新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

何かがあるということは、何かがないということ。

2024年08月22日 | 四柱・その他


上図は、ある女性の命式です。
彼女の命式は…
冬生れの甲。
五行を見ると、金(官星)と水(印星)に星(●)が固まり、火の食傷と土の財星に星(●)がありません。
天干の並びも官星と印星ですね…。
「年月日時」の四つの柱の干支ですので、4×2=8…ですので、四柱八字と言いますが、
8つの星(●)を木火土金水の五行に分けるのですから、どこかに星(●)が3つ以上固まれば、どこかに星(●)が不及となるのは当たり前です。
彼女の場合は、官星と印星…社会で才能を発揮したい命式です。
食傷 財星に星(●)が無いので、家庭よりも仕事に意識が向くのは当然の事です。
子供が産まれたら、保育園に預けて仕事を優先しやすいタイプかも知れません(大運にもよりますが)。
食傷・財星という無いものを要求されても無いものは無いので、持っている(有るもの)星の良さが発揮できれば良いのかも知れません…。
その辺を周りの人(ご主人や姑)が理解してくれれば良いのですが…。
少しご主人が家庭的(財が有る、多い)な方だと良いかも知れませんね…

また、五行全てに星(●)が有る方は、春夏秋冬をバランス良く持っておられる方とも言えます。
バランスが良いということは、言いかえれば平凡とも言えます。
「中流の上」の命式が平凡だが幸せの命式の一つなのかも知れません…
天干の並びが良くて、五行に星(●)がバランス良く出ている…
そして、大運という運の廻りに恵まれれば 嬉しいのですが…

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9月の四柱推命の学習会。9/14(土)、9/22(日)

2024年08月19日 | ★出張鑑定&学習(東京 ・群馬 )
下記の通り、9月度の四柱推命の学習会を開催します。
是非、ご参加下さい。
◎ 対面での四柱推命の学習会。
1. 日時:2024年9/14(土)14:00~16:00。
2. 場所:群馬県高崎市の新栄堂で行います。
3. 参加費:2人までは@5,000円、3人以上の参加の場合は@4,000円です。
4. 講座内容
・安田流四柱推命の中級ぐらいの講座内容です。
・生徒の皆様からの質問にお答えします。
・実践で役立つ内容。
・その他。(リクエストの有る方は、ご連絡下さい)
電話:027-362-0074。 お問合せ


◎Zoomを用いた9月度の四柱推命 学習会です。
● 2024年9/22(日)14:00~16:00(zoomを使って行います)
(学習内容)
・陰陽五行と今の時と活き方等…
・実践に役立つ内容。
・生徒さんからの質問内容に対するコメント。
・その他。

※ Zoomで行いますので、ご自宅で受講できます。
※ 参加費は1回 3,000円です。

※ 参加ご希望の方等は、新栄堂までご連絡下さい(電話:027-362-0074)
  受講の為のZoomアドレス等をメールでお送りします。
  問合せ

※お問い合わせは電話(027-362-0074 又は 090-1667-9987)を下さい。
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星の並びと優先順位。

2024年08月13日 | 今日の出来事
気の流れは比肩→食傷→財星→官星→印星と流れます。
比肩・敗財(劫財)で2年、食神・傷官で2年、偏財・正財で2年、偏官・正財で2年、偏印・印綬で2年、一回りで10年です。
この10年を10回繰り返すと100年…そろそろ、この世を分離して次の世界へ行く年齢になります。
気が付いて見ると人生あっという間ですね…。

一般に四柱推命では、天干の星の並びが良くて、そこそこの比肩(自星)があり(男性3個、女性2個)、五行のバランスが良い命式が良い命式と言われています。
一年も春夏秋冬の4つの季節がバランス良くある方が良いですよね…
最近は猛暑が続き、春と秋が短くなっています…異常気象ですね…。
地球が熱病に罹っているようなものです。
そのウイルスが人間かも知れませんね…

春(食傷)は青春、恋もして未来に希望を持つ時期ですね…。
この年頃に人生の目的・目標を持ち、自分らしく生きられる方向性を持てれば良いのですが…
「青年よ大志を抱け」…人生の目的を知ることは大切だと思います。

次に初夏を迎え、人生ではお金を稼ぎ家庭を持って、自分の家庭的な土台を作る時ですね…。
同じ目的目標を持った夫婦…夫婦は天地ですので、家庭は世界の縮小です。
変通星では、偏財・正財の20代中半から40代中半の頃でしょうか…。

財星の次期が終わると、社会で責任を持って頑張る官星(偏官・正官)の40代中半から60代中半の頃…
社会の中で、自分の良さを発揮し、社会に貢献する時期です。
社会的な基盤の造成ですね…。
特に男性には重要だと思います。

そして65歳以降が偏印・印綬の晩年期…稔の秋と言われている年齢です。
夫婦二人で始めた人生ですが、子孫も増え、故郷にも貢献できる人生…
退職して、健康で良い趣味で楽しめれば最高ですね…

四柱推命的には、命式本体の星(変通星)の並びがどうなのか…
比肩→食傷→財星(特に偏財)と気が流れれば、お金を生み出すエネルギーを持っていますし、
女命の場合は、食傷が子供ですし、財星が家庭ですので、子供や家庭に対する優先順位が高くなります。

天干の並びが財星と官星の場合は、現実的な思考で一般的にはサラリーマンになる人が多い様です。

その他、官星と印星の並び…
印星と比肩との並び…
あるい比肩を中心とするは食傷と印星との並び…

並びによって、組織人として成功するタイプなのか、スペシャリストで成功するタイプなのか…
お金を稼いでも全て流してしまうタイプなのか…
学者肌なのか?
商売人のタイプなのか?
普通には生きられない個性的な人間なのか…
タイプが異なって来るのですね…

この天干の並びと五行のバランスで喜びも異なります。
当然何を優先するのかという拘りも変わってきます。

命式を車で例えるなら…
・道路工事で活躍するブルトーザーの様な命式もありますし、
・赤のフェラリーの様な命式…
・クラウンのセダンの様な命式…
・SUV
・軽自動車
・その他、様々です。

車という命式も自分に合った走り方や環境(大運)が重要です。
そして、大運という季節に恵まれれば、車という人生も楽しいと思います。

しかし、マイナス60度の大寒波の様な大運もあります。
例えば…
月上の天干が財星(偏財・正財)の命式で、
20代~30代の結婚適齢期に、分離を表す比肩 建禄や、敗財 帝旺等が来ている場合は…
中々、結婚の環境が整わない場合が多いものです。
敗財 帝旺などの場合は、結婚できない様な男性に情を流してしまい、大切な期間を失ってしまう人もおられます。

命式本体の星(変通星)の並びを知って自分の特徴を知ることが重要ですし、
今の大運を知って、リタイヤしない様な生き方(運転の仕方)が出来れば良いのですが…
特に、何か事を起こすときには…
自分がどんな天命(役割)を持って生まれてきたのか?
そして、今がどの様な時なのか?
そして、自分の長短を知ることも重要だと思います。

その様になれれば、自分も成長し、物事がスムーズに運ぶと思います。
また、何か挫折を感じた時は、本来の自分へと戻るチャンスの時なのかも知れませんね…。

四柱推命等を学んでみると、結局は命式のままに生きている自分を感じます。
宇宙の真理を知って、命式に振り回されずに、命式をコントロールする自分になりたいものですね…。

比肩太過…自我を優先しやすい。
食傷太過…感じ過ぎて神経質になりやすい。
財星太過…男性の場合は女と金に注意。
官星太過…プライド高く、瞬間湯沸し器になりやすい。
印星太過…考え過ぎて、ネガティブになりやすい。

何処かに星(●)が太過する人は、命式の良さが出る様な工夫や考え方を知ると良いですね…。

孫子は言う。
敵情を知って味方の事情も知っていれば百回戦っても危険が無く、
敵情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、
敵情を知らず味方の事情も知らないのでは戦うたびに必ず危険になる。

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非凡な命式

2024年08月08日 | 四柱・その他


上図は非凡な物理学者、アインシュタインの命式です。

1世紀以上も前、一人の物理学者が「相対性理論」という革命的なアイディアを発表し、現代物理学の基盤を築き上げました。
彼の名前は、アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)。
その天才的な頭脳と独自の思考は、世界の科学界を驚愕させたそうです…

こんなエピソードもあったそうです。
若い頃のアインシュタインに、友人が「何を考えているの?」と尋ねたところ…
彼は「光の上に乗って宇宙を旅している」と答えたそうです…。

この様な抽象的なイメージや思考が彼の理論の礎となったと言われています。
また、彼は学校の勉強には興味を示さず、独学で多くのことを学び、彼独特のユニークな発想や思考で理論を構築したと思われます。

(主な業績)
・一般相対性理論
・特殊相対性理論
・光電効果
・ブラウン運動
・その他 様々…

さて、それでは、非凡な天才、アインシュタインを四柱推命という観点から観察してみたいと思います。
・日干:丙(火)…火は形なく、彼の光の量子論もそこから来ているのかも知れません…
・天干の並びは月上の敗財を中心とする傷官と偏印との並び(一種の印綬傷官の並び)。
・敗財…人情的だがやや身勝手な世界もあるのかも…
・通常、沐浴と帝旺は少々チェックの必要な十二運とも言われています。
傷官に沐浴が付くとやや神経質になりやすいとも言われていますが、彼の場合は繊細な閃きと拘りとなったのでしょう…。
偏印に付く帝旺…偏印には数理という意味もありますし、興味があるものには没頭する傾向があります。
通常とは角度の違う観点…まるで裏から見る様なユニークな観点で物事の本質を捉える場合もあります。

この様な命式を持つ方は、通常は「変人・奇人」の様な人が多い様です。
平凡(普通)には生きられないのでしょうね…
しかし、彼の場合は、彼のユニークな思考や才能を育て活かせる環境が与えられたのかも知れませんね…
特徴のある命式ですね…。

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命式(天干)の違い…

2024年08月05日 | 四柱・その他


上図は或る二人の男性の命式です。
二人共、日干:壬です。
左側のAさんの命式は、五行的には 比肩→食傷→財星と気が流れる命式で、
右側のBさんの命式は、正官→印綬→比肩と気が流れる命式です。
同じ壬ですが、タイプは逆の命式とも言えます。

Aさんは月上・年上が偏財、食神の帝旺ですので、人生を楽しみながら生きたい…
美味しいものも好きですし、女心も分かる方だと思います。
その為にはお金も必要だと思うタイプなのかも知れません…。
自営業の方も多いですね…。

Bさんは月上正官 建禄で年上が印綬です。
正官と印綬が並ぶ官印両全の命というもので、社会で才能を発揮する…
楽しければ良いというAさんと異なり、何の為に生きるのかという処もあると思います。
また、水の比肩が帝旺ですし、星(●)が5つも固まっています。
一見紳士風ですが、内面はかなり自我が強い人かも知れません…。

同じ、冬生れの大河でも、命式によって随分と性格が異なると思います。
日干は一緒ですが、価値観や性格等は真逆なのでしょうね…

四柱八字、全部で八つの星(●)ですので、五行のどこかに星(●)が固まれば…
どこかに星(●)が不及するのも当然です。
不足の処にフォーカスせずに、天より与えられた命式の良さを出せれば良いと思います。
ただし、二人共水の比肩が強い命式です…特にBさんは5個もあります…
自分が天より与えられた良さ(天命)を、他の人や人類の為に活かせればよいのですが…
そこが大きな課題かも知れませんね…

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