夫婦の運は互いに影響する場合が多い。

夫婦生活は二人三脚といいます。
昔、運動会でやったことがあると思います。
夫婦が並んで、夫が右、妻が左に立った場合、夫の左足と妻の右足の足くびを結び合わせて三本足で走る競技のことですね…。
二人三脚は互いに拍子を合わせて走ることが大切です。
片一方が、早く走り過ぎても倒れますので、互いの体力を確認しあい、息を合わせて走ることが大切です。

勿論、目的地が同じでなければ、最後まで到達することは出来ません…。
人は女（陰）と男（陽）の二種類ですが、女性と男性では、捉え方が天と地ほど異なります。
推命的には、官星（夫星）の無い命式の女性は男の気持ちが分かり難い傾向があり、財星の無い命式の男性は女の気持ちが分かり難い傾向があります。
財星や財星を生じる食神が全くない男性は、女心が分からい場合が多い様です。

この様な男性がおられました。
比肩（自星）が５個も６個もある男性で、天干には確りした食神も出ていました。
太過した比肩が食神を生じます。
食神は女性である財星を生じるのです。
この男性…自分は妻や子供をこんなにも愛していると言っておられました。
しかし、妻や子から見た場合、確かにあなた（夫・父）は私を愛してくれてはいるが、それは「あなたなりの愛し方」だというものでした。
比肩（自星）が強すぎる人の場合は、私、私…と、自分中心の愛し方になってしまうのだと思います。
愛とは、本来は相手を中心とするものなのですが、いつの間にか自分中心の愛し方になっている場合が多いものなのですね…。
五行図を見て、星（●）の偏りを視覚で確認すると分かりやすいと思います。

また、月上の天干（中心）に正官を持つ女性…
その女性の大運と流年に命式本体の正官を剋す傷官双並びの行運の場合…
女命では正官は夫を表しますので、夫（正官）に傷が入る暗示もあります。
そこで、夫の命式や行運を見てみますと…
日干：乙の夫…
命式本体と大運との関係で、巳酉丑：金局して金の塊▲がどさっと出ていました。
金は硬いものやメス（手術）等の意味があり、今年の夫は金尅木と、身に刃物が入りやすい年でした…。
年齢も年齢なので、結石等の病気には注意の暗示もあります…。
すると…四柱推命は当たるんですね…
星（変通星）の並びや五行が安定していれば良いのですが…
上記の男性の場合は、官星の気を抜く印星が確りと出ていれば良かったのですが…。
星（変通星）の並びと五行のバランス…重要ですね…。

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新栄堂

生れた時間は…？

今朝のTVニュースは「大谷翔平」さんの話題で持ちきりです。
昨日の新聞でも大きく掲載されていました。
大谷MVP 異次元の1年、満票 日本人20年ぶり選出。
二刀流ついに真価！　打撃、力も技術も。
日本人が本場アメリカのメジャーで評価されるのは嬉しいですね…。
ご両親も本当に嬉しいと思います。

そこで、早速、ネットを検索して彼の生年月日と生まれた時間を調べてみました。
（大谷翔平）1994.7.5. 生れ。身長：193㎝、体重：95.3kg. 恵まれた身体ですね…。
社会人野球の選手だった父・大谷徹とバドミントン選手の母を持つ、スポーツマンの両親の家に、三人兄弟の末っ子として生まれる。
もともとの遺伝子が違う様にも思います。

生年月日は直ぐに出ましたが、生まれた時間はなかなか…。
四柱推命では、生まれた時間でかなり変わってきます。
極端に言うと王様と乞食ぐらい…少しオーバーかも知れませんが、それでもかなり変わって来るのですね…。
生れた時間の柱は特に晩年に影響し、子孫運や寿命、そして性格や能力にもかなりの影響を与えます。

大谷翔平 四柱推命で検索しますと、何件かヒットしました。
生時不明なものが殆どでしたが、中には翌日、日にちが変わって直ぐ生まれというものもありました。
また、その他を検索すると、21時06分生まれというのもありました。…2015.4.15の日干現代の記事から。
上図は、記事を信じて21時06分生まれで出したものです。

また、四柱推命には様々な流派があります。
当方の流派は他流派とは地支の変通星や大運の出し方が少し異なります。
彼の命式は…
・日柱：壬辰（魁ごう日生まれ）
・天干の並びは、月上の偏印を中心とする食神と印綬との並びの命式。
・月上の偏印の下には偏財があり、やや抑えられている。
・時柱は、辛亥 印綬 建禄で、天徳（亥寅）の付く印綬となっている。
・五行はバランス良く、星（●）が入っている。
20代の彼の大運は比肩となり（当方の流派では）、海を渡ったり海外等で活躍するには良い大運とも言われています。
優しい人柄の良さを感じる命式の様に思えます。
本当の生まれた時間は何なのでしょうか…。

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学び方のパターン。

四柱推命等の占いが好きな方の共通点を調べてみると…。
1. 命式の天干に偏印を持つ方が多い。
偏印はスピリチュアル的な星で、表に出ない裏の事が知りたい傾向がある。
この様な方は、建前ではなく、裏の世界が本当の世界と思っている方が多い様です。
また、斜に構えて、疑い深い傾向があり、自分の好きなものに没頭する傾向があります。
そして、偏印に付く12運によっても、偏印の持つ特徴の角度が少々異なってきます。
例えば、偏印の十二運に墓が付く場合、かなりマニアックになりやすく、霊的な世界と縁を結ぶ傾向も出てきます。

2. 十二運では「墓」が多い人も、占いとか古典的なものに興味を示す方が多いですね…。
もともと、墓には墓守という役目もありますし、少々マニアックな傾向もあるからですね…。

3. 次が傷官でしょうか…？
傷官を持つ方は敏感な感受性の強い方が多いですね…。
特に、傷官の十二運に荒れる沐浴等が付くと、精神的に心に傷を抱えている場合も多い様です。
傷官は、年の頃では多感な思春期や反抗期の様な年齢の時です。
この年齢の頃は、とても純粋な年頃ですが、理想から反した家庭や社会環境で生きるとそのギャップによりガラスの様な心に傷が付いてしまう場合も多い様です。
その心の傷がトラウマとなり、心理学や占い等に興味を持たれる方が多い様に思えます。

4. 次が印綬でしょうか…。
印綬は古典や学問の星とも言われています。
知的な好奇心が旺盛で、古典から占いの世界に興味を持つ方が多いかも知れません…。

5. 偏官等が主体の星の場合は、占い等で当てられ、そこから好奇心で道を究める方もいらっしゃいます。
偏官は、行動の星ですの、印綬が教科書からコツコツと学ぶのに対して、偏官の場合は、実際の鑑定の中（実体験）から掴む方が多い様に思えます。
論より証拠…沢山の人を実際に鑑定しながら、研究される方が多いですね。

6. 印星が強い方は、頭で論理的に考えて鑑定を行い、傷官が多い人は、知識を土台とした閃きの中で鑑定をされる方が多い様です。
確かに印星が主体の方は、ああだこうだと理論理屈の方が多いですし、傷官の強い方は、頭（心）の中にイメージが降ってくる（浮かぶ）とも言われています。
その様な観点から見ますと、コツコツと蓄えられた真理（印星）を土台に、天から降りて来る閃き（傷官）の両方が有るのがベストなのだと思います。
四柱推命でいう「印綬傷官」を才能で生きていく星の並びというのもそこから来ているのだと思います。

7. 財星（偏財）は優しい情的な星とも言えます。
財星が主体の方は、人の感情を共有する能力に長けています。
故に、相手の気持ちを考えて鑑定をされる方が多い様に思います。
優しさを求める人には良いのかも知れません…。

その他、様々ですね…
同じ人間でも星によってパターンが異なるのですね…
面白いものですね…。

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新栄堂

十人十色（タイプの異なる二人）

人の細胞の数は60兆個とも37兆個とも言われています。
また、宇宙の星の数は1000兆個？とも言われています。
実際の話、数えた人が居ないので分かりませんが…？
そして地球の人口は…1987年に50億人。 2021年の世界人口は78億7500万人。 2030年に85億、2050年には97億、2100年には109億人に達すると予測されています。
凄い数ですね…。

また、今迄生れてから死んだ人の数は1080億人だそうです（ある計算式によると…）。
もし、人間に魂があるとすれば、あの世（霊界）に1080億人の霊人がいることになりますね…。
その様に考えるとあの世に行った霊人の本性のレベルが気になります。
一説では、霊界と地上界とは音叉の様に共鳴しあっているので、私達の心と体の様に互いに影響しあっているとも考えられます。
心が元気になれば体も元気になりやすいですし、体が元気になれば心も元気になります。
確かに影響しあっていると思われます。

さて、四柱推命では年月日時の四つの柱の干支の組合せで命式表を作成しますが、その組合せは凡そ五十数万通りあるとの事です（当方の流派の会報誌「天徳」での記載）。
これには、時柱干支の取り方によって二通りの数え方があるそうです。
理由は夜子刻の取り扱い方に違いがあるからだそうです。
60×12×60×12通りor 60×12×60×13通りだそうです。
何れにせよ五十数万通りの命式が出来るそうですので、人の性格や運も様々なのだと思います。
また、同じ生年月日刻でも、親や配偶者の運（生年月日）は違うので、その人達の影響を受けて、本人の運も少しずつ変わって来ると思います。

人体は四肢五体でできています。
頭もあれば、手も足も胴体も…。
手の様な役割を持った命式もありますし、足の様に動き回る役目を持った命式もあります。
また、脳みその様な役割の命式もありますし、口の様にしゃべるのが得意な命式もあると思います。
そして、人体の場合は、それぞれの身体の各器官が、一つの人体を活かす為に互いに連携を組んで働いています。
そこには矛盾がありません。
矛盾があるとすれば癌細胞の様なものです。
癌細胞は、俺、俺、俺と、おのれ自身の増殖のみを考え、最終的に主人である人間を殺し、癌細胞自身も滅亡します。
本来の人間は、互いの為に生きて全体を活かし、全体は個を守るのが自然界の法則です。
しかし、現実世界を見るとそうでない場合もあると思います。

本来は…
陰（妻）は陽（夫）の為に…陽（夫）は陰（妻）の為に存在しているのですが…
最近の結婚は、自分中心に結婚する場合が多いかも知れません…

この様にも言われています…
愛は、相手を中心としたもの…。
恋は自分を中心としたもの…。
男女が出会って恋に堕ちると、幸福ホルモン（脳内麻薬）が頭の中に放出されます。
そして、幸福感を感じます。ドーパミンが出てドキドキしますね…
しかし、脳内ホルモンの放出も長くて3年…
その3年の間に恋の関係が愛の関係に昇華すれば良いのですが…。
そうでない場合も多いですね…。

上図は、同じ木日干（乙・甲）の命式ですが、変通星の並びや五行が異なる命式です。
向かって右側の命式は財官に星（●）が固まる現実的な命式です。
左側の命式は、食傷と印星とに星（●）が固まる才能で生きていく精神的な命式とも言えます。
互いに無いものを相手が持っています。
お互いが、相手の良さを尊重し、愛によって一つになれれば、丸いリンゴの様な完成した形になります。
この様な、極端な命式は、相手の持つ良さを認め合うと良いと思います。
何処かに星（●）が固まるとは、何処かに星（●）が無い事ですので、無いものねだりをせずに、良さを引き出してあげれば良いのだと思います。
互いの命式を研究することで、自分や相手の良さを引き出すことができると思います。

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変通星を季節で譬えれば…

変通星は全部で10（10個）あります。
比肩・敗財（劫財）、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬の10個ですね…。
この変通星を季節に置き換えれば、以下の様になるかも知れません…。

●比肩（敗財・劫財）は、母体を離れて新しい出発の様な時、故に生まれたばあかりの赤ちゃんの様なものかも知れません…
自分のことを優先しやすい時期とも言えます。季節ならば冬かも知れませんね、お金も出やすいですし、大切なもの（財）を剋す星だからです。

●食傷は、敏感な思春期の様な星ですね…。自分だけではなく、お友達との関係が出てきます…。
冬が終わり春の様な運気で、恋をする方もおられるでしょう（食神）。また恋に破れたり、多感な時期に心に傷を負う人もいます（傷官）。

●財星は20代後半から30代の様な星。恋愛から結婚、家族を得て家族の為に頑張ろうとする時期。お金を貯めて将来はマイホームを造る人も…（正財）。
働き盛りの夏の様な運気ともいえます。…植物も太陽の恵みを受けてスクスクと育ちますね…。

●官星は40代から50代の働き盛りの星。社会的なポストを与えられ、社会の為に義の為に活躍する大人の星です。
季節では、夏の様な運気で、夏の陽射しを受けて植物が繁茂する時期ですね…。

●印星は、65歳を過ぎて、定年を迎えた様な時期。年齢では65歳から死ぬまでの晩年期を表します。
一年で云えば、稔の秋を表すのが印星ですね…。
推命的には印星が旺相すると稔の多い秋となり、印星が休囚すると稔の少ないまるで比肩様な秋とも言えます。
また、秋の夜長とも言いまして、過ごしやすい季節の中、夜の時間が長くなり読書（学問）をするには良い季節といいます。
印星の時期は外的に動くよりも自分自身を内観して、軌道修正する時期とも言えますね…。

比肩（劫財）→ 食傷→ 財星→ 官星→ 印星と10年が過ぎ、これを10回繰り返すと、10×10=100年…一生はアッと言う間ですね…。
老年期の印星が終わると、比肩という分離の運気に入り、肉体を脱いで（分離）して、次の世界へと旅立ちます…。

運の良い人の命式は…
お金が必要な時（年齢）に、お金が入る大運が巡り、
社会的なポストをいただける時期（年齢）に良い社会運が巡って来る命式ですね…。
命式本体の星の並びが良く、周期的な運の巡り（大運）に恵まれた方は、大変ラッキーな方だと思います。
運の良い人も居れば、そうでない方もおられます…。
運の良い人は、その運をご自分の為だけに使わないで下さいね…
他の為に使うと喜びは倍増すると思いますし、徳積みにもなります。

重い荷物を背負った方は、苦労が多いかも知れません…。
しかし、苦労を感謝して過ごすと、その先には金メダルが待っています…。
穴が埋まると家が建つ…なのですね…。

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目に見えないものも重要（財殺の命から）

この世界は目に見えるものと目に見えないものとで出来ています。
人間なら心（魂）と肉体。心は見えませんが、肉体は見えます。
勿論、肉体も大切ですが、心（魂）はもっと大切かも知れません…。

光も、目に見える光（可視光線）と目に見えない光（不可視光線）があり、
音波も耳で聴こえる音波と聴こえない音波があります。
全て、目に見えるものと目に見えないものとで出来ているのですね…。
因みに、霊界と地上も目に見える世界と目に見えない世界ですね…。

心（魂）のご飯は愛ですし、肉体のご飯はお金で買えます。
故に人は愛とお金を欲するのだと思います。

肉体の寿命は生きて100年ぐらい…。
言い方を変えれば、人は生まれた時から死に向かって歩いているのかも知れません…。
肉体は物質で出来ているので、物質はいつかは滅びて土に返ります。
魂は霊ですので、土に返ることはなく、肉体を土台として、霊の糧（愛・善）を享けて育ちます。
霊の糧を享けると、良心が喜ぶのでわかると思います…
人は、100年足らずの間に、愛の家庭を築き、社会に貢献して無形なる愛の魂（人格）を形成することが必要なのですね…。
そして、時が来たら、肉体という衣を脱いで永遠なる愛の世界に入る…なのだと思います。

推命的には、無形なる天の十干と有形なる地の十二支の干支もその様に解釈することも出来ると思います。

さて、上図の命式は、天干の並びは、月上の正財を中心とする正官（年上）、正財（時上）の並びの命式です（表の並びは財官双美）。
そして、五行図（丸い円）を見ますと、木の財星に星（●）が4個、火の官星に星（●△）が4個と、財官に星が固まった命式となります。
表（天干の並び）と裏（五行図）の財官のみに星（●）が固まる、所謂「財殺の命」といわれている命式です。
財官に星が固まるという事は、運の良い時は財星（お金）や官星（仕事）に恵まれる星です。
また、財は優しさ、官は責任感を表しますので、優しく責任感のある人でもあります…。
優しい人は人の気持ちを抱きかかえ、責任感のある人は背負います。
しかし、比肩（自分）が1個（一本足）ですので、1本足の自分で4つを抱きかかえ、４つを背負ったら、自分は潰れてしまいます。

この様な命式の方は、財官という目に見える現実世界（社会）に振り回されて、自分を失ってしまい、全てを失ってしまう場合もあるのですね…。
・昔なら贈収賄事件で…
・お金や仕事という多忙の中、自分を内観する時間を持てず、自律神経失調症になる方もおられます…。神経がおかしくなれば、職場も辞めざるを得ません…。

外的なものに振り回されて、目に見えない本質を忘れてしまう傾向が出やすい命式ともいえるのですね…
現実的（外的）な人は、生きていくには、お金…、その為には仕事が…と、そこに意識が集中するのだと思います。
この様な命式の方は、周りに振り回されて心が忙しい人が多い様です…実は、忙しいとは心が亡ぶとも書きます。
目先のみに捕らわれず、原因（本質）を考える時間を取ることが大切なのだと思います。
この命式にとって必要な星は印星（印綬・偏印）かも知れません…推命的には財官印の形になり、物事の本質を見つめることがポイントだと思います。

今迄は、物質中心の外的な時代でした…。
これからは、より本質の心（魂）の時代に入ると思います。
魂の成長や、心の喜びという、より内的・本質的な時代に入ると思います。
肉体は、時間や空間の制約を受けますが、心（魂）は時空を超越します。
既に、26年前のWindows 95の頃から、その様な時代が到来しだしたとも言えますが、今回のコロナ禍や気候変動の中で、それらが加速していると思います。
ロボットやAIの普及…
最近では、フェイスブックが｢Meta｣に改名。
今後10年収益を生まなくてもメタバースに年1兆円投資するというニースもありました。
｢メタバース｣とは、AR（拡張現実）・VR（仮想現実）の端末を使い、人々とつながれるデジタル空間のことだそうです…
仮想現実…これは、人間が肉体を脱いだ後に行く本質の世界（霊界）の疑似体験の様な世界だと思います。
外的な世界を追求してきた科学は、その穂先を内的な心（魂）の世界に向けて来たとも解釈できます。
外的な知を探求してきた科学と、内的な知を探求してきた宗教…体と心（魂）が一つになる時代を迎えているのかも知れません…。

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新栄堂

あおり運転等には気を付けて…金局。

テレビを付けると「あおり運転」のニュースが時々流れています…。
ストレス社会ですので、何処かで発散したいのでしょうが…
巻き込まれた方はとんだ迷惑。
私の友人が、この様なことを言っていました…
自分は、仕事の関係で「車を運転」する機会が多いのだが、今年はヒヤっとすることが頻繁に有ったという…
高速道路を運転中、後ろから付いてきた来た見知らぬ車に幅寄せさせられた！
また、追い越しをかけられて、抜いていった車が突然キューブレーキをかけ、もう少しで衝突するところだった！
その他、一般道でも危なかったことが多かったとの事…。
そこで、友人の命式を出してみました。

日干：辛で、天干の並びは月上の偏印を中心とする偏財と傷官の並び…。
五行（丸い円の中の木火土金水）にも満遍なく星（●）が出ている。
それなりに五行は揃っている…。

しかし、気になることが幾つかある。
1. 日干：辛の人は、今年の流年が比肩となる事。比肩は大切な宝を表す財星を剋す星。
また、比肩は肩を比べるとも書き、争うには良い年。
比肩の年はトラブルが発生しやすい年と言えます。

2. 命式本体の年支と日支に「巳」と「酉」があるので、「丑」が来れば「巳酉丑」金局して金の比肩が増える（▲）。
金には硬い金属や刃物という意味があるので、金属で出来ている車や刃物の事故に注意の暗示が出てくる…
彼のまわりを、殺気（金＝攻撃・剣）が取り巻いているとも解釈することも出来る…。
そういえば、10/31に起きた小田急線の電車内で起きた事件も乗客が刃物なので無差別に襲われ車内に火が放たれた。

3. また、命式本体の時柱の傷官 墓と、大運：正財 冠帯で墓庫が開いた期間という事も少し気になる…。
彼の命式は、そこそこ五行のバランスが良かったので大事には至らなかったが、この様な年回りは気を付けた方が良い時期とも言えます…。

・金の太過に巳酉丑で金局（▲）
・金の傷官が強く官星を剋す時期
・強い倒食の年
上記を中和する星が出ていれば良いのですが…そうでない場合は注意も必要だと思います。

何か気になるった場合は、運勢を看るのも必要かも知れませんね…。

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刑・冲は命式（遺伝子）のキズの様なもの…

四柱推命には様々な流派があります。
そして、流派によって看命の仕方も異なります。

当方の流派は高木乗の流れを汲む安田流四柱推命というものです。
安田流の特徴は…
月上の天干星を中心として、年上・時上の天干星の並びを看ます。
次に命式全体の五行のバランス等を見ます。
また、天干は主に表面に表れる看板の様なもので、地支は内面（家庭）の様なものと言えます。
安田流の特徴は、安田流五行図というものを使って、四柱八字の五行のバランスを右脳（視覚）で瞬間に捉えることができます。

また、どの様な流派でも同じだと思いますが…
年柱は先祖や霊的な背景を表し、月柱は両親や兄弟（主に両親）を表します。
そして、日柱は自分と配偶者（日干が自分で日支は配偶者）を表し、時柱は子供や子孫運を表します。
日干が自分ですから、日干から見て他の７つの星がどの様な関係（相生・相克・比和）になっているかで、どの様な人間関係や運が生じて来るかが分かります。

例えば…
年柱の干支と月柱の干支とが、尅の関係の場合…
（例）
年　庚子
月　丙午　の場合…
月上の丙が年上の庚を火剋金と剋し、
年支の子が月支の午を水剋火と剋します。
この様な関係を月柱と年柱の天戦地冲（闘っている）と言います。
親と先祖の関係に傷が入っていると見る事も出来ますね…
命式の柱同士が闘っているので、遺伝子のキズの様なものと捉えることもできます。

同じ親から生まれ、同じような環境で育っても、命式によって性格や運が異なるのですね…。
不思議なものだと思います…。
オギャーと生まれた時に、魂の特徴や運が決定されるのですね…。
運とは河の流れの様なもので、普通に生きていたら、運という流れの様な環境が与えられ、そして、それを選択し…
気が付いたら命式の通りに生きていたという方が殆どだと思います。
運命が変わるのは、自分の価値観が根底から変わった時だと言われています。
例えば…
・死ぬ様な大病をする。
・最愛の人を失う。
・罪も無いのに投獄される　等を通して、心の気付きを得、自分の価値観が根底から変わると運命が変わってくるとも言われています。
また、公の為に徳積みを続けると、命式の持つ星（変通星）の良い面が出て来ると言われています。

宇宙の根本原則を知り、自分自身の命式（天命）を知る…
知って、それを活かすことが人生だと言えますね…。

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