新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

偏印が強い女性。

2023年05月27日 | 四柱・その他
ある女性…
彼女は日柱:辛酉 建禄、
辛の女性は、宝石が似合う方が多いといわれるが…
品の良い正官 長生が月上に輝き、年柱は専旺干支の偏印。
三柱では官印両全の並びとなり、命式通りの美しい人。
時上が劫財でもあることと、命式中に財星が弱いため、
思ったよりも偏印が強く働きやすい命式となっている。

その彼女…二年前の辛丑の年に出産。
当然 比肩の流年となるが、大運が食神で、大運支と流年支が共に偏印。
四柱本体の二つの偏印と合わさると全部で四個の偏印が食神を強く剋している。
いわゆる、倒食の年となっていた。

辛には刃物という意味もあるが、流年支の丑にもカミソリの様な意味もある。
また、日支酉との半局で五行の金(刃)も強くなる。
お産の時は気を付けて、との事でしたが…
大変だったとのこと…。

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東京出張鑑定会について…

2023年05月25日 | ★出張鑑定&学習(東京 ・群馬 )
新栄堂ではしばらくの間、コロナ感染予防の為、東京出張鑑定会をお休みさせていただいておりました。
また、会場の手配が整いましたら、再開したいと思っています。
再開まで、少々時間がかかりますが、
その代わりと致しまして、Zoomを使ったリモート鑑定はいつでも行っています。
Zoomを使った鑑定は、ご自宅に居ながら、対面鑑定と同じ様な感覚で鑑定が出来ます。
是非ご利用下さい。(電話:027-362-0074)

「四柱推命占い」新栄堂 代表:小野里 重房。

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官星と傷官の尅

2023年05月22日 | 今日の出来事
官星(正官・偏官)は男性的で活動的な星です。
正官はサラブレットの様に調教された馬ですが、偏官は馬力のある野生馬の様なものです。
そして、馬をコントロールするにはニンジンやムチが必要です。
このニンジンにあたる星が変通星の食神で、ムチの様なものが傷官(しょうかん)とも言えます。
生きの良い、太ったニンジンは旺相した食神と言えますが、しなびたニンジンは休囚した食神ともいえるかも知れません。
そして、帝旺や沐浴が付く傷官は、しなったムチみたいなものかも知れません…。

野生馬のお尻に思い切ってムチを入れたらどうなるでしょうか…?
馬は嘶き、乗っていた人間は振り落とされるでしょう…。
この様な光景が偏官と傷官の尅の関係とも言えます。

官星は社会的位置や立場(女性の場合は夫)を表し、それに傷が入る暗示があります。
故に偏官(正官)と傷官とが並んだ年回りは注意が必要とも言えます。
社会問題が起こったり事故や怪我が生じる場合もあります。
女性の場合は、夫に傷が入ることも…。

ある有名人の行運(大運・流年)を出して見ると…
大運:己卯 傷官 沐浴
流年:癸卯 正官 沐浴
大運の傷官 沐浴が流年の正官 沐浴を強く剋していました。
沐浴双並び…荒れやすい運気の時です。
また、5月の月運は敗財でした…。

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比肩 墓 双並び

2023年05月16日 | あのひとの命式
当方の四柱推命は天干(変通星)の並びを重要視します。
そして、変通星は必ず12運星とセットで見ます。
以下は、1892.3.1.生時不明の東京生まれの作家の命式です。
年 壬辰 比肩  墓 偏官
月 壬寅 比肩  病 食神
日 壬辰     墓 偏官
時 不明
五行を見ると…
水の比肩…●●●
木の食傷…●
火の財星…不及
土の官星…●●
金の印星…不及

彼の命式の特徴は…
・文才を表す「壬辰」の魁ごうが日と年にあり、
・天干(変通星)の並びは個性を表す比肩が12運の墓と共に双つ並んでいます。
作家等に必要な印星は見当たらず、比肩と食傷、そして魁ごうによる才能だと思います。
十二運の墓には、過去や歴史や墓等の意味があり、物事を深く掘り下げるタイプの方が多い様です。
彼の作品を見ると…羅生門・地獄変・蜘蛛の糸等…ややマニアックな短編物が多いが、これも命式からだと思います。

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知り合いの女性。

2023年05月11日 | 今日の出来事
私の知り合いのカップルが先日結婚されました。
おめでとうございます。
末永く幸せに暮らして欲しいものです。

彼女の夢は丸の内で輝くことだそうです…
そして、ハンサムな優しい男性と結婚するのも夢だったそうですが…
今回、この二つを手に入れたと、彼女のお姉さんが言っておられたそうです。
さっそく、彼女の命式をみてみました。
命式を出して見て、なるほど…

日干:辛で、年月日時の十二支は酉と申のみ、
十二運は建禄と帝旺のみです。
五行の金に星(●)が固まる身旺の命式…
日干:辛の女性は宝石が似合う方が多いと聞いてますが、まさにその通り…
芯の強い美しい方でした…

四柱推命ではエネルギーの強さを12運星で表します。
特にエネルギーの強い12運は冠帯・建禄・帝旺と言われています。
故に、この様な命式の方(身旺)は表通りで生活したくなるのだと思います。
そして、多くの人に認められたいという承認欲求があるのだと思います。

人生は山登りと同じですが、高い大きな山を登る方だと思います。
高い山を制覇するには苦労が伴いますが、二人で手を取り合って登り切って欲しいと思います。

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ふるさとは遠きにありて思ふもの

2023年05月03日 | 今日の出来事
春の連休が始まりました。
高速道路も渋滞、行楽地は人で一杯ですね。
また、連休を使って故郷へ帰られる方もおられると思います。

三つ子の魂百までと言いますが、小さい頃の思い出は私達の心の根っ子になっていると思います。
人の魂は愛で育ちますからね…
特に小さい頃は沢山の愛を受けて育って欲しいものです。
両親や祖父母、そして故郷での愛の想い出…。
しかし、中には様々な理由があって、独り寂しくという場合も…

さて、四柱推命の変通星では、分離や独立を表す星は比肩です。
十二運星では建禄や帝旺も独立の星とも言えますね…。
そして、大運の最初には必ず月柱が来ま。
故に、月上の天干星に分離を表す比肩…特に旺相する12運(建禄・帝旺等)が付いていると…
何らかの理由で、独りで生きる環境を与えられる場合も多いものです。
一人前になって、独立する年齢での比肩 建禄(独立運)なら良いのですが…
親の保護が必要な幼少の頃に、この様な旺相運が出ている場合は、保護(愛)を受け難い環境を与えられる場合もあります。

例えば…
両親が仕事で忙しかったとか…
両親の離婚で、寂しい思いをされたとか…
年子で生まれた弟や妹が身体が弱く、両親はそこに意識を集中、自分は独りで…
という場合もあります。
その他、様々な事が考えられますね…。

比肩には新しい出発という意味があります。
過去と違う生き方が求められる場合もあります。
例えば…
離婚して新しい出発もありますし、
昔の北海道開拓や、ブラジル開拓もその様なものとも言えます。
その様な場合、現状に限界を感じて、新天新地を求めて出発する訳ですが、
暖かい春を迎える前には厳しい冬を忍耐する必要もあります。

命式中に旺相する比肩を持つ方は、先祖と違う生き方が願われている場合も多いですね…。
また、大運に旺相する比肩等が巡って来ている場合は、故郷から離れている場合が良いとも言われています。
ご夫婦の場合は単身赴任も良いと思います。
離れて暮らしていた方が、お互いの良さが理解できる期間とも言えるでしょう…。

学生さんなら、海外留学に良い時期とも言えますね…
親元を離れて冒険をするには良い時期と言えるでしょう…。

故郷から離れて生活すると、故郷の良さが分かると思いますし、
海外で生活して初めて、日本の良さが分かるのかも知れませんね…

命式を知ることで、この世に生まれた自分の役目を知ることができますし、
今が、どの様な時期なのかという時を知ることも出来ると思います。

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