新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

男女の相性と結婚の時期(Ⅲ)

2010年07月22日 | 男女の相性と結婚の時期
陰陽五行の考えでは、陰は女性を表し、陽は男性を表します。
そして、天は男性、地は女性を表します。
ですから、男性は天=肩幅が広く、女性は地=腰幅が広くできています。
また、男性が主体で、女性は相対的なのが一般的です。
男を表す変通星は官星です。官星はリーダーシップや社会性を表します。
そして、女を表す星は財星です。財星は、受身であったり家庭性を表します。
ですから、一般的には男性には良い官星があると良いですし、女性には良い財星があると良いですね。
しかし、中には男性的な星が多い女性も居ますし、女性的な星が多い男性もいらっしゃいます。特に月柱が、命式の中心星ですので、月柱にどの様な星が来ているかが大きな鍵です。
月柱に偏官が出ており、他柱にも官星や比肩星・傷官が出ていて、財星が乏しい女性は、あまり家庭向きではありません。専業主婦には向きません。
この様な女性は、家の中でじっとしているのは嫌いです。
同じく、男性の命式にも月柱に偏官が出ており、五行にも官星が多かったりすると、この男性も仕事の方に意識が行きます。
夫婦揃って、家庭よりも仕事ならば、結婚して子供が生まれた時には、子供が寂しい思いをしやすいですね。…ですから、やはりバランスがとても重要になります。

基本的には、男性が仕事運が強い命式の場合は女性には家庭的な星(財星)が出るほうが良いですね。
その反対に女性が社会運(官星等)が強い場合には、女性がある程度活躍できる場を作ってあげることも大切です。…特に女性の場合には、基本的に男性に合わせたり、家を守ることが一般的ですから、星の並びや五行のバランスの良い人が家庭婦人としては活きやすいと思います。
比肩星が強かったり、官星が強い場合には、主婦には納まり難いと思います。

また、大運の関係では、夫の大運が低迷期(特に比肩・敗財)には妻の大運が良い運気であれば、何とかカバーしやすいですし、妻の大運の低迷期には、夫の大運が良ければ、夫の運勢で乗り越えられます。運勢(大運)の並が同じ様な場合には、良い時期には二人共に良いですが、悪い場合には、二人共に落ち込んでしまいます。この場合は注意が必要ですね。
基本的には夫婦は、互いに補完し合うのが良いですね。

続く…

新栄堂


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男女の相性と結婚の時期(Ⅱ)

2010年07月20日 | 男女の相性と結婚の時期
男女の命式で、日柱が自分と配偶者の柱を表すといいました。
ですから、男女の命式で、互いの日柱同士が干合・支合することは、とても良い関係となります。特に干合する場合には、男性が陽干で女性が陰干が良いですね。
また、男性の命式中の十二支と、女性の命式中の十二支が、互いの十二支を合わせて三局するのもとても引合う縁が強くなります。
例えば、以下の場合もとても引合う関係となります。
(男命)
月柱:庚子
日柱:甲辰

(女命)
月柱:癸卯
日柱:戊申

この場合は、男性の月支:子と、日支:辰に女性の日支:申が加われば、申子辰(水局)となります。男女二人の十二支で三局(申子辰:水局)が出来上がります。
この様な場合には、強く引合う縁があります。特に男性の命式には辰と子がありますので、命式中に申を持った女性を求める傾向があります。
年柱や時柱を入れて、男女、互いの命式の中に二重に三局が出る場合などは、かなり強く引合う縁ができます。
そして、三局してできたエネルギー(当流派では▲)が、それぞれの命式の良い(必要)五行に出ると、二人の相性は益々良い関係の相性となります。
続く… 新栄堂


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男女の相性と結婚の時期(Ⅰ)

2010年07月19日 | 男女の相性と結婚の時期
鑑定に来られる女性で、問い合わせが最も多いのは、男女の相性と結婚の時期です。
そこで、今回は相性や結婚の時期について記入したいと思います。
まず、日柱は自分と配偶者の柱です(夫婦の柱です)。
日干は自分を表し、日支は配偶者を表します。
例えば…
男性の日柱が甲辰で…
女性の日柱が己酉の場合…
男性の日干:甲から女性の日干:己を見ますと、正財となりますので、甲の男性から己の女性を見ますと、正財(妻)の様な関係になると見ます。
また、女性の、日干:己から、男性の日干:甲を見ますと正官となり、正官は夫という意味がありますので、己の女性から甲の男性を見ますと、夫の様に見えるというのです。
この関係を干合の関係といいます。干合は夫婦の関係と見ます。また、男女の関係で、命式中に干合が多いと、精神的な縁(繋がり)が多いと判断致します。
次に日支の辰と、同じく日支の酉は辰酉で、支合の関係となります。
支合は、現実的(肉体的)な縁(繋がり)と判断致します。
男女の命式で、十二支同士が支合・三局する場合には、現実的(肉体的)な縁(繋がり)があると判断致します。
互いの命式で、干合・支合・三局(半局も含む)が多い場合には、精神的にも現実(肉体)的にも縁が深い関係と見ます。…そして、干合・支合して、生じた新たなエネルギーがその命式にとって、必要な五行に生じるのは、より良い関係です。
上記の男女の命式の場合は、日柱同士が互いに干合・支合しますので、精神的にも肉体的にも、縁(繋がり)が深い関係となりますので、この様な関係の男女を鴛鴦合(えんおうごう)といい、おしどり夫婦の関係といいます。・・・この関係は日柱だけで見たらとても良い相性の関係となります(最終的には、四柱全体を見て判断しますが?)。
時々、日柱同士が天戦地冲(互いに争う)の関係のご夫婦もいらっしゃいます。
日柱同士が、この様な場合には注意が必要です。

続く…  新栄堂


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