新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

「中国の格言」より。4.5

2014年08月25日 | 四柱・その他
<より良い人生を送るために>

4番目は「積陰徳」です。
これは、人知れずに行う善行であり、世間に知られない行いです。そして、良いことをすると、それが自分にも返ってくるということです。陰徳あれば陽報ありともいい、陰徳を積むことが人間には大切であり、これが開運にもつながります。
●陰徳…陰で積む徳なので、人からの評価は無いが神仏が評価をする。…徳の貯金の様なもの。
●陽徳…表で積む徳、人の評価を受けることができるが、その時点で報いを受けるので、徳の貯金は出来ない。

5番目は「読書」です。
これは、学習する、勉強すると言う意味である。
また広く言えば、何かの技術・知識を習得し、何かの経験を積むとか、修行や研究なども指す。

いかなる人でも、どんなに才能豊かな人でも、この段階から出発するのであります。

※真剣に勉強し、人知れず善行を積を積み、よき風水の地を得ることによって、運勢も向上し、やがては「命」をも改善することができる。


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「中国の格言」より。3

2014年08月22日 | 四柱・その他
<より良い人生を送るために>

3番目は「風水」ですね。
風水とは環境学のことですね。
そして、「陰宅風水」と「陽宅風水」とがあります。

●陰宅風水…父母や先祖をどの地に埋葬するか?
そして、墓の向きをどうするかといった墓地の環境が自分や家族や子孫の繁栄に影響を与えると言われてきた(墓相)。

●陽宅風水…地上に生存する人間が、居住・仕事等、人としての営みをなす「場」である建物と、その敷地を「陽宅」といいます(家相)。

風水看法には「巒頭」と「理気」の二つがある。

●巒頭(らんとう)は、目で見える地形や自然または人工の造形物(石、森林、河川、湖沼、建物、道路、電信柱等)の吉凶や影響を判断する技法です。

●理気(りき)…無形なものを判断するのが理気で、羅盤を使用するのが基本です。
理気は陰陽五行理論や易学に基づく、様々な中国思想のロジックを用いて判断します。
目に見えない方位や時間に対しても判断できる特徴があります。

※ 集中豪雨が続き土砂崩れが多いですが、これらの場所は地理風水的には要注意ですね。
※ 良き風水の地に住むことができる人生は、生まれ持った福徳によるとも言われる。

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「中国の格言」より。 2

2014年08月18日 | 四柱・その他
<より良い人生を送るために>

私達の人生に一番大きな影響を与えるのは「命:めい」です。
詳細は昨日のブログで書きました。
それでは、二番目に影響を与えるものは何でしょうか?
それは、「運」です。…今回は2「運」について書きたいと思います。

2.「運」について。
後天運(四柱推命でいえば大運)のことですね。
たとえ「命」が良くなくても、運の巡りに恵まれなければ苦しい日々を送ることになり、逆に「命」が悪くても、運の巡りに恵まれれば、潤いのある日々を送れます。
ですから、「運」の到来を待つより他はないと言っても良い。
季節でいえば運の春・夏・秋・冬の様なものです。
運は「命」に次ぐ影響があります。

※ お米で例えるならば、高品質の美味しい、魚沼産の「こしひかり」があったとします。最上級のお米ですね。
四柱推命でいえば、良い命(命式)のお米みたいなものです。しかし、お米が育つには、梅雨の時期に雨が降り、田植えに必要が水が確保される必要があります。また、稲が育つ夏には適度な水と、暑い日差しも必要ですね。そして、収穫前には台風に遭わないことも重要ですね。…運の巡りが良いということは、必要な時期に必要なものに出会い、大切に時期に邪魔が入らない様なものですね。

当方の流派では、月上の天干星をその命式の中心星として判断します。
例えば、月上の天干星が「正財」の場合ですが、正財を強く尅する星は「敗財・劫財」です。
もし、運の巡り(大運)に敗財・劫財が来ていれば、その時期は自分自身の良さが出難い時期といえます。
良さが出難いどころか、命式によっては、財という宝物を失いやすい時期といえます。
(財=宝=大切なもの…健康・お金・人間関係等を失いやすい時期ともいえます)。

続く…。

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「中国の格言」より。

2014年08月17日 | 四柱・その他
「中国の格言」に以下の様なものがあります。

<より良い人生を送るために>

★ 一命、二運、三風水、四積陰徳、五読書 です。

まず、一番大きな影響があるのが「命:めい」です。

1.命…宿命というか、持って生まれた運命というか、その人の先天運(先天的傾向性)のことであり、最も大きな影響力を及ぼすとされる。…この「命」は四柱推命で割りだすことができ、四柱推命の命式を読み解くことで知る事が可能。
先天運を知る事が「知命」で、それを活かすのが「立命」ともいえる。

本日の朝9時からのNHKの「日曜討論」という番組で「女性活躍へ”指導的地位”30%」というものがあった。
日本も少子高齢化の中、女性達に社会で活躍してもらわねば…という安倍政権が掲げる内容のディスカッションだった。
労働人口が減少する中で、女性に頑張って欲しいという内容だった。

日頃、鑑定をしながら思うことだが、命式には主体的な命式と相対(客体)的な命式の二つがあります。
四柱推命では、命式は生まれた年月日時の四つのエネルギーを干支(十干・十二支)という文字で表現しています。
十干には、陽干と陰干とがあるが、陽干の持つ性質は男性的で全体を意識しょうという思いがあり、比較的主体的な性質があります。また、陰干の持つ性質は女性的で部分的な範囲に意識を持ちやすく、やや相対的な性質がります。

また、十二支にも陰陽がり、それぞれ強さや性格も違います。

変通星では、特に主体的(男性的)な星は比肩類(比肩・劫財・敗財)と官星(偏官・正官)です。
そして、その十二運が旺相(長生・冠帯・建禄・帝旺)していますと、日陰に咲く百合の花ではなく、自分自身が輝きたいという願望が強くなります。特に月上や年上(特に月上)の天干星に偏官などが出て、その十二運が旺相している場合は、夫の代わりに頑張りたいという性格になります。私(女性)が外で仕事をするので、あなた(男性)は家事をしてね…という場合もあるかも知れません。
命式に官星が並び、その十二運が(建禄・帝旺)強く、五行に家庭を表す財星が不及(無い)の場合…家庭よりも仕事を好む女性が多いですね。また、その様な命式の女性でありながら、仕事を持っていない場合は、子供の育児に夢中になり、子供が学校から帰ると、やれ 塾や習い事へと子供の追っかけをする場合も出てきます。
確りとした官星(偏官・正官)を持った女性は、社会で活躍したいと思うものです。

逆に官星や比肩星が弱く、変通星も女性的な正財や食神が多い命式はあまり働くのは好みません。家に居て夫や子供の帰りを待ち、洗濯や家事を好む女性が多いですね。また、食傷や財星が多い女性は子育ても上手く、子供運も良い方が多いですね。
今の日本の現状を見ながら政治がリードすることも必要ですが、命式そのものを変える事は出来ません…。
政府には、命式本体に確りした官星を持つ女性達が活躍できる環境(風水)作りをお願いします。

次回は、「二運」について記入します。
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五常

2014年08月12日 | 五行
五行には五常が割り振られています。

○ 木:仁…思いやり。いつくしみ。なさけ。特に、儒教における最高徳目。

○ 火:礼…社会秩序を保ち、人間関係を円滑に維持するために守るべき、社会生活上の規範。礼儀作法・制度など。

○ 土:信…うそのないこと。まこと。誠実。疑わないこと。信用。

○ 金:義…人として守るべき正しい道。道義。道理、条理。正義、

○ 水:智…物事をよく理解する。賢い。わきまえていること。

五常は人が常に守るべき五つの徳目(道徳)。


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八卦(はっか)について。

2014年08月11日 | 易・断易
宇宙の根本は「太極」です。
太極とは「陰」と「陽」とが混ざりあった状態をいいます。
例えて言えば、「泥水」があるとします。
泥水は水と泥とが混ざり合ったものです。
その泥水をコップに入れて数日放置しますとどうなるでしょうか?
コップの上の方は澄んだ水となり、下の方には泥が沈殿します。
澄んだ上の方の水が「陽」で、沈殿した泥が「陰」となります。
自然界では陽は澄みわたった青空(天)の様なもので、陰は大地ですね。
陽は無形の「+」のエネルギーで、地は有形の「-」のエネルギーです。
人間で云えば、陽は無形な「心」で、陰は有形な「体」ですね。
心(陽)が主体で体(陰)は対象の立場ですね。
また、男性は陽で天(肩幅)が広く、女性は地(腰幅)が広いのもそのせいです。
太極という原因の世界が陰陽で出来ているので、結果という万物世界も陰陽で出来ています。
鉱物:陽イオンと陰イオン。
植物:オシベとメシベ。
動物:雄と雌。
人間:男と女。等、全てが陰陽から成り立っています…(両儀)。

陽の中には老陽(+・+)と少陰(+・-)とがあり、
陰の中にも少陽(-・+)と老陰(-・-)とがあります。
この四つを四象といいます。

また、老陽から☰(乾)と☱(兌)が生じ、少陰から☲(離)と☳(震)が生じます。
そして、少陽から☴(巽)と☵(坎)が生じ、老陰から☶(艮)と☷(坤)とが生じます。
この八つを八卦(はっか)と言い、それらを自然界や人物で表すと下記の様になります。

正象・自然・人物

①☰【乾:天・父(夫)】 

②☱【兌:沢・少女  】

③☲【離:火・中女  】

④☳【震:雷・長男  】

⑤☴【巽:風・長女  】

⑥☵【坎:水・中男  】

⑦☶【艮:山・少男  】

⑧☷【坤:地・母(妻)】

①と⑧は対、そして②と⑦、③と⑥、④と⑤も、それぞれ対になっています。
続く…。
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病気(五行)

2014年08月06日 | 健康・病気
基本的には陰陽五行のバランスが重要ですので、命式中の五行が陰だけとか、陽だけというのもあまり良くないですね。
また、五行がどこかに固まり過ぎるとか、欠けたりするのも良くはありません。
命式や行運の五行が上手くバランスよくとれている場合は、比較的健康な時期とも言えます。
そして、多過ぎる五行を尅す五行や泄らす五行が巡ってきたり、弱い五行を生じる五行が来る年等には五行のバランスが整いやすく、心身の調子も整いやすくなります。

(下記は五行と病気について書いてみました)

○五行の太過と不及のところがウイークポイントになります。

(木)…肝臓・けいれん・不眠症・神経・首から上の病気・癌。

(火)…心臓・眼病・火傷・脳溢血・循環器。

(土)…胃腸・大小腸・ポリープ・癌・足の疾患。

(金)…骨・筋肉・呼吸器・リンパ・歯・骨・アレルギー・三半規管・皮膚・事故。

(水)…腎臓・泌尿器・婦人科・冷え・性病・血液・血圧・アルコール。

・木が強くて、土を尅すと胃腸病になりやすい。
・五行に金と水が固まると、冷えから来る病気に注意。
・五行の木と土に星が多いと癌体質になりやすい。
・木が強くて、金を反尅すると腺病質になりやすい。
・水の太過は婦人科系に注意。
・火が固まり過ぎると心臓や眼病に注意。また、強い水が火を尅す場合にも注意。
・強い火が土を乾燥させながら、金を尅すと皮膚病に注意。強い火が金を尅してもアレルギ等にも注意。
・木の太過や、強い金が弱い木を尅すと肝臓や神経痛・ノイローゼ等に注意。
・金の太過は事故や怪我、骨折等にも注意。

倒食の時期や、荒れる偏印や偏印の十二運に病が付く場合。また、強い比肩(劫財・敗財)が出て、財を尅す時期は病気等に注意。
傷官が強く偏官を尅す年等は事故等にも注意が必要。
反言の流年や比肩星の十二運に墓が付く年も注意。
※ 中年を過ぎたら、偏印の年には健康診断を必ず受けて下さい。

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