新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

日柱:乙

2013年11月03日 |  四柱推命(十干と十二支)
乙木は自然界では草花やつる草を表します。

○ 春生れの乙木

甲木(大木)は、斧やノコギリ(金)で切りだし、製材所で加工される事を通して、社会で有用な材になるので、大木を伐採できる秋・冬生れが良いといわれている。しかし、乙木は草花なので、斧やノコギリは必要ありません。
乙木(草花やつる草)の場合は、春・夏生れ、特に春生れが最良といわれています。
乙の場合は、丙(太陽の光熱)と、壬・癸の水分を必要とし、己(柔らかい土)も大切です。庚の斧は必要ありませんが、木(乙・甲)が多過ぎる場合は、ハサミで剪定をしたり、カマで切る事も必要です。
乙木=さつき・つつじ等の低木や田畑の苗や草花等を表します。

○ 夏生れの乙木

夏(巳・午・未)生れは、火気旺盛で暑いので、多めの水気(壬・癸)が必要です。

○ 秋生れの乙木

申・酉・戌月(秋)生れは、草木がその役目を終わる時期なので多量の金気は必要ありません。
乙木を育てる雨露(癸)と、太陽の光(丙)、そして肥沃な土(己)があれば良いとされています。

○ 冬生れの乙木

冬は、寒いので太陽の熱(丙)があることが特に大切です。

(ポイント)

・乙木は、春・夏生れが最良。
・庚の斧はいらないが、木太過の場合は、ハサミ(辛)での選定も必要。
・柔らかい田園の土(己)と、火(丙・丁)と水(壬・癸)が必要。
・雨(癸)が無い場合は、壬(川の水)を上手に使う。
・甲木は大きく堅いが、ポキッと折れやすい、乙木は細くきゃしゃだが、柔軟で折れにくく忍耐強くしぶとい。
・アスリート等に多いのが日干:乙木。身体が柔らかいので、怪我をしにくい。
・格闘技の寝技系に多いのが乙木、打撃系に多いのが庚。


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