新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

五行説

2015年11月28日 | 暦・風水・その他
「五行説」とは夏の国の聖王「禹」が作ったといわれ、禹の治世の時に洛水からはい上がってきた一匹の亀の甲羅がヒントになって、その甲羅に書かれた文様(洛書)から五という数を悟り、国を治めるための五つの基本原理を思いついたといわれている。
その五行は…
「水」は土地を潤し、穀物を養い、集まって川となって流れ、海に入って鹹(かん:しお)となる。
「火」は上に燃え上がり、焦げて苦くなる。
「木」は真っ直ぐな大木もあり、曲がったつる草もあり、その果実は酸っぱい。
「金」は熱して形を変え、刀や鍬となり味は辛い。
「土」は種を実らせその実は甘い。
(水=潤下、火=炎上、木=曲直、金=従革、土=稼穡)
この五行の調和を原理原則とした

その後、斉国の鄒衍(すうえん)によって、観念的な五行説として完成されたと言われている。
天地のはじめ、混沌としたなかで、明るく軽い気が陽の気をつくり火となる。
暗く重い気は陰の気をつくり水となる。
天上では火は太陽となり、水は月となり、これらが組み合わされて五つの惑星となる。
また、地上では火と水から五元素ができる。
すなわち、木火土金水という五行から万物が成り立っていて、それが消長し、結び合い、グルグル循環することによって、あらゆる現象が出て来ると考えたものらしい。
陰陽と五つの数とを組合わせた考えを「陰陽五行説」ということができる。
(暦と占いの科学という本から)
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陰陽説

2015年11月27日 | 暦・風水・その他
陰陽五行説とは、本来は「陰陽説」と「五行説」とが組み合わさって出来上がったもの。
今回は、陰陽について最近想う事を書いてみました。

「陰陽説」は日本に伝来して陰陽道(おんみょうどう)と呼ばれている。
しかし、もともとは中国最古の王とされる伏羲(ふくぎ)がつくったといわれている。
太極とは、陰陽が渾然一体となっているものですが、原因である太極に陰陽があるので結果の世界も陰陽で出来ているということです。
また、陰陽はお互いに消長をくりかえし、陰極まれば陽が萌し、陽が極まれば陰となるという考え方ということです。
要するに、万物世界は…
男女・雄雌・凸凹・明暗・冷熱・乾湿・火水・天地・表裏。上下・剛柔等から成り立っている。
人間も精神(心)は天の気、つまり陽で、肉体は地の気、つまり陰ということで、生きているということは、精神(心)と肉体とが一つになっていることであり、死とは精神(心:魂)が肉体から離れたことだともいえます。

天(陽)と地(陰)とがあるが、天は男、地は女ともいえます。
男は天(肩幅)が広く、女は地(腰幅)が広いのもそのせいかも知れません。
天(太陽)が燦々と輝いていても、大地が無ければ作物は育ちませんし、大地があっても太陽が無ければ同じです。
天(男)も地(女)も同じように尊い存在だと思います。
しかし、天が地になることはできませんし、地が天になることもできません。
男女は平等に尊いが役割は少し異なると思います。

また、身体と心の関係も陰陽になります。
目に見える身体が陰で、目に見えない心(魂)が陽だともいえます。
干支であらわせば、天干が心(陽)で、地支が身体(陰)だと思います。
魂と肉体との関係では、魂が肉体を管理するのが望ましいといえます。
魂>肉体ですね…。
魂<肉体となって、肉欲に走ると様々な弊害が発生するかもしれません…。
宇宙の原則に合った生き方が大切だと思います…。
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生時の推測の一つ・・・

2015年11月22日 | 四柱・その他
生れた時間がわかって初めて正しい判断ができるのが四柱推命だが、生時がわからない場合はどの様にして判断したら良いのだろうか…。
この様に書いてある本があった…。
方位に「四正の方位」があるように、時刻にも「四正の時刻」がある。
四正の時刻には以下がある。
○ 子の刻(午後11時~午前1時)
○ 卯の刻(午前 5時~午前7時)
○ 午の刻(午前11時~午後1時)
○ 酉の刻(午後 5時~午後7時)
四正の時刻に生まれた人は、上向きに寝る習慣があるそうだ。
そして、時刻の中心付近から少々ずれると上向きの中に時々横向きが混ざって眠る。
そして、生まれた時刻が「亥 寅 巳 申」の場合は、横向きに眠る習慣があり、
生れた時刻が「辰 戌 丑 未」の場合は、下向きで眠る習慣があるとの事。
また、これらは先天的な習性なので、病気や健康等の理由や癖によって変化する場合もあるとの事だ。
その他、旋毛の位置や数による見方もあるそうだ。
四柱推命には様々な流派があり、他流派もとても参考になる。
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支合

2015年11月19日 | 干合・支合・三局
天干地支というものがあるが、天干は目に見えない天の気を表し動くことを本性とする。
また、地支は大地を象徴し静を本性とし、万物を産み育てる役目がある。
天干は父親(社会)を象徴し、地支は母親(家庭)を意味するところがあり、その様な観点では地支は安定した状態が良いともいえる。
十二支には互いに引き合う関係の支合というものがある。
支合すると地支が安定し基本的には人間関係に融和が図れる。
「同盟の様なものかも知れない」…例えば、ロシアと中国とが同盟を結ぶ場合、二つの国では融和が図られるが、日米等の自由主義圏や地球全体から見ると良いかどうかはわからない。
支合もその様なもので、支合を通して新たに生じたエネルギー(五行)がその命式にとって良い働きをすれば吉の面も大くなるが、そのエネルギー(五行)が悪い働きをする場合もある。
その様な観点では命式全体を見る必要がある。
例えば、夫婦等の相性では、互いの地支に支合が何組もある場合は現実的に引き合う縁が深いと判断するが、支合によって新たに生じた五行(エネルギー)が、お互いの命式にとって必要な五行に出るのが望ましい。
その場合は1+1が3にも4にもなる場合がある。夫婦仲も良いし運勢も良くなる相性ともいえる。
しかし、夫婦仲は良いのだが運勢が悪くなり日常生活で苦労が多くなりやすい相性もある。
《私の知り合いのB氏とD子さんは、互いの命式に支合が多い。お互いに男女として強く惹き合うのだが、支合で五行の木に星が多くなる。B氏の命式では木は官星でD子さんの命式では木は食傷となる。B氏はもともと木(官星)に星が多いので、増々仕事に走る様になると思う…D子さんももともと木(食傷)に星が多い…。D子さんは、少々イライラするようになるかも知れない…。》

支合には…(午-未)、巳-申、辰-酉、卯-戌、寅-亥、丑-子がある。
それでは支合にはどの様な意味があるのだろうか…?
・年支と月支の支合…親子の親密さや家業の相続の意味がある。
・月支と日支の支合…自分と配偶者が融和しやすいし、自分と兄弟とも融和しやすい傾向がある。
・日支と時支の支合…配偶者と子供も融和しやすい。
・年支と日支の支合…配偶者と舅姑が上手くいきやすい傾向がある。
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流年による恋愛傾向

2015年11月14日 | 男女の相性と結婚の時期
若い人にとっては恋愛問題は最も興味があることだと思います。
そこで、今回は流年による恋愛傾向を簡単に書いてみました。
まず、流年の前に四柱本体ですね…。
男性の命式で少々注意が必要な命式もあります。
天干に偏財や食神、そして敗財等が並ぶ命式ですね…
特にその十二運に沐浴や養が付いている場合は、優しい性格だが流されやすい傾向があります。
また、女性の命式では天干に偏官や食神等が並び、同じく沐浴等が付いている場合も、異性問題に注意かも知れません…。
そして、男女共に言える事は、命式本体に妬合がある場合も気を付けて欲しいということです。
この様な命式はモテる人も多いが、年回りによっては注意も必要です。
次に行運(大運・流年)ですが…
思春期や若い時期に春の様な大運が廻れば、人生は楽しくなり自然と恋も芽生えると思います。
しかし、中には冬の様な辛い大運が思春期や若い頃に廻ってくる命式の人も居ます。
命式本体のバランスも偏り、大運の廻りも良くない場合は少々忍耐が必要ですね…
この場合は、毎年の運(流年)の良い時を見計らって行動に移す必要もあるかも知れません。
ご自分の命式や運の流れ(行運)を理解して計画を立てると良いと思います…。

さて、それでは毎年の運(流年)毎の恋愛傾向を記入したいと思います。

○ 比肩の流年…自分(我)の思いが強くなり、何かと相手に無理を強いる傾向があります。この様な時期は、自分よりも相手の気持ちを尊重することを優先する必要があります。五行に比肩が固まる人の場合は、遠距離恋愛の方が想いが募る場合があります。また、自分を優先し過ぎると別離の道を歩む場合もあります。

○ 劫財・敗財の流年…真面目に努力したり、二人の関係を高めるのも面倒となり、自分本位で何かとギクシャクした関係となりやすい時期といえます。エゴや誤解の果てに二人の関係が壊れたり邪魔が入る場合もありますし、既婚者の場合は相手を裏切る場合も出てきます。

○ 食神の流年…受け身になりやすく誘惑にも乗りやすい気持ちとなり、独身者には恋愛のそよ風が吹いてきます。既婚者の方は浮気等で家庭を壊さない様に注意して下さい。特に偏財と並んだり、沐浴が付く場合は要注意です。

○ 傷官の流年…現実と理想のギャップでイライラしやすい時期でもあります。女性の場合は焦りから恋人や夫との関係に亀裂が入る場合も出てきます。

○ 偏財の流年…社交性が強くなり付き合いも多くなります。そして、男性の場合は女性を口説きたくなる時期でもあります。特に食神と並んだり沐浴が付く場合、既婚の男性は家庭を壊さない様に注意して下さい。

○ 正財の流年…安定した時期で、男女共に良き伴侶を得られる時期とも言えます。

○ 偏官の流年…未婚女性の場合は結婚等で環境や人間関係が変わりやすい時期といえます(発情期)。しかし、既婚女性の場合は、逆に夫に対する不満が出る場合もあります。
また、男性の場合は仕事に夢中となり、女性や家庭の事はおろそかになる傾向もあります。

○ 正官の流年…未婚の女性の場合は急速に結婚話がまとまる傾向があります。…偏官と同じ様なものです。

○ 偏印の流年…内向的になりやすく、多印星の方は迷いが生じる場合もあります。また、人によっては昔の恋人が現れることも稀にあります。旺相した印星の場合は二人の関係が熟してくる時です。

○ 印綬の流年…偏印の時とほぼ同じと考えて下さい。目上の紹介等で良い人に縁がある時ともいえます。

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今日の新聞の記事から・・・子孫運。

2015年11月11日 | 妊娠・出産、子供・家庭運について。
今朝の新聞にこんな記事が載っていました。
厚生労働省が男性の不妊治療にも助成金を出すことを検討している。
また、女性向けの助成金も1回目の金額を増やすという。
子供が出来ない原因の半分は男性にもあり、自治体や国も助成に乗り出す…。

精子と卵子が出会うと妊娠すると簡単に考えている人が多い様だが、妊娠の仕組みはなかなか複雑なところがあるらしい。
排卵によって卵巣を出た卵子は卵管内へと向かうが、その寿命は約24時間。また、精子の寿命は3~4日間で、通常卵子は月に1回しか排卵されず、妊娠可能な期間も限られている。
故に精子は適切なタイミングで卵子と出会う必要があるらしい…特に受精しやすいのは排卵後6~8時間程だという説もある。
1回の射精で2~4億個の精子が卵子を目指して進が、その速度は1分間に1~3mm程ほど。
精子が卵管采まで到達する距離を人間の大きさに当てはめると約300km(東京―名古屋間の距離)というから、途方もない距離を泳ぐことになる。そして、卵管までたどり着くのは200~500個(匹)ぐらいらしい。
そして、お互いが出逢うと受精が行われるがそれはまだ妊娠ではありません。
受精卵は分裂を繰り返しながら5日ほどかけて子宮へと向かうそうです。
そして子宮内膜が妊娠に備えて厚くなっていればそこにもぐりこみ着床。
これで妊娠が成立、受精からおよそ一週間もかかるそうです。
受精卵が子宮内膜に着床するのは成長の為の栄養分をとるためで、そこで胎盤をつくり、母体からへその緒を通して栄養や酸素を補給するそうです。

※ 易には天人同一思想というものがり、天体機構と人体機構は同じと言っている。
8×8卦…人間に限らず宇宙に存在する全ての生物は64細胞によって成り立っているらしい…。
精子(陽)・卵子(陰)の交合に始まり、太極(1)→両儀(2)→四象(4)→八卦(8)→十六卦(16)→三十二卦(32)→六十四卦(64)と受精卵が分裂して子宮着床すると言われている。

占い(四柱推命)という観点で、子孫運を看ると…
女性の命式では、食傷(特に食神)は子供を表す。
また、食神(子供)を守るのが財星(偏財・正財)で、この場合の財星は家庭や母体の様な意味もある。
確りした食傷や財星があれば良いのだが…
その財星を壊す比劫(比肩・劫財・敗財)が特に時柱という子孫運を表す柱に出ている場合は注意が必要。
また、20~30代の結婚・出産適齢期に強い比劫や偏印が廻る場合は良い年回りを掴む事も必要。

比劫(比肩・劫財・敗財)の時期は冬の様な運気で様々な問題が生じやすい時期とも言える。妊娠するには内外共に良い環境とは言えない時期かもしれない。逆に食神の年は何かと甘い雰囲気になり男女の仲も良い雰囲気となる。心が身体に及ぼす影響は大なので、子供も授かりやすくなるのだと思う。勿論、財星(偏財・正財)の時期も心は安定する時期といえる。

男性の命式では、官星(正官・偏官)が子孫運(跡継ぎ運)を表し、その官星を尅す強い傷官があると注意が必要です。
男性は仕事と言う分野に意識を持ちやすい。昔から男は稼ぐ事を求められてきた。
命式中に強い傷官がある男性はやや神経質なところがあり、ストレスにも弱い傾向があるといえる。
また、傷官は組織をあらわす官星を尅すので仕事や組織運は強いとは言えない。
仕事に生きる男にとってはストレスが生じやすい時期や変通星が傷官かも知れない…。
傷官が強すぎる場合は、傷官の気を洩らす財星の時期も良い時期かも知れません…。
そして、この様な命式を持つ人は相性や環境が重要だと思う。

心が身体に及ぼす影響はとても大きいと言えます。
特にホルモンの関係とストレスとは切っても切れない関係があります。
極端に偏った五行や命式を持つ方は、排卵日と財星の月日が重なる日を利用するのも良いかも知れません…。

命式(生年月日刻)は変えられませんが、行運(大運や流年)によって、命式全体のバランスも変わるものです…。
チャンスの時を知って運を掴む事も可能かも知れません…。
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炎上格

2015年11月10日 | 健康・病気

上図はあるの男性(80代)の命式です。
日干:丙で、地支に寅午戌と火の三局が揃う炎上格の命式です。
何かと運の良い人ですから、時上に正官がでるのかも知れません。
また、中心星である月上には旺相した偏財が出ていますので、偏財を尅す比肩の大運には注意が必要です。
彼の場合、昨年(2014年)から丙戌 比肩 墓(食神)の大運となりました。
比肩の大運という嫌な大運に入りますし、大運支に戌が来ますと、命式本体の寅午と火局して火に新たなエネルギー(火の▲)がプラスされます。
彼の命式では、火が比肩ですので、月上の偏財と言う宝が強く尅される大運に入った事になります。偏財=宝(大切なもの:健康・お金・人間関係)が壊される暗示があります。
彼の年齢から推測すると健康面が気にもなってきます。
火が強い炎上格の命式ですので、火に関連する病気といえば「心臓・脳溢血・循環器・火傷・目」というものが気になります。
彼の場合は、ある年齢になってから不整脈・そして脚が冷えやすいと言っていました。
血行不良からの脚の冷えだったのでしょうね…、血圧は平常とも言っていました。
心臓や血流の病気は通常は自覚症状が少ないものです、冷えやすい場合は温泉にでも入れば具合は良くなります。
しかし、今年の10月(流月:丙戌 比肩 墓)に突然、急性の下肢血栓症を発生しました。
緊急の手術で元気になりましたが、ここ3年間は無理をしないで欲しいものです。
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女性リーダー

2015年11月08日 | 今日の出来事
今日の朝刊を読んでいたら「日本の女性首相はいつ誕生?」という見出しで、与野党の3人の議員の声が載っていました。
女性の活躍が願われている昨今、早速3人の女性議員の命式を出してみました。

○ 野田聖子(1960.9.3.生時不明)
年:庚子 偏官 沐浴(偏印)
月:甲申 比肩  絶(偏官)
日:甲午     死(食神)

○ 稲田朋美(1959.2.20.生時不明)
年:己亥 偏官 帝旺(比肩)
月:丙寅 正財 沐浴(傷官)
日:癸酉     病(偏印)

○ 村田蓮舫(1967.11.28生時不明)
年:丁未 敗財  衰(傷官)
月:辛亥 正財  絶(正官)
日:丙申     病(偏財)

個々人のコメントは控えさせていただきます。

それでは、米国のヒラリークリントン氏は…?
○ ヒラリー・クリントン(1947.10.26.生時不明)
年:丁亥 印綬  絶(正財)
月:庚戌 食神  墓(比肩)
日:戊寅    長生(偏官)

お隣の韓国大統領 朴槿恵氏は…
○朴槿恵(1952.2.2.生時不明)
年:辛卯 傷官 沐浴(正官)
月:辛丑 傷官  養(敗財)
日:戊寅    長生(偏官)

○アンゲラ・メルケル(独:1954.7.17.生時不明)
年:甲午 比肩  死(食神)
月:辛未 正官  墓(正財)
日:甲戌    養(偏財) 

それでは、過去の有名な政治リーダーは?
○ マーガレット・サッチャー(英国:1925.10.13.生時不明)
年:乙丑 正財  墓(印綬)
月:丙戌 偏官  衰(偏印)
日:庚午    沐浴(偏官)

○ インデラ・ガンディー(インド:1917.11.19.生時不明)
年:丁巳 食神 沐浴(食神)
月:辛亥 偏官  死(偏印)
日:乙丑     衰(偏財)

※ 偏官には権力と言う意味もあるので、天干に偏官を持った女性が多いのもわかる…。
特に、偏官がある女性は男のかわりに頑張る運を持っている。

参考→世界の任命された女性首脳の一覧。

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変通星の並び等・・・。

2015年11月06日 | 今日の出来事
高木乗の流れを汲む安田流四柱推命では、月上の天干星を中心に年上・時上の天干星の並びを重要視します。この天干(表)に出る星の並びを見ながら五行(木火土金水)全体のバランスを見て判断します。
男性の場合は、五行に比肩が3個ぐらいあるのが理想で、月上には責任感や社会性を表す官星(偏官・正官)が旺相し、年上には官星をコントロールする印綬(偏印)が出ると良いでしょう(官印両全の命)。
女性の場合は、五行に比肩が2個ぐらいが良く、月上には家庭性や優しさを表す財星が出るのが理想です。また月上に財星が出て年上に正官が出る場合は財官双美という、貴命となり家庭や夫にも恵まれやすい命式となります(旺相する十二運が良い)。
この様な天干(変通星)の並びで五行のバランスが良く大運の巡りが良い場合は、運気が安定し比較的安定した人生を過ごすことができると思います。
また、男性の場合は人生という荒波を、ある程度個性を発揮しながら生きる事も必要なので、身旺で少しぐらい五行が偏っているのも面白いかも知れません。
女性の場合は、家庭を守り夫を支えて生きる為には五行のバランスが良い方がその様に生きやすいと思います。
以前、この様なご夫婦がおられました。
(奥様)
月上の天干星(変通星)が旺相した偏官で、年上に印綬が並ぶ「官印両全の命」の方。
偏官が月上にあると、夫の代わりに仕事をするという暗示があり、官印両全の並びは社会で才能を発揮する命式となります。
また、この方のご主人様は、月上に家庭性を表す正財が出ていました。
このご夫婦の場合は、奥様の方が仕事で活躍され、家に帰るのが遅くなり、先に帰宅したご主人様が主夫をされていました。
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縁の下の力持ち。

2015年11月02日 | 今日の出来事
私の友人に、命式の天干に「偏印」と「敗財」とが並んだ四柱を持つ女性が居ます。
偏印は精神世界に関心を持つ星で、才能もあり芸能や芸術や趣味や習い事や表に現れない裏の事に興味を持つ、やや人情的な星と言えます。
また、敗財もやや人情的で内面には自我がありながら「嫌」と言えずに人情に流される傾向があります。
この、敗財と偏印とが並ぶと地味で人情的な性格となり、才能はあるが縁の下の力持ち的な立場になりやすく、人に尽くす割には報われにくい裏方的な環境と縁が出来ます。…そして、つい愚痴が出てしまうこともあります。
この場合は、何か趣味や習い事等で、夢中になれるものを見つけると良いですね…。
好きな趣味や習い事に没頭するのも良いですし、ボランティア活動等で社会や人に尽くすと、敗財の持つ凶面が抑えられて運気が上昇して来ます。敗財を持つ人は陰徳を心掛けると人生が豊かになると言えるでしょう…。
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