新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運(胎)

2017年01月31日 | 今日の出来事
「十二運」とは、日干から見た十二支の強弱を表したもので、地支から導かれるので「地支星」とも言われています。
先日、日支に胎を持つ人に会う機会が続きました。
日支が胎になる干支は…
・丙子
・丁亥
・戊子
・己亥
・壬午
・癸巳 の6つがあります。

生日に「胎」を持つ人は以下の様な特徴があると言われています。

・子供の頃は甘えん坊で、親の手が掛かり、独立するまでに時間がかかる。
・幼児期は病気がちだが、成長と共に健康になる。
・自分に自信が付いて来ると、個性的な性格となり独自路線を行きやすい。
・男性は婿養子、女性は婿をもらいやすい(特に他柱に胎・養が重なると)。
・胎児の様なもので、親の脛をかじる様な傾向もあるらしい。

日支に胎を持つ人に聞きましたら、その様な要素が大いにある(あった)と言っていました。
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比肩 絶の行運。

2017年01月29日 | 今日の出来事
鑑定をしていると「その時」のエネルギーを感じます。
同じ様な時間帯には、同じような課題を持った方が訪ねてきます。
先日は、大運に比肩 絶が出ている方が連続しました。
比肩は分離を表す変通星ですが、その比肩の十二運に何が付くかで比肩の意味合いも多少は変わってきます。
たとえば、比肩に帝旺が付く場合と絶が出る場合では少々意味合いが異なります。
また、命式本体の月上の変通星との関係によっても吉凶の割合は多少変わってきます。
当方の流派では、月上の変通星を中心星としますので、月上が偏財等の場合は、比肩の行運(大運・流年)は少々厳しい時期ともいえます。
また、同じ比肩の行運でも、日柱と反言(同じ干支が出る)する行運はさらに厳しい冬の様な運気となります。
比肩 帝旺の場合は、自分の思いが強くなり過ぎて分離をおこす場合が出てきますが、比肩 絶の場合は、十二運のエネルギーが弱いので、自分の存在価値が無くなる様な気持ちになったり、その様な環境を与えられる場合もあります。
もともと影の薄いお父さんが急に蒸発した等、この様な行運の時は、自分自身の存在を否定される様な気持ちを味わう場合も多くあります。
変通星が比肩・劫財(敗財)の場合は、胎・養・長生等の十二運が無難かも知れません。

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稀勢の里 悲願の優勝、おめでとう!

2017年01月21日 | 今日の出来事

上図は大関「稀勢の里」の命式です。

稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)、本名:萩原 寛(はぎわら ゆたか)
1986年7月3日生れ、生時不明。
茨城県牛久市出身(出生地は兵庫県芦屋市)
田子ノ浦部屋
愛称はハギ
身長:188cm 体重:171kg 
趣味:スポーツ観戦。
好物:のっぺい汁、焼き鳥、フグ刺し、紀州南高梅。

大相撲初場所、13勝目を挙げた大関稀勢の里の初優勝が決まった。2017.1.21。
日本出身力士の優勝は昨年秋場所の大関豪栄道以来。

初場所から89場所目での初優勝は史上4番目のの遅さ。
新入幕から所要73場所での初制覇は史上2番目の遅さ。
新大関から所要31場所での初優勝は昭和以降では最も遅い。
ということらしい…。本人にとっても、日本のフアンにとっても、待ちに待った優勝だと思う…
とにかくおめでとう!
千秋楽の白鵬との一戦も勝って、是非 横綱へと繋げて欲しい。
そして、素敵な嫁さんももらって欲しいと思う…。

(彼の命式)生時不明ですが。
日干:戊の偏官を中心とした偏印との並び(官印両全)。
官印の並びは社会で才能を発揮している人が多い様です。
考えながら行動する方だと思いますが、少々ユニークな考えを持つ人も多い様です(偏印)。
年上の変通星が旺相する印綬であったなら、もう少し早く優勝出来ていたかも知れません。
生時不明では五行の財星に星(●)がありません。
遊びよりも稽古に没頭していたのかも知れません。
目上の方の紹介で、部屋の女将さんになれるような、素敵な女性に出逢えれば良いのですが…。

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印綬

2017年01月19日 | 今日の出来事
私の知り合いに、天干に印綬と正官とが並ぶ命式の女性がおられます。
「官印両全」と言いまして、社会で才能を発揮する命式で、社会の様々な分野で活躍されている方が多い命式です。
その方は、官星が印星を生ずることから比較的「印綬」が強く働きやすい命式となっています。
五行では正官に星(●)が3つ、印綬に4個ぐらいの感じでしょうか…。
印綬が強く働きやすい命式でした。

印綬は学問の星であり、頭脳の星でもあります。
内面的な世界や生き方を求める思想観念の星でもあり、文芸文学や古典的な芸術性を持たれた方も多い様です。
そして、コツコツと努力を継続する星(変通星)でもあります。
その学習方法は、とにかく努力家で、細かくメモを取り、教科書は端から端まで、全部読みます。
また、目上の引立てがあり、コツコツと努力を続け、その努力が積み重なって大輪の花を咲かせる命式でもあります。特に印綬の十二運が旺相していると、その傾向が強くなります。

コツコツの印綬に対して、対照的な星が「傷官」です。
印綬は筋道立てて理性で考えますが、傷官は感覚と閃きでポイントを掴みます。
感覚が鋭いので、ポーンとワープするのでしょうね…。
当方の生徒さんにも、印星が太過する方と、食傷が太過する方がおられます。
印星太過の方は筋道を立てて論理的に話しますが、食傷太過の方は、ポーンとツボを突きます。
閃くのでしょうね…。
互いの話を聞いていると、その違いがとても面白いですし、参考になります。

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十二運「墓」

2017年01月17日 | 今日の出来事

上図の二つの命式は、共に月支の十二運に「墓」が付いています。
十二運の「墓」は休囚運の一つで、基本的な意味には「過去・墓守・宗教性・先祖・理財・金庫」等の意味があります。過去や墓等は古いものを表しますので、十二運に墓を持つ方は、神社仏閣や歴史等に興味を持ったり古典的なものにも意識を持つ方も多く、ややマニアック的な傾向もあるようです。
特に天干星に印星が出ているとその傾向が強くなり、占い等に関心を持つ方も多い様です。

(各柱に付く「墓」)
生年に墓を持つ方…宗教的な感覚を持ち、先祖の墓を守る人も多い。
生月に墓を持つ方…中年期に宗教や占いに興味を持ったり、母親がその様な傾向があった場合もある
生日に墓を持つ方…先祖の墓を守ったり宗教性の強い人が多いが、やや孤独で陰気な一面もある。
生時に墓を持つ方…跡継ぎ運はあまり強くはない場合が多い。

そして、変通星では、傷官や偏印の十二運に「墓」が付くと、宗教性や占術等に興味を持つ人も多い。

四柱の生徒さんの中にも十二運に「墓」を持つ方が多かったですね…。
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気の流れ

2017年01月13日 | 四柱・その他

上図は或る架空の女性の命式です。
彼女の命式は…
日干:癸で、月上の中心星に偏官を持つ印綬と劫財との並びの命式です。
また、五行を見ますと、食傷(木)と財星(火)に星(●)が乏しいのも特徴です。
気の流れは月上の偏官から年上の印綬、そして時上の劫財へと流れています(官→印→比)。
女命で月上に偏官を持つ場合、時として男の代わりに仕事をする様な立場に立つ人が多く、家庭よりも仕事に邁進される方が多い様です。
この様な命式の方は、結婚・出産に適した年齢に良い大運(財星とか食神)が来ておれば良いのですが、そうでない場合は注意も必要です。
また、結婚相手には、優しい家庭的な男性が良いかも知れませんね…。

星(●)が固まるということは、その星が意味するものの優先順序が高く(執着する)、星が無いという事は、その星が意味するものに無頓着(執着しない)ともいえます。
仕事も大切ですが、家庭も大切です。
また、勉強も大切ですが、遊びも必要です。
五行のバランスが良いのか悪いのか…。
自分の運を知って、過不足を理解し、「時に合った生き方」、命式をコントロールする人生がポイントかも知れません。
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日支から見た配偶者への傾向性。

2017年01月12日 | 男女の相性と結婚の時期
男女の相性を見る場合は、お互いの命式全体を見る必要があるのは勿論です。
しかし、配偶者に対する傾向性を、パッと部分的に見る方法もあります。
特に日柱は夫婦の柱で、その中でも日干は自分、日支は配偶者とも言われています。
今回は日支の十二運という観点から、配偶者に対する傾向性を出してみました。

日支の十二運と配偶者への傾向性。
(日支)…配偶者に対して、良い面&悪い面。
 胎 …何かと気を配り準備するが、愚痴や不満も多くなる場合がある。
 養 …面倒見が良く、何かと養い世話を焼くが、しつこくなる場合もある。
 長生…素直に優しく接するが、そそっかしくて未熟なところもある。
 沐浴…新鮮(性的)な魅力を求めやすいが、満足できないと移り気から情のトラブルを起す場合もある。
 冠帯…自分を実際よりも格好よく見せたがる傾向があるが、面子に拘り過ぎる場合もある。
 建禄…実際の身の丈で対応する傾向があるが、実利的でムードや夢は乏しい傾向がある。
 帝旺…自分のペースでリードする傾向があるが、時として自己中で我儘になる。
 衰… 過度な要求はしないが、時として淡白で無関心になる場合もある。
 病… 何かと気遣いをするが、時として繊細さからイライラする場合もある。
 死… 静かな安心感を与えるが、時として配偶者を相手にせず自分だけの世界で突き進む場合もある。
 墓… 面倒見は良いが、時としてケチで古い考えに囚われる場合もある。
 絶… 「あっ」と思う様な面白さで楽しませることもあるが、あっさりしてい無頓着な場合もある。

※以上は、あくまでも傾向性です。
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ドクターX~外科医・大門未知子

2017年01月08日 | 今日の出来事

上図は視聴率20%を持続するドクターX~大門未知子を演ずる女優の命式です。
私の末娘もこのドラマが大好きで、テレビ版を見ながらいつも見ています。
勿論、私も一緒に見ますが、主人公のセリフで「私、失敗しないので。」と、巧みなメスさばきで患者を救うシーンはとても痛快でおもしろいものでした。
少し突っ張った役柄。命式と役柄とが一致しているとも思いました。
大門未知子役の女優さんが結婚したのが2014年の甲午の流年の時。
日干:己の彼女から見ると、その年(甲午 正官 建禄)の年は、甲己 干合して夫(正官)を得る年でもありました。
ただし、生時不明ですが、彼女の命式には官星(木)に星(●)が多すぎます。
もう少し、印星(火)に星(●)が出ていれば良かったとも思います。
結婚後、直ぐに別居の噂も聞いていましたが、昨年末に決着とのこと。
生時不明で財官の並び、官星が多い彼女にとって印綬の年は悪い年ではないと思います。
或る意味良かったのかも知れませんね…。
彼女の益々の活躍を期待します。
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身旺・身弱

2017年01月03日 | 今日の出来事
日干が強くなる命式を「身旺」。
そして弱い命式を「身弱」といいます。
そして、身旺と身弱の中間になる命式を「中庸」の命式といいます。
身旺の人の基本的な傾向は、運気の発展性があり、一度運気が落ちても再起できる運を持っていると言われ、福運も厚い傾向があります。
そして、人の上位に立てる運気を持っていると言われています。
男性の場合には管理職になれる運を持つ人が多く、女性でも職業婦人で活躍されている方が多い様です。
また、夫婦の場合、妻が身旺の場合は家庭に収まり難く、夫が身弱であると、夫を尻に敷く傾向があります。
また、身旺の人は運気の波が激しく、良い時と悪い時の波が激しい傾向があります。
逆に、身弱の人は控えめでおとなしい人が多く、運気の波の強弱も少ない傾向があります。
そして、身旺の人はエネルギーの方向性が外向き、身弱の人はエネルギーの方向性が内向きの傾向があります。

身旺・身弱を判断する原則。
・五行で、自星である比肩と比肩星を生じる印星が多い(身旺の条件)。
・日干を中心として見た十二運が旺相。特に建禄・帝旺が多い(身旺の条件)。
・月令得ている。(例)木日干:春生れ。火日干:夏生まれ。金日干:秋生まれ。水日干:冬生まれ。土日干:夏&土用生れ。
・自星を中心として見た五行のバランス。

身旺の人は、自分自身を押し出せる傾向があり、身弱の人は自分自身を引っ込めてしまう傾向があります。
しかし、あまりにも身旺過ぎると、自己主張が強すぎて孤立する場合もあります。

・身旺の人→自分を主張しやすい。
・身弱の人が管理職になると→部下を使えず、自分で動いてしまう。
・身旺過ぎる夫は、妻に辛くあたったりする。
・身旺の女性は夫に不満を持ちやすい傾向がある。
・キャリヤウーマンや女性経営者は身旺の方が良い。
・無難なカップル→男性は適当に身旺で、女性はやや身弱が良い。
・中庸の人は何かと無難。

私の知り合いのE子さん。
ご主人さんはかなりの身旺で、お子さん達もそれなりの身旺の命式。
そして、彼女の命式はどちらかというと身弱。
彼女は、妻や母の立場でもあるが、いつもまわりに振り回されてしまうと言っていた…。

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