新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

何に執着する…?

2019年11月28日 | 今日の出来事
時々お世話になる気功の先生は、執着し過ぎるのは良くない、「まあ いいか」ぐらいが一番良いと言われます。

陰陽五行の考えからいえば、執着し過ぎると五行(木火土金水)のバランスは確かに崩れます。
執着=太過みたいなものですからね…。

「まあ いいか」は、中庸みたいなもので、偏りも少ないと言えます。
中庸の徳の様なものかも知れません…。

その先生は、私に気功をしながら、あなたは、「ねばならない」が強すぎる!
もう少し、リラックスした方が良い。と、良く言われます。

私は気功を受けながら、うーん…そういわれても、私の命式は比肩と印綬が強いので…と、頭の中で考えてしまいます。
自我と理屈の星ですので、ねばならない が強くなるのだと思います。
頭で考えずに、ハート(心)で と、言われますが、比肩や印綬は財星(情・ハート)を剋します。
私には心を使う生活が必要なのだなと思いました。

執着という意味をネットで調べてみましたら、執着心がヒットしました。

「執着心」とは…一つのことに捉われて、そこから離れられない心の状態を意味します。
人や物、出来事に対して、非常に強く固執してしまう心のことを表すそうです。
仏教では苦しみの原因は煩悩であり、執着であるとも言われています。
度を過ぎた執着が、私を苦しめている原因の一つかも知れません。

推命的には、五行の固まりとも言えるかも知れません。
例えば…
比肩が強く固まる人は、自分、自分と、自分の思いに執着します。
また、男命で偏財等に星が固まる命式は、お金や女性に意識が向きます。
それが、悪く働く場合は、女性問題や金銭問題に繋がる場合も出てきます。
官星が多い人の場合は、仕事や社会に捉われる傾向があり、ゆったりと出来ずに動き回る傾向が出てきます。この場合も悪く働くと仕事に執着してしまうともいえます。

陰陽五行では、陰陽は互いの為に存在する訳です。
相手の為に…なら良いのですが、

「これは 私のものだ、 私の家だ、私の実績だ。あの人は 私のものだ、あの子は 私の子だ」等、自己中心の過ぎる欲望(執着)が苦しみを呼び込んでいるのかも知れません…。

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印星が欲しい。

2019年11月26日 | 四柱・その他
四柱推命の中に「財官印三宝の命」という天干の並びがあります。
例えば、天干の並びが…

年柱 正財
月柱 正官
日柱
時柱 印綬

この場合は、月上の正官を中心とした、正財と印綬の並びで、財官印三宝の並びとなります。

財星は、優しさや家庭性やお金や情を表し。
官星は、責任感や社会性や仕事や行動力を表します。
そして、
印星は、思考力(頭脳)や精神性(心)や才能を表します。

この様にも捉えることができます。
(ちょうど、ローマ教皇が来られていましたね)

財星…財界人
官星…政界人
印星…知識人(科学者・宗教家)

財界・政界を知性(精神性)で正しく導くわけですね…。
この3つが命式中にあるので「三宝の命」になるわけです。
良いですね…


また、時々、この様な命式の方もおられます。
天干の並びが、財星と官星。
五行を見ると、比肩(自星)が1個で、食傷・印星に星が無く、財官に合わせて7個以上固まる命式。

比肩 ●
食傷 なし
財星 ●●●●
官星 ●●●
印星 なし
こんな感じですね…。
この様な、命式は、天干の並びが財星と官星との並びですので、「財官双美」の形になりますが、五行を見ると、財官合わせて7個以上になるので、「財殺の命」と言われています。
運気が良い時は、財官という外的なお金や地位等に恵まれるのですが、運気が悪くなると、それらに執着し過ぎて、コントロールできなくなり、逆に振り回されてしまうというものです。
この様な命式の場合は、何のために生きる(思想性)という「印星」が必要な訳ですね…。

現実的(外的)な財官に内的な印星(思想観念)がプラスされると良いわけですね。
印星という心の糧が入ると、比肩という自分軸(心)が確りするのだと思います。
内的な心が、外的なものを支配する必要があるわけですね…。
(印星…陰陽五行と愛の法則)
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四柱の各柱について。

2019年11月22日 | 四柱・その他
12月で 東京の出張鑑定会が83回目を迎えます。
最初の鑑定会は墨田区、その次が上目黒、そして今は四ツ谷駅前で行っています。

8年ぐらいから前から始めた出張鑑定会、その頃の鑑定依頼者は、私よりも年上の方も多かったのですが…
最近は、年下の方がほとんどとなりました。

何故なのだろうと思ったら、答えは簡単、いつの間にか私自身が歳を取っていたんですね…。
心は、何時までも若いのですが…
月日が経つのは早いですね…。
いつの間にか頭は禿げ、妻もしわが増えてきました。
春夏秋冬、何時も私に連れ添ってくれる妻に感謝です。

連れ添う星…変通星では「財星」とも言えます。
リードする星は「官星」、自分のペースで生きたい星は「比肩」かも知れませんね…。

40代の働き盛りの頃は勢いがありました。
四柱推命では、中年期に一番影響を与える柱は「月柱」です。
月柱に社会性を表す正官が出て、その十二運に建禄でも付いていたら、中年期は社会で活躍出来そうです。

あれから20年…綾小路きみまろ のセリフではありませんが、60代半ばを過ぎると時柱が気になります。
四柱推命では65歳~死ぬまでの晩年運に最も影響を与える柱が「時柱」と言われています。

65歳を過ぎると、子供も結婚して孫も生まれます。
次の人生ステージの始まりとも言えます。
人生の最後の締めくくり…

時柱は、晩年運・子孫運・寿命等を表していると言われています。
故に、時柱に吉星(食神・財星・正官・印綬 等)が輝(旺相)いていると、その方の晩年は恵まれると言われています。

その反対に、分離を表す比肩・劫財(敗財)等が出ていると、晩年は少し寂しくなる場合が多いようです。
また、偏官等が出ていると、死ぬまで働く(頑張る)とも言われています。

時々、少し晩婚の女性から、子供運を見て欲しいと依頼される場合があります。
女性の場合、子供を表す星は食傷で、その子を守る家庭や胎盤を表す星は財星とも言われています。
そして、男性の場合は、子供運(跡継ぎの男の子)は官星ですね…
それらの星が、剋されることなく確りとしていれば良いですね。
そして、最後に時柱を見ます。

若いころは、今が一番ですが、ある程度の年齢になると、時柱が気になりますね!

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感覚が鋭い(過傷官)

2019年11月18日 | あのひとの命式


私は、気の調整の為に、時々気功の施術を受けています。
その気功の先生は、合気道をされています。
四柱推命でも「気」という言葉を使うので、合気道について興味を持ち、ネットで調べてみました。
検索すると、この様な記事に出会いました。

合気道の達人「塩田剛三」。

塩田 剛三(しおだ ごうぞう)
1915~1994 東京府四谷区(現・東京都新宿区四谷)出身の武道(合気道)家である。
本名:塩田 剛(しおだ たけし)。身長154cm、体重46kgと小柄な体格ながら「不世出の達人」と評され、「現代に生きる達人」「生ける伝説」とも謳われた。
身体は小柄だが、腕相撲では負けたことがなかったらしい。

18歳のころ、合気道の創始者「植芝盛平」の道場を見学、そこで植芝と稽古をして一瞬で壁まで投げ飛ばされ、即日入門を決意したらしい。

少々古いテレビ番組ですが、VTRはこちら

凄いもんですね…。

(彼の命式)…三柱では

・日柱:癸卯
・天干の並びは、食神 双並び。
・五行には木の食傷が4個。(過傷官)
・傷官と尅の関係の官星が不及。
・秋生まれの癸水。

 ※ 生まれた時間に確りした比肩が出ているかも知れませんね...

一芸(特殊才能)に秀でる…。
陽干よりも陰干の方が技術系やアスリートが多い。
日干が陰干の方が柔軟性があり、柔道の「やわらちゃん:谷亮子さん」も日干:乙卯。
格闘技系は乙が多いが、彼の場合も乙や卯の傷官…柔軟性を持った傷官ともいえる。
天干の並びは食神双並びだが、五行に4つも食傷が固まれば、内面は完全に傷官となり、
感覚的な世界が鋭くなる。
合気道では集中力やタイミング等、優れた感覚が要求されるので、それに合った命式ともいえます。

最近は、外国人にも人気の合気道です。
確か、ステーブン・セガールも合気道7段とか…
男は強さに憧れると思います。
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日柱反言の年。

2019年11月14日 | 四柱・その他
反言(はんごん)とは、同じ干支が重なることをいいます。
特に命式本体の四柱中の干支と同一の干支が行運(大運・流年)に再び現れる場合をいいます。(反には繰り返すという意味がり、言は干支を意味します)
四つの柱(干支)があるので、反言にも年柱反言・月柱反言・日柱反言・時柱反言の四種類があります。(年柱反言が還暦の時ですね…。)

反言の年は、当然同じ干支が来るので、通常の年よりも五行が固まる傾向が出てきます。

また、流派によっては反言のことを併臨(へいりん)と呼ぶ場合もあり、日柱と時柱とが反言する場合を衝天殺と呼び、凶象を顕すとも言われています。

四つある反言の中で、特に注意が必要なのが「日柱反言」です。
日柱反言の年は必ず比肩となり、通常の比肩よりも強い比肩と考えたらよいと思います。
(比肩が冬運ならば、比肩の反言は大寒波の様なものですね…。)
突発的な出来事や、何で!と思うような出来事が起こる場合もあります。

比肩は強く財星(宝)を剋しますので、宝(大切なもの=人間関係・健康・財産)を強く剋す年ともいえます。

近年は稀に見る大型台風も多いですね…
そのようなものかも知れません。

日頃の鑑定の中で、この年はどうでしたか?
と、聞きますと、反言の年は辛かった! と、いう方がほとんどです。
特に、大運が比肩・劫財(敗財)の場合は、尚更かも知れません…。

四柱推命は、運命の天気予報です。
何かを始める時は、自分の運を見て始めると良いと思います。

運気の良い時は、良い人に出会ったり、物事がスムーズに運びます。
運気の悪い時は、変な人に出会ったり、お金だけが流れたりしやすいものですね…
目に見えない運を知ることも大切だと思います。

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中身は男。

2019年11月11日 | 四柱・その他


上図は、架空の女性の命式です。
彼女の命式は…
・日干:辛。
・天干の並びは月上の偏官を中心とする正官との並び(官星3並び)。
・五行を見ると、火の官星に星(●)が4個と、金の比肩に星(●△)が5個(△=0.5)。
・水木土の食傷・財星・印星は弱い。

変通星の中で、男性的な星は官星(特に偏官)と比肩(劫財)。
彼女の場合は、その男性的な星である官星と比肩のみに星が固まる。

この様な命式の女性は、外見は美しい女性でも中身(性格)は男性的。
プライドが高く、行動力と社会性に富み、性格は言い出したら聞かない筋を通す人が多い。
家庭よりも、仕事に生きる人が多く、テキパキと動き回る傾向がある。

偏官を持つ方は、目的に向かって走るのが好きで、好奇心も旺盛。

この様な女性には、食神や財星や印綬を持つ、優しい男性が合うと思う。
印綬を持った夫が唱え(考え)、妻が従う(行動)のも悪くはないと思う。

男女の相性では、相手の良さを引き出せる星を持った関係だと良いですね…。

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何とかなる並び…?

2019年11月08日 | 四柱・その他


上手は天干の並びが「印綬と食神」との並び。

印綬は頭脳性・精神性の星で、学問、知識、古典等の意味があり、目上からの援助引き立てのある星。
食神は、衣食住、安定、ゆとり等の意味があり、財星を生ずる福禄の星で、人気のある平和主義者の星。

この二つの星が並ぶと優しく平和主義者で才能にも恵まれる場合が多い。
切磋琢磨の競争社会で生きるよりも、自分の世界で才能を発揮する仕事が合うと思う。

この並びに、確りした官星や財星があると良い形の命式となり運も安定する。
比肩星や印星・食傷に星が多くなると、一種の「印綬傷官」の形となり、特殊な才能や技術で生きる傾向が出てくる…(ある程度、比肩が強いほうが活躍しやすい)

また、印綬や食神の12運は旺相しているほうが現実世界では生きやすい。
休囚する場合は精神的な世界に関心を持つ傾向がある。

共に愛されやすい星なので、何とかなる運を持っている傾向がある。

ただし、印星が多すぎると考え過ぎ、食傷が多すぎると敏感に感じ過ぎて、精神的に疲れやすくなる場合もある。

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新築や土地の購入、リフォームに良い時期。

2019年11月04日 | 今日の出来事


愛する人と結婚し、子供が出来るとマイフォームを建てたくなるものですね…
また、起業して、自社ビルを建てたり、資材の購入、大きなお金が動きますね…。
それに、家を建てて十数年暮らすと、外壁の塗装も必要になります。

マイフォームの購入も、何千万円のお金が動きますし、自社ビルを建てる場合は数億の金額が必要になると思います。
また、一戸建て住宅の外壁塗装だけでも100万円の金額がかかると思います。
大きな買い物ですね…。

地震や台風(最近の台風は大きいですね)、そして隣近所との関係を考慮して建てても不測な事態が生じる場合もあります。
リホームの外壁塗装でも悪徳業者の話は耳にします。
疑い過ぎてはいけませんが、大きな買い物は慎重にしたいものです。

四柱推命的には…

家や土地や資材等、不動産や物を暗示する星は「正財」という星(変通星)です。

その人の命式から見て、大運や流年に良い正財(例えば、正財に付く12運が長生・建禄等)が出ていれば、その様な年は、不動産の購入の運がある年ともいえます。
しかし、大運が劫財(敗財)で、流年が正財等の並びの場合は、ちょっと注意が必要ですね…。
比肩や劫財(敗財)は、正財を壊しますので…。

そして、一番の注意の年は、大運・流年共に強い比肩や劫財(敗財)が出ている年ですね…。
その様な年に不動産の購入などをすると、手抜き工事や地相・家相の悪い家に住む事になる場合も有る様です。
強い比肩・劫財(敗財)は強く、財星を尅すからですね…。
また、倒食の年も注意が必要かも知れません。

正財が良く働く年は、不思議と良い業者や物件にも出会うものですが、それを尅す年回りの場合は、不思議と物事が整わないものですね…。

それに、生まれ付き不動産運の良い人も悪い人もおられると思います。
時々は、ご自分の運のチェックが必要かも知れません…。

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変通星と五行のバランス。

2019年11月03日 | 四柱・その他


上図AとBとの命式は、変通星の並びや五行のバランスが対照的な命式です。

(Aの命式)

1. 日干:甲で、天干の並びは月上の正財を中心とする食神と印綬との並びの命式。
2. 天干の並びは吉星3並びですね…女性には良いです。
3. 五行も比肩・食傷・財星・官星・印星に太過不及は無く、バランス良く入っています。
4. 命式本体に干支合が幾つかあります(△で表示)。

この様な命式の方は、大運の巡りが良ければ、それなりに楽しい人生を過ごせると思います。
女性には良い命式ですね…。


(Bの命式)…Aの命式とは対照的な命式ですね…。

1. 日干:戊で、天干の並びは比肩 帝旺 3並びです。
2. 五行(木火土金水)を見ると、土の比肩と火の印星に星が固まり、他には星(●)がありません。

この様な命式の方は、自分の個性を社会で表すしかありません。
比肩という自我と、印星という知的好奇心の二つが支配している命式といえます。
この命式にとって、良い大運に出会うと、自分の偏った個性を発揮しやすくなりますが、そうでない場合は、窓際になる場合もあります。
この様な命式の方は、あまりバランス良く生きられないので、世に出るしかないのかも知れません。
自分の個性に合った、職種や環境が必要だと思います。

人の命式(タイプ)を車で例えれば…
ファミリーカーの人も居ますし、
スポーツカーの人も、ブルトーザーの様な方もおられます。
例えていえば、Aさんはファミリーカーに近く、Bさんはコンピューター付のブルトーザーかも知れません。
自分のタイプ(命式)を知って、それを活かす方法や時期を知ることも重要かも知れませんね…。

人は、それぞれ個性が異なりますし、運勢の春夏秋冬も訪れる年齢が違うものです。

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新栄堂
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年に1度の「四柱推命」の資格認定試験。・・・頑張って!

2019年11月01日 | 今日の出来事


当流派の四柱推命の資格認定試験は、毎年11月末~12月にかけてあります。
今年も、資格認定試験の受験申し込みが先月末から始まりました…。
通学・通信の生徒さんに連絡したところ、沢山の応募があり、試験合格に向けて最後のスパート!
学習にも熱が入ります。
主婦業やお勤めのお父さん、忙しいとは思いますが…試験があると、それを目標に学習も進むと思います。
私も精一杯応援します…
合格に向かって頑張りましょう。
苦労・努力した分、喜びも大きくなると思います。

占いの好きな星(変通星)は偏印を持つ人が圧倒的。
また、12運では「墓」を持つ人が多い…
学習の仕方も様々…
印星が多い人は、理屈っぽく頭で考え、食傷が多い人は感覚的。
偏官を持つ人は、好奇心で学ぶ人が多い。

皆さん、命式通りの生き方を(学び方)をしています。


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