新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

健康問題について(雑学)

2009年07月13日 | 健康・病気
■健康に注意の時期・生命問題(あくまでも部分的な傾向性です。正確には四柱と五行全体の判断が必要です)

・月柱に比肩星が有って、時柱に財星、そして大運に比肩星(比肩・劫財・敗財)となる場合には注意。財星が挟まれ、強く尅される。
・通常、生命に関しては生時で見ることが基本。生時不明の場合は大運で判断するしかない。
・大運が60歳以降に比肩星・財星の時、健康の問題が生じやすい。
・大運が60歳以降に冠帯が出た場合も石の冠を被る(お墓に入りやすい)大運とも言える。
・五行大過→比肩に7つ以上星(●)が固まる時期は怖い。10個有ったら危険。
・反言(日干反言)は比肩の意味が強くなる(地支は沐浴・衰~絶)。高齢な人は注意が必要。
 しかし官星があれば助かる。
・人間が病気したり、逝きやすいのは若い人では比肩が出るとき。
・静かに死ねるのは比肩の大運よりも財の大運の時と言える。
・比肩の時の方が急に逝きやすい。財星の時はなかなか○○ない。
・病気は印星(偏印)から気を付ける事。
・挟差
 年 正財
 月 印綬 死  …月柱が年と大運に挟まれる(事故等に注意)
 大 正財 死
・傷官は官星の時と、傷官の時が怖い。
・四柱に傷官のある人は、傷官の時に手術したほうが良い。
 (官星の時は手術すると尅して危ない)。
・傷官に帝旺・冠帯・建禄・沐浴のある方は手術しやすい。
 強い傷官があっても、メスが入らない人には精神的に病む場合もある。
・傷官があっても財が多ければ中和して刃物が入らない。
・五行の木と土に星(●)が固まる命式で血統に癌の方が多いと癌体質の傾向がある。
・大運・流年に比肩 死・墓・絶が並ぶ時は注意が必要。
・ピンピンコロリの四柱→官星の多い人、傷官・偏官のある人。比肩星の多い人。
・長生き、細く長くの四柱→多財星、多印星は長生きしやすい。
 食神と偏財は楽しみながら長生きしやすい。
・休囚した正財はサラリーマンの奥さんに多い。
 傷官の冠帯や正財の建禄等は経営者の奥さんに多い。
・五行安定は長生きしやすい。
・財の時の死に方は綺麗な死に方が多い。
 比肩の時はそうでもない。また、香典も少ない。
 印綬の時は世話をしてもらいながら死ねる。
・財星や印星の多い人は長生きしやすい。…無理をしないからですね。
・官殺混雑の四柱はやりたい事をやって死ねる。
 多印星の人はやりたいことをやれずに悔いを残しやすい。
・発病した歳が天徳貴人の歳の場合には助かりやすい。
・困った時には天徳方位の病院にいくべし。
・病気になった場合、自分の日干と尅している流年は注意。
 ○天尅地冲の年
 (例)
  日柱 甲申   丙申
  流年 庚寅   壬寅 …凶災発生の時。
・傷官と官星のある人は体が弱い場合が多い。健康でもどこかに脆いところがある。
・男女共に水が多い人は酒害、酒に対する抵抗力が弱い。
 水が一つか二つある人は免疫があって抵抗力がある人が多い。
・五行に金と水が固まると冷えによる病気をおこしやすい。
・水と火の尅の年は血圧等の悪い人は注意が必要。
・金の太過の人は、事故や怪我等に注意が必要。
・子宮筋腫、乳癌は水の大過の人に多い。
・自然災害も癸亥の年だとかに多い。
・同性愛者(男性)には申酉の多い人が多い様である(金尅木で木は遺伝子を表す)。
・水とは色気を意味する。申酉があって、水が多い人は多少は変わっている。
 また日干水の人は美人系統が多い。
・年月や大運、流年が相尅の時は病気になりやすい。月柱の上下の相尅もその傾向がある。
・食神:偏財は長生きの傾向があるが、食神:偏官、食神:偏印はそうでもない。
・大運の財星が死・墓・絶の時は怖い。月柱の正財の死・墓・絶は頑強ではない。
・官殺混雑(比肩星と官星)の場合は大運に比肩や偏官の時には注意。

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食神(雑学)

2009年07月09日 |  四柱推命(変通星の意味)
■食神についての内容をいくつか記入します。(部分推命的な見方ですが?)

・食神は男性の場合には色気、女性の場合には子供、そして食べ物の星です。
・女性の命式では官星二並びは不倫(二度結婚する)。食神や印綬等の抑える星が無い場合には未亡人になりやすい?
・倒食は財星が出たり、干合して財・官に△が出た場合には良くなる。
・倒食には孤独という意味もある。病気をしやすく薬と縁がある場合が多い。倒食で健康の場合には却って怖い場合もある。
・食神三並びは傷官と判断する。気力が抜けやすい。性格は食神の判断も残るが、運命は傷官の運命になりやすい。ある程度比肩星が有った方が良い。
・食神に羊刃が付いた場合には強い比肩となってしまうので、本当の食神の良さは出にくい。
・食神は地支が弱いと働きが減じて貧となる。長生・冠帯以上が良い。
・年月の食神はお祖父さん、父親が良いということ。日の地支の食神は我が妻、子が福禄が厚いということ。平和な家庭が出来る。
・倒食の流年は食べるために奔走する。
・食神の死墓絶があると、食べるエネルギーが減じる。
・財がべらぼうに多いと、食神の福禄がある程度減ずる。
・偏官が弱くて、食神が多いのはあまり良くない。偏官が強くて食神があると良い。
・食神・偏官に財星の並びは良い。また、比肩・食傷・財星の並びも良い。
・食神は肉体の補給源。
・食神の大過(過傷官)は、自分だけの考えで周りに施すことを忘れてしまう。
・食神が旺じていると月給取りになって、最初は地位・名誉は上がらないが、やがては上位に登れる星。
・食神の大過は技術・芸事・趣味を伸ばす事。
・食神、偏印の人は水商売はやらない方が良い。また、五行に三つずつあると、不慮の事故に遭いやすい。

※ 占う場合には部分的な見方ではなく、全体を見て占うのが原則ですので、上記は部分的な目安です。

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羊刃について

2009年07月07日 | 吉凶星
■羊刃について…その傾向性を箇条書きにしました。

・羊刃には比肩や劫財などと同じ様な意味がある。
・帝旺 羊刃→強く財を尅する。
 四柱に羊刃が多いと、羊刃大過といって財を強烈に尅し、男の人は妻を苦しめ再婚しやすい。
 女の人は夫を苦しめやすい。また、良い結婚が出来ない傾向がある。
・敗財に帝旺 羊刃が出た場合、大運(流年)に帝旺羊刃が重ねて出ると、災いが起きやすい。
 また、傷官が隣にあったりすると、事故や事件に巻き込まれやすい。
・羊刃と劫財(敗財)そして正財が一緒に並んでいると、男女共に再婚の運になりやすい。
・命式に羊刃が有っても官星の流年が来ると羊刃を抑えるので運気は上がる傾向がある。
・偏官七殺を中和するのは羊刃。偏官と羊刃とは互いに中和し合う。
・帝旺羊刃が出ている場合に、偏官さらに食神があれば、運命的には安定が得られやすい。
・月上 帝旺羊刃がある場合の性格は少し冷たく、家庭に潤いが少ない。
・羊刃があっても官星があれば、羊刃の悪さは半減しやすい。
・羊刃は劫財(敗財)と同じ意味なので、それらが一緒にあると、凶星が増して財産を流す。
・財星は女性から見ると家庭とも考えられる。また、男性から見ると妻とも考えられる。
 羊刃はそれらを徹底的に壊す。特に月上の劫財(敗財)帝旺羊刃は注意が必要。
 その次に比肩の帝旺羊刃。
・五行に比肩が大過して日柱に羊刃が出たら、男性の場合には妻を苦しめる場合が多い。
 また、女性も夫を苦しめやすい傾向が出る。
・羊刃はくせのある星。
・比肩、劫財(敗財)の帝旺羊刃が二並びの場合は家庭が円満になり難い。
 劫財双並び…太く短い人生。
・比肩が五行に太過すれば、財も流しやすいしいろんな問題も出やすい。
・比肩 劫財(敗財)の羊刃という意味は、冷たいという意味にも解釈される。
・比肩星が五行に大過する時に妊娠すると流産や難産になりやすい傾向も出て来る…官で抑える。
・日柱 帝旺羊刃は夫婦の円満を欠きやすい。
・時柱 帝旺羊刃は子供との縁を欠きやすい。
・50歳以上で流年が比肩になったら健康のチェックをする。
※この内容はあくまでも傾向性の一つである。正確には四柱&五行全体を見ないと正しい判断は出来ません。
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天徳貴人

2009年07月04日 | 吉凶星
■天徳貴人

四柱推命は、占いの中でも宿命的な要因が強い運命学です。
故に、命式が良くない場合はややもすると悲観的になります。
しかし、ただ一つ 利用して救われる吉星があります。
それが、天徳星といわれる大吉星です。
天徳星には、天徳貴人と天徳合があり、その二つを合わせて「天徳貴人」と読んでいます。
天徳貴人は月支から求めますが、年・月・日・時の四柱に出ますと、徳を積んだ先祖の守りを受ける事が出来ると言われて居ります(年柱の場合は少々弱いですね)。

 生月支    天徳貴人 天徳合
・亥(11月生れ)→ 乙   庚
・子(12月生れ)→ 巳   申
・丑( 1月生れ)→ 庚   乙
・寅( 2月生れ)→ 丁   壬
・卯( 3月生れ)→ 申   巳
・辰( 4月生れ)→ 壬   丁
・巳( 5月生れ)→ 辛   丙
・午( 6月生れ)→ 亥   寅
・未( 7月生れ)→ 甲   己
・申( 8月生れ)→ 癸   戊
・酉( 9月生れ)→ 寅   亥
・戌(10月生れ)→ 丙   辛

自分自身の四柱に天徳が付いておりますと、生まれつき徳を積んだ先祖の守りを受けやすい四柱になります。
四柱に無くても行運(大運・流年・流月・流日)に天徳星がめぐって来ますと、その時(時期)には先祖の守りや導きを得る事が出来ます。…故に、天徳星を活用して幸福を掴む事も出来ます。

◆天徳貴人にも強弱があります。(以下は天徳星を強い順番に書きました)
①庚・乙 の天徳が一番強く、効力も厚いとされています。
②壬・丁、戊・癸、丙・辛、がそれに続きます。
③甲・己
④巳・申、寅・亥と続きます。(地支の天徳は天干星の天徳よりも弱いとされています)。

先にも書きましたが、この天徳を大運・流年・月運・日運に現れた時に活用致します。
例えば、この天徳の日を利用して行動を移し、物事を自分に有利に進展させる事が出来ます。
また、病気の場合、天徳貴人方位の病院を選ぶことにより、自分に合った治療をする事が可能です。
天徳の年の天徳の月、そして天徳の日や時間と揃うと先祖の導き(守り・助け)はより強くなります。 
そして、四柱八字の中に天徳貴人と天徳合の二つが揃う場合には「四方干徳:しほうかんとく」の命となって、より多くの先祖の守りを受けることが出来やすいと言われています。

◆変通星との関係
・流年:比肩星の天徳→天徳の力は弱いが、旺ずる場合は何とかなるが、休囚する場合は期待は薄い。
 人との競争や、兄弟姉妹の為に力を貸す場合もある。しかし地支が休囚する場合はその効果は弱い。
(分離の問題に対して希望が叶う場合も多い)
 比肩の流年の天徳を用いて、平和に離婚が出来た実例もあります。

・流年:敗財・劫財星の天徳→比肩星の時と同様 天徳の働きは弱い。
 また、比肩の五行大過の場合は、天徳の強い働きは期待出来ません。
 この時期は大切なものを失いやすいが、四方干徳の場合は難を逃れ易い。

・流年:傷官星の天徳→官星との尅の弱い場合は天徳の効果は期待できる。
 傷官と官星との尅が弱い場合は、この時期での創業も悪くはない。
 会社創立の登記などは代表者の天徳貴人の日を利用するのも良い。
 また会社の登記は、四柱の良い日に行うと将来は発展する場合が多い。
 男子の求職や女子の結婚には良い時期とは言えない。
 しかし、天徳貴人の月日を利用すると比較的導かれやすい。
 
・流年:食神の天徳→食神星は地支旺相する場合には天徳の効果を期待することが出来ます。
 女性にとっては子供(子孫)。
 男性にとっては妻の援助あり、この時期に愛情、恋愛、結婚を考えると良い。
 また商売等では良い時期で忙しい時期となります。
 しかし、選挙や試験などは良い年ではない。
 遊びやすい傾向になるので、スケジュール管理が必要となる。
 食神の地支が旺ずれば天徳方位の学校を狙うのも良い。
 しかし、倒食の場合は天徳の効果は薄い。

・流年:財星の天徳→旺相する財星に天徳が付く場合には天徳の効果は大きい。
 五行が安定し、食傷→財と気が流れれば、財の流動の喜びが有ります。
 この時期は家屋の購入、立替、土地の購入に一番良い時期です。
 土地を探す場合も、天徳方位、天徳日を利用すると希望の買い物が出来やすい。
 また契約日も天徳日を利用すると、導かれた契約が出来る。
 地鎮祭・上棟式・引越しなどもこの日を利用すると良いでしょう。
 特に商取引などの場合、は四方干徳の流年 天徳を用いると成果を上げる事が出来ます。
 男女共に結婚や商業的な面でも良い時期です。
 しかし、財星が大過する場合には逆に金銭的な問題に注意。
 財星と比肩星が多く、その尅が強い方は金銭の貸借や保証人には注意が必要。
 その場合には、天徳日によく話し合って行うと導かれる。
 しかし財星が休囚する場合には天徳の効果は薄いので、天徳ばかりを頼る事もNG。
 財が旺ずる場合の天徳は効果が期待できる。

・流年:官星の天徳→女性の場合には良い官星に天徳が付く年に結婚すると良き夫を得られる。
 (男性もその様な傾向があり)。
 また、官星の時期は変動や変化も起こりやすい時期。
 しかし、官星太過でなければ天徳を利用すれば上手くいきやすい。

・流年:印星の天徳→学問・技芸・仕官・求職・試験・選挙などを暗示するのが印星。
 その印星に天徳が付けば、その志望が達成しやすくなる。
 天徳星の付いた印綬の時期には良い教えや気付きが得やすく、内面が豊かになりやすい。
 特に印綬には目上の引きたてという意味もありますので、印綬の天徳は最高です。
 印綬に付く天徳の年の結婚等は、目上の紹介や見合い等で良い縁を得ることも多い。
 旺相する印星は良いが、休囚する印星は稔が少ない場合もあります。
 天徳日に契約書の交付を行うと、契約時に起きるトラブルが少なくて済む。
 

◆健康と天徳貴人
天徳方位の病院を選ぶと、自分の体質や病気に合った治療を得られる傾向がある。
治る病気なのに中々良くならない場合は、天徳方位の医者や病院に行かれると良い。
(現在住んで入る自宅から見ての天徳方位です)

◆「天徳星」には人間の精神性を高め、目覚めや悟りに導く効果があります。
「天徳星」が現われる時期に、天職と出会ったり、より善なるものに目覚めることがある。
宗教関係の人であれば、この時に祈祷するとより次元の高い世界と通ずるという効果もある。

※天徳の日や天徳方位は上手く活用して下さいね。
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