財には妾という意味があることから、女心を掴むのが上手ですし愛情も積極的ですので、ある程度の地位や財を得ると妾を持ったりします。
優しさから女性の誘惑を断りきれずに、色情問題に溺れて人生を棒に振ることがないように注意する事が大切です。特に財星が太過する場合は、女と金の問題には注意の暗示があり、人生を楽しく生きたいと思う人が多い様です。
また、偏財も正財も優しい星ですので、この星を持った人はトップよりも二の立場の方が合います。
一方、女性が偏財の星を持つと、一般の主婦でも入ってきたお金を株や投資等運用したり、友人にお金を気前よく貸したりすることが出来る様です。
同じ財星でも、正財に比べると家庭的な面は弱いですが、見方を変えれば融通の利く経済感覚のある女性とも言えます。
偏財という星は愛情が豊かですので夫に仕えたり、子供に尽くす面も大いにあります。しかし、偏とは動くという意味もあることから、家の中でじっとして家庭に留まることはできず、外に出かけたりして、楽しむ傾向も出てきます。命式如何によっては注意も必要で、家庭を守る主婦としては正財の方が活きやすい傾向があります。
しかし、嫁姑の関係では偏財の方が上手くやっていけるという一面も持ち合わせています。
新栄堂
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