新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

巳酉丑の金局

2018年02月28日 | 今日の出来事


私の知り合いのKさんとの会話の中での話しです…

下記は、Kさんとの会話です。

Kさん…「昨年は交通事故の現場を何度も見ました。」

私… 「ほう…そうですか?」

Kさん…「自分の命式は昨年”金局”していたんです。そのせいでしょうか…?」

私…「あなたの生年月日はなんでしたっけ…?」

Kさん…「私の四柱には巳が1つと丑が2つあるんです。昨年は酉年ですので、”巳酉丑”して金局になるんです。」

Kさん…「金が強く固まると、交通事故や怪我や事件という意味もありますよね…。」

私…「そうですね。」

Kさん…「特に昨年の12月の月運は”比肩 帝王(羊刃)”の月だったんです。自分の車が右折し終わった瞬間に、後ろでドカン!と大きな音がしたんです」。
「前から突き進んで来た車が、私の後ろの車にぶつかって来たんです。そうしたらパトカーのサイレン。その車、警察に追われていたんです。」

私…「事故や事件。まさに金局…。Kさんのまわりに金の殺気が渦巻いていましたね」。
「でも、Kさんの大運が良かった(偏財 長生)ので、巻き込まれずに済んだんですね…。」

Kさん…「こんなこともあるんですね…。」

※ 金局の時に、全てその様になるとは限りませんが、金が強く固まると、その様な縁に出会うこともあります。自分の命式にとって、五行の金が良い働きをする場合は良いのですが、そうでない場合は注意も必要ですね…。

(三局には)
・木局…亥卯未
・火局…寅午戌
・金局…巳酉丑
・水局…申子辰 があります。

自分の命式にとって、その三局が良い働きをしておれば良いのですが…。

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高木姉妹

2018年02月27日 | 今日の出来事


上図は平昌オリンピックで活躍した高木姉妹の命式です。
向かって右が姉の「高木菜那」選手の命式で、左側が妹の「高木美帆」選手の命式です。

(高木菜那)1992年7月2日 生時不明(25歳)。北海道中川郡幕別町出身。身長155cm、体重48kg。
2018年、平昌五輪 団体パシュート金メダル。マススタート金メダル。

(高木美帆)1994年5月22日 生時不明(23歳)。北海道中川郡幕別町出身。身長164cm、体重58kg。
2018年、平昌五輪 団体パシュート金メダル。1500m 銀メダル。1000m 銀メダル。

姉の菜那さんと、妹の美帆さんの体格を見ると、妹の美帆さんの方が、ひとまわり大きい(身長で約10cm、体重で約10kg)。
また、スケート大国のオランダの女子選手と日本の女子選手とを比較すると、その体格の差はテレビを観ていても一目でわかる。
スケート最後の競技(マススタート)での表彰式では、小さな身体の菜那選手が優勝!
菜那選手は、自分の特性を活かした競技と戦略で勝利を手にした。

(二人の命式)
最初に妹の美帆選手の命式は…
日干:戊で、天干には男性的な変通星である敗財と偏官とが並ぶ命式。
戊は自然界では山(陽土)を表し、天干の変通星も男性的な星が並ぶ。
彼女が団体パシュートで見せた滑りを見ると、彼女が先頭に立ち、風よけになり姉の菜那選手や他の選手を引っ張りながら体力を温存させて勝利した雰囲気が良く分かる。
彼女の命式に合った戦い方だったと思う。

また、姉の菜那選手の命式は…
日干:己でフラットな田畑を表す女性的な土(陰土)。
天干の並びも旺相する印綬と正財という女性的な変通星の並び。
身体も妹の美帆さんと比較すると一回り小さい。
同じ土でも、大きな山の妹と、平らな田畑の姉とではややスケールが違うのかも知れない。
しかし、五行も安定し、大運には正官が来ているので、したたかさや知恵もあるし運も来ている。

最後の種目のマススタートでは、オランダ選手の後ろに付いて体力を温存し、ゴール間近で先頭に立つ戦い方は、彼女の命式に合った戦い方だったと思う。

自分を知る…
仲間を知る。
そして、それを活かす…
姉妹の活躍を観ながら感じました…

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偏官

2018年02月24日 | 四柱・その他


上図の命式は、月上の偏官を中心とする正官との並びの命式です。
生時不明では金の官星に星(●)が3つ並び、財星(土)や印星(水)に星が弱いのが特徴です。
特に月上に偏官がある方は、行動的で目的に向かって走る方が多い様です。
また、女性の場合は、男の代わりに仕事をする方もおられます。
この様な命式の女性は、仕事で頑張る方が多いと思いますが、仕事をされてない場合でも、何か目的を見つけて、そこに向かって走っている方が多い様です。
確りした日干で、偏官が良く働けば胆力もあり、頼もしく活躍する武人(姐御)の様な存在になりますが、偏官は「七殺」といって、日干(自分)を強く尅す星ですので、制御されていないとマイナス面も出やすくなります。

動物で例えるなら、馬力のある野生馬みたいなものですね…。
野生馬は、気に入った人は乗せますが、気に入らない人は受け付けません。
鞭でたたいて、コントロールしょうとすると、嘶いて乗っていた主人を落とします。
野生馬(偏官)をコントロールするには、ニンジン(食神)が必要です。
また、馬力のある車はコンピューター制御(印綬)が必要です。
特に官星が多い場合は印星で洩らすことも必要です。

官星がアクセルならば、印星はブレーキですね…。
アクセルとブレーキのバランスかも知れません。

上図の場合は、金尅木と金の偏官が斧となり、甲の大木を切り倒します。
甲(大木)は何時切り倒されるか不安になり、何時も緊張してのんびり出来ずにいます。
それで、いつもセカセカと働くのかも知れません。
言い方を変えれば、じっとしていると不安になるのかも知れません。
それで忙しく動いて(働いて)いる場合もあります。
忙しいという漢字は「心が亡ぶ」とも書きます。
たしかに肉の糧を得るためにはお金(労働:官星)も必要ですが、心の糧も必要です。
心の糧にあたるのが、学問(印綬)です。
時には、自分を内観する時間を取ることも必要かも知れません。
水の印星(生き方を学ぶ)を意識すると良いかも知れません。
内的知識の習得ですね…
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比劫が固まる時。

2018年02月22日 | 今日の出来事
比肩や劫財(敗財)は財を尅します。
財には大切なもの(宝)という意味がありますので、大切なものを失わない様に注意が必要です。
健康・お金・人間関係ですね…
先回のブログで登場した日干:甲のAさん。
少々嫌な大運の最後の年…
2月の流月が比肩 建禄(比肩)の月運。
多少比肩が固まるので、財を尅しやすい月でもありました。
少々お金が流れるかな…と、思っていたら、愛用のプリンターが壊れました。
プリンターは消耗品だから仕方がないかと思い、アマゾンで早速注文。
2日後に商品が到着しました。…「アマゾンは便利ですね」。
早速電源を入れるとエラーメッセージ!
何度やり直しても同じ、欠陥品でした。
機械物は当たり外れがありますね…
これが、プリンターでなくて、高級車や家の購入ならショックですね…。
高価なものを購入する場合は、運気の良い時期に限ります。

私の友人はこの様にも言います…
僕は、仕事でパソコンをよく使うが、決まってパソコンが壊れるのが「敗財」の年。
パソコンは買い替えができるが、問題はドキュメントの中身…
バックアップしてなかったので、苦労したとのこと。

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大運の最後っ屁

2018年02月19日 | 今日の出来事
四柱推命には様々な流派があります。
流派が異なると大運の取り方にも違いがあります。

① 各年運…初代高木乗氏、安田靖先生、朝田啓郷氏等が採用していた大運の取り方。
例えば…(5年運の場合)

1歳~5歳
6歳~10歳
11歳~15歳
16歳~20歳
21歳~25歳
… … …

② 十年運…立運を起点として、一律に十年を大運の一周期として大運を取る方法。(阿部泰山派をはじめとして、多くの多くの流派がこの取り方を採用している。)

1歳~5歳(立運)
6歳~15歳
16歳~25歳
26歳~35歳
36歳~45歳
… … …

※ 当方の流派は安田流ですので、①に該当します。

私の知り合いのAさんの大運は、逆行6年運。
彼の大運は、安田流で見ると、比肩の大運(6年間)の最後の年となります。
通常、比肩の大運はあまり良い大運ではないので、嫌な大運の最後は”気を付けろ”という意味も込めて、「大運の最後っ屁」という表現をしています。

日干:甲の彼…
今年の2月の月運は甲寅 比肩 建禄(比肩)。
3月の月運は乙卯 敗財 帝王(敗財)と、少々嫌な2カ月間が続きます。
木の比肩が固まりますので、木尅土と、太過した比肩が土の財星を尅します。
それとなく彼に尋ると…
兄妹や従弟との関係で気を使った。
また、少々お金も使った(流れた)とのこと。

比肩には、兄弟や従弟という意味もありますし、財を尅すとお金や人間関係も流れます。
彼の場合は、幸いにも「生き金」だったとのこと。
少々気を使ったが、それを通して気付きもあったと言っていました。
嫌な大運の最後っ屁は、何かを精算しなければいけないとき。
それを通して己(おのれ)の不足を気付けば、次のステージに上がることができると思います。

女子スピードスケート500の「小平奈緒」選手も辛い冬の時期を感謝して越えて、今回の五輪レコード「金」があります。
冬の運勢は己(おのれ)を磨くには良い時期ですね…。
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もらいじょうずな星

2018年02月17日 | 今日の出来事
当方の四柱推命では、月上の変通星を中心として、天干の並びがどのようになっているのか、そして、他の7つの星が日干に対してどの様に働いているのかを主に見ます。

命式中に財星があり、その財星が良く働いている命式は財運に縁があります。
財星は女性の星です。
娘も成長すると母親になります。
母なる大地ですね…。
大地は黙って天の恵みを受けとめます。
夏の暑い陽射しも、冬の冷たい雨も黙って受けとめます。
辛い事も受けとめますが、天の恵みも感謝して受けとめる徳があります。
良い財星がある命式は、喜んで感謝して受けとめる(貰える)徳を持っています。
「ありがとうございます!」と、素直に受けとめると相手も嬉しいものです。
相手も喜び、自分も嬉しい。
この関係は相生関係となり永遠に発展します。
受けとめ上手な命式は豊かになります。

比肩が強い星は、自分が・自分でと、価値観が自分です。
悪気は無いのですが、人の気持ちが分り難いので貰い下手ともいえます。
また、偏官等が強い星も、時々プライドが邪魔する場合もあります。
素直に感謝して貰うことが出来る人は、与える喜びを相手に提供することができる人かも知れません。
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TVのニュースで(羽生結弦)

2018年02月16日 | 今日の出来事


今日のTVのニュースでは、平昌オリンピック-「羽生結弦」選手のショートプログラムで持ちきりだった。
昨年末の怪我から立ち直り、男子SPで111.68と首位、完璧な復活劇だった。
明日(2/17)のフリーが待ち遠しい。
上記は「羽生結弦」選手の命式です。

羽生 結弦 1994.12.7.生時不明。身長:171cm 宮城県仙台市出身。満23歳。

きゃしゃな身体だが、芸術性と大胆さを備えている。
そして、今迄、何かと怪我に縁があるように感じます。

その様な彼は、どの様な命式なのでしょうか…?
三柱での判断ですが…
(この様な見方もあるかも…)

・日柱:丁卯…芸術性の高い干支。
・天干の並びは、劫財と印綬とが並ぶ命式。
 劫財という少し派手で「一か八か」と、ものに賭ける要素もあるが、年上の印綬が地道な練習の裏付けとなっている。
 また、劫財の十二運が「絶」運…怪我等に注意の暗示の一つかも知れない。
・行運は傷官双並び…傷官には事故や怪我という意味もあり、たしかに昨年(比肩)は怪我で泣いたと思う。
 傷官の年はそれなりの集中力もあり、2月の彼の流月は甲寅 印綬 死(印綬)と、年月、五行では「印綬傷官」の並びや形となっている。

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男の星と女の星

2018年02月11日 | 今日の出来事
変通星には男っぽい星と女っぽい星とがあります。
例えば、男っぽい星の代表には偏官・比肩等があり、女っぽい星の代表には食神・財星・印星等があります。
当方の流派では月上の変通星を中心星として年時の変通星(天干)の並びを見ます。

私の知り合いの女性二人ですが…
少々タイプが異なります。

(Aさん)
中庸運で、天干の並びは旺相する食神と印綬 養、正官 絶。
五行のバランスは良いが、やや印星に星が多い命式。
中々頭の良い子で、甘えるのが上手く人間関係は如才無い。
しかし、他人には悪く思われたくないので、内面では結構気を使っている(特に今の大運では)。

(Bさん)
中庸運で、天干の並びは月上 偏官と劫財との並び。
サッパリしていて働き者で甘えるのが下手。
自分で頑張り過ぎて、少々片意地張って苦労するとこもある。
特に、厳しい大運の時に、苦労し過ぎたかも知れません。

二人を見ていて、足して二で割ったらちょうど良いと思う。
自然界での相性だが、硬いものには柔かいものが合う。
仕事中心の夫には、家庭を守る妻が必要。
ディフェンスとオフェンスのバランスかも知れない…

五臓六腑、人体の内臓にも様々な役目がある。
そして、それぞれの臓器が繋がり合い、互いに補完し合っている。

人間関係も同じだが、人間の場合は少々複雑なところがある。
その原因は情の偏りかも知れない…
愛の寂しさの隙間に魔が刺し、いつの間にか…
そして、運気が悪い時には、その星の悪さが出やすくなる。
愛を感じていれば、少々の苦労は人の心を深くする。
そうでない場合は…

自然界には陰陽五行の法則がある。
陰陽というペアシステムに愛の法則があると思う…。
まずは、その原則を知ることが必要だと思います。
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高崎市のお助けおじさん。

2018年02月09日 | 今日の出来事
私には、少々肩凝りがあります。
昨年の終わり頃、その肩凝りが強くなり、左腕が上に上がり難くなりました。
近くの整形外科に行ったところ、年齢からくる五十肩の様なものだと言われました。
先生曰く、「これは中々治り難いんです」とのこと。
治療法は、週に1回の肩への注射(ヒアルロン酸の注射)。
その注射を毎週1回、1ヶ月半ぐらい続けましたが一向に良くなりませんでした。

そこで、40代の頃、ぎっくり腰になって歩けなくなった時に行った、高崎市箕郷町の「お助けおじさん」のことを思いだしました。
当時の私は、時々ぎっくり腰になり、その都度「お助けおじさん」のお世話になりました。
治療時間はほんの5分ぐらいで、足の指をグルグルとまわして、背骨に沿って指で撫でる様なもの。
先生曰く、「正しい位置にアジャストした」とのこと。
すると、痛みが弱くなり、一晩寝て起きるとかなり楽になり、2~3日で治ります。

ぎっくり腰は治ったが、五十肩はどうかな? と、思いつつ、昨日施術に行きました。
施術時間はほんの5分ぐらい、いつもの様に足の指を回し、その後、うつ伏せになって優しく肩甲骨をアジャストしました。力は入れずに揉みもせず、少し肩甲骨を浮かせた様な気がしました。
「これでOK、楽になったでしょう…。」←先生
まだ、少し痛いですが…と、私が言うと。
この肩は、だいぶ前から悪くなっていたので、肩が固まっていた。
4~5日経てば、痛みが取れて治りますといいました。
そして、4日ぐらいは、朝昼晩に肩が緩むように廻して欲しいといわれ、肩の廻し方を教えていただきました。
また、あなたは腕が太いので、横になって寝る時に枕が低すぎる。
バスタオルで少し高く調節して寝て欲しいと言われました。

さて、一晩たった今朝、肩の具合は…?
まだ、少しこわばった感じがあり、痛みも少し残っていますが、だいぶ楽になりました。
あと、3日ぐらいで完全に治れば良いのですが…。
私の勘ですが、連休明けには治る様な気がします…。

高崎市の「お助けおじさん」は「桑原治療院」と言いまして、箕郷町の田んぼや畑の中の民家です。
初代は柔道の達人だったそうで、2代目の頃は、力士や有名人も来たそうです。
現在は、3代目でまだ若いので、おじさんという感じではありませんが、ネットで桑原治療院・ゴッドハンドで検索でヒットします。骨や筋肉のゆがみが原因の痛みはとれると思います。

鑑定師の立場で感じたことは…。
人間の身体は、陰陽五行の微妙なバランスで成り立っています。
右肩と左肩の真ん中の上に頭が載っています。
陰陽(左右)のバランスが崩れた状態が長く続くと、五十肩にもなりますし、それが続くと片頭痛にもなると思います。
四柱推命の話になりますが、命式の五行のバランスが偏っている人は、性格や価値観も偏りやすいと思います。
五行に官星と印星のみの方は、社会や仕事に意識が集中し過ぎて家庭が後回しにる傾向があります。
また、比肩に星が太過している人は自分中心になりやすく、比肩が弱い人は自分が後回しになる傾向があります。
身体も命式もバランスが良いのが良いですね…。
どこかに星が固まる人は、何かの使命があるのでしょうが、命式中の星の数は全部で8個です。
何かに星が固まるということは、何かの星が不足するということでもあります。
不足分を意識して補う事も重要ですね…。
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二十四節気

2018年02月07日 | 暦・風水・その他


二十四節気とは…1年を季節ごとに24等分したもので、その分割点にはそれぞれの季節を表す名前が付いています。
2月4日の立春を起点に24に分割されています。
暦上では、立春から立夏までが春、立夏から立秋までを夏、立秋から立冬までを秋、立冬から立春までを冬というように四分割さえています。
そして、それぞれの季節の中日には、それぞれ春分・夏至・秋分・冬至という節気があり、それらを合わせて八節ともいいます。
この八節の間にそれぞれ2つずつ節気が加わり、全て合わせて24節気となります。

「暦上の春」

◇ 立春(りっしゅん 2/4 頃)…正月節とも言い、24節気の起点となります。立春の前日は節分で豆まきをします。

◇ 雨水(うすい 2/19 頃)…空から降るものが雪から雨に変わり、雪が解け始めます。農耕の準備を始める目安。

◇ 啓蟄(けいちつ 3/6 頃)…大地の中の虫たちが動き出す頃。

◇ 春分(しゅんぶん 3/21 頃)…昼と夜との長さが等しくなる。彼岸の中日で、この日を挟んで7日間がお彼岸。

◇ 清明(せいめい 4/5 頃)…万物が清々しく明るく美しい頃。花が咲き乱れ、花見の見頃の時期。

◇ 穀雨(こくう 4/20 頃)…田畑の準備が整い、それに合わせて雨も降る。百穀を潤す春雨で種まきの好期。

「暦上の夏」

◇ 立夏(りっか 5/6 頃)…ゴールデン・ウイークの終りの頃。夏の気配が感じられ、蛙が鳴き竹の子も生えてくる頃。

◇ 小満(しょうまん 5/21 頃)…万物がしだいに長じて天地に満ちはじめるという意味。

◇ 芒種(ぼうしゅ 6/6 頃)…稲や麦など芒(のぎ)のある穀物、稲を植えつける季節を意味する。

◇ 夏至(げし 6/21 頃)…北半球では昼が最も長くなる日。梅雨の真っ盛りでしんしんと長雨が続く。

◇ 小暑(しょうしょ 7/7 頃)…梅雨明けが近付き、暑さは日増しに加わる。暑中見舞いも出される。

◇ 大暑(たいしょ 7/23 頃)…増々暑くなり、一年中で最も気温の高い酷暑の季節。夏の土用の時。

「暦上の秋」

◇ 立秋(りっしゅう 8/8 頃)…八節の一つ。暑さの頂点だが、風のそよぎ、雲の色や形に、秋の気配が感じられる。

◇ 処暑(しょしょ 8/23 頃)…涼風が吹きわたる初秋の頃で、暑さもようやくおさまる。二百十日で台風襲来の特異日。

◇ 白露(はくろ 9/8 頃)…白露は「しらつゆ」の意味で、秋気も本格的に加わり野草に宿るしらつゆが秋らしい。

◇ 秋分(しゅうぶん 9/23 頃)…秋分の日で先祖の御霊を忍ぶ日。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。

◇ 寒露(かんろ 10/8 頃)…大気が冷えてきて、露ができはじめる頃。五穀の収穫もたけなわで、農家は繁忙を極める。

◇ 霜降(そうこう 10/23 頃)…早朝など、所によっては霜を見るようになる。「しもふり」とも読む。

「暦上の冬」

◇ 立冬(りっとう 11/7 頃)…八節の一つ。初めて冬の気配が現れる日。冬の始まり。

◇ 小雪(しょうせつ 11/22 頃)…わずかな雪が降り始める頃。北風が木の葉を吹き飛ばし、みかんが黄ばみ始める。

◇ 大雪(だいせつ 12/7 頃)…山の峰は積雪に覆われ、平地も北風が吹きすさむ。冬将軍の到来が感じる。

◇ 冬至(とうじ 12/22 頃)…北半球では一年の内で最も昼の時間が短くなる。寒さも増々厳しくなる。

◇ 小寒(しょうかん 1/5 頃)…寒いさが厳しくなる時期の前半(寒の入り)。寒中見舞いが出される。

◇ 大寒(だいかん 1/20 頃)…寒さの絶頂期。各地で一年の最低気温が記録される。寒の入り(小寒)から数えて16日目で、いろいろな寒稽古も行われる。

二十四節気を知ると、暦を見る時に今がどの様な季節なのかがわかりやすいですね…。

(暦の本から等)

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兄弟と変通星

2018年02月06日 | 今日の出来事
変通星は時計回りに比肩(劫財)→ 食傷 → 財星 → 官星 → 印星 となっています。
最初の星が比肩や食傷ですので、長女や長男には比肩や食傷を持った人が多い様です。
また、次男や次女は財官が多く、末っ子には官印が多い様に思われます(理論的にはそうなっています)。

我が家にも3人の子供がおりますが、ご多分にもれず、長男の天干には正官と敗財とが並んでおり、長女も食傷が多く、五行の比肩(自星)には星(●)が3つあります。
また、少し離れて生れた末っ子の命式の五行には印星が多く、天干にも愛される星が出ています。

振り返ってみれば、長男・長女が生れた時は、厳しい環境だったかもしれません。
そして、末っ子が生れる頃は、少しはゆとりも出来ていた頃だったかもしれません。

この様に、子供を産む環境と、生れてくる子供の命式(変通星)とはリンクしていることがわかります。

また、女ばかりの家系で、初めて生れた男の子が、祖父母や父母や身内から少々過保護と思われる程可愛がられて育つ多場合、その男の子の命式には、印綬が太過している場合も多いものです。

その様な星を持つと、その様な環境が与えられますし、自分でもその様な選択をするものです。
星や命式とは不思議なものです。
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節分-立春

2018年02月04日 | 暦・風水・その他
(節分)…大寒より15日目、立春の前日で二月三日、四日頃にあたる(今年は2/3)。
冬節分はもともと立春・立夏・立秋・立冬の前日をさし、四季の分かれ目を意味していた。
しかし、いつからか立春の前日だけが暦に記載されるようになった。
これは、立春正月、すなわち一陽来復して春になるという考えからきている。
翌日から年の始めであること、季候が冬から春になるということで、この日は一年の最後と考えられ、邪気を祓い、幸せを願ういろいろな行事が行われてきた。
この日、豆まきをして鬼を追い出す風習(節分豆)は中国から伝わったものです。
(年男が「福は内、鬼は外」と言って、煎った大豆をまき、豆まき後、自分の年の数だけひろって豆を食べる風は年取の行事の名残)。

(立春)
旧暦正月、寅の月の正節で、新暦二月四日頃(節分の翌日)。
冬から春に移る時節にあたり、天文学的には太陽が黄経315度の点を通過するときをいう。
この日の前夜を年越しと考える風習がある。このため正月節、歳首月などともいう。
旧暦ではこの日が1年の始めとされた。「春立つ」「春来る」などとともに春の代表的な季語になっている。
木々も次第に芽吹きはじめ、春の気配をどことなく感じる時節でもある。
この日の早朝、禅寺では入口に、立春大吉と書いた紙札を貼る風がある。
(暦の辞典から)

運勢という観点では、2018年の出発はこの立春からです。
今日から、「戊戌」の年になるわけですね…。
戊(つちのえ)は五行では陽の土、戌(いぬ)も五行では陽の土です。
土が固まりますので、命式本体に土が多い方や、日干:戊の方は、やや注意が必要かも知れませんね…

寅月(2月)…十二支の寅には、以下の様な象意がある。

●寅(いん)…(戊25%・丙25%・甲50%)
【語源】演(のぶる)の「サンズイ」を去ったもので、植物の芽生えが陽春の温気に養われて、地上に伸び長ずる様を象徴したもの。演とは前後左右に大きく伸び広がる威勢の良い意味を持っている。
・寅は「移」「引」に由来し、「うつす」とか「ひく」という意味がある。…万物の芽がようやく地面から出ると、これを引張り出して、伸ばし地から移しだす意味がある。
・「寅は万物始めて生じ、螾然たるをいうななり」螾然とはミミズやモグラが春気に誘われて地上に出ること、陽気と共に地中の生物が地上に現れることを意味する。地天泰☷☰。
【人物】初春の若木をあらわし、物事に積極性があり、行動力も抜群で自らの力で伸びて行こうとする。また人の上に立つ頭領運、独立運もあり、仁義にも厚い。金銭や物質には比較的淡泊だが、積極性が仇となり、人との和を欠く場合がある。(長所:積極性・仁義に厚い・決断力)(短所:強引さ・人との和)


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