
上図はタイプが異なる五行です。
四柱推命の命式は、年月日時の四つの柱で出来ています。
そして、各柱は各々干支で出来ていますので、全部で8個の星でできています。
ですから、四柱推命のことを「八字」ともいうのですね…。
上図は、二つの異なる五行図です。
左側の(A)は8つの星(●)が…
木の比肩に2個…●●
火の食傷に3個…●●●
土の財星に3個…●●●
金の官星と水の印星にはありません。
星(●)がある処には気が流れるので、こちらの方は比肩→食傷→財星と気が流れる命式です。
変通星では食傷は春の様な星ですし、財星は夏の初めの様な星ですので、年の頃では10代~40代の若々しい雰囲気があります。
多くの植物も春に種を蒔き、夏に成長しますので、その様なエネルギーがある命式といえます。
女命では食傷は子供を表し、財星は子供を守る家庭を現しますので、良い食傷と財星とがある女性は、比較的子供運があるとも言えます。
また、食傷はお金を生み出す星ですし、財星はお金とも言えますので、一般的には食べるには困らない星とも言われています。
(食神を剋す強い偏印や強い比肩(劫財・敗財)が出ていなければ…)
右側の(B)は8つの星(●)が…
金の官星に3個…●●●
水の印星に2個…●●●
木の比肩に3個…●●●
火の食傷と土の財星にはありません。
官星は仕事や社会性や規則を表す、40代~50代の大人の星です。
良い官星があれば社会性や責任感を持った方ともいえますが、多過ぎるとプライドが高くなります。
また、印星は60代~70・80代の晩年を表す思慮深い星です。
故に、正官と印綬とが並ぶ命式の方は、「官印両全」といいまして、何かの資格や才能を持って、社会で活躍されている方が多い様です。
右側の(B)は左側の(A)に比べると大人の雰囲気があると思います。
また、女性の場合、右側の(B)の方は、家庭よりも仕事や社会で活躍される方がおおくなると思います。
そして、男性の場合は仕事には意識を持つが、財星という女の星が無いので、女の気持ちが分からない男が多い様です。
その他、様々 ありますが…いろんな事がわかると思います。
今回は、記入しませんでしたが…
木の比肩を中心とした、水の印星と火の食傷に星(●)が固まる人(印綬傷官型)と、
木の比肩に星(●)が一つで、反対側の土の財星と、金の官星の二つに星(●)が固まる場合(財官双美~財殺)は、これも真反対のタイプとも言えるでしょう…
この様に、同じ親から生まれた子供でも、「オギャー」と生まれたその時に、タイプの違いがあるのですね…
そして、その特徴は、自分が独立して活きる年代の中年期が最も現れやすいと言われています。
幸福の一歩は、自分を知る(自分の命式を知る)ことからかも知れませんね…

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