新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

本日の新聞から(心と体が一つの時代に)

2022年01月31日 | 今日の出来事


上記の写真は本日(2022.1.31)の日本経済新聞の1面の記事の写真です。
記事のタイトルは「仮想が現実 溶ける境界」。
VR職場7万人■ネット上に「移民」
人口減 気候変動、人口知能(AI)などテクノロジーの急激な進化、そして人類を襲ったパンデミック(世界大流行)。
これまでの常識が一瞬で過去のものとなる時代がやってきた。
次のゲームチェンジに我々はどう立ち向かうのか。

国や企業、新常識を競う
以下、記事の要約です。
米不動産仲介会社「expリアルティ」で働くシンシア・マッケナさん(57)の一日はニューヨークの自宅の居間からオフィスへの「出社」で始まる。
販促会議の後はセミナーに出席。同僚と雑談を終え「帰宅」のために仮想現実(VR)ソフトを閉じた。
コーヒーを飲み干し、家庭農園での野菜作りに。…今日初めての本当の外出とのこと。
こんな働き方ができるのは、マッケナンさんの職場がインターネット上の巨大空間「メタバース」の中にあるからだそうです。
※ 簡単に言えば、仮想現実の職場に出社し、アバターを使ってセミナーに参加、同僚との雑談もアバターで行うということだそうです…。

ネットやスマートフォンの登場により過去30年で世界は一変し、今、次の変革に向けた大きなうねりが押し寄せている。
100年に一度とされるコロナ禍は対面の前提を覆す。「日常生活の大半が仮想の世界に移った」。歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は社会のデジタル化が従来の常識を超えて進むと説く。

同新聞3面では…
2030年の世界 想像できますか…のタイトルで…
・デジタルな仮想世界と現実世界がつながり、二つの世界を自由に行き来して暮らす。30年には、SF小説や映画で描かれた世界が現実のものになっているかも知れない。
・そこで活躍するのはデジタルな分身である「もうひとりの自分」だ。メタバースと呼ばれる仮想世界で働き、買い物し、イベントに参加することができる。
・メタバースの登場で、ブロックチェーンと呼ばれる技術を使った経済圏は一段と広がり、取引対象は現実のものだけではなく、デジタルアートや仮想の土地といったデジタル資産。ここで得た報酬や資産、経験は架空のものではなく、「現実の自分」のものになる。…メタバースの経済圏の市場は30年に100兆円を超える規模になるという。

◎ メタバースでこう変わる。
現在…バーチャル ≠ リアル
メタバース…バーチャル = リアル
仮想世界は30年にGDPを1.5兆ドル押し上げる。
◎ お金のカタチは時代と共に…
物々交換→ 硬貨や紙幣の登場→ 電子マネーの実用化、2030年には電子通貨が本格普及。
◎ 経済は、消費経済→ 循環経済。
◎ 教育は、学歴より→ スキル重視。
◎ 宇宙、「大航海時代」の幕開け。

※ この様に考えることができるかも知れません。
東洋思想に「陰陽」論というものがあります。
簡単に言いますと…
男と女ですね…。

陽の代表が男で、陰の代表が女です。
男性は力に頼り、女性は共存することも求めます。

また、人は無形なる心(魂)と有形なる体(肉体)とで出来ています。
心(良心)は平和を求め、他の為に生きることを求めます。
肉体(肉心)は自分を第一に考え、ともすれば自己中心になりやすい傾向があります。

今迄歴史は…
男>女…男性中心の力の世界
体>心…どちらかと言うと自分さえよければ

これからの時代は…
男<女…一歩下がっていた女性が男性と同等になり、人類は皆兄弟という共存を求める時代
体<心…本来は体の上位が心(魂)ですので、心(良心)が為に生きる事を喜びとする時代に向かっていると思います。

男女が一つになり、かえって女性が男性を導く時代
心と体が一つとなり、心が体をリードする時代
故に、現実世界よりも仮想世界(メタバース)の方が大きくなっていくのかも知れません…

もう少し大きな次元から見ると…
地上と霊界の境界線が溶け、音叉の様に共鳴しあっている状態が現代なのだと思います。

四柱推命は干支を使って命式を作成します。
干支の干は幹という漢字の一部をとっています。
干支の支は枝という漢字の一部をとっています。
また、干支の干は上にあるので天干ともいい、干支の支は下にあるので地支とも言います。
天は形が無く地は形がありますので、私は無形なる天の十干、有形なる地の十二支と表現する時もあります。

人でいえば、無形(目に見えない)なる心と有形(目に見える)体みたいなものですね。
本来は、心が体をリードしますよね…。
干支…天地は、次元を変えれば霊肉とも捉えれことができるかも…?

これからの時代は…
心身が心を中心に一つになる
夫婦が一つになる
家庭が一つになる
その様になれば、世界も平和になると思います。

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裸の傷官

2022年01月28日 | 四柱・その他


(傷官:しょうかん)には下記の様な意味があります。
・日干から生じられ陰陽を異にするもの(陰陽配偶)。
・感受性、直感、敏感、目上に反抗、刑傷...
・女命の場合は子供。
・財を生じ、官を剋す。

この傷官は特殊な才能の星で、鋭敏な感覚の星でもあります。
傷官にはバカが居ないと初代会長が言っておられました。
傷官…後ろから読むと官を傷つけるとも書きますね…。
正官という吉星を無情の剋で剋す星ですね…。
女命の場合は、正官は夫を表しますので、旺相(特に沐浴・帝旺)する傷官を持った女性は相性の良い配偶者選びが必要だと思います。
また、正官は社会的を表しますので、社会的な立場に傷が入る暗示もあります。
傷官の地支は弱い方が悪さをしないとも言われています。

傷官は傷(きず)の官とも書くので、強い傷官を持つ方は身に傷が入りやすいとも言われています。
鋭すぎる刃物は触れただけで怪我をする場合もありますし、鋭い言葉も人の心を傷付ける場合もあります。
鋭さゆえに相手が傷つき、自分も一緒に傷付いてしまう様なところもあるかも知れません…。
特に、辛で出来た傷官は、カミソリの様な鋭さがある場合もあります。

年柱は先祖や霊的バックボーンを表す柱ですので、年上に旺相する傷官が出ている場合は、先祖に刃物に縁がある方がおられる場合もあります。
刃物に縁があるので、身体に傷が入りやすいとも言われています…(手術・怪我・事故)。
また、年上と時上は命式の外側ですので、年上・時上に旺相する傷官がある場合、裸の傷官と言って、身に傷が入る場合が多い様です。
裸の傷官とは、刃物が鞘から出ているという意味もあります。

天干に傷官を見つけたら、傷官の気を抜く財星が一緒にあると良いですね。
また、印綬で傷官を抑えるのも良いかも知れません…。
傷官は鋭敏な感情ですので、理性(印綬)で抑えることが必要なのかも知れません…。

傷官は、歳の頃では多感なティーンエイジャーとも言えます。
純粋さと美しさを持ったガラス細工の様な星ともいえます。

参考資料:傷官星と心理学(高木乗)

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新栄堂


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性分(しょうぶん)

2022年01月24日 | 今日の出来事
性分(しょうぶん)とは、「生まれつきの性質」という意味の言葉で。その人が生まれながらに持っている考え方や行動の傾向などを言います。
「私は嘘が許せない性分だ」「性分に合わないやり方はできない」の様に使われます。
「性分」の「分」の字は、この場合「各人に分け与えられたもの」を意味しており、天から与えられた「生まれ持った性質」という意味があるそうです。

変通星には男性的な星と女性的な星があります。
男性的な星は、偏官・比肩・劫財・正官等で、正官を除くと全てが凶星とも言われています。
女性的な星は、食神・偏財・正財・偏印・印綬で、偏印以外は吉星と言われています。
特に凶星といわれる男性的な星は、活動的で性格も強い処があります。
また、吉星と言われる女性的な星は、優しくて受身的な傾向が強いと思います。
特に、食神や正財や印綬はその様な傾向があると思います。

先日、数名の方と会合を持つ機会がありました。
女性の方が多かったのですが…
それぞれ、命式にあった生き方をしていました。
例えば…
偏官と比肩とが天干に並ぶ女性…
・性格も男性的な性格ですが…
・与えられる環境も、生易しいものではありませんでした。
・また、彼女自身の選択も、厳しいものを敢えて選ぶ様な生き方をしていました。

もし、天干の並びが印綬や食神という吉星と言われる様な並びの命式でしたら…
・もちろん、性格も違いますが…
・与えられる環境は、そこまで辛い環境にはならないと思いますし…
・彼女自身も、比較的、楽な道を選択されていたと思います。

この辺が、「運」の違いなのだと思います。
良い運を持っていると…
良い環境が与えられやすく…
ご自分も、楽な方を選択するのですね…

先天運50%、後天運50%とも言われますが、運や性分の影響が大きいことを痛感しました。

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食神 双並び。

2022年01月20日 | 四柱・その他
変通星は全部で11個あります。
比肩・敗財(劫財)、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬ですね…
敗財と劫財は日干の陽陰によって変わります。
日干が陽干の場合は敗財、陰干の場合は劫財となります。

この変通星を季節で表せば…
比劫は冬、食傷は春、財官は夏、印星は秋の様なものともいえます。
一般的に比劫の大運は、宝を表す財星を剋すので、注意の時期ともいえます。
植物にとっては寒い冬は忍耐の時とも言えます。

食傷は春、春になれば花も咲き、花が咲けば蝶々も飛んで来ます。
人で例えれば、多感な青少年の頃と言えるでしょう。

財官の夏は、太陽の暖かい陽射しの中で植物が繁茂する時期と言えます。
人間界では、財星で家庭を持ちお金を稼ぎ家を建て、官星で社会で活躍す時ですね…。

夏の働き盛りの財官の時期が過ぎると、知恵深い秋の季節(印星)を迎えます。
人で例えれば、70~80代ともいえますね…。
四柱推命では、時柱が晩年期を表し、時柱や晩年の大運が良ければ稔の秋とも言えます。

さて、上記タイトルは、春や青少年を表す「食神 双並び」です。
(食神)
・日干から生じられて、陰陽が同じもの(陰陽不配偶)。
・衣食住、福禄の星。明朗・聡明・長寿・色情という意味もあります。
・女命の場合は子供を意味する星。
・財を生じる星で、偏官(七殺)を抑える星。
・寿星とも言われている。

11個ある変通星の中で「神」が付くのはこの星だけ…。
食神は女性的な大人しい星なので、比肩・劫財(敗財)等によって生じられるのを喜ぶ。
また、食神は旺相を喜び、偏印と並ぶのを忌む。

食傷は多感な思春期の様な星です。
春にも、花が咲くうららかな春もあれば、春一番の突風のあります。
前者が食神で後者が傷官の様なものです。
純粋だが多感なガラス細工の様な時期(特に傷官)。

食神と傷官とはこの思春期の表と裏の様なものがあります。
表の部分が食神で…
人生を楽しみたいという思いが支配する星とも言えます。
楽しく、平和に、仲良く、恋をして、美味しいものを食べてのんびりと…という星とも言えます。

争うのは嫌いですので、切磋琢磨という星ではありません。
また、財を生ずる星なので、不思議と食べる事には困らない運を持ってます(倒食にならない限り)。
ただ、受身で流されやすい処もあるので、比劫や偏官等の強い星と並ばないと、事なかれ主義で人生を終わる場合もあります。

春うららかな花の様な星ですので、人気運があり愛嬌や色気もあります。
天干に食神が双並びの命式の女性は、不思議な甘い魅力を持たれた方が多い様です。
特に独身者の場合は、内縁を迫られる方もおられる様ですね…。
食神…華のある星です。

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AR・VRを通して…

2022年01月17日 | 今日の出来事


上図はある有名作家の命式です(1892.3.1.生時不明 男命)
「芋粥」や「蜘蛛の糸」等、様々な作品が有名です。
彼の命式を見ると文才を表す「壬辰」の魁ごうの干支が多く、その十二運には「墓」が多いのも何となく頷けます。

さて、干支は十干と十二支とで出来ています。
天の十干と地の十二支ですね…
十干の干は幹の一部をとったもので、十二支の支は枝の一部をとったものと言われています。
幹と枝ですね…幹と枝では幹が主体とも言えます。
柿の実は枝に付いていますが、その基は幹です。

また、天干は天ですから無形で形がありません。
地支は地ですから、形があり触ることもできます。
人間でたとえれば、心と体の様なものです。
無形なる心と有形なる体…人間の霊と肉のような関係とも言えます。
肉体も大切ですが心もとても大切です。
霊肉で表現すれば、霊は永遠ですが、肉体は100年ぐらいです。
本来は、心が肉体の上位にあるとも考えられます。

今迄は、肉体という形あるものを中心とした時代でした。
これからの時代は、肉体も重要ですが、目に見えない心がクローズアップされる時代になると思います。
肉体を維持するにはお金が必要ですが、心のご飯は愛とも言えます。
また、肉体は時間と空間の制約を受けますが、心は時空の制約を受けません。
インターネットの発達で、外国に住む離れた人ともリアルタイムで繋がる時代です。
また、心は過去の記憶に戻ることもできます。

また、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)という言葉もあり、既に企業はその様なサービスを始めたところもあります。
最近ではFacebook社も名称をMeta(メタ)に変更しました。
医療でもメタフジック(心身医学)という言葉もあり、心と魂いの両面から病気に取組む医学も出てきました。
病気の原因が感情や心にあるという考え方に由来しています。
VRゴーグルを使ってゲームをしたり観光をしたりすることも出来ますし、メタバース内のアバターを使って同じ空間で会議や買い物もできます。
現実世界と仮想空間が混ざり合った時代が到来しています。

無形世界という心や魂の世界と有形世界(肉体・現実世界)を共に考えねばならない時に来ているのかも知れません。
東洋思想の「陰陽」も干支も、無形・有形の両方を表しているとも捉えられます…
無形世界が心に影響を与え、心が体や行動に影響する時代になってきているとも…。

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性格は命式が決める?

2022年01月14日 | 四柱・その他
10~11個ある変通星の中で、一番行動力のある星は「偏官」だと思います。
偏官は野生馬みたいな星で、目的に向かって走り、義理人情にも厚いところがあります。
困っている人に頼まれると、一肌脱いでしまう人が多いよ!…と天干に偏官と偏財とが並ぶ命式の方に言いましたら…
「私は、いつも脱ぎっぱなしです」と、言っていました。
味方にして嬉しい人は偏官ですが、敵にして怖いのも偏官かも知れません。

日干:丙で天干に旺相する食神と比肩とが並び、五行にも比肩・食神に星(●)が多めの女性…
明るくにこやかな性格で、内面は女親分。…母性愛が強い人が多い様です。

天干に食神と印綬がある方。
食神は、人気の星で不思議と甘い雰囲気を持っています。
また、印綬は日干(我)を生じる星ですので、目上の人から可愛がられる運を持っています。
この二つがあると、人生 不思議と何とかなっていくようです。

天干の並びが、食神・正財(偏財)・正官・印綬等の吉星が並び、五行のバランスも良い命式…
行運の流れが良ければ、不思議と様々なものが整っていきます。
吉星の並びの命式は苦労が少ない様に思えます。

逆に、凶星が多い命式の方は苦労が多い様ですね…
しかし、その苦労を感謝してのり越えると人の痛みが分かる人になれると思います。

逸材の命式は、馬力のある凶星を吉星でコントロールしている命式とも言えますね…。

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五行のバランスが良い命式

2022年01月11日 | 四柱・その他


人には個性がある様に命式も様々です。
比肩→ 食傷→ 財星と、お金を作る役目の命式もあれば、
官星→ 印星→ 比肩と、知的な才能を社会で発揮される命式もあります。
また、財官という、現実的な命式の方もおられれば、
印綬傷官という、精神的な才能を発揮されやすい命式の方もおられます。

亡くなられたテレサテン、島倉千代子さんの歌に、「人生いろいろ」という曲がありました。
かって、小泉元首相も国会の答弁の中で「人生いろいろ、会社もいろいろ」と答弁されたことがありましたね…。
十人十色という言葉がある様に、命式にも様々な命式があり、それぞれ生れて来た役目も異なるのだと思います。

強い比肩や偏官というエンジンで世に出ていくタイプもありますし、人の力を上手に借りて活きるタイプの命式もありますが、
何かを集中して成す(世に出る)ということは、何かを犠牲にする必要もあります。
特に一代目の人は苦労されたと思います。

さて、上図は、日干:甲の某有名人の命式を自然界で絵にして表したものです。
この方は、日本の作家・政治活動家で晩年は知事もされていました。
お子様達も其々、政治家・俳優・美術家と活躍されておられます。
(彼の命式)
・日干:甲…自然界では大樹を表し、太陽に向かって真っすぐに伸びる性情があります。
高い処から見おろす様なところや、急に怒り出すところが、甲の特徴かも知れません。
・甲の大樹には何が必要かと言いますと、よって立つ肥沃な大地(己)が必要。彼の場合は、月上に己があります。
その次に必要なのが、太陽の熱と光と適度な水分。彼の命式では月上の丙と日支の午、年上の壬がそれに該当するわけですね…。
また、大木が大きく育ったなら、斧や鋸で伐採し、麓の製材所で柱や板に加工され、社会で有用な材料として使われる必要があります。
年支・月支に申酉の斧やハサミが用意されているのも嬉しいですね…。
また、大木は秋や冬に伐採しますので、日干:甲の方は酉(9月)生まれが良いと言われています。
この様な命式は、運命の土台が確りした命式とも言えますね…。
天干に並ぶ変通星は正財・偏印・食神と、優しい女性的な星が並びますが、言動には強さを感じます。
それらは、確りとした運命の土台が有ったからだと思われます。

五行が偏る特殊な並びの命式も、特化した役目を持って生まれてきていると思いますが、
この様な、バランスの取れた命式も良いものですね…。

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籠りやすい時期。

2022年01月06日 | 今日の出来事
2020年から新型コロナウィルスの蔓延で家に籠る機会が多くなったと思います。
私の知り合いのK子さん…
彼女は20代半ばのとても可愛いチャーミングな女性です。
彼女は日干:癸で天干星の並びは…
年:食神 帝旺
月:印綬  養

時:正官  絶
五行は…
木(食傷)●
火(財星)●△
土(官星)●●
金(印星)●●△△
水(比劫)●●
順行8年運。
△は干支合で新たに生じた五行。(五行の強さは●=1,△=0.5個分の強さ)
彼女の命式は、印綬と食神との並び(印綬傷官型)と印綬と正官の並び(官印両全)のミックス型とも言えます。
また、月上の中心星が印綬であることと、年上の食神の十二運が旺相運(帝旺)していることから、目上の引立てがあり、人から愛される人気運も持っています。
時上に正官がありますが、その12運は絶と弱いので、そこまでの出世欲は無いようです。
若い女性ですが、人の気持ちを考え、平和を愛する素敵な娘さんだと思います。

彼女の大運を見ると、思春期頃から30代初めまでが気になります…
もともと、天干に吉星が並んでいますので、外的な苦労は少ないと思いますが、人に悪く思われたくないので、内面的には必要以上に気を遣うらしいです。…前半の大運の影響だと思います。
勤め先でも必要以上に笑顔(食神)を振りまいていた様に思えます…。

家に帰ってお風呂に入ると、2時間ぐらいの長湯…お風呂の中で心の癒しをしていたのでしょう…
また、ストレス発散の夢。…気付いてあげれば良かったと思います。
ちょうど2年前、彼女の大運が比肩 墓に入った頃…
ひょんなことから仕事を辞めて、自分の部屋に籠る様になりました。
12運の「墓」には限られた空間の様な意味があります。
自分の部屋が一番安心できる場所なのかも知れません…。

ストレスの発散の仕方は命式によって様々だと思います。
活動的なY君はバイクを乗りまわして発散し、
正財が主体な命式のM子さんはブランド品を買って発散していました。
偏財の12運に沐浴を持つS君は女性をを誘って人生を楽しみ、
お酒やタバコや賭け事で発散している方もおられます。
中には、仕事をしていないと不安になる方もおられます。

ユーチューブに「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造「こころの隙間をお埋めします)というものがありますが、
全ての人は心の安定を求めているのだと思います。
お金があれば幸せになれると思う人は、ひたすらお金を求め…(財星)
権力があれば幸せになれると思う人は権力を求め…(官星)
知識があれば幸福になれると思う人は、ひたすら勉強をします。(印星)

四柱推命でいうところ「財官印」ですね…。
財官印が命式の天干に並び、確りした自星が出ていて、五行のバランスが良く、大運の流れも時に合っていれば最高だと思います。
その様な命式の方は、生まれつき大きな役目(天命)を持たれた方だと思います。
勿論、そうでない命式の方もおられますが、全ての方がこの世に生まれた役目があると思います。
自分の命式を知って、それを活かす生き方が一番楽しいのかも知れません。

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