新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

六親(りくしん)について(4)

2010年04月26日 | 六親(肉親関係)
■子供の命式
・月柱が比肩・敗財・劫財の子供は、生まれてから3年間は注意が必要(大運の最初が比肩・敗財・劫財が出るので)。…子供が小さい頃は、良い小児科を見つけておく。
・比肩-帝旺(羊刃)や傷官が多い人は、少年時代まで気をつけないと災いが多い(7歳ぐらいまでは、親が意識できるところに置く)・・・怪我や事故。
・子供時代の大運に、冠帯や帝旺などが出るのも注意(若い頃にエネルギーが強いと、本人の運気を使い果たしてしまうとか、親が亡くなる場合もある)。

■女命
・女の子で、食神や正財(偏財)などの星が並んだ場合は、良い妻になる教育だけで充分である。
・多印身弱や、過傷官の人は早く結婚させる方が良い。
・傷官の多い女の子は夫を尅しやすいので、何か特殊な才能をや能力を身に付けされると良い。
・印星の多い女性は、金持ちの処へ嫁がせると良い。あるいは、行動力のある男が良い。
・官の多い人は、家庭的な夫や相性の良い人と結婚させる(社会と結婚と、二刀流になりやすい)。
・偏官の強い女性は、専業主婦は向かない。夫が主夫でも良いかも…?
・日干 建禄の女性は良き妻になる。夫よりもヤリ手になる場合もある。
・敗財と偏印とが並ぶ命式の女性は、人の為に苦労しやすい。
・月上 敗財は縁の下の力持ち。一生多忙で人の為に尽くし、人の為に犠牲になって働く星。
・冲の多くある女性は、尻軽の傾向がある。
・印綬に天徳貴人がついて、地支が長生~建禄の人は、人の為に尽くし生涯喜びが多い。
(印綬の天徳は、天徳でも最高の星)。
・女性にとって、日干 長生、建禄は一番良い。建禄はヤリ手。専業主婦なら衰が良い。
・月上 比肩・劫財は、生家から離れ、海外で発展する(海外に出ると良い。男女とも)。

※ これも部分的な捉え方です。最終的には、四柱と五行全体を見て鑑定する。
新栄堂
クリックしてね
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六親(りくしん)について・・・3

2010年04月22日 | 六親(肉親関係)
■兄弟姉妹の星は…比肩・劫財(敗財)
・月上 比肩の人は、財産の争いが多い(比肩が旺相すると)。
・月上 比肩-胎・養・長生の場合は、兄弟の争いは少ないが、帝旺・建禄や、逆に、死・墓・絶が出ていると、兄弟の争いが多くなる(兄弟関係が疎遠、良くない)。

年柱:己   正財
月柱:甲寅 比肩 建禄
日柱:甲申     絶

※ 上記の命式は自分は絶(日柱)、兄弟は建禄(月柱)で、年柱の正財と干合するので、兄弟が財産を取ってしまう傾向がある。

■子供
・男命の場合、子供は官星で見る。五行に官星が無いと、子供(特に男の子)の縁は弱い。
・日干:甲の男性は庚(偏官)が出ると男の子、辛(正官)が出ると女の子の傾向がある?
・女命の場合は、子供は食傷で見る。食傷で、良い財星があれば、子供の運は強い。
・男命で、傷官が強いと、傷官が官星を尅すので、子縁は下る。
・女命で、過傷官の四柱で、行運に官星や傷官の時の出産は注意が必要(障害等おこりやすい)。
・女命で、倒食(偏印が食神を尅すとき)の時の出産も注意が必要。
・生時に吉星が出て、旺相していれば、晩年は子供が自分を助けてくれる。
(例)食神-冠帯、正官-長生 等。
・時柱に比肩-絶・墓、偏官-帝旺等は、歳をとってから、一人で生きていく運となりやすい。
  時柱に偏官が出ると、歳をとっても働くと見る。
・女命で、偏印が強い人や、多印星の人は子供の星(食神)を尅する傾向がある。
 その時は、行運に財星が来た時に子供を作る。

●良い子供を作るには。
・母親の流年の地支が胎~建禄の時に作ると良い。死・墓・絶の時は避ける。
・時柱は晩年(子孫運=子供)を現すので、生時に良い星が出て、旺相(長生・冠帯・建禄)が出ると、良い子が生まれ、子供が面倒をみてくれる。

※ 実際の鑑定は、四柱と五行全体を見て判断することが必要です。

続く・・・ 新栄堂
クリックしてね
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビのモーニングショーを見て

2010年04月20日 | 今日の出来事
今日のモーニングショーで、独立行政法人の話をしていました。
日本では、いわゆる、官僚の天下り先ですね。
古代中国では、官僚の星は『官印両全の命』といいまして、正官と印綬が並ぶ命式が多かったと聞いています。
正官は組織を守るホワイトカラーという意味があり、印綬は学問や頭脳を現します。
正官も印綬も高貴な吉星で、とても品があります。そしてステータスな星です。
頭も良く、常識的な星ですが、とても保身が強い傾向があります。
保身の強さが、天下り先という体質を作ってしまったと思われます。
正官は真面目だが、保身の強い星です。
偏官は、革命を起こせる星です。
今の日本は、竜馬の様な人物が必要ですね・・・!
新栄堂


クリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六親(りくしん)について(2)

2010年04月20日 | 六親(肉親関係)
■六親の関係は、変通星の相生、相尅や五行の理(状態)により決まる。

(例)
●四柱に印綬と正財が並んだ時はお母さんとお婆さんは仲が悪い(嫁姑の闘いあり)とみる場合もある。…必ずそうなるとは限らない。

・印綬(母親)
・正財(妻 )


●比肩、劫財、敗財(羊刃)が出る(多い)と、妻や父を尅する(財星を尅する)。
・財星には、妻や父親という意味があります。孤独で冷たい性格の男が多い。

●五行に傷官・食神が一杯ある(過傷官)のは、逆に子供が少ない場合もある。(食傷が多くなりすぎると、日干の気を漏らしてしまうので、自分のエネルギーがなくなる)。

●年上 偏印、月上 偏印と、偏印が多いと子供を現す食神が壊されるので、子供ができ難かったり、子供のことで苦労しやすい。行運に財星(特に偏財)が出る時がチャンスの時。

●男命で、干合・支合して財星に△▲が出る方は、妾や恋人を持っている人も多い。

■父…偏財は、父親を現すので、偏財と比肩が並び、比肩を抑えたり、偏財を守る星が無いと、父との関係は薄くなりやすい。

・財とは家庭性を表すので、五行に全く財星が無い場合には、家庭性が乏しい場合が多い。
・多財身弱の女性は、ワンマンな夫に仕えて苦労するという意味がある。(おっとりして反応が鈍い人が多い)。

■母
・印綬(母)は我が身を生ずる星。…母親や身内を表す。
・財星が多いと、母を尅する。(特に正財が多いと)
・印綬が多い…その人の母は再婚した人?
・印綬 長生…慈悲深く、貞淑で、寿命も長い。
・印星大過で、官星が弱いと、器用貧乏の傾向があり、能書き一人前で、親に甘えやすく依存型になる傾向がある。男性はマザコンになりやすく、女性は晩婚になりやすい。

■配偶者
・男命の四柱で、財が死・墓・絶していたら、妻が健康でない場合もある。
・男命で月上 正財は真面目だが、偏財は女を作りやすい。(食神の時期に)
・男命で比肩・劫財・敗財と正財が並ぶ命式は妻に苦労を掛け、妻の運を下げる。
・女命で、月上 敗財-沐浴は離婚率が高い。色難に注意。
・男命で、財星が旺相している命式は、良き妻の助けを受けやすいとみる。
・官星が無くて、比肩星が大過(4個以上)の人は我侭な人が多い。
・正財(妻)が日柱以外と干合すると、妻は浮気をする?(妻自身の命式を見る必要がある)。
・長男の場合には、多財身弱の女性を嫁にもらうと、両親や夫に仕える嫁となる。
・四柱の十二運に胎・養が多いと、養子に縁があると見る。
・女命で、偏財が多くあり、その偏財の十二運に墓などがあると、年齢の離れた年上の男性と結婚する場合もある。

※ これは、あくまでも部分的な見方です。実際の鑑定は四柱や五行全体、そして大運・流年を確りと見て判断致します。

続く・・・
新栄堂

クリックしてね
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六親(りくしん)について

2010年04月16日 | 六親(肉親関係)
■六親(りくしん)=自分を中心にした家族構成・・・父・母・兄弟・姉妹・配偶者・子孫等。

●比肩・敗財・劫財               
・男命→兄弟姉妹
・女命→兄弟姉妹  

●食神
・男命→
・女命→子供

●傷官
・男命→
・女命→子供

●偏財 
・男命→妻・妾・父
・女命→父

●正財                
 ・男命→妻・(父)      
 ・女命→(父)        

●偏官
・男命→子供
・女命→夫・(愛人)

●正官    
・男命→子供    
・女命→夫  

●偏印
・男命→継母・義母
・女命→継母・義母 

●印綬
 ・男命→実母
 ・女命→実母

■見方の例
・比肩星の強い子供と、年・月・日が冲になる子供は、親元を離れた方が良い。
・男命で、月上:正財-長生⇒良き妻を持つ。
・女命で、月上:正官⇒良い夫と結婚する。しかし、月上:正官の女性は仕事ができるので、夫は見下される傾向もある。(干合支合で出る官か、隠れた官星が良い)
・四柱に食傷星-長生は、良い子に恵まれやすい。

■生年をして、祖父母と見る。(父母・生まれ故郷・先祖)
(例)
・年上:正財-冠帯⇒祖母が発展したので、現在ある財を作ったと見る。
・年上:比肩が出ると、祖父母が失敗して財産をすり減らしたと見る。(地支が沐浴・死・墓・絶)

■生月をして、両親の星とする(兄弟とも見る)
(例)
・月上:偏財-建禄⇒父親は立派な財産家(また兄弟と見る場合もある)。
・月上:比肩-絶⇒兄弟縁に薄く、生死別し、力にならない。
・月支を母親と見る。月支:帝旺⇒母は強かった。男命の場合はマザコンの傾向あり。または、母が早く亡くなる場合もある。

■生日をして、配偶者と見る。・・・日支のこと。
(例)
・男命で財星⇒良き妻に恵まれる。(地支星が弱いと、あまり勢いが弱いと見る)
・女命で正官⇒良き夫に恵まれる。
・女命で偏印⇒夫は怠け者?
・比肩⇒自己主張が強い同士。
・女命で偏官⇒地支が弱いと働きのない夫?(たとえば絶)

■生時をして、子供と見る。
(例)
・正官-長生⇒自分より良い男の子ができて、それに養われるという意味。
・食神-冠帯⇒老後は、子供にきちんと面倒を見てもらえる(女命)
・比肩-絶⇒晩年は孤独になりやすい。経済的にも貧しいので、準備が必要?
・時柱の十二運が沐浴や休囚していると、男の子の跡継ぎ運は下がる。

※ 最終的な判断は、四柱の星の並びや、五行全体を見て判断します。(上記は、あくまでも 部分的な見方です)
続く…
新栄堂
クリックしてね



 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運勢について・・・4

2010年04月13日 |  四柱推命(変通星の意味)
■偏印・・・比肩が生まれた子供ならば、食傷は思春期の子供を現します。そして財星は20~30代、そして官星は40~50代というところでしょうか? その様に考えると、印星(偏印・印綬)は60~80代となります。
また、一生を一年で例えるならば、比肩は母体から分離をおこしたばかりの冬の様な時期を現し、食傷は麗らかな春の時期、そして財星と官星は働き盛りの夏運を現し、印星は枯葉の時期の秋を現します。そして地上を去って霊界に行く冬運の比肩に入ります。

偏印には、趣味や宗教、そして古典や芸能・芸術・病気という意味があります。
正官で、社会の一員として活躍したあなたも、60歳を迎え、第一線を退くこととなりました。今迄は、仕事一筋で活動し、頑張ったあなたです。しかし、退職した後は、好きな趣味に没頭したり、本を読んだり、宗教に入ったりして、自分の内面を見つめる時期となりました。中には神社・仏閣をめぐる方もいらっしゃいます。また、自己管理ができずに、病気になる方もいらっしゃいます。
草木も茂る夏の働き盛りの時期から、ご自分の内面を見詰める秋の運勢に入ってきました。
そして、印星の後に比肩(地上からの分離)を迎えるのです。

偏印の方は、物事を見つめる(考える)時に、少し面白い角度で見つめる方が多い様です。
そして、興味のあるものには没頭しますが、そうでないものは見向きもしない傾向があります。また偏印には数理という意味もありますので、理系の方が多い様です。
偏印には、裏という意味もありますので、占い(物事の隠れた世界)に興味を持つ方も多いですね。

■印綬・・・同じ印星なので、ほぼ偏印と同じ様な意味があります。しかし、偏印と比べると、目上からの引立てが多いのが印綬です。また、偏印の様な病気という意味合いはなくなります。そして、偏印がマイナーなら印綬はメジャーな星です。また、偏印が理系ならば、印綬は文系の様な意味合いもあります。
宗教の教祖に多いのが印綬で、信者に多いのが偏印ですね。
印綬には実母という意味もありますので、母親との関係は印綬の方が良いですね。
人の運勢を季節でいえば、冬運(胎中からの分離:比肩星)幼少期→春運(思春期:食傷)→夏運:働き盛り(財星&官星)→秋運:晩年(印星) となります。印星は最後の季節ですので、どちらかといいますと、甘えん坊の末っ子に多い星です。

新栄堂

クリックしてね
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運勢について・・・3

2010年04月12日 |  四柱推命(変通星の意味)
■偏官…結婚して、仕事をして、お金を貯めて、やっと念願のマイホームを作ることが出来ました。仕事を終って家に帰ると美しい妻と、可愛い子供が「パパ お帰り」と、待っています。あなたの私生活はとても充実しています。そしてあなたはやる気満々ですね。
また、会社(仕事)では、あなたは一生懸命仕事をするので、会社からも認められて、社会的な位置や立場も上がってまいりました。今では現場の責任者です。
偏官にはどの様な意味があるかといいますと、ブルーカラー・現場の責任者・正義感・行動・社会等の意味があります。正官が文官なら、偏官は武官ですね。自衛隊なら制服組が偏官で、背広組は正官ですね。社会的にも責任が出てきて、仕事に走り回る様な意味があります。
余談ですが、月柱。:偏官の女性は専業主婦には向きません。夫の代わりに仕事をするような意味もあります。

■正官…現場の責任者(ブルーカラー)を経験し、優秀なあなたは会社でも抜擢されて、出世コースにのりました。会社内の派閥で将来性のある派閥に付いたからです。賢いあなたは上司に逆らうまねはしません。その辺は、武骨な偏官とは違います。エリートコースにのって役員への道が開けました。
正官は責任感の星です。また社会的な位置や立場を現す良い星です。
文官の星で、椅子に座ってデスクワークで、会社の重要なポストを与えられます。
社会的な立場としては、会社の社長や役員にあたります。
特に正官と印綬が並んだ命式の場合には、昔の中国では国家官僚の道を歩ませました。

経済基盤ができると、次は社会に責任を持つ段階となります。

続く…

新栄堂

クリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運勢について・・・2

2010年04月11日 |  四柱推命(変通星の意味)
■偏財…食神(春運)で恋をして、傷官で恋敵から愛する人を奪って、やっとの思いで愛する人と結婚しました。最初はお金も無いのでアパート生活です。子供も産まれ、2DKの生活ですが、毎日はとても楽しいです。さあ!愛する妻や子供の為に、一生懸命稼がねばなりません。活動してお金を稼ぐ時期です。偏財の時期は家庭という意味もあります。また、行動半径も広がり、商売やお金という意味もあります。営業して活動して、財を蓄える時期ですね!
独身男性の場合には、女性を口説きたくなる時期ともなります。
受験生の場合は、勉強よりも遊びに意識が行きやすい時期となります。

■正財…偏財で稼いだお金をもとに、そのお金で土地を買い家を建てる時期です。
待ちに待ったマイホームです。やっと妻や子供と一緒に住める、夢のマイホームが手に入りました。正財には物や固定資産という意味があります。
商売などをしている方には、稼いだお金を土地や物に替える時期でもありますね。
※ 家を建てる時期などでは、流年に良い財星(特に正財)が出ているときが、一番良いですね。…しかし、財星が出ていても、その財星の十二支が死・墓・絶の場合は逆に注意が必要ですね。

続く…

新栄堂

クリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運勢について

2010年04月08日 |  四柱推命(変通星の意味)
運勢についてはこの様に捉えると解りやすいと思います。

■比肩(分離)…人生は比肩から始まります。まず母親の胎内からの分離です。小さな狭い産道を命がけで通過して、地上界に生まれるようなものです。この時期は母親が面倒を見てくれねば、死んでしまいます。また比肩は自我を現します。赤ちゃんはお腹が空いたり、オムツが汚れれば、夜中でも泣きます。ある面自分のことしか考えていない時期です。
月柱が比肩星(劫財・敗財)の方は、大運の最初が比肩星(劫財・敗財)になります。
ですから、小さい頃は注意が必要です。生まれてから3歳になるまでは気を付けてください。季節でいえば厳しい冬の様な運気の時期です。

■食神(色気・恋愛)…中学校に入ると容姿も気になり、異性にも興味が出てまいります。
食神はホンワカした感受性の星です。何となく色気も出てきて、初恋の季節ですね。
四季でいえば桜の花が咲く春の様な時期です。春爛漫、桜の花も満開になり、花見に出かけます。美しい花の下で美味しい料理とお酒を飲んで…そこで憧れの先輩と出逢い恋におちる…四柱本体にもよりますが、行運に食神が来る時に男女の出逢いが多くなる傾向があります。冬の様な厳しい時期が過ぎて、何となく浮かれやすい時期なのです。恋愛のそよ風が吹いてくる季節です。そよ風が吹いてくるので、帆をかかげて下さい。帆を掲げるという行動を起こすことは、あなたの努力ですよ!

■傷官(焦燥)…傷官は鋭い感受性の星です。歳の頃はハイティーンです。子供でも大人でもない時期ですね。理想を求め社会に一歩を踏み出しますが、理想と現実のギャップを知って、イライラしたり反発しやすい時期ともいえます。なかなか不安定な時期ですね。
昔は、学生運動もありました。十二運では沐浴もこの様な運気の時期ですね。
沐浴も上昇志向はありますが、荒れやすい意味もあります。
食神の恋愛がすすんで、女性1人に2人の男性という三角関係の様な時期でもあります。
恋敵が現れ時の気持ちの様なものです。心の中はイライラカリカリととてもナーバスになっています。
あの優しい鹿も三角関係になると、角を突き立てて命がけの戦いをします。傷官にはその様な感受性や争いの様な世界があります。

続く…!

新栄堂

クリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

占いに興味を持つ星

2010年04月06日 | 四柱・その他
占いに興味を持つ人にはどの様な星の持ち主が多いでしょうか?
四柱推命では、変通星に偏印や傷官を持った方、そして十二運では墓を持った方が、興味を持ちやすいと言います。

偏印・・・偏印を持つ方の思考性は、物事を斜め45度の角度で見たり、裏から見る傾向があります。故に 物事の表面(目で見える部分)でない、裏の角度で見つめる傾向があります。ですから、偏印の持ち主は占いに興味を持ちやすいと思います。

傷官は感受性の星です。感度の良いアンテナの様な星です。人を見ただけで、ピピッと感じる感性の持ち主です。易や霊視の強い方に多い様です。

十二運に墓(ぼ)というものがあります。墓は(はか)でもありますので、先祖や古いもの(古典)に興味を持つ傾向があります。墓があると、神社・仏閣等古いものに興味を持つ傾向があります。ですから 四柱推命にも興味を持ちやすくなります。女性の場合は歳の離れた(年上)男性に興味を持つかも知れませんね?

私が書いたブログにも、偏印や傷官 そして十二運では墓のところにコメントが多く寄せられています。ブログを読んでくださる方に、偏印や傷官 そして墓を持っている方が多いのだと思います。

新栄堂


クリックしてね
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変通星と職業(印綬・偏印)

2010年04月05日 |  四柱推命(変通星の意味)
■印綬・・・印綬は思考・古典・学問の星で、目上の引立てを受けやすいインテリな星です。
適職は、知的な職業や、物事の本質を求める職業等に向いています。→学者・教育者・医師(研究)・弁護士・税理士・司法書士・通訳等、資格等を取得するスペシャリストに向いています。
作家・文筆家・聖職者にもいいですね。
古典芸能という観点では相撲取りにも多いですね(印綬があると徒弟制度に耐えられる。)
企業でも、研究者や調査等に良いですね。一人で忍耐強くコツコツのタイプです。

■偏印・・・発想と機転の星で、オリジナルな才能や個性を活かせる、自由業的な職種が向きます(少しユニークなアイデアの持ち主)。
放送・出版・新聞・広告代理店などのマスコミ関係・ファッション・工芸関係、旅行会社・コンピューターのソフトメーカー・デザイナー・美容師・理容師・インテリヤなどのスペシャリストにも向きます。
企業等に勤める場合には、企画・開発・広告宣伝・販促も良いですね。しかし、人間の好き嫌いもあり、人と上手くやっていこうという気持ちが少ないので、組織の中では浮きがちになりやすところもあります。才能を磨くことがポイントですね。
坊さん・聖職者、また遺跡発掘等、変わった仕事にも向きます(趣味が仕事になる様なもの)。古典芸能やスポーツにも良いです。数字に拘るひともいます。

新栄堂

クリックしてね
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変通星と職業(正官・偏官)

2010年04月04日 |  四柱推命(変通星の意味)
■正官…組織に忠誠を誓う星。真面目で几帳面で、礼儀正しいので人に気に入られます。公務員や大きな会社等、年功序列のはっきりした部署に向きます。
・上級国家公務員(正官と印綬の並び)・役所(役人:行政)・文化・教育・学校職員・秘書や事務系のスタッフにも良いでしょう。

■偏官…権力欲旺盛で、挑戦的意欲が有って智恵も働く星。
・ブルーカラー・職人の星で、上から抑えられるのを嫌います。
・自分の才能や個性を出せる職場が必要です(自由性が必要)。
・スポーツ・建築・政治家・マスコミ関係やコンサルタント・アドバイザー・ファッション・文化芸術でも成功するマルチ型の才能の星。
・女性で偏官が有ったら専業主婦はダメ。
・食神と官星が並ぶと、文化・芸術等にも良いですね。

※最終的な判断は、四柱組織と五行全体で判断致します。

新栄堂


クリックしてね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変通星と職業(正財・偏財)

2010年04月03日 |  四柱推命(変通星の意味)
■正財…世間体を気にする真面目な星ですので、信用を重んじ、コツコツと慎重で周囲の評価を得る人です。ですから総務や経理・人事・資材といった管理や事務部門や帳簿やコスト管理などの数字や物の管理にはとても合います。また、製造の現場や研究等のコツコツと地道に行う職種にも向いています。
業種別には銀行・金融・公務員・教員・情報処理・製造・技術・研究等、家の中で行う仕事向きです。(正財は固定の財ですね。給料も固定の財です)

■偏財…大雑把で好奇心が旺盛で、活動分野が広く、何にでも興味を持って実行する人が多い様です。人との交流やお金の出入りも活発ですので、商売の星(動く財)でもあります。商業一般どんな適職にも向いています。じっとしている仕事(事務系・デスクワーク)は苦手で、営業や販売に向いています。旅行・貿易・船舶・保険・証券・ホテル等のサービス業やデパートの流通等にも向いています。

●良い正財を持った女性を妻にすると→夫が稼いだ給料を、最も安心な銀行に預金する。
●良い偏財を持った女性を妻にすると→夫が稼いだ給料を、最も利回りの良い金融商品にする。・・・傾向があります。

●月柱偏財を持っている男性は女扱いがとても上手です。NO.1ホストには、月柱:偏財を持つ男性が多いです。

●正と偏の違い…正財はじっとしていても刺激を受けますが、偏財は動いて刺激を受けます。

新栄堂

クリックしてね
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする