新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運勢を良くするパートナー

2023年11月24日 | 四柱・その他
Wikipediaでは、あげまんは、一緒にいることで男性の運気を上げる女性の俗称とのことだそうです…。
より良い巡り合わせにする女性を「あげまん」、
不運な巡り合わせにする女性を「さげまん」と称すると書いてありました。
語源の由来については以下の諸説があるそうです。
・「まん」とは「間」が転化したもので、運気・潮目・出会い・巡り合わせの意味
 (関西方言では「まん(間)が良い/悪い」のように使う)という説。
・女性器の俗称を略したものであるという説。
肉体関係を持った男性の運気を上げ、より良い巡り合わせにする女性を「あげまん」、
不運な巡り合わせにする女性を「さげまん」と称するようになったという説があるとのことですが…

さて、ここからが推命の話に入ります。
男女の相性等を見る一つに、お互いの四柱八字の干合支合三局を看る方法があります。
特に日柱は自分自身(自分と配偶者)を表す柱ですので、その日柱同士が干合支合していると、一番の本質が引合う縁があると言われています。
例えば…
男性の日柱が(壬申)で女性の日柱が(丁巳)の場合…
壬と丁は干合し、申と巳も支合するので、心も体も引合う関係となり、この様な関係を鴛鴦合(オシドリ)と言います。
一番 肝心な処が引合っていると解釈することも出来るのですね…

また、二人の他柱の干支が同じ様に干合支合三局している場合は、より精神的にも肉体的(現実的)にも引合う縁があると見ますが…
引合うという事は、確かに深い縁があると解釈しますが、
問題は、干支合によって新たに生じた五行が、自分の命式にとって必要な五行(良い五行)なのか、
それとも、必要ではない五行(良くない五行)なのかによっても判断は変わってきます。

必要な五行ならば、一緒になることを通して、運気が上昇する「あげまん」となると思いますが、
そうでない場合…
例えば、干合支合 三局で生じた新たな五行が、比肩等になる場合…
特に、もともと自星が強い人の場合は、一緒になることを通して我儘さが増してしまう場合もあります。
これは、いわゆる「さげまん」の様な状態となるのかも知れません…。
良い関係で縁が深くなるのは良いのですが…
悪い関係で縁が深くなると、「腐れ縁」となる場合もあります。

人との相性…
とても大切だと思います。
どの様な人とパートナーを組むか…
それによって人生は変わって来ると思います。

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吉星三並び。

2023年11月17日 | 四柱・その他
変通星の中で特に真面目で品の良い吉星と言われているのが以下の3つとも言えます。
正財・正官・印綬ですね…。
印綬のことを正印とも言いますので、この3つは全て正が付く変通星と言えます。
また、正があれば偏もある訳ですので、上記に対しては、偏財・偏官・偏印がそれにあたります。

正になる変通星の関係は…例えば、日干:甲を例にして説明しますと、
甲から己を見れば正財(干合)ですし、
甲から辛を見れば正官となり、
甲から癸を見れば印綬となります。
甲は陽干ですし、己・辛・癸は全て陰干ですので、陽干(+)と陰干(-)の関係が正になると言えます。

磁石では+と-は引合い一つになって安定しますので、正には固定(安定)という意味も出てきます。
例えば、六親で説明すれば…
正財は、籍の入った女。
正官は、籍の入った男。
印綬は、実母というのも、そこから来ています。

正には安定(引合う)という意味もありますが、表現を変えれば真面目で堅いという意味にもなります。
偏は、+⇔+、-⇔-の関係ですので、この様な関係、例えば、磁石では反発(動く)という関係になり、
偏財は、籍に入らない女、流動の財(営業)となるのは、その様な理由からです。
正官がホワイトカラーならば、偏官がブルーカラーとなるのもその様な関係からなんですね…。

さて、親は自分の子供が可愛いものです。
子供には立派になって欲しいと思うのが親の心でしょう。
そして、子供も親孝行がしたいと思うのが子供の本質です。
人間は生まれながらにその様に出来ています。

妊娠中は、五体満足な子供であれば思いますが、
子供を産んで育てる中で、様々な思いも出て来ると思います。
親の欲やエゴが、子供に向かう場合もあるのですね…。

元来、子供は親の願いに応えたい思いますので、一生懸命に我慢して頑張ると思います。
親孝行したいと思って無理をするんですね…

特に真面目で堅い吉星と言われる命式のお子さん…
例えば、正財・正官・印綬が並ぶ、財官印三宝の命のお子さん…
頭も良いですし、目上の引立てもあり、品性もありますので、それなりの成績も出すと思います。
しかし、真面目過ぎて頑張り過ぎて、限度を超えてしまうと、少しずつ心が壊れてしまう場合もあるのですね…

適当にガス抜きしてサボれば良いのですが、親や目上(上司)に応えたいと無理をしてしまう場合も多いのですね…
その結果…心が…という場合も多いと思います。

確かに、ご自分が産んだ子供ですが、天がその夫婦を通して誕生させた天子の様な存在が子供ですので、
天からの預かりものとも思います。
そのお子さんの個性(命式)を知って大切に育てることがポイントかも知れませんね…。

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ガラス細工

2023年11月07日 | 今日の出来事


上図は 生時不明ですが、天干に偏印と傷官とが並んだ命式です。
また、五行はそれとなくバランスよく出ていますが…
月上の偏印は乙卯の専旺干支の偏印、
年上の傷官には荒れる十二運の沐浴が付いているのが特徴とも言えます。
偏印も傷官も才能の星で、やや精神的なもの反応する星(変通星)とも言えるでしょう…。
また、日干の丁は十干の中でも芸術性のある十干とも言えます。

その様なことを総合すると、とても繊細な感受性を持たれた芸能人等にも多い命式とも言えます。

「ガラス細工」の様な美しさを持った繊細な魂を持っておられるのでしょうね…
キラキラ輝く繊細なガラス細工…とても美しいと思います。
しかし、ガラス細工は、ちょっとした衝撃でも傷ついてしまうでしょう…

繊細な心に傷が入ると、それがトラウマとなり、嫌な運気になると 自分を傷つける場合もあるかも知れません…
周囲の方が、繊細な魂を理解して守ってあげられれば良いのですが…
年上に荒れる傷官がある場合は、不思議と傷つく環境を与えられる場合も多いものです。
この様な命式の方は人の相性や環境を選ぶと良いかも知れません。
暖かい家庭(財星)と、気持ちを落ち着かせる様な学びも良いでしょうし、夢中になれる趣味(偏印)を持たれるのも良いかも知れませんね…。

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コメント (3)
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