新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

どの星にも吉と凶の両面が含まれている

2008年08月29日 |  四柱推命(変通星の意味)
天干星には10(11)種類の星があります。
それは比肩星・食傷星・財星・官星・印星の5グループ10種類です。
当然吉の星と凶の星とあるのですが、一つひとつの星が吉の内容だけとか、凶の内容だけを持っているのではありません。バランスが重要になってくるのです。
例えば、意志が強い事は良い事ですが、強すぎると頑固になってしまいます。また、優しいのも良い事ですが、優し過ぎると優柔不断になってしまいます。…全てがバランスだと思います。
天が親とすれば子供にはできるだけ良いものだけを与えたいと考えるはずですので、全ての星は吉の内容だけを持つ筈です。
しかし、子供である人類は長い歴史の中で幸・不幸を繰り返すうちに、実に複雑な性質を持つようになってしまいました。
その結果、人間は天も与えたくなかったような凶の内容まで帯びるようになったのです。
それ故に、一つの星には吉の内容と凶の内容が含まれ、もし吉が凶より大きいと、その星は吉の星となり、
反対に、凶が吉より大きいと、その星は凶の星になる様になりました。
ただし、天干の星同士の組み合わせとか、地支星(十二運)や大運・流年との兼ね合いによって、吉の意味が強く出てきたり、凶の意味が強く出てきたりします。
ですから、吉の星だから吉の内容だけが出てくるとか、凶の星だから凶の内容だけが出てくるとはかぎりません。
詳しくは全体をより細かく見なければならないのです。
写真は軽井沢の博物館で!新栄堂
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ひとり言

2008年08月28日 | 四柱・その他
歴史は半島で生まれ西回りに!…西洋文明はバルカン半島(ギリシャ文明)→イタリア半島(ローマ文明)→イベリア半島(スペイン&ポルトガル)→イギリス→アメリカ→日本→韓国・中国へとまわっている。
アメリカを生んだのはイギリスで、イギリスは女王陛下(女性で母の様な立場)の国、故にアメリカという国を産んだ。
当時のイギリスは島国ながら、七つの海を支配していました。
前面には宣教師を立て、背後は軍隊で七つの海を支配していました。
沢山の国の植民地(子供たち)を産み、その中の長男の様な立場がアメリカでした。
アメリカは外的には長男の国?として弟の国たちの面倒を見ながら導かねばならない立場でした。
故に、父親の代わりの国?として多くの権限と豊かさを持っていたのです。
その豊かさや権限は、幼い弟たちの国を守り導く為にあったのです。
そしてかってのローマ帝国の様な立場の国がアメリカでした。
ですがあのローマ帝国も衰退したように、現在のアメリカも…
アメリカの豊かさは世界を守る為にあったのです。 
そして、明治維新の時にイギリスの内容を相続したのが日本です。
日本も島国で女性の様な性格の国です。
ユーラシア大陸の西のはずれのイギリスと、東のはずれの日本でしたが、立場は似ております。
日本も、かっては経済を中心に世界をリードしていました。
そして経済(子供を育てるミルクの様なもの)を用いて世界の国を産み育てる役目があったと思います。
あのアメリカを東洋の思想で導く役割もあったと思います。
そして日本から韓国・中国へと歴史は動いております。
今回の北京五輪が中国が世界のリーダー国への仲間入りの儀式の様なものです。
本来、地球上で一番大きな大陸がユーラシア大陸(アジア)であることを思うと、21世紀はアジアを中心に環太平洋を中心に、文明が発展すると思われます。
今から約2000年前にイエスキリストが生まれましたが、その約500年前に、中国では孔子が儒教を説き、インドでは釈迦が仏教を説いていました。イエスが生れた時に、このイエスの教えと孔子や仏陀の教えとが一つになっていたらどうでしょうか? 文明が西回りでなく東回りに進んだならば、アジアに大きな文明圏が完成していたかも知れません。そして、2000年のこの期間は無かったかもしれません。
では、何故歴史は西回りになったのか…? 歴史には一つの法則性があります。
個人の集合が家庭であり、家庭の集合が社会であり、社会の集合・拡大が国や世界であると思うときに、個人の捉え方や価値観がとても重要になってまいります。
そして、人の心には良心と邪心とがありますが、いかに良心(宇宙の原則)にそった生き方を選択するかが大切です。また、その原則を学ぶことがとても重要です。東洋哲学では宇宙の原則を「陰陽五行」であらわしています。
続く…
新栄堂
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男性の星と女性の星

2008年08月27日 |  四柱推命(変通星の意味)
四柱推命の天干星には10種類の星があり、その星は男性的な星と女性的な星に分けられます。
男性的な星には 比肩・劫財(敗財)・傷官・偏官・正官の五つがあります。
女性的な星には、食神・偏財・正財・偏印・印綬の五つがあります。
男性的な星の特徴は一家の主人として家を治め妻子を養ったりリードし、社会においては指導的な立場に立つようになることで、社会性や職業性の運気が強く、逆境を切り抜け新しい可能性を開拓するような人生を歩むことに適した星です。
一方、女性的な星の特徴は、社会に出て働くよりも家庭を守ることを優先し、子供をしっかりと育てることに意識を持つ星です。そして、何事も受身の立場に立ちやすい要素を持ち、優しく平和主義的な内容を備えています。
また、男性であっても、命式の天干に女性の星が三つ並んでいる様な場合には、その人の性格には女性的な要素が多くなり、顔形や考え方、生き方等にも女性的な面が見うけられ、その方は女性の気持ちも理解しやすくなります。
反対に、女性でありながら、男性の星が天干に三つ並んだ場合には、風貌もボーイッシュになり、性格や考え方、生き方も男性的になります。
このように、男性の星を持つか、女性の星を持つかによってその人の性格や生き方等に変化が出てきます。
新栄堂
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占いの観点からみると

2008年08月25日 | 今日の出来事
北京五輪も終ったが、その中で残念だったのが日本の野球でした。
金メダル以外はいらない!と星野ジャパンにかける国民の期待には大きいものがありました。
オリンピックが始まる前に皆で四柱推命の勉強会をしたことがありました。
その中で、日本の野球「星野ジャパン」の話があがりました。
今回の北京五輪で日本の野球は金メダルどうだろうか?という内容でした。
野球の場合には勿論選手全体の運勢もありますが、なんと言っても監督の運勢が影響してまいります。
星野仙一監督の四柱は?という話になりました。
昭和22年1月22日AM4:00生まれ
年柱:丙戌 正官 冠帯 印綬
月柱:辛丑 比肩  養 偏印
日柱:辛丑      養 偏印
時柱:庚寅 劫財  胎 正財
と、監督の命式は表は比肩星と官星で大変男らしい命式ですが、裏に印星が多く中々の智将の命式です。
大運:食神、流年:印綬と悪くは有りませんが、星野監督の流月を見ましたら、8月は庚申:劫財 帝旺 劫財でした。
ウ~ン!劫財 帝旺!一か八かの星ですが、野球はチームプレーと一体化が重要です。
喧嘩には良いですが、9人で行うチームプレーでは良くはありません。
「今回は厳しいのでは?」というのが大方の意見でした。
勿論私にも愛国心はあります。…勝って欲しい!金メダルを取って欲しい!
しかし、劫財 帝旺 が気になっていました。
劫財は下から読むと財(宝=大切なもの)が、力ずくで去ると読みます。
優勝(金メダル)は宝です。しかし四柱の暗示通りになった今回の五輪野球でした。新栄堂
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再創造

2008年08月23日 | 四柱・その他
人間がかかる病気というのは、主に夜中に治っていくそうです。
夜中の1時から2時にかけて身体の中では不思議な働きがおきるといいます。
また霊界の門が開かれ、そして閉じられていく時間帯も同じ時間帯だとも聞いたことがあります。
その時間帯になると成長ホルモンが自然と発生します。
この刺激によって、人間の身体を構成している60兆個の細胞のうち60分の1にあたる1兆個の細胞が新陳代謝で生まれ変わるというのです!
物質の根源、素粒子はエネルギーからできるといわれます。
その目に見えないエネルギー、すなわち宇宙の根本エネルギーの一つが、夜中の1時から2時にかけて霊界と地上界、人間の霊体と肉身にふりそそぐのです。
そしてそこで、創造のわざが起こっているという不思議。
1兆個の細胞を、神様(宇宙の根本原因)はわたしのために創造してくださっているのです。 なんという感謝でしょうか!
NHK教育を見ていましたら、太陽フレア、太陽風とかの番組をやっていました。
私たちにどれだけ太陽が恩恵をくださっているか?
無秩序に燃えている太陽のようでも、わたしたち地球には適度に調整された必要なものを放出しているのです。
宗教と科学を統一したひとつの課題として解決することのできる 1時~2時の出来事です。
人間の霊肉を寝ている無意識の間に癒してくださる恩恵を感じることができませんが、無意識でも呼吸を深くして寝ている隣の人を見ると、この人のなかでも再創造が起こっている!」と感じるのです。新栄堂
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ある能力開発セミナーに参加して

2008年08月22日 | 今日の出来事
8月の初め 東京に本社がある能力開発(自己啓発)セミナーに参加してきました。
そのセミナーの基本原理は「選択理論心理学」というものを中心としたもので、スタンダードコースという基本コースがあり、そのトレーナー(社長)の語りは非常にシャープで素晴らしい内容でした。
今回参加したのはダイナミックコースというもので体験型のものでした。
トレーナーはナンバーツーの専務が行いましたが、選択理論心理学で提唱する内的コントロールからは少々離れた内容(外的コントロール)の様なものも感じられました。
セミナーの中でトレーナーが自分らしさを活かすことが成功で幸せの道だと「野球のイチロー」の例題を出しながらお話下さいました。
内容的には「イチローは勿論ホームランを打つことも可能だが、イチローらしさとは…あのジャストミートと野球センスにある」という話でした。
また松井秀樹の「らしさ」とは、「ホームラン」にある!…ということでした。
まさにその通り、自分の個性を見つけそれを活かすことが成功と幸せの近道…その通りと思いました。
能力開発セミナー等で自分自身を見つけるには…およそ1日のセミナー時間が必要らしいですが?
…四柱推命を用いれば、ほんの10分間でその方の「らしさ」どころか 過去や未来の内容が推測できる!
…能力開発セミナーには多くのビジネスマンや、自分の可能性を掴もうと思っている前向きな方が参加しているが、能力開発に四柱推命の内容をプラスしたならば短時間で自分自身を理解し、成功への最短距離(時間)を歩めると思いました。
現に多くの有能な心理学者は四柱推命や易等を利用して治療にあたっているし、能力開発で有名な「マーフィー博士」なども易を利用していました。
ちなみに私の四柱推命の鑑定所では「天命を知り、立命に生きる」をモットーに鑑定をしています。
かの有名な東洋哲学の哲人「安岡正篤」先生の提唱ですが、「地名」とは…人間を支配する因果律を知り、「立命」…それを操作して自分の運命を創造する。
…簡単に言えば、天から与えられた個性を知り、それを活かすことが成功と幸福の道ということですね。
私が能力開発等のセミナーに参加するのは、能力開発の背景にキリスト教の背景があり、四柱推命等 東洋哲学の背景には儒教や仏教の背景等があるからです。
まさに西洋と東洋の一体化の中に「知名と立命」の本当の道があると思うからです。
上の画像は今月初めに家族で越後湯沢に行ったときの高原植物の画像です。新栄堂
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